彦島iランド
武蔵と小次郎の決闘
 遅れたことをわびもせず黙って木刀を構えます。怒り心頭に達した小次郎が刀を抜き、鞘を後ろへ捨て去ったときの武蔵の言葉があの有名な「小次郎!破れたり!」でした。勝者は刀を鞘へ戻さなければならないからです。そんなことにはかまわず小次郎は武蔵へ斬りつけました。小次郎の刀は武蔵のはちまきをふたつに切り裂きましたが、その時、武蔵の木刀は小次郎の頭をしっかりとらえていました・・・。
 武蔵はとどめも刺さずにそのまま帰ってしまい、島へ上陸していた武蔵の弟子達によって小次郎はとどめを刺されたという話も残っています。
 当時の人は小次郎に同情的で舟島に墓を建て懇ろに弔いました。
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