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おびお版平家物語を旅しよう
五家荘2003 <<平家の里>>

 今回最後に訪れたのは平家落人伝説を紹介する泉村の施設「平家の里」です。
 本当に紅葉がきれいで、まさに「ベストシーズン」でした。職員の方によると毎年紅葉の見頃は異なるそうで、「運が良い」とのことでした。

 ここでは売店で「平家まんじゅう」なるものが売られていましたので購入してみました。1個70円。そばとよもぎがあるそうですが、よもぎはふかし中ということでしたのですぐにこうにゅうできるそばを2個買いました。

 中は小豆あんでとっても甘くて・・・実は、樅木で購入したよもぎまんじゅうと同じ物のようです。それぞれのカ所で蒸しているようですが、もともとはどこかの工場で作られた同じ製品が供給されているのかもしれないですね。

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おまけ

 前回五家荘を訪れたのが1999年春

 4年半が経過していますが、前回工事中だったカ所も道路の改良がすすんで、ずいぶん車を走らせやすくなっていることに驚きました。至る所で破損していたガードレールは修復され、ガードレールの無いカ所の多くにガードレールが作られていました。前回は道路にごろごろと転がっている岩を手で取り除きながら、あるいはアスファルトに出来た穴ぼこにタイヤを落とさないように気を使いながら走ったことを考えると本当に楽になりました。

 上の写真は下関へ戻る直前に二本杉展望台から撮影したものです。二本杉展望台も前回は模擬店のような店が並んでいるだけでしたが、立派な食堂兼土産物屋が出来ていました。

 総延長からすれば依然として離合も出来ないような狭い道がほとんどなのですが、観光客誘致と住民の生活の質の改善のための工事はこれからもどんどん進んでいくことでしょう。同じ秘境といわれていた五木村が高速道路かと思うような近代的な舗装道路で貫かれたことから考えても・・・五木村には川辺川ダムの建設がかかわっているとはいえ・・・九州最後の秘境といわれる五家荘も容易なアクセスが確保されてしまうのはそう遠くないことかもしれないですし、そうするとその趣を失ってしまうかもしれませんね。

 もうひとつ印象的だったのは平家の里の切符売り場の女性。

 観光客と会話するときには何の違和感もない標準語ですが、電話で(おそらく親しい知人)と話すときは独特の現地の言葉でした。接客という観点からはわかりやすい言葉でしゃべってくれるのはうれしいのですが、なんとなく違和感があったのは確かです。

 なんだか、街から小奇麗な乗用車や豪華な観光バスでやってきて、慌しくばたばたと走り回って去っていく「お客様」として扱われているようで・・・。いや、確かにその通りで、五家荘で日々生活している人と、そこへ興味半分で数時間だけ訪れる人との間の壁をなくせというのは無理な話なのですけど、ホストとゲストという関係は五家荘には似合わないと思います。

 売店に座ってにこやかに標準語でお土産を売ってくれる女性や、展示室の窓口の中におしゃれなスーツで座って切符を売ってくれる女性よりも、樅木のバラックの売店で不器用によもぎまんじゅうを包んでくれたおじさんの素朴な振る舞いの方がこの地にはふさわしいといってしまうとそれはこの地で暮らしておられる方に対して失礼なことなのでしょうか。

 


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