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本日のNHKの「ことばおじさんの日本語なっとく塾」は『とりあえずビール』でした。
忘れないうちにどんなお話だったかメモしておきます。
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「とりあえずビール」は
決まり文句で特に意味は無い。
まず飲むのはビール。ということ。
足並みを揃える ← 意味不明だった（恥）
出席者の足並みを揃えるのに「とりあえずビール」と注文する？
かな。
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日本語を説明する、その説明している日本語が理解出来ないとは。
恥
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「とりあえずビール」には別に１番にビールが飲みたいというわけではない。
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「とりあえず」の意味：
さしあたり
間に合わせ
今のところ
わたくしの字典では
今この場合
現在のところ
目下
当面
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「とりあえず」の本来の意味：
たちどころに
すぐに
切迫した時に使う言葉
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とりあえず ← 不取敢
「取敢え」とは
間に合うように取る
行うのに時間的余裕を持つ
これに不が付いて
〜ことが出来ない
それで「不取敢」とは時間的余裕が無いの意味。
たちどころに
すぐに
本来は切迫した時に使う言葉。
だから「とりあえずビール」という場合に使う言葉ではない。
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「とりあえず」の正しい用法は （笑）
「とりあえずお礼まで」と使う。
他のことは差し置いて、まず第一に、他の何よりもまず、
お礼を言います
の意味で使う言葉だった。
その心は
緊急事態に対処する、の意味で
他のことに優先して使う言葉だった。
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今の「とりあえずビール」は
間に合わせ、の意味で使っている。
他にすることが無いから
一応、といった感覚。
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「とりあえずビール」の「とりあえず」は現代版枕詞になっている。
口癖のように使われる。
とにかく、つける。笑
便利な言葉、になっている。
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確かに「とりあえずウイスキー」とか「とりあえずワイン」というのは有り得ないものね。
ビール会社には有り難い表現ですね。
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