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五家荘

 先日、五家荘を訪れサイトに写真を紹介しました。>>こちら

 五家荘は、熊本県泉村・・・宮崎県との県境に近い九州山地の最も奥深くにある5つの集落「仁田尾(にたお)」「樅木(もみき)」「久連子(くれこ)」「椎原(しいばる)」「葉木(はぎ)」の総称です。このうち、仁田尾と樅木は平安時代に藤原氏によって太宰府に流された菅原道真の子孫である左座(そうざ)家が隠れ住み後に庄屋となり、九連子、椎原、葉木の3つの集落は壇ノ浦の合戦に敗れた平清経(きよつね)の孫3人が緒方家を名乗って隠れ住んだと「肥後國白鳥山五家傳」「肥薩国史」に記載されており、平家物語のその後を語るには欠かすことの出来ない地域ですので、椎葉と並んで何度でも訪れたいと私に感じさせる地域です。

 前回五家荘を訪問したのが1999年のゴールデンウイークでしたので4年半ぶりで季節は春と秋でちょうど真反対ということになります。五家荘の風景は四季折々に美しい姿を見せてくれますが、新緑の5月にも負けず劣らず今回出会えた紅葉の山々はすばらしいものでした。五家荘といっても山の南側か北側か、標高はどのくらいかによって紅葉のすすみ具合は全く異なるようですが、平家の里周辺の紅葉はまさに「燃える」という表現がぴったりでした。紅葉の時期は毎年異なるそうで、すばらしい紅葉に出会えるかどうかは日程がさほど自由にならない私たち旅行者にとっては「運任せ」であるようです。わたしが今回訪れたのは10月31日でしたが、まさに「大当たり」だったようです。

 五家荘は旅行パンフレットには「九州最後の秘境」などと書かれています。五木村は川辺川ダム建設の関連で村自体が移転してしまい、また道路も非常にすばらしい快適な道路が建設されましたので観光の対象としての秘境とは言えなくなっていますし、椎葉は確かに周辺の山々は秘境の趣がありますが、椎葉の町自体は一カ所に集まってそこそこの規模ですし、近代的な建物も多くありますので「秘境」とは呼びづらい部分があります。その他に九州内に「秘境」と呼ぶことが出来る地域を確かに思い浮かべることは出来ませんのでここは確かに九州最後の秘境なのかもしれません。

 ただ、五家荘にこの紅葉美しい季節に訪れて、しかも平日にもかかわらず目にしたこの光景は・・・。

 これは樅木の吊り橋。高い方にあるあやとり橋の様子です。

 五家荘は観光で訪れると目的地は限定されてしまいますし、道路状況が良くないのでどうしても自動車が団子状態になってしまいがちですので、自ずと多くの観光客が一カ所に集まってしまうのですが、樅木の吊り橋では自家用車組がいくつかと観光バスが4台も集まってしまい、おそらく総勢百人以上がぞろぞろと列をなして橋を渡る羽目になってしまいました。本当は目もくらむような高さにあるはずの吊り橋も後ろの人に迷惑をかけないように前の人に合わせて渡っていくだけで立ち止まってまわりの景色を楽しむ余裕もさほどありません。大げさでなくJR下関駅の通勤時間に匹敵する混雑になってます。

 この翌日から三連休に突入しますのである程度の人出があることは予想していたのですが、それを少しでもさけるために仕事を休んで平日に足を運んだにもかかわらずこの混雑・・・。林業とともに観光は泉村の重要な財源で、それがここに住む人たちの生活を支えていると思えば喜ぶべき事なのでしょうけれど・・・なんかイメージ違うな・・・と思わずにはいられませんでした。

 本編にも書きましたが、道路の方も徐々にですが改良され、一部分ではきれいな往復二車線の舗装道路になっています。わずか4年半前でさえ、アスファルトはぼろぼろに痛んでいて、ロードクリアランスの小さい私の車はアスファルトの亀裂にタイヤを落とさないように気を遣いながら運転しなければなりませんでしたし、ところどころには大きな岩が上から転げ落ちて砕けていて、時にはよけながら、時には車から降りてその岩を抱えて移動させてながら先へ進まなければならない状況でした。そうして道を開いている最中にまた同じような岩が落ちてきたら・・・と思うと、携帯電話も使えず、出会う車もないこの山中は私をとても不安にさせました。

 今回は道幅が狭いことは相変わらずでしたが、アスファルトも最近補修されたようで黒々とした路面に白い路側のラインが印象的でしたし、ガードレールもかなり大規模に改修されているようでした。前回はいかにも地元の人が特産品を持ち寄って臨時に商売をしている・・・という雰囲気だった二本杉展望台も、立派な売店兼レストランが建ち、道の駅の様相を呈していました。「秘境なんだから道路もそれらしいままにしておけ」と言うとそれはそこに住んでいる人たちの生活の利便性を無視した心ない発言ということになるのだと思いますし、アクセスが改善されて多くの人がこの美しい自然に触れることが出来るようになることはすばらしいことなのでしょうけれど、正直少し残念な気もしました。また改めて、「どう考えても観光客が寄りつきそうにない季節」に出かけてみようと思っています。

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