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数理科学 バックナンバー

数理科学
2009年1月号
グラフィックでわかる物語--イメージから広がる直感的理解/目で見て学ぶ量子力学(7)-二重スリットの実験のその後/視覚の科学と数学(6)-色の知覚と錯視

数理科学
2009年2月号
発展する量子力学-21世紀の「量子力学的世界像」/物理の道しるべ・研究者の道とは何か-科学者の錯覚/問題例で深める物理-物理学の縦糸と横糸

数理科学
2009年3月号
方程式に潜む対称性-“美しき”から探る方程式の見方/数学の道しるべ・研究者の道とは何か-偶然の連続/問題例で深める物理-古典力学と量子力学の対応
     
           

数理科学
2008年1月
アメーバの迷路解きに学ぼう/樟脳運動の数理モデル/泡の動きを視る/振動から時空間パターンへ/感染症の伝播を視る/3次元チューリングパターン/オーロラをコンピュータの中で作ろう/バクテリアコロニーに現れる雁木パターン/P2Pネットワークと複雑ネットワーク

数理科学
2008年2月
特集:「ゲージ重力対応」
本テーマは,ここ10年ほどの間に超弦理論の進展の主軸となっている概念です.これは,素粒子物理と弦理論の歴史的な発展の上でも重要とされているゲージ理論と重力理論の互いの関係性を明らかにするもので,双方の理論の言葉によって同じ物理現象を記述することができる,という画期的な見方として注目されています.本特集では,これまでの歴史的発展の概観も含め紹介していきます.

数理科学
2008年3月
特集:「現代物理のための数学キーワード」
現代数学は日々,進歩しており新しい用語や定義,理論などが次々に登場しています.そして,新しく登場した用語や定義,理論は現代物理へ次々と使われるようになってきています.そこで本特集では,そのような現代数学で新しく登場した圏や関手,層,ホモロジー,ホモトピー,モジュライなどをキーワードとして,それらが物理でどう応用されているかを紹介します.

数理科学
2008年4月
特集:「現代数学はいかに使われているか[解析編]」
本特集は以前組まれた2007年4月号「現代数学はいかに使われているか[代数編]」に次ぐ特集です.現代数学の中でも特に解析学と関係する自然科学,社会科学,工学の考えられるトピックスを可能な限り幅広く挙げて,それらの諸分野との交流により,現代の解析学がいかに創られ,使われているかを本特集では取り上げていきます.

数理科学
2008年5月
特集:「物理と数学の難所」
自然科学の歴史を見ても,物理と数学ほど密接に関係し合いながら発展した学問はありません.長い時を経ながら解明されてきた問題の中には,未だに理解するのに困難とされる壁があります.本特集では,そうした物理と数学を学ぶ上で理解に苦しむ概念や,古今を問わず初学者にとっての難所,研究者にとっての難所を取り上げます.

数理科学
2008年6月
特集 線形代数の力~その歴史から多彩な応用まで-線形代数小史/線形空間とは何か/固有値問題とは何か/線形代数と幾何/数学の道しるべ プリンストン研究所滞在記-松本幸夫/線形代数で語る画像圧縮入門-川本一彦

数理科学
2008年7月
特集 物理的思考法のすすめ~諸分野におけるキーポイント-物理学と数学/場の量子論の考え方/ゲージ理論の美しさからのヒント/目で見て学ぶ量子力学-外村彰/数学の道しるべ 三角関数への列車の旅-黒川信重

数理科学
2008年8月
特集 数の魅力-秘められた深遠なる美と無限/[連載]目で見て学ぶ量子力学(4)-干渉性の良い電子の波/物理の道しるべ・研究者の道とは何か(3)-履歴書の裏窓

数理科学
2008年9月
トポロジカルな弦の世界-広がる新しい幾何学像の探求/[物理の道しるべ]研究者の道とは何か-できそこないの物理学者の歩み/[数学の道しるべ]研究者の道とは何か-ささやかな経験/[連載]視覚の科学と数学-ウェーブレット・フィルタは脳内に存在するか?

