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文学の中の巌流島

 このページでは下関市の市報「潮風」に1997年ごろ連載された「文学の中の下関」から巌流島にかかわりのある2題を許可を得て転載しています。

海峡の潮路は、激流のようにはやい
  吉川英治著「宮本武蔵」

 吉川英治は、明治25年に神奈川県で生まれました。小学校を出ただけで人夫、行商人、活版工などを転々とし、苦難の青少年時代を送りました。その後、東京毎夕新聞に入り、同紙上に「親鸞記」を連載。ついで「鳴門秘帖(なるとひちょう)」「三国志」と盛んな筆力で大衆文壇の第一人者となりました。
 昭和10年から朝日新聞に連載した「宮本武蔵」では国民文学に新しいジャンルを開き、戦後「新平家物語」で菊池寛賞、昭和35年には文化勲章を受章しました。
「海峡の潮路は、激流のようにはやい」は「宮本武蔵」の中で、武蔵が巌流島の決闘に向かう場面です。続いて決闘があり、小次郎が鞘を投げ捨てたとき「小次郎、敗れたり」と武蔵が言う有名なせりふが続きます。また「新平家物語」でも壇ノ浦の合戦で関門海峡が舞台となっています。

「潮風」1995/11/01号より

白い雲のわいている空に小次郎の面影が見える

村上元三 著 「佐々木小次郎」

 村上元三(1910〜)は、昭和期の小説家。朝鮮元山府で生まれる。長谷川伸の劇作研究会に参加、戯曲を書いていましたが、昭和15年「上総風土記」で直木賞を受賞。

 昭和24年朝日新聞に連載した「佐々木小次郎」が好評を博し、時代小説家として活躍。「新撰組」「高杉晋作」など、新聞小説で人気を得た作品が多くあります。

 慶長17年に行われた宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の決闘」は世に知られるところです。

 巌流島には、小説「佐々木小次郎」の一節を刻んだ碑が昭和61年に建てられました。

「白い雲のわいている空に、小次郎の面影が見える。この後ろも、絶えずとねの眼に浮かんで消えることの無いであろう小次郎の生きている面影があった」

「潮風」95/9/1号より

69才の老人である

五味康祐 著「真説佐々木小次郎」

 五味康祐(1921〜1980年)は、大阪生まれの小説家。日本浪漫派系の作家の影響を受け、昭和28年、歴史短編小説「喪神」で芥川賞を受賞、以後主に時代小説を書き、剣豪小説作家として活躍しました。代表作には、「柳生武芸帳」「二人の武蔵」「スポーツマンー刀斎」「風流使者」などがあります。

 五味康祐は「真説佐々木小次郎」の中で、佐々木小次郎が厳流島で宮本武蔵と試合をした時、実は69歳の老人であったと書いています。さらに戦いに敗れた佐々木小次郎のことを「70才の老齢の所為という弁明は成リ立たないし、口碑上では小次郎は慢心の男と見なされ、非常の妖剣使いにされ、武蔵を引立てるに相応しい年齢に引戻され、遂には倨倣の人物に仕立てられる。敗者の運命である」と書いています。

「潮風」97/2/1号より

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