■■■■海と共に暮らす

彦島といえば工業の島、北九州市のベッドタウン、なんだかゴチャゴチャした島・・・というイメージがありますが、島のくらしは海とは切っても切れないものです。

 彦島の朝はこの風景で始まります。
 坂道の多い彦島。
 坂を下れば目の前は海。
 これは彦島の定番の風景です。
 毎朝7時を過ぎた頃、韓国釜山からのフェリーが下関に到着します。上の写真は下関国際ターミナルに接岸直前の釜関フェリー「ソンヒ」。日本の同型船「はまゆう」と毎日交互に彦島の朝に元気な姿を現します。
 船の向こうの対岸は北九州市の工業地帯。彦島からなら九州に手が届きそうです。
 この写真は2006年10月7日に彦島向井町から撮影しました。

 現在のように多くの人が長距離列車や飛行機で旅行に出かけるような広い行動範囲を取る前の彦島は北九州・福岡周辺に住む人のリゾート地でした。現在は見る影もありませんが白砂青松を絵に描いたような海岸線が続き、海水浴のシーズンになると浜辺は多くの観光客で埋め尽くされたそうです。
 下関市内の海水浴場で常設の海の家があるのはここ、彦島だけということからもかつての反映ぶりが感じられます。
 近年は、自家用車の普及により、より美しい海を求めて海水浴客は北浦方面へ向かっていますが、彦島ではマリンレジャー開発にも力が入れられており、ひこっとらんどマリンビーチやプレジャーボート泊地の整備が続けられていますいます。

 彦島には5つの小学校と2つの中学校、1つの中等教育学校があります。それらのうちのいくつかからは海が見えます。子供たちは海峡を行き交う客船、貨物船、時には潜水艦、さまざまな働く船と時間ごとに四季折々に表情を変える関門海峡を見ながら育っていきます。

 彦島の海岸線はその半分以上が関門海峡です。
 関門海峡は鳴門海峡、来島海峡についで日本で三番目に潮流の早い海峡で、その最大流速は時速20キロにもなることもあります。
 彦島の港を守る防波堤は膨大な量の海水が時速20キロもの速度で衝突していることになりますので、一般の港よりもはるかに強固であることが求められ、また潮流による痛みも激しいものです。彦島の防波堤ではしばしばこのように補修工事をしている様子を見ることができます。

 彦島の南部は関門海峡を隔てて北九州市と相対しています。
 関門海峡は海上交通の要衝で、島のあちこちで多くの船が行き交う光景を見ることができます。上の写真の対岸はもう九州。中央の大きな船は韓国釜山と下関を結ぶフェリー「SEONG HEE・ソンヒ」で、朝日を受けて下関に到着したところです。彦島を通過すればあとわずかで下関港に到着です。
関釜フェリーのサイト

 市場が休みの日の昼下がりには彦島の船だまりのあちこちで漁具の手入れをする漁師さんの姿を見ることができます。

 海峡に春霞がかかる季節は気候は温暖ですが海水浴にはまだ早く、この頃の浜辺は海水浴シーズンよりもむしろ表情豊かです。来るべき海水浴シーズンのために海岸に打ち上げられた海草を燃やす海の家の主や、海水浴シーズンになると入れなくなる浅瀬でジェットスキーやプレジャーボート遊びを楽しむ若者、子連れで散歩する近所の家族連れなどの姿が見られます。

 彦島には景色の良い公園が3つあります。彦島ナイスビューパーク、老の山公園、そしてこの彦島南公園です。三つの公園の中で唯一関門海峡に面している彦島南公園は急峻な海軍山を開いて作られており、公園のすぐ脇を巨大な貨物船が行き交います。対岸の九州も目の前で、遠方から来た旅行者が「あっ」と驚くような不思議な景色も地元の子供たちにとってはごく日常の風景です。

 彦島で見る夕日は北九州の工業地帯に沈みます。
 様々な表示を見せた彦島は日没と共に静かな住宅地へと姿を変えます

 

  
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このページの更新履歴
 2005/02/13 公開
 2006/10/08 朝のソンヒ追加

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