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投稿番号:43799 投稿日:1999年12月26日 22時56分44秒  パスワード
お名前:なかにし
 

彦島ピラミッド調査 その2

キーワード:彦島ピラミッド ペトログラフ

コメントの種類:歴史


 隊長がモタモタしているうちに、ボニさんから当日の写真が送られてきました。後日、サイトの方でも使用させていただこうと思っていますが、とりあえず、こちらでも紹介させていただきます。



 ↑これは、頂上の巨石を調査している様子です。かなり大きいです。



 ↑これは、この巨石に刻まれている○です。そのなかに+も刻まれています。(発見者:ボニ)
 他にも人の手が加わっている様子が見て取れましたが、風雨やコケのせいで、写真にとってわかるほど明らかではありません。この部分は岩の下の方の雨などのあまり当たらないような所だったのでよくわかるほど残っています。この石の他にもいくつかの巨石には、○とか線が刻まれています。



 これは、ピラミッドから離れた位置にあるペトログラフです。ボニさんからいただいたデータを180度反転しました。郷土史家の方がかかれた資料によると、この方向から見ると、岩の右上に3人の人物像が描かれているそうです。


なかにしさんからのコメント(1999年12月26日 23時04分42秒)
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 今、ふと思ったのですが、本村に「辰岩伝説」がありますよね。あれの辰岩というのを私は見たことがないのですが(探しに行ったけどよくわからなかった・・・)、辰岩ってどんな岩ですか?>どなたか

 何か関係があるのかなぁ、と思ったりして。

 あと、ペトログラフに、○に・を打ったのが三角形になるように描かれていますよね。それと、今度紹介する、2つの岩が上下に積み重なった構造物が三角形に配置されているのって、関係あるのかな?? とか。

 後者については、今回色々アドバイスしていただいている、巨石遺跡研究家の泰山氏には「彦島ピラミッドとペトログラフは無理に結びつけずに別々に考えてください」と言われていますが、なんか、関係あるかなぁ、って思ったりします。

服部 明子さんからのコメント(1999年12月26日 23時06分22秒)
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凄い絵ですね。
3人というところまでは分かりませんでしたが1番左の人は狩猟している絵でしょうか。

確かに線としては古代の人が描いたのに似てますね

ACCさんからのコメント(1999年12月26日 23時39分34秒)
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凄いですね。遺跡の山ですね。

皆様お疲れ様でした。

Rodyさんからのコメント(1999年12月27日 12時21分05秒)
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すごいですね。ペトログラフもあるんですねー。

「辰岩」私も行ったのですが判りませんでした。(恐くて林を1メートルも入っていない)
すごく知りたいものの一つです。
あるいはピラミッドと関係が・・?
どなたか御存じの方ないでしょうかねー

中村ただしさんからのコメント(1999年12月27日 18時58分50秒)
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辰岩は本村小学校の裏にある岩のことですよね.
校舎裏の山に入るとすぐにあるのですが,小学校時代に行って以来20年経つので,細かいことは忘れてしまいました.ごめんなさい.
簡単に行けたので,山道があったのだろうと思います.
高さ3m,幅10m弱の岩だったと思うのですが...
小学校から登っていった側に簡単にお祭りしてあったように思います.

G−CROWさんからのコメント(1999年12月27日 20時00分32秒)
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知っている方もいると思いますが
杉田丘陵のペトログラフの日本訳を書いときます

シュメール語だとすると

女神(女皇帝か)が祭主となって、最高の日の御子の司祭や神主と共に
大地の母神に、神樹(榊)にかけて祈る  (日本ペトログラフ通信より)

で、神代文字の1つ「サンカ文字」で訳すと

世々代々子孫が生まれ、勇敢に打ち戦い、襲撃し
日夜勢力を現す日の神族が権力を司り
天下に君臨し、日の神族が戦う日

となり、はたまた甲骨文字で訳すと

甲と丁の母は、土族累代の重宝である黼(ほ)を孫の子甲に授けて
下賜された栄誉を顕彰し氏族の系譜を晶(あき)かにして
子々孫々紀功を貴とべと行政者である尹(いん)が発起し
戉族の遠祖が従臣していた召氏の祖霊に
ますます両士族の結束をかため共和して入植の地を盛んにし
絶える事なく祭祀を納める誓言を反復し、之を確認するが為に
戉族の戉の指導者である丁は、尹の要指に従って
族全体の家系を儉格して後、両族祖霊のホウ際場を定め
祠壇を設け黼を備えて祭りを就った
長老である甲伯は史実として碑文にとどめ、後世代への指標とした

