彦島iランド
武蔵と小次郎の決闘
巌流島の決闘は、源平の合戦や明治維新のように社会が大きく変化する出来事ではないので、公式な記録があまり残っていません。しかし、当時から大きな関心事でしたから、時を経て語り継がれ、390年経った現在、諸説が存在します。
その中で参考になるのが北九州市小倉北区手向山の「武蔵の碑」と、巌流島の決闘から110年後に完成する「二天記」、武蔵自身が著した「五輪書」ということになるでしょう。武蔵の碑は、承応3年(1654年)、巌流島の決闘から45年後に、武蔵の養子で小笠原藩家老職の宮本伊織によって建立されたもので、武蔵が二刀流を編み出した工夫、巌流島の佐々木小次郎との決戦までの状況などが書かれ、剣聖・宮本武蔵をたたえています。
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