■■■■ナイスビューパーク(旧・彦島有料道路内)
下関市市報「みらい」2004年8月15日号より
下の写真は、下関竹崎と六連島の間を結ぶ市営渡船から彦島のナイスビューパークを見たところです。画面左側のコンクリートの建造物は彦島有料道路の彦島大橋です。画面の中央に小さく写っているのがナイスビューパークの風車で、そのうしろの方一帯が老の山公園になります。
彦島も中央部分や南側は宅地開発で山は次々に削られてなくなっていっていますが、このアングルから彦島をみるとまだまだ緑が残されているように見えます。
新・下関百景より「彦島大橋にオランダ風車」
彦島有料道路が開通したのは1975年。開通20周年を記念して1995年3月22日、県営彦島有料道路管理事務所のパーキングエリアに、オランダ型の風車が完成しました。
建設にかかった費用は5000万円は日本宝くじ協会が負担し、県道路公社が建てたものです。
建物は高さ13.5メートルの鉄骨造り4階建てで、1枚7メートルもある羽根が4枚取り付けられており、響灘からの風を羽根一杯に受けて回っています。
風車は回転することによって、最大2000ワットの電力を発電することが出来ます。発電された電力は室内灯や外灯、さらに時計などを動かすために使われているということです。
塔の中では風力発電の仕組みや、風車付近の名書などを紹介したパネル、模型などが展示されています。
そこからは六連島をはじめ北九州や北浦の海岸線の眺望が楽しめ、年間を通じて無料で開放されています。一度訪れてみてはいかがですか。
下関市報「潮風」1995年6月1日号より
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