彦島iランド
武蔵と小次郎の決闘
 佐々木小次郎とはいったいどんな人物だったのでしょうか。小次郎に関する資料は乏しく、はっきりとしたことはわかりませんが、越前国宇坂庄浄教寺村(現在の福井県今立町)の出身だと伝えられています。吉川英治の「宮本武蔵」の中では、山口県民にとってはうれしい岩国市出身となっています。加えて、錦帯橋のほとりにあの柳の枝を相手に秘剣・ツバメ返しを会得するという設定が登場しますが、残念ながら錦帯橋は巌流島の決闘の後の創建で、岩国出身説も錦帯橋での鍛錬も、吉川氏の創作の域を出ません。
 また、小次郎はいつも本身3尺(約90センチ)長刀・備前長光を愛用していました。別名「物干竿」と形容されているものです。
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