となるそうです

Rodyさんからのコメント(1999年12月27日 20時55分55秒)
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中村ただしさん>ありがとうございます。
本村小の方から行けるのですか。知りませんでした。
私は一高への坂道の途中にある、某企業社宅の敷地から行ったのですが、見つけられませんでした。

やっぱりおまつりしてあるんですね。
本村小の人って、けっこうみんな知っているんですか?辰岩の存在って・・

Rodyさんからのコメント(1999年12月27日 20時59分47秒)
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>高さ3m,幅10m弱の岩だったと思うのですが...
ええっ!
そんな大きい岩なんですか・・・(反応遅くてすみません)

服部 明子さんからのコメント(1999年12月27日 21時45分31秒)
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G−CROWさん:

3つで解読すると、そんなに違って来るのですか。。。
シュメール語だとアマテラス神話に
サンカ文字だと、日本武尊神話に
甲骨文字だと、神武神話に?
該当するのかな?と。。。

謎が謎を呼ぶのでワタクシには永遠の謎にしておきます。。。

中村ただしさんからのコメント(1999年12月27日 23時56分35秒)
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「辰岩」なんですけど,なにしろ子供の頃の記憶なので大きさについては非常にあいまいです.
当時はすごく大きいと思ったんですけど,実際はもっと小さいのかも.
名前も「辰岩」と呼んでいたか定かじゃないんですよね.
もし「辰岩」と違っていたらごめんなさい.
岩の下には宝物が埋めてあって,それを掘り起こそうとした人が病気になった,というような話を同級生に聞かされて連れていってもらいました.
でも,あまり有名な場所じゃなかったですよ.
ぼくらの間では小戸の「身投げ岩」が恐怖スポットNo.1でした.

なかにしさんからのコメント(1999年12月28日 07時02分43秒)
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 中村ただしさん、情報ありがとうございます。

 私も Rodyさん同様「私は一高への坂道の途中にある、某企業社宅の敷地から行ったのですが、見つけられませんでした。」でした。なんか、坂を上がっていくとお墓とかあって、けっこう怖いんですよねぇ。本村小学校の裏手の方にも回ってみたんですが、やっぱり怖かったです。

 G-CROWさん、ペトログラフの日本語訳ありがとうございました。サイトの方に転載させていただきます。

 ちなみに、私の手元の郷土誌には次のように書かれています。

遠っ世の父母より世に生まれ交わり子々孫々栄え来たり、この地の都となる世のくるまで、敵をうち倒し我らと共にある日御子神天地に現れふるい我らを助け突き進み、夜も昼もみそなわず我らが日御子神

 そのほかに、平家財宝の地図との解釈もあるそうですが・・・。


服部 明子さんからのコメント(1999年12月28日 09時19分39秒)
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>日御子神

この方はどなたなのでせう?

SAGさんからのコメント(1999年12月28日 13時39分29秒)
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お、なかにしさんと私が写ってる。。
って、全然本質と関係ないことですね。失礼しました(笑)

G−CROWさんからのコメント(1999年12月28日 18時19分38秒)
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>ペトログラフの日本語訳ありがとうございました。
いえいえ、本からの丸写しですので
サンカ文字とシュメール文字訳は、吉田啓信さんたちの古代言語学研究グループの訳で
最初はサンカ文字で訳したが、その後の調査で、周辺の石垣などから見つかったペトログラフが
サンカ文字では訳せなかったため、関係各方面にアドバイスを求めたところ
ギリシャのピロスの粘土板と同じ文字や、古代シュメール文字と同じ文字があるとの指摘があったそうです

甲骨文字の訳は、京都在住の仏教美術家、霜降超運さんの訳だそうです
甲骨文字訳を簡単に言うと

中国古代の戦国時代まで実在した、燕(えん)王国の王族である召氏
これに臣従していたと考えられる戉族が
秦の始皇帝による迫害から逃れるために彦島の地に亡命し
再起を図るために祭祀を結束の証として繰り返すことを誓った

