■■■■彦島の産業・・・TABテープ

日本経済新聞 2000年9月8日に関連記事が掲載されていたので紹介します。
半導体実装材料・生産倍増計画前倒し
三井金属・液晶向け好調で

 三井金属は半導体実装材料である自動ボンディング方式のテープ(TABテープ)の増産を前倒しする。当初、新工場の建設により2002年度末を目処に月産四千万個を八千万個に引き上げる計画だったが、これを2001年度注に実現する。同テープは主に液晶表示装置のIC向けで、いC組み立ての生産性を高められることから液晶メーカーからの需要が拡大している。増産前倒しで需要を九州、同分野で現在6割の国内シェアを維持、拡大する。

 TABテープを増産するのは三井金属と同社グループの彦島精錬が出資したエム・シー・エス。既存の第一、第二工場は昨夏以来、月産四千万個のフル操業が続いており、生産能力倍増に向け第三工場を整備中。10月にも一部稼働する。第三工場は当初、製品の検査要因羅数百人規模の人材確保が必要なことから2年ほどをかけてフル操業体制にする計画だった。しかし、パソコンや携帯電話の販売好調を受け、TABテープの需要が逼迫してきたことから、生産設備の整備ペースを速め、新工場を当初予定より1年早くフル稼働状態に持っていく。
 TABテープは銅配線されたテープ上フィルムにICチップを連続して実装するもので、ICチップを一つ一つ実装する従来方式に比べ生産性が高いなどの特徴がある。ICパッケージの薄型化にもつながるため、液晶駆動用のICではTAB方式の使用比率が高まっている。MCSは液晶向けのTABテープで約6割の国内シェアを持つ。三井金属は今後、銅箔やTABテープなど成長性の高い電子材料部門を経営の柱にしていく方針だ。

以下、キリヤマさんからの情報提供です

 皆さんの身の回りには、液晶、ありますか?

 携帯電話やパソコン、ゲーム機、最近は台所などの家電品も液晶表示を持っていますよね。その気になって数え始めると、家の中に液晶って、とってもたくさんあると思います。 この液晶パネルを作ることに書かすことの出来ないある部品が彦島から世界へ向けて供給されていることを知っていましたか?

 その部品とは、「TABテープ」といいます。TABテープは液晶を駆動するLCDドライバICの足として使用されています。彦島西山町にある「MCS」という会社が、世界で使用されるTABテープのなんと、60数%を生産しているそうなんです。世界中で使用されている液晶の半分以上に MADE IN 彦島 の部品が使われているんですね。

MCSの概要
所在地 西山町1−1−1
作っているもの TABテープ
彦島が本社、ヘッドクォーターなのですよ!!
彦島以外の事業所 東京営業 大阪営業 大牟田工場(福岡県) 
上尾工場(埼玉県) 物を作っているのは彦島だけ!
従業員数 約1000名強(800名は彦島勤務)


  

title-8.gif (2007 バイト)

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