[1] | 空の青海のあをさんからのコメント(2015年11月10日 10時12分53秒 ) | パスワード |
●おそ松
長男……なんですが、実は一番見分けづらいのが彼。というのも、他のキャラの顔は彼がベースになっているから。アホ毛は二本。
彼を知りたい人は、2話Bパート「おそ松の憂鬱」を見ましょう。いかに雑で、常識がなくて、子供の脳みそのまんまなのか、よくわかります。アニキぶっており、みんなから「兄さん」と呼ばれているのもポイント。小学生っぽい言動が多いので、ルックスよりも行動を見ましょう。
イメージカラーは赤。ファンの間では、おそ松とチョロ松の組み合わせを「速度松」、おそ松と十四松のコンビを「馬鹿松」と呼んだりもします。
●カラ松
イメージカラーが青の次男。ドヤ顔でかっこをつけているのは大抵彼です。YAZAWA方面に憧れるタイプの中二病(邪気眼系ではありません)を患っています。変にクールを気取っているやつがいたら、だいたい彼です。あと一番ひどい目にあっているのもだいたい彼です。兄弟からめんどくさがられているのもだいたい彼です。泣き虫でビビリなのもだいたい彼です。
サングラスがお気に入り。空回りしている=カラ松と覚えましょう。カラ松と一松のコンビを、ファンは「色松」と呼んだりします。
●チョロ松
イメージカラーが緑の三男。一番しゃべっているのがチョロ松です。いつも困ったまゆげとへの字口の常識人(あくまでも6人の中で)。ボケだらけの世界でのツッコミ役。アホ毛がないので見分けるのは簡単。
熱心なドルオタ。女の子の前ではポンコツになります。アキバ系の服装をしているのも彼。普段はやたらとくどいしゃべり方をします。話の中での出番の多さはダントツなので、真っ先に覚えられるはず。
●一松
「市松」じゃないよ、要注意! イメージカラーは紫の四男。髪の毛はボサボサで、目が半開き。あまり笑わず隅っこでひねているキャラクター。猫背でそっぽ向いてるのは一松です。彼の心中は、5話Bパート「エスパーニャンコ」にぎっちりつまっているので、見るべし。猫好きな彼の気持ち、わかってあげて。
不器用で、厭世(えんせい)的で、卑屈で、自分に自信がなくて、皮肉屋で、寂しがりや。十四松と一松の組み合わせで、「数字松」と呼ぶファンもいます。
●十四松
イメージカラーは黄色の五男。焦点の合わない目と、開いたままの口で、見た目めちゃくちゃわかりやすいです。アホ毛は一本。
他の兄弟も、彼のことは理解しきれない。会話もおかしいし、行動もおかしい。6つ子は基本みんなおかしいけど、飛び抜けてクレイジー。野球、水泳、プロレスが好きな様子。ただしやる場所がおかしい。テンションが一人だけ異常だったり、放送的に言っちゃいけないことを平気で言うのは彼です。
●トド松
イメージカラーはピンクの六男。黒目が大きく、口がアヒル口、一番モテるのがトド松です。女子力が高く、甘え上手。コミュニケーション能力の高さも抜群。職業安定所で、女性職員とLINE交換しちゃうほどのプレイボーイ。童貞力が高い兄貴たちの中では、一際目立ちます。自分がいかにカワイイかをわかって行動しているあたり、賢い。つまり腹黒い。
ファンがつけた六つ子の組み合わせには他にも、「材木松(カラ松、トド松)」、「紅松(おそ松、トド松)」、「若葉松(チョロ松、十四松)」など色々なものがあります。
●「おそ松さん」のオチ担当にして、人生楽しそうなカラ松
ここで、ぼくの推し松、カラ松の話をしようと思います。
「おそ松さん」は、「おそ松くん」のキャラクターが大人になった、という設定の作品。チョロ松やトド松は、それらしく成長しています。
しかし、おそ松は「小学生」、カラ松は「中学生」、一松は「高校生」のままのメンタル。十四松に至っては幼児退行しています。人間としての成長度合いがバラバラ。
中でも、面倒くさい筆頭にあがるのがカラ松。普段からかっこつけた顔で、俺カッケーしている。周囲の一般人からは「なにあれ、やだー」扱いされる残念っぷり。特に、内向きにひねくれてしまった一松に、疎まれています。何もかもを遠ざけようとする彼にしてみたら、カラ松の「俺を見ろ」感あふれる鬱陶しさがきついのは、分かる。(もっとも、アニメ内では隣りにいることが多いので、実際はそこまで嫌いじゃないでしょうね)
おそ松やチョロ松は「兄さん」と呼ばれているのに、カラ松は呼び捨て。雑な扱いを受け続けています。6つ子の中でも、極端にひどい目にあう、ギャグ的においしいポジ。
熱血で暴走しがちな彼は、大変イタイ奴です。
サングラスに憧れた。かっこいいジャケットに憧れた。女の子が自分を見ていると錯覚をした。作中キャラたちは、失敗を想起させるから歯がゆくて、ひいてしまう。
ただ「イタイ行動」をしている時って、めちゃくちゃ人生を楽しんでいる。トト子ちゃんのライブの時、カラ松は10万円近くグッズを買い込んで、全身完全装備の応援団になっていました。
「バカだから」と称された彼。何の後悔もなく、目を輝かせていました。
バカなまま振りぬく生き方。純粋に信じて疑わない生き方。ステキじゃない。これでいいのだ。
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