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 投稿番号:103390 投稿日:2011年01月29日 13時13分02秒  パスワード
 お名前:がねまる
腐葉土作り 2

コメントの種類 :生活  パスワード

余りに長くなってしまった。分割することにした。

今年になって2回目の腐葉土スペースでの作業をした。

五年たって初めて気づいた事がある。こんなに寒いと分解・発酵は、堆肥の中心部分から進むと言うことだ。

今年になって、このスペースの周囲温度は、五度以下、日中もほとんど曇りの日々だったから、さすがの細菌共も堆肥の表面から待避するかに見える。

友人が新しい落ち葉を供給してくれたので、今日は、堆肥を攪拌する作業をした。表面ではまだフォークに落ち葉が刺さるが、20センチ程下の落ち葉は、ぽかぽかと暖かく、フォークに絡まない程度に分解・発酵が進んでいる。

堆肥の表面では、糸状菌は、繁殖しているが、寒すぎで温度上昇までは進まず、分解・発酵の進行は遅い。

糸状菌もお猿さんのように押しくらまんじゅうをして、中心部の糸状菌が仕事をするのを支えているのだろう。

[1]がねまるさんからのコメント(2011年02月07日 09時44分00秒 ) パスワード

午前八時の堆肥スペースの周囲温度が五度を上回り始めた。今年3度目の攪拌作業は、落ち葉が、余りフォークに絡まなくなり、作業効率が上がるようになった。

今日も糠を3キロほど補充し、乾燥した落ち葉の部分にじょうろで加水しながら、天地返しを行った。

このまま、一月ほど放置すれば、全体的な分解・発酵が進行するだろ。
[2]がねまるさんからのコメント(2011年02月21日 13時13分03秒 ) パスワード

午前十一時、久しぶりの陽気に誘われて、今年4回目の攪拌作業を行った。

糸状菌は、ほぼ全面的に繁殖している。しかし、温度上昇は今一である。昨日までの一週間、スペースの周囲温度が五度を下回り、糸状菌の活動を制限していることが影響しているのだろう。

フォークを使って判ることは、この状況でも分解・発酵は進んでいると言うことだ。生の葉っぱ、友人が庭の木を剪定して供給してくれた葉っぱを除いて、フォークに絡まない。

今日もじょうろで五リットルほど加水し、糠を2`ほど補充した。あと少しすれば、全面的な分解・発酵の段階に入るだろう。
[3]がねまるさんからのコメント(2011年05月31日 07時44分17秒 ) パスワード

三ヶ月ほど書き込まなかったけれど、堆肥作りは、進んでいる。

少し手慣れてきたせいか、温度計が壊れたこともあって、定期的な検温もやめた。

今、2回目の十五キロの糠を使い終わったところ、例年より進行が遅い、原因は二つが推定される。一つは、新しく作った堆肥スペースで、基本の土壌菌か定着していないこと、二つは、加水量が例年より少なかったことである。

昨日、台風一過の合間を縫って、天地返しを三週間ぶりに行ったが、初めて、乾燥落ち葉が確認できない加湿の段階に入った。いままだ体積は当初の半分程度だが、、周囲の温度が上がるにつれて、減少が進だろう。

3回目、後15キロの糠を追加して、仕上げの完全な土化への道に進もう。

嬉しいことは、ここ六年ほどの間に竹林を開墾して作った百坪強の畑で、土が軟らかく改良され、作物の収量が増えていることだ。

収量の増加は、畑が広くなり、厳格に連作障害を避けることが出来るようになったこと、栽培技術が上達したことも等もあるが、畑の土壌が改良されつつあることが大きいと、女房殿はのたまわう。

堆肥なぞ安くでいくらでもあるわと、かつて私の堆肥作りに反対していた妻の変わり様は大きい。

頑張ろう日本の大きなうねりの中で、彦島でその中のひとしずくになりたいものだ。





[4]がねまるさんからのコメント(2011年07月25日 13時10分13秒 ) パスワード

梅雨が明けて、二回の天地返しを行った。一袋10〜15キロほどの糠の四袋目を半分ほど使った。
攪拌すると、四十度ほどの発酵熱が復活する。もうフォークでの作業は進まない・スコップの出番である。

