[彦島を熱く語る!!一覧に戻る] お名前:なかにし |
平家れくいえむ紀行(中石 孝) |
キーワード:平家れくいえむ紀行 コメントの種類:歴史 |
「新潮45」に96年から98年にかけて連載されたものに書き下ろしを加えて、つい最近発行された本です。
筆者は下関にも訪れておられて、「平知盛への旅」と題した章で、安徳天皇が祀られている赤間神宮や源平の合戦の前夜、謡曲を奏でたという和布刈(めかり)が紹介されています。
全体はまだ読んでいないのですが、この「平知盛への旅」だけをとりあえず読んだ、とりあえずの感想・・・。単なる旅行記でした・・・(^^;)。「平家物語」を各所に引用してはいるのですが、引用だけで全然掘り下げてないです。ちょっと拍子抜けでした。ま、ご自身、あとがきで、平家物語素人のエッセイと書いておられますが。
「平知盛への旅」で知盛の城のあった彦島に一歩も足を踏み入れておられないのが悔やまれます。
>「平知盛への旅」で知盛の城のあった彦島に一歩も足を踏み入れておられないのが悔やまれます。
それは失礼甚だしいですね(笑)
さっき見たとき本だけだったので怖かったぁ!
なぁ〜んだ、がっかりです。
いろいろな人の「知盛さま像」を知りたいのに。
残念ながら「知盛像」については、「平家物語」の知盛像の口語訳&解説にとどまっています。「平家物語」よりも、重い病気にかかっておられる奥様との旅行の記録、といった意味合いの本です。
でも、まぁ、「読んで損になる」というわけではないですから、機会があれば読んでみられても良いと思いますよ。
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