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［彦島を熱く語る！！一覧に戻る］ お名前：服部 明子 
コメントの種類：その他 昨日、講習会があって、出席しました。 「 Lateral Thinking 」について習って来ました。 水平思考の事です。 最近の言葉では「右脳革命」と表現されると思います。 クリエイティブな人間の発想を真似して仕事に生かそう、という講習会でした。 「発想の転換を」と言われたって、こっちは鳩が豆鉄砲を食らったみたいに キョトキョトするばかりでありました。 |
バージン・アトランティック航空の若き社長のブロンソン氏は市場調査が得意で
研究に研究を重ね、業界では「ずるい」とさえ陰口を叩かれる発想でのして来た
そうです。
右へ習え、皆と同じ、ではこれからの競争には負けるばかりだ、とハッパを掛け
られて来ました。
あ〜、疲れた。
未だ疲れが取れない。
アメリカではアメリカ系航空会社のサービスが評判悪いです。
特にフライト中、気分良く、機内で過ごすには
「スチュワーデスに何も頼まないこと」とさえ語られているそうです。
で、ユナイテッド航空がこれではいけない、と機内サービスに務めたところ
甲斐あって少々ランクが上がったそうです。特にアメリカ国内ではトップに
踊り出たそうです。
その秘密を聞いてきました。
「スチュワーデスをアジア系に替えた」
でした。
ゲームをしました。
箱に風船を入れるだけのゲームでいくつ箱に入れたかを競いました。
出席者３２名を４つのグループに分け、
１グループ８名がそれぞれ２つの風船を与えられ、
１人ずつ１つの風船を箱に入れに行くゲームでした。
おかしかったのは、ヨーイ・ドンで一斉に飛び出さねばならないのに
ウチのトップ・ランナーは出遅れ、
その次にバトン・タッチで走り出した女の子は箱とは違う方向に走り出すので
私はびっくりしてしまいました。
で、結果はウチのグループが１番成績が悪く、なんというグループなのだ、と
呆れてしまいました。
風船は各グループ１６個ずつあるわけですから
時間内に全部入れても１６個しか入らないのだから
発想を転換して「倍」にしてごらん、と言われました。
「倍」と言われたって、持ってる風船は１６個しかないわけです。
こうして１時間走らされ、汗だくだくになって
１６個しかない風船を箱に１８０入れる方法に気がつきました。
そこに至る迄に、提携運航の勉強をしたり
マイレージの勉強をしたり、
「発想の転換」を体得しました。
１時間走り回ったせいで身体が痛いのかも。
ヨーイ・ドンでいつもかけっこをさせられて順位を競ってきたおばさんには
セイセイドウドウの戦いしか考えつきませんでした。
競争に勝つには人と同じルールで競争していてはすぐに他に抜かれてしまうことを
学びました。
違うゲームもしました。
紙を床に置き、椅子２つに、５人の人間が紙に触れながら椅子に座るゲームをしました。
最後に紙を名刺大にして５人の人間が床に足を触れないというゲームもしました。
やっぱりおばさんグループには何のことやらさっぱり分かりませんでした。
左脳人間集団の典型的な人間である私にはこの講習会のお話には全く
ついて行けませんでした。
抽象的な、または、概念のお話ばかりで
３２人の内、多分、３人位が分かっていただけと思います。
１番分かっていた唯一の人は２８歳のハナというフィリピンの女の子だけでした。
抽象的思考の出来る人。
右脳思考の出来る女の子。
ということなのでしょうね。
ウチの会社では１番知的水準の高いＴも昨日は冴えませんでした。
マネージャーのＶもかなり頭の良い人ですが
風船ゲームではルールに縛られるばかりでいよいよルールにがんじがらめになってました。
私は両手に風船を持ってあっちを見たりこっちを見たりウロウロしてしまいました。
何が何やら何のゲームをさせられてるのか見当もつきませんでした。
講師は数年前に破産して離婚にはなるし７０万ドルの借金を抱えて途方に暮れた経験のある人でした。
その人がどうやって社会復帰したのか、それこそが「 Lateral Thinking 」の賜物だったという訳です。
彼は、運送業をしていたので dead freight をお金に換えて少しずつ借金を返済することが出来たそうです。
dead freight というのは保険が期限切れとか、配達先が倒産したなどで引き受け先が無くなったなどの事情で「ゴミ」と化した物で、これを運送業の仲間と交通量の多い所で女装して人の気を引き、売ってお金にしたそうです。
「発想の転換」で「ゴミ」も「宝物」に変えることが出来たのです。
分かり易い、良い話も聞かせてくれました。
人はどんなに絶望的な気分になっても「自分にとって１番幸せだった瞬間」を思い出せば乗り越えられると。
その例として、再婚した妻との間に赤ちゃんが生まれて、会いに言って手を出したら、生まれたばかりの赤ちゃんが自分の指をしっかり握り締めた、と。
自分が掛け替えの無い赤ん坊に頼りにされていると感じて、この時の感動で自分は生きる勇気が湧く、と。
あなたにとっても１番心に残る幸せな瞬間を思い出して頑張って欲しい、と語っていました。
この項、上記に重複：
「 Lateral Thinking 」
日本語では「水平思考」でございましょうか？
常識とか既成概念に基づかない発想法。
昨日は日頃縁の無い「 Lateral Thinking 」の学習で疲れ果て今日も未だ疲れてます。
