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五家荘〜秘境ルート
樅木(もみぎ)の親子吊り橋です。泉村の平家の里の近くにあって、大きな渓谷をまたいでいます。 川辺川上流の五家荘の一つ樅木にある吊り橋で一本目のあやとり橋(写真左)は昭和63年に架け替えられたもので長さ72m、高さ35m。2本目のしゃくなげ橋は長さ59m、高さ16mで、平成元年10月に完成。 案内板によると、この橋はもともとは観光目的でなく小学生の通学などの生活道路だそうですが、近隣には民家などほとんどありません。 大きな駐車場も整備され、土産物屋も開店しています。 |
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樅木の吊り橋の近くに椎葉へ続く林道の入り口があります。 ここだけを見ると、林道といってもかなり整備されているようにみえますが・・・ |
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あっという間に道路はご覧の通り。五家荘へ至る道路はさすがに国道だけあって、ガードレールなどは整備されていましたが、この林道は崖っぷちにもガードレールなど無く、路肩のアスファルトが崩れかかっているところや、土手が崩れて道路が一部分ふさがれているところ、急なカーブや急勾配の連続です。 | |
1時間以上も林道を走ると、またまた突然道が開けて、御池休息広場というのがありました。そこの案内板に寄りますと・・・ 「寿永4年(1185)壇ノ浦の合戦に敗れた平家の残党が追っ手を逃れ、、ここからすぐ下の集落に隠れ住んでいましたが、辛夷(こぶし)の花が辺り一面に白く咲いたとき、源氏の追っ手の旗と思いこみ、観念した平家の落人は御池に上り自害したという伝説があります。頂上付近には原生林の中に、1の池、2の池、3の池と呼ばれる湿地帯があります。」 ということで、御池への登山道がここから山に向かって延びています。 乗用車10台分程度の駐車場とお弁当を広げられるような屋根付きのテーブル、軽い運動器具などが設置されています。 |
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さらに1時間近く林道を走ると、やっと民家が見えてきます。 |