ということだそうです
ちなみに、甲骨文字訳の8行目の「ホウ際場を定め」の「ホウ」の字は
「示」偏に、「方」です。探しても見つからなかったものですから

>そのほかに、平家財宝の地図との解釈もあるそうですが・・・。
これは、「祟り岩」などと一緒の解釈ですね
もしかすると、そうかも・・・

>>日御子神
>この方はどなたなのでせう?
アマテラスだと思いますが、アマテラスは元々、男神ではなかったのかという説もあります
世界的に見ても、太陽神が女であるというのは、珍しいそうで
もしかすると、卑弥呼が神格化されて、アマテラスになったのでは、とも考えられます
卑弥呼――日御子――日巫女――などとなりますからね

中村ただしさんからのコメント(1999年12月28日 20時31分22秒)
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「ペトログラフ」って面白そうですね.
私は下関を離れて10年以上経つので,そういうものの存在をよく知らないんですよ.
書かれた時期などは判っているものなんですか?

服部 明子さんからのコメント(1999年12月28日 22時27分33秒)
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古事記や日本書紀の解読が先ですね。

誰のことだったのか?どの民族のことだったのか?
それが分かると「日本人」が分かるのかな?と。

「神話」には「意味」があった、ともう1度読み直しても良いのでは?と思います。

G−CROWさんからのコメント(1999年12月29日 01時34分45秒)
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>古事記や日本書紀の解読が先ですね。

今、自分なりにやってみようと思ったのですが、難しいです〜っ
というか、すでに、古事記、日本書紀編纂の時点で
政治的に手が加えられているので、その他の書物まで漁らないとダメみたいです
古事記、日本書紀に書かれていることですら、矛盾している点があるみたいですからね

逆に言うと、古代の勢力争いの様子を神話になぞらえたものともいえます
といっても、官軍側のいいように、修正されているんでしょうけどね

それから、アマテラスは、海人族系の祭神だったらしいです
すると、やはり彦島と何か関係があるのでしょうか?

ここで、1つ大胆すぎる仮説(?)をば・・・

イザナギ、イザナミの交わりによって初めて生まれた奇形児「ヒルコ」は
もしかして、「ヒコシマ」のことだったのでは?

まず、ペトログラフの訳がその通りであれば
その昔、ヒコシマには太陽神を祀る神殿があったかもしれないということ

次に、アマテラスの別名に、オオヒルメ、オオヒルメムチなどがあるのですが
名前からすると、ヒルコも太陽に関係する神であると思われること

そして、ヒルコのあとに、イザナギ、イザナミがオオヤシマ(日本列島)を生でいるので
ヒルコも島ならば、ヒルコジマ――ヒコシマと考えられなくもない

また、ヒルコが奇形として流されてしまったというのは
神殿が造られた後、ヒコシマが人の住めない土地なってしまった
あるいは、氷河期が終わり、海面の上昇によって
本州から切り離されてしまったからとか

まぁ、仮説にもなっていませんし
彦島がその昔、ヒキシマ、ヒクシマと呼ばれていたのであれば
あっさりと、否定されるわけですが・・・

彦島びいきの戯言と聞き流してください

Rodyさんからのコメント(1999年12月29日 11時00分11秒)
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G−CROWさん、神代の伝説お詳しいですねー。

ヒルコといえば昔又借りで読んだ諸星大二郎の漫画でしか知りませんが、
大胆な仮説ながら彦島と結びつけるのはすごく面白いなーと思います。
泰山さんの彦島を中心とした広域図からすると、それくらいの話有っていいかも!

諸星大二郎、そういえばもう一回読んでみたいなあ。

G−CROWさんからのコメント(1999年12月29日 18時11分09秒)
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>大胆な仮説ながら彦島と結びつけるのはすごく――
ちょっと行き過ぎですが、ミレニアムということで(?)許してください
でも、彦島でなくとも、他に沈んだ島があったのかも

諸星大二郎さんの漫画は、読みたいとは思うんですけど
読む機会がなくて、いまだ読んだことがありません

漫画といえば、サンカ文字の「サンカ」とは、山岳部族の「山窩」で
藤原カムイさんの「雷火」に、忍者の元になった集団とかいうのがありましたね

中村ただしさん>書かれた時期などは判っているものなんですか?
石に彫られたものなので、多分、わかってないと思います

Rodyさんからのコメント(1999年12月30日 10時53分36秒)
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>諸星大二郎さんの漫画
私も2、3回読んだだけと思いますが、強烈な印象が残ってます。
いろんな作品があるんでしょうが、私が読んだのは、
奈良の石舞台の地下などにヒルコなどの太古の神々がつながれていて、日本全国でその封印が解けだして・・
という感じで、出てくる”神々”のその姿は怪物なのです。
ストーリーはほとんど覚えていませんが、これを読んで以来、
日本の神様:荒ぶる神とも言われるが、実は猛獣のような存在で、すぐ激高し災厄をもたらすので、
神社などに封印しおなだめする為に常にお祀りしている。
仏様:神様に対し、こちらは知性と徳を持っていて、神さまに翻弄される人間を「慈悲」で救うため存在しておられる。
なーんていう思いこみを持つようになりました(これも宗教観というのだろうか)