昨日は出席者３２人を４つのグループに分け、各８人に風船を２個ずつ持たせて、
１人１個の風船をヨーイ・ドンで対岸の箱に走って入れ、数を競うゲームをしました。
日本の学校の運動会でバトン・リレーに馴れた人には「最高１６個」の風船が箱に
入るのを競うゲームと思われるでしょうが、「１６個」風船を箱に入れていては
マーケットの開拓には繋がらないのでＸなのです。
各グループに１６個しかない風船を相手にしていては「経営」にはならない、という
バージン・アトランティック航空のブロンソン社長並にマーケティングを研究尽くして
「ずるい」と言われる程の発想を培わなくてはこれからの市場ではトップを確保出来ない、
という講習会でした。
あ〜、疲れた。
（おばさんに発想の転換なんて求めないでよね）と内心思ってました。
ふふふ
このゲームをする前は抽象的思考の検査でございました。
出席者３２人の内、ハナという女の子だけが講師の話にぴったりフォロー出来てました。
彼女はフィリピン人です。
仕事が出来る女の子だというのは入社してすぐにワタクシにも分かりましたが
抽象的概念の世界も分かる賢い女の子というのは昨日知りました。
因みにワタクシのグループは頭の悪いのがバレバレでございました。
ふふふ
私達、頭悪いから恥掻いたのをすっかり忘れてこれからも図々しく「シニア面」を続けていることでしょう。
ま、「 Lateral Thinking 」とは「コロンブスの卵」と同じで、発想を変える、というございました。
昨日の講師はオハイオ州出身の、全くのアングロ・サクソン系のアメリカ人で３０歳近くまで「白人のアメリカ人しか知らない」「 外国人と英語を話す機会が全く無かった」という感じの人でした。
抽象的概念のお話どころか私には雑談部分もついていけませんでした。
トーフルの試験に「 half time 」の話題が出たことがあったのですが
「 half time 」が何のことか分からないワタクシには
文章の内容から推測せねばなりませんでした。
これはフットボールの「休憩時間」のことのようで、知る人ぞ知る。
フットボールの試合を見たことのないアジアの女の子には見当も付かない試験問題でした。
抽象的概念の話の時に「 hot hand 」だの「 dead freight 」だのがどーたらこーたらと余談で説明があったりして、ますます混迷の森に入り込んだ感じでございました。
これもフットボール用語や貨物用語で、意味は「当たらず遠からず」。。。
That's Greek to me. でございました。
チンプンカンプンってコト。
久し振りに「アメリカ人の・アメリカ人による・アメリカ人の為の」アメリカ英語を８時間聞きました。
知らないイディオム（慣用語）やスラング（俗語）が一杯出て来る英語で話を聞きました。
そうなのよね、日頃、慣れた英語の範囲で仕事をしてるから、普通の＜あるべき＞アメリカ英語がどんなだったか、すっかり忘れてた、ってことなのよね、と思いました。
＜普通の白人＞の講師の話す英語に戸惑ったワタクシでありました。
夫も夫の兄も母親も＜普通の白人＞ではなく、あの人達は私の＜家族＞なんだ、と改めて確認してしまいました。
なんか、楽しそうな講習ですねぇ。運動会みたい・・・。
「運動会」は賞品が出るので楽しいですが
頭使っての「運動会」は肉体的どころか精神的にも大変でした。
考えたって無い知恵は絞れませんでした。
(^^;
そうそう先日の講習会で「最も効果的に金持ちになるには？」と聞かれました。
独身の女の子達が一斉に「金持ちの男と結婚する」と答えました。
結婚しているおばさん達と男性達は「無言」でありました。
ふふふ
そっかぁ、でも、最近話題の千昌夫さんみたいに、「結婚したときは金持ちだったんだけど・・・」ってことにならなければいいですね。
しかし、千さんの2500億円の借金って・・どうなるんだろ？？ 不良債権になって税金投入？？
２５００億円？
そこまで借金が膨らんだのですか？
風船１６個を１８０個にした方法を、布団の中で考えてみたんですが
名案が浮かびませんでした。
１６個の風船を高く売ってお金にして、それを元手に安い風船を買いつけるとか・・
・。
子供から要らなくなった風船をもらって廻るとか・・・。（これは効率が悪い）
どうやって、１８０個にしたのかが、知りたいです。
＞おかしかったのは、ヨーイ・ドンで一斉に飛び出さねばならないのに
＞ウチのトップ・ランナーは出遅れ、
＞その次にバトン・タッチで走り出した女の子は箱とは違う方向に
＞走り出すので私はびっくりしてしまいました。
これぞ「発想の転換」だと思いました。
ボニさん：
なかなか良い発想なさっていらっしゃいます。
１８個の風船を１８０個にするのは例えば１人のお客様に１０回乗って頂ければ
それで「１０倍効果」というわけでございますです、はい。
初めの頃は、隣の箱の風船を私達の箱に移し換えしたりしました。
これでは最大３６個にしかなりませんよね。
その上、お隣からは苦情が出るし。
「苦情を言う」というのは「負け方が下手」ということも学びました。
講師のアメリカ人に文句を言いに行くグループもあって
競争原理の分からない人間もいるもんだ、と呆れました。
競争は遊びの感覚で余裕を持って参加したいものだ、と思いました。
> 服部さん
なるほど・・・、奥が深い講習だというのが分かりました。
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