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 投稿番号:103197 投稿日:2009年01月01日 02時57分19秒  パスワード
 お名前:暇潰しのギャンブラー
アメリカで交通事故に遭ったら

コメントの種類 :生活  パスワード

現在大勢の日本人の観光客がアメリカに来ていらっしゃいます。


「アメリカで交通事故に遭ったら」
という題でスレッドを立てさせていただきました。

[1]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 02時59分10秒 ) パスワード

とにかく
相手の保険証を見せてもらって「保険」を持っていることを確認する。

現場での事故のレポートを警察官に書いてもらう。

現場の画像を撮る。
[2]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 03時01分39秒 ) パスワード

その次に
交通事故専門の弁護士を速やかに雇う。


相手に保険があれば安心です。
相手に保険が無ければ自分の「無保険のドライバー対策用保険」が使えるかも。


とにかく弁護士に任せる。
成功報酬でやってくれます。
解決するまで一切自分が払う必要はないです。
[3]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 04時17分51秒 ) パスワード

弁護士がいれば
治療代は「リーン」という方式で
医療機関から請求が弁護士に行き
自分には来ません。

救急車代などが来たら、弁護士に回すように、と返送しましょう。
弁護士に自分で送っても良いですが。


弁護士がいないと請求が自分に来てしまいますから
ハナシがややこしくなります。
自分が払うことになったら・・・
多分弁護士はクライアントにこういう事はされたくないと思います。
[4]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 04時19分56秒 ) パスワード

自分の保険会社と相手の保険会社がハンドルしてくれるのが1番良いですね。


事故に遭ったらスグに自分の保険会社にも連絡しませんとね。
[5]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 04時56分48秒 ) パスワード

アメリカでのお約束事は

「お金の無い人からは取れない」
「事故に遭って『大丈夫』ということは自分の医者にも言ってはならない」
ということ。


日本人は相手の気遣いに感謝してツイ「大丈夫」と言ってしまいますが
これを言ったら自分で自分を追い詰めることになります。

わたくし自身言ってしまって自分の医者からひどい目に遭わされたことがあります。


足を骨折してギブスになって
ギブスを外してから医者に「どう?」と訊かれて「大丈夫」と言ったために

  ギブスをやった事のある人
  長いこと寝てた人
  は足に力が全く入らないですよね。


そういう事も含めて、とはこのアホのわたくしは分らず
「大丈夫」
と言ったために

足は100%完治して歩きも走りも蹴りも出来る
ということにされてしまいました。


日本の医者だったらギブスを外したばかりの足の状態を言わなくても「分ってくれる」と思いますが
アメリカ人はそういう気遣いなど100%してくれません。


当然この医者はギブスを外した途端にワタシが走り回れるほど治ってたということでレポートを書きました。
[6]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 05時05分09秒 ) パスワード

救急病院に運ばれてから数日すれば病院から請求が来ます。

1泊で1万ドルは覚悟しておきませんとね。
ベッド代・医者代・薬代  これらが別々に請求が来るのがアメリカのコワいところ。


払えっこないですから「払えません」と言い続けることです。

NYのある人は低賃金で働いている人なので
   銀行口座に2000ドルを超す金額が入ったことがないので
すべて  ゼロ  にしてもらえました。


ところがこの人の知り合いは日本から送金があり
  5000ドルって聞いたのかな?
この人の知り合いは同じ状況で支払い義務が生じました。


とにかく事故に遭ったらスグに弁護士を立てる!
そしたらイヤな請求書なんて一切目にしなくて済みます。


病院はリストプライスで請求してきても
そこからX割を実際に払ってもらえれば良い
というシステムになっているのです。
[7]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 05時08分42秒 ) パスワード

例えば

夫の場合

DR G は1回の予約で280ドルを請求します。
同じ月の2回目の予約の時は いろいろで35ドルの時やら75ドルの時やらあります。


1回目の時は保険会社に請求するから目一杯チャージするんです。
同じ月の2回目は保険会社が払いませんから個人負担ということで安くしてもらえます。


日本の医者でも同じですよ。
保険を持ってない人には(好意で)安くしてくれますでしょ。
あんな感じかな?
[8]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 05時14分34秒 ) パスワード

自分の保険会社に連絡すると保険会社が相手の保険会社と交渉してくれます。
小さい事故はこれで収まりますが
大きな事故は決裂になって弁護士が裁判所に提訴して裁判所に決めて貰います。


ですからアメリカでは事故が大きくても小さくてもとにかく弁護士を雇う!


結局弁護士を雇わないと全てのリストプライスの請求が自分に来ます。
病院代だって1泊1万ドル以上で計算されて請求書が来ます。
でも弁護士がいれば病院は1泊1000ドルぐらいかな?に負けるんですよ。
[9]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 05時25分03秒 ) パスワード

アメリカの医療代の世界を語れる人などいないと思います。
それをハンドルするのが弁護士の力なんですから。

普通の治療費でも「払えない」と言えば「負けて」くれますからね。


どれだけディスカウントさせるか
それが弁護士の仕事。


我が家の弁護士の1時間の相談料は負けてくれて6万円です。
お友達価格でやってくれています。


でも事故などの弁護士は成功報酬ですから
怪我が大きければ大きいほどリストプライスの総額が大きくなり
弁護士の取り分も大きくなります。

算定基準は「治療費」ですから
治療費 x 3倍 を弁護士が相手の保険会社から取ってくれます。
(もし相手が保険を持っていなかったら  泣き寝入り)
(もし相手が保険を持ってなくても資産があれば弁護士がそこから出させます)


で、例えば総額60万ドルとすると
普通の日本人は(治療費は20万ドルで弁護士が20万ドルもらって被害者には20万ドルの分配か)
と思いますが


それが違います。

だいたいで書きますと
弁護士が23万ドルあたり
被害者が26万ドルぐらい
医者が残りを弁護士から貰います。
こんな感じ。


なかなか面白い世界がここでも広がってます。
[10]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 05時29分58秒 ) パスワード

総額60万ドルの中から医者は11万ドルなんて気の毒じゃないか
とお思いなのは日本人思考だから。


アメリカの医療費のリストプライスというのