[1] | 空の青海のあをさんからのコメント(2023年12月07日 21時46分25秒 ) | パスワード |
抜粋
東海大学、慈恵医大大学医学部のグループが行った日本人3万人の症例対象研究の結果が2023年1月に公開されました。
研究は「アルコール摂取習慣と白内障リスク」に関してで、
先に結果をお伝えすれば、
有意な用量反応関係があることが分かりました。
因みに飲酒を中止するとリスクが低下することも報告されています。
白内障は高齢者の大半に症状が認められるほど有症率の高い目の疾患で、眼のレンズとして機能している水晶体が混濁し、見る機能が低下することで日常生活にも一定の不都合が生じます。従来から飲酒が白内障の一因であることは指摘されていましたが、一貫した研究が行われていませんでした。
加齢性白内障は年を重ねるほどハイリスクとなりますので、今回の研究では69歳を上限としています。
飲酒習慣のある方以外では高血圧・糖尿病を患っておられる方や屋外作業に従事しておられる方では白内障に罹患している割合が有意に高かったとのことです。
飲酒量としては1日あたりの摂取量(飲酒しない/2ドリンク以下/2〜4ドリンク以下/4ドリンク超)で区分した結果、一日あたりの摂取量が2ドリンク以下であっても有意なリスク上昇が認められたと報告されました。
白内障は痛みなどのシグナルが発せられないためについ軽視しがちですが“何となく目が霞む”“光が眩しい”といった症状があれば早めに眼科などを受診なさってください。
世界での失明は第1位が白内障です。
けれど現在は治療法も確立していて回復が充分に期待できます。
加齢ではなく、アトピー性皮膚炎や外傷性が原因の場合、若い方でも罹患する可能性が高く、ある日突然片方の視野が失われたといったケースもありますので、今は
問題なくても常に自覚症状にはご注意ください。
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