数理科学
2008年10月
ポアンカレ~知の巨人が放った創造性の至宝-ポアンカレの水晶玉、ポアンカレの哲学、ポアンカレと保型形式、ポアンカレと非ユークリッド幾何学、ポアンカレと力学系、ポアンカレに学ぶ、他/視覚の科学と数学-視覚の非線形数理モデルと錯視発生のシミュレーション/[数学の道しるべ]研究者の道とは何か-私はどうして数学者になったか

数理科学
2008年11月号
特集 物理と論理~概念規定と論理構造をとらえ直す-巻頭言、慣性の法則と慣性系の存在について、平衡と非平衡の熱力学・統計力学~ミクロとマクロを結ぶ論理~、Maxwellのデーモンと情報熱力学、他/目で見て学ぶ量子力学-二重スリットの実験/視覚の科学と数学-錯視発生のシミュレーション/新しいウェーブレット・フレームの開発/物理の道しるべ~研究者の道とは何か~-Knock the door

数理科学
2008年12月号
特集 確率論的物理観~数学と物理の共進化-「数学のノーベル賞」と統計物理学、三角格子上の臨界パーコレーションの共形不変性、群の表現論と極限定理、他/視覚の科学と数学(5)-視覚の数理モデルのためのウェーブレット・フレーム/物理の道しるべ 好きなことをしていたら-古澤明/数学の道しるべ あきらめないで-森下昌紀
数理科学 バックナンバー 2007年7月〜12月

数理科学
2007年7月号
特集:「代数的物理観」
線形代数をはじめ,群論やグラフ理論,コホモロジー,演算子,作用素環,リー代数など,代数学は,幾何学と同様,現代も発展を続けている物理にとって欠かすことのできない,進歩のための一つの方法論と言えます.本特集では,代数学と物理学のつながりや互いが交わしてきた進歩的交流などに焦点をあてて,物理を語るに欠かせない“代数的”技術と手法などを取り上げていきます.

数理科学
2007年8月号
特集:「数学における場の量子論」
ニュートンの再来と言われる米国の物理学者ウィッテンは,量子場理論を“21世紀の数学を必要とする20世紀の科学理論”だと述べています.本特集では,そのような観点をもとに,ミレニアム懸賞問題で未解決とされるヤン・ミルズ理論の話やくりこみ群・くりこみ理論の数学,可積分系や統計物理的視点からみた話,また物理学者が数学者に期待することなど,場の量子論をめぐる数学の話題を多彩に紹介していきます.

数理科学
2007年9月号
特集:「ディラック」
表題のディラックは,物理のみならず数学にも大きな影響を及ぼし,とくに量子力学の発展には非常な貢献をした孤高の天才です.ノーベル賞受賞者でもあり,世に出した論文や教科書ではユニークな記法も生み出し,遺してきたその学問的産物は偉大です.本特集では,このようなディラックの偉業を様々な分野から取り上げつつ,その名著や実際に交流のあった人へのインタビューなどを通して,その人物の奥行きの深さに迫ります.

数理科学
2007年10月号
特集:「フーリエ解析の力」
数学から物理学,情報工学まで広範囲にわたって使われているフーリエ解析.今では数学の一分野として確立され,理工系大学のほとんどの学部学生が講義で履修し,多くの人々に浸透しています.本特集では,このフーリエ解析にスポットを当てて,ウェーブレット,確率論などの数学の分野から量子力学,画像・音声信号処理といった物理,情報工学の分野まで広く応用されている様子を紹介します.

数理科学
2007年11月
特集:「〈電弱統一理論〉」表題の電弱統一理論は,自然界を成り立たせている力(重力,強い力,弱い力,電磁気力)のうち,電磁気力と弱い力の働きを記述する理論として生み出されました.そこから広がる話題は,標準理論やヒッグス問題,対称性の破れといった何れも素粒子物理の重要なテーマとなるものばかりです.

数理科学
2007年12月
時空とはなんだろうか/なぜ4次元か?/素粒子と統一理論と時空/モジュライとフラックス真空のランドスケープ/非可換性と時空/ホログラフィック理論とは何か?/時空の次元/素粒子統一理論と重力/ランダムウォークと再帰性/ネットワーク科学とインターネット