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コピペ：
「今日の午前、大腸ファイバー検査を受けてきました。
検査中は鎮静薬（ドルミカム）を静注して眠るはずだったのですが、
全然効かず…（笑）
結局終始モニターを見ていました。
検査をしている先生の口から「その言葉」が出る前に、モニターを見てすぐにわかりました。
（ああ、直腸癌だな…）
不思議と驚きませんでした。
よく患者さんが「あなたは癌です」などと聞くと、頭の中が真っ白になると言います。
私も日常診療していて、患者さんに平然と「癌です」なんて言っていますが、確かにそのような方は少なからずいらっしゃいます。
私の父も癌になった時、癌と言われた後の医師の言葉を全く覚えていなかったと言っていました。
今日の私は、頭が真っ白になったという訳ではありません。
どちらかというと、「ああ、やっぱりか…」という感じに近いかもしれません。
あるいは前投薬が今頃効いてきたのか…？
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さて、今回の受診経緯は次のとおりです。
もともと私は排便回数が1日2〜3回でした。
8年前の2月のある日に激辛韓国料理を食べて、その翌朝人生初めての下血をしました。
それ以来、示指頭大くらいのイボ痔が時々お目見えしては、自分で還納していました。
たまに出血もありました。
自分で坐薬を処方したりして治療するとすぐによくなるので、専門医に診てもらったことはありませんでした。
以来、排便に関して特に気になることはありませんでした。
昨年中頃あたりから、何となく便が緩いなあ、と感じることがありましたが、忘れていました。
ちょうど1年くらい前、オナラをしようとして「プッ」と肛門を緩めたら、いわゆる「実」が出てしまい、パンツを汚してしまったので、それ以来オナラ恐怖症となり、トイレ以外でオナラをするのを我慢するようになりました。
今年の春くらいから肛門と周囲の痛みが時々現れるようになりましたが、1日中オナラを我慢しているので、肛門括約筋が過緊張状態となり、そのせいで痛いのだろうと自己診断していました。
そのうち便もだいぶ軟らかくなり、排便回数も1日5〜6回となっていましたが、整腸剤や鎮痛剤を服用すると症状は軽くなっていたし、入浴中、入浴後は全く症状がなくなるので、冷えから来るものもあるのだろうと、これまた自己診断していました。
（私はもともとお腹が冷えやすく、冷えるとすぐ下痢をしてしまうのです）
ただ、症状は完全に消えることはありませんでした。
そして、頻回にトイレに行って汚い音を発生させている私を見かねた妻が、「病院に行って診てもらったら？」と受診を勧めてくれたのです。
それでも、実際の受診まで2〜3ヶ月かかりました。
平日に受診することがなかなかできず、土曜日に検査を受けられるのが、今日だったのです。
妻は4歳の娘の皮膚科受診のため、私の受診には付き添いませんでした。
私が検査から帰ると、娘は外で雪遊びの最中。
楽しそうに転げ回っています。
妻は台所で昼食の準備をしていました。
私：「ただいま」
妻：「おかえり。どうだった？」
私：「……癌だったよ」
妻：「えっ？」
私：「癌だった」
妻：「えっ？何？何だって？」
私：「直腸癌だったよ」
妻：「嘘でしょ？ホントは何だったの？」
私：「本当に直腸癌だって。写真見る？」
（上記の写真を見せる）
妻：「……」
しばしのやりとりの後、妻は昼食の準備に戻りました。
そして親子3人で昼食を食べている時、さっきは平静を装っていたように見えた妻の目から涙がこぼれているのに気づきました。
ごめんよ。
結婚してから迷惑や心配をかけてばかりで…。
本当に申し訳ない…。
午後、他の病院に勤めている、大学同期の消化器外科医の自宅に電話をして相談（お願い）しました。
そして、なんとか年内に手術をしてもらうことになりました。
今日診ていただいた消化器内科の先生には、「人工肛門になる可能性が高い」と言われ、その覚悟をしていますが、同期の外科医には、「なるべく肛門を温存する方法で手術するよ」と言われ、一筋の光明が見えた思いです。
学生時代、彼とはそんなに深い付き合いはありませんでしたが、たいへん人柄はよく、医師としてとても信頼のおける男です。
ヤツの腕に私の体を預けます。
とりあえず、12月20日(月)朝イチに受診して、精密検査を受けることになりました。
転移がないことを祈ります。
それにしても、今、自分が癌であるという実感が全くありません…。
このブログも他人事のようです。
◆医療費◆
保険点数合計：4,536点
支払額(3割負担)：13,610円
主な診療内容：血液検査、大腸内視鏡検査、生検 」
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手術前の医療費：
◆医療費 １◆
保険点数合計：4,536点
支払額(3割負担)：13,610円
主な診療内容：血液検査、大腸内視鏡検査、生検
◆医療費 ２◆
保険点数合計：2,827点
支払額(3割負担)：8,480円
主な診療内容：血液検査、胸腹部X線写真、心電図、呼吸機能検査
◆医療費 ３◆
保険点数合計：3,250円
支払額(3割負担)：9,750円
主な診療内容：MRI(造影あり)
◆医療費 ４◆
保険点数合計：9,400点
支払額(3割負担)：28,200円
主な診療内容：PET
◆医療費 ５◆
保険点数合計：4,625点
支払額(3割負担)：13,880円
主な診療内容：造影CT、エコー、注腸バリウム
◆医療費(?) ６◆
診断書料2通分：6,300円
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最近やたらと回りで大腸癌の話を聞きます。（それと乳癌。）
日本人の消化器系って白人の消化器系とは違う話を冗談のように交わして来ました。
それに白人とのハーフには消化器系の問題が・・・とも聞いてるし。
永く米と野菜を中心に食べて来た民族が突然肉食系になって
消化器系が同じままちゃんと働いてるなんて冗談でも思えなかったです。
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４０歳過ぎて、若い時と同じように食べてたらダメなんかな？
大腸癌の検査は１０年に１回スコープを入れて
その後は検便でいい
なんて聞いてて納得がいかなかったけど
上記のお話で ああ、やっぱり１０年で良かったのかと思いました。
上記の人は８年で発症しているから。
でも８年ではストーマか・・・
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便潜血検査って、こういうことか、というのが理解出来ました。
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だっけど排便回数が１日に２−３回なんて
アフリカの繊維をたくさん摂取している民族みたいじゃない？
ま、フツー、１回じゃない？
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ワタシが全く誤解してた排便の件は
大腸癌になる人は便秘気味で、なのに、下痢気味だとばかり思っていました。
便が細くなるのはヤバイというのは合ってたようです。
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うちの職場でも激辛が流行ってた時があって
「お尻が大変になるよ」
なんて聞かされてました。 当時は意味が分からなかった。
そういうコトだったんだね。
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それで・・・
将来癌かもという友人は「キトサンをまとめて注文した」と言ってました。
フコイダンも良いかも。
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ハワイの糖尿病の蔓延には呆れているけど大腸癌もすごいらしい。
ハワイは薄着のせいか（足がおかしい人がすごく目に入ります）
そして病院では足を切った患者さんが次から次に出て来るし。
でも、その数と同じぐらい大腸癌の患者さんもいるのかも。
これからは自分の下げたモノをシゲシゲ観察するのが良いかも。
でも、その前に潜血検査を毎年受けてれば良いのよね。
いえいえ、その前にお腹の弱い人は、激辛とか肉とか食べたいと思ったら、
自分のカラダか食欲か、
どっちを取るかよね。
だって日本人って元々激辛とか肉食とか永くやって来なかった民族だものね。
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