お正月前だというのにばちあたりな・・(笑)
でもこういう漫画って、作者の人もかなりの検証を重ねて、その上に自分のストーリーを膨らませている
ように見えるので、あんがい日本書紀解読の参考になるかもとも思います。
昨日から、手に入れようかなーと思い始めています。

ちょっと脱線しちゃいました。


Rodyさんからのコメント(2000年01月02日 22時45分49秒)
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今日「初詣」の帰りに、思い切って諸星大二郎ゲットしちゃいました(食い合わせ悪そう)

以前読んだ本の題名が判明したので・・・。でも、
>奈良の石舞台の地下などにヒルコなどの太古の神々がつながれていて、日本全国でその封印が解けだして・・
読んでみると、ストーリーはだいぶ違ってました(^^;ヒルコ出てこないし。

でも「彦島ピラミッド」を考える上での参考になりそうな予感がして入手したんですが、
その点では考えていた以上だったように思ってます。泰山さんの広域図に似たものが見られます。
漫画では国東半島あたりが舞台の一つになってますが、彦島の位置すごく面白いです。
巨石信仰や、G−CROWさんのおっしゃるイザナギが産んだ子供達も出てきます。

巻末に執筆に際しての参考文献が多数紹介してありますし、
私には難解過ぎるところも多いので、詳しい方に一回読んで頂いたらいいなーと思い、
一応紹介しておきます。

「暗黒神話」(集英社文庫) 600円 文庫本です。
 98年12月・第5刷 で比較的新しいので、手に入りやすいと思います。

服部 明子さんからのコメント(2000年01月02日 22時57分50秒)
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古事記とか日本書紀って8世紀の初めでしょ?
710年代とか720年代あたりだったような?

4世紀に日本の夜明けが来て、
7世紀の半ばに天皇家の力が確立して、
そして8世紀に天皇家を正当化した政治的ストーリーが書かれた、というのは凄いな、と思います。

政治的に歪められる前の話はホントはどうだったのだろう?と空想するのは楽しいです。

G−CROWさんからのコメント(2000年01月04日 19時54分08秒)
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Rodyさんへ
「暗黒神話」面白そうですね、探して読んでみます

>政治的に歪められる前の話は――
ですよねー
純粋な神話として読んだ場合にも、他の国の神話との共通性なんかを考えて読むと、面白いです
ギリシャ神話だと、オルフェウスの話が、イザナギかイザナミを追って黄泉の国に行った話だとか
ペルセウスがアンドロメダを助けるために怪物と戦う話は、ヤマタノオロチ退治の話に似ているとか
他にもいろいろあるみたいです

ボニさんからのコメント(2000年01月05日 17時34分17秒)
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今日、ピラミッド探検の写真を現像したのですが、
ペトログラフから「彦島ピラミッド」方向を撮った写真と
彦島ピラミッドの頂上給水塔から見えた九州を撮った写真が
まったく同じ方向に重なって見えるのは、偶然??
私にはペトログラフから九州の山まで、一直線でつながっているように思えます。

それから、気になったのは、
ペトログラフのそばにもう一つの大きな石が有って、すぐ横に榊の木のような大きな木が立っていたこと。
第一高校の建物がペトログラフの山に向かって立っているようにとても良く見えて、あの山も気になったこと。
第一高校が建つずっと前に何かが建っていたとしたら、とても印象的な景色だろうと思いました。

>日御子神

出雲大社の近くに日御碕(ひのみさき)と言う場所が有りますが、関係あったりしたら面白いですね。
この辺りは神話の里ですし。

私は神楽の演目の本を読んで神話の内容を知りたいと思っています。
ふるさとの神楽社中に演目を全部説明してくださる生き字引のような人が居るのですが、
この人の話を録音しておきたいなぁと思います。まだ思うだけ。



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