■■■■平家雛流し神事(赤間神宮)
2002年3月2日
平家雛流し神事が赤間神宮で行われました。
平家雛流し神事は人の代わりに人形を流すことで罪や汚れを洗い流し、無病息災をいのるものであると同時に、源平の合戦で入水した安徳天皇と、滅亡した平家一門を慰める意味も含まれています。
拝殿には市内の幼稚園児らが作った紙ひな二百体が奉納され、水庭では短歌や俳句の会の代表14人が狩衣(かりぎぬ)や千早(ちはや)をまとい、杯が目前に流れ着く前に短歌や俳句をしたため披露する「曲水の宴」を繰り広げました。
その後参列者達は赤間神宮前の海岸からそれぞれの思いをこめて奉納した紙雛を関門海峡に流しました。
関連情報
用語解説
狩衣(かりぎぬ)・・・平安時代の公家の常用略服
千早(ちはや)・・・こちらをご覧下さい
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