これからの仕事が大切である。発酵熱が持続する間は、堆肥として使えない。根菜類の生育に良くない。九月には、完成を見るだろう。
[5]がねまるさんからのコメント(2011年11月30日 12時52分58秒 ) パスワード

11月に5年目の堆肥は完成を見た。

5年も作ってくると手抜きを覚える。月に一度ほどの天地返しを行い、その度に糠を2、3キロ加え、補水する。堆肥は細菌様が゛作ってくれるものである。さらさらに成っている黒色の土を観ると、落ち葉の変容に改めて驚く。

6年目の堆肥作りは、躊躇していた。体力が落ちていくのを実感していたからだ。だが、堆肥作りはやはり面白い。止める訳にはいかない。

最近、近くの中学校の先生、用務員さんと会って、学校の落ち葉置き場の整頓を手伝い、それを頂くことにした。ここ2年間は、学校前の登校路の落ち葉をもらっていたのだが、その掃除は生徒がするのだから、その堆積物の整頓を手伝って、落ち葉は入手することにした。これで体力は温存し、落ち葉は手配できる。

二つある堆肥スペースの一つは台風と経年劣化で、枠の2方が壊れたので、これを修理した。初期には、垂木を買い、それを杭にして板を張り付けて、囲いを作ったのだが、今は行きつけの廃材屋さんから、貰ったサイヂングボードの切れ端と鉄パイプの切れ端で立派な囲いが出来る。仕事が早いし、ただであり、丈夫である。

[6]がねまるさんからのコメント(2012年01月12日 10時58分41秒 ) パスワード

6年目の堆肥作りは、一月五日から始めた。十二月に学校の落ち葉集積場から頂いた落ち葉は、堆肥スペースの下にブルーシートを敷いて、シートの4辺は20センチほど材木で嵩上げして、雨水が貯まる形状にした。

元旦の四日には、このシートを取り外して、上に被せる様にした。これが大変だった。雨水をたっぷり吸った落ち葉は、五〇〇キロ位在ったろう。フォークで少しずつブルーシートから外して、シートを少しづつたたみながら何十回もこの作業を繰り返し、三時間かけて、天地返しを完了した。

五日に糠の混入を行った。糠の入手は、妻の提案で無料の方法に進化した。この5年間は、一〇キロ三百円前後で米屋さんから入手していたが、今度からは、街角にある小型の精米機の糠を無料で頂戴することにした。精米機の持ち主は糠の処分に困っており、お互いに渡りに船である。

十一日に、点検してみると分解・発酵は順調に進んでいる。温度計が破損して居るので計っては居ないが中心部六十度以上になっているだろう。

右も左もよく解らない段階から、堆肥をネットを頼りに作ってきて、だいぶ法則的な理解が進んだように思う。

落ち葉の入手先は、中学校周辺に定まった。私の堆肥スペースまで一五〇メートルほどの下り坂がだんだらと続き、一輪キャリアーさえ在れば、省力で落ち葉を運べる。

堆肥スーペースを二つにしたことも、進化と言える。松葉堆肥など時間をかけて発酵する必要にも対応できる。

中学生と先生・用務員さんの学校周辺の清掃活動の一端を手伝い、堆肥の材料を調達し、小さい精米機の糠をいただき、細菌の力を借りて堆肥を作り、これで根菜類を生産する。

私が好きな宇宙の営みをこの小さい彦島の一角で再生産する。これは歓びである。

今年は良い年である予感がする。

[7]空の青海のあをさんからのコメント(2012年01月13日 01時15分16秒 ) パスワード

がねまるさん

2012年が良い年になるような予感で始まってラッキーです。


落ち葉も糠も確保できて
経費削減
体力温存でラッキーです。
にっこり


先日のバルト戦にはビックリしました。
行司が転落卒倒なんて初めて見ました。

数年前には緑色の袴の行司が落ちましたが
すぐに土俵に上がって軍配を上げてたので   ← すごいプロ意識でした
今回も大丈夫かなと思いましたが

アタマを打っていないと良いのですが。
[8]がねまるさんからのコメント(2012年02月08日 16時18分10秒 ) パスワード

2回目の天地返しを行った。

糸状菌は、全面的に蔓延っている。6年目で、本当に糸状の糸状菌に出会った。はじめは、釣り糸が落ち葉に混じっているのだと思ったが、手ですくうと菌糸である。今までに出会った放線菌と私は思っている綿状の菌と2種類居る。放線菌にも糸状菌にも沢山の亜種があるから、深くは追わないことにした。外気温度は、一度だが、堆肥の温度は五十度以上ある。

今回も糠を三キロほど補給し、補水を10リットルほど行った。分解・発酵が順調なのは、ブルーシートを四重にして、保温力を高めていることの効果かもしれない。

この調子なら六月までには、完成するだろう。
七月の雨期開けから、年に二回、真夏の堆肥作りに挑んでみよう。
[9]空の青海のあをさんからのコメント(2012年02月09日 01時24分48秒 ) パスワード

>今までに出会った放線菌と私は思っている綿状の菌と2種類居る。

なかなか面白い世界ですね。



先日、某癌の写真を見ました。
医者の卵が癌の見分け方の勉強をする参考の写真です。


「医者の卵」が見分けられないのですが
「先輩の医者」が、どうやって区別するかを教えて
なるほど、そうすればド素人のワタシにも分かるわけか、
などと感心しました。


その癌は「もやもや」してて「綿」みたいに巣くってました。


自然界も人間の体も、そうやって変化が起きて
一方は役に立って、もう一方は死を齎らすのか、
と  「今までに出会った放線菌と私は思っている綿状の菌」  に反応しました。


自然の助けもスゴイですが、それに気づく人間もスゴイですね。
そういう自然の仕組みが分かるのも楽しいですね。

いつか、がねまるさんの「腐葉土作り」のお話も、学校関係で「講演」できると面白いですね。
[10]空の青海のあをさんからのコメント(2012年06月15日 16時27分39秒 ) パスワード

こんな記事がありました。

毎日新聞の女の気持ちからです:


「我が家の有機肥料は安心、安全と大人気だ。
 地元はもとより、大阪からも来てくださる。
 もみ殻と牛ふんの相性がよく、発酵しているから雑草の心配が少ない。」


へえ〜
[11]がねまるさんからのコメント(2012年06月17日 22時32分17秒 ) パスワード

良い記事を紹介戴きありがとうございます。

実際的な意見だと思います。多分、ご主人が自家製の傍ら、大量に生産し、販売もされているのでしょう。

堆肥の場合は、分解・発酵と呼ぶべき過程なのですが、其処では一時的には、一週間〜一ヶ月程の間に、六十五度前後まで堆肥素材の温度が上昇します。これで雑草や蝿などの種(たね)が死滅するのです。

もみ殻と牛糞といえば、私の小さかった頃、日本の終戦直後から昭和の三十年代まで、農家の堆肥の代表的な作り方でした。混ぜ物の多い、市販の堆肥に比べて、実効性は、格段に良いので、人気があるのでしょう。

もみ殻と牛糞の堆肥は、人々の子供の頃の経験とも結びついて、人気があるのかもしれません。

現在では牛糞の入手は難しいので゛、鶏糞や糠を発酵材料として使うのです。




[12]空の青海のあをさんからのコメント(2012年08月15日 03時17分12秒 ) パスワード

昨日TVを見てたら「納豆菌はエライ」という筋の番組を放送してました。

堆肥に納豆を混ぜると臭わないという話がありました。


これは堆肥の温度が85度にもなるから
納豆菌を除く他の雑菌が死滅するから
と言ってました。


ちょっと面白かったので書いておきます。
[13]がねまるさんからのコメント(2012年08月15日 04時59分07秒 ) パスワード

空の青海のあをさん 情報提供 有り難うございます。

結論から書きますと、幾つか整理が必要です。悪臭の元は、硫化水素や、アンモニア等です。タンパク質が腐ると出る臭いです。
堆肥の材料は、落ち葉、松葉、小枝 刈り取って枯れた草などですからその心配はありません。

腐敗に温度が関係しているのは真実です。だが、高温では雑菌が死ぬから・・・は、正しくありません。土壌菌は、六十度以上になると一部は、仮死しますが、また多くは生き返ります。

農学博士も、発酵と腐敗に線引きできないのが現状です。

米ぬかを発酵補助材に使うと、材料費はかからず、発酵初期二週間程度は、、温度は六十五度前後まで上がります。人家の近くで、堆肥を作っても苦情は出ません。



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