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おびお堂書店 オックスフォード 科学の肖像
オックスフォード 科学の肖像
大月書店
 トップレベルの科学者やサイエンスライターによる10代から大人まで読む楽しみを味わえる伝記シリーズ。私達の自然世界への理解を形作った科学者達の魅力あふれる物語。
 伝記と言えば子供に読ませるものと思っていませんか? 現代の科学を知るには研究に携わった多くの科学者達の人となりや発見に導いた思考のプロセスを知ることは非常に重要です。
 日本の理科教育においては科学者の人物伝と科学史に関する教育があまりに軽視されています。そんな中シリーズとして刊行されている本書は随所に図版が採用され、入門書として最適な専門知識とその業績に四手私達の自然科学への理解を形づくった科学者達の魅力的で説得力のある人物伝が盛り込まれています。

ダーウィン
世界を揺るがした進化の革命
 19世紀に生物学者として活躍したイギリスのチャールズ・ダーウィンは生物の進化について現代の科学に通じる概念を考え出した人として有名です。
 イギリス海軍による海図作成を目的としたビーグル号の航海に博物学者として乗り組み、途中ガラパゴス島で生物の進化について思索したことは有名です。
 ダーウィンと言えば進化論ばかりが注目されますが、彼の業績は非常に多く、特に航海から「種の起源」出版までの間に取り組んだフジツボに関する研究は4冊の分厚い書籍として出版され、現在でもフジツボ研究者の間では最も重要な研究と見なされています。
 ダーウィンはすでに科学には終わりが無く、誰かの研究が次の新たな研究のきっかけになることを理解していました。次の世代の研究者のために彼は膨大な量の資料や標本、書籍を残し、自身も死の間際まで研究を続けたということです。

アインシュタイン
時間と空間の新しい扉へ

ガリレオ・ガリレイ
宗教と科学のはざまで

マリー・キュリー

コペルニクス

ケプラー

ウィリアム・ハーベイ

ニュートン

チャールズ・バベッジ

パスツール

エンリコ・フェルミ
原子のエネルギーを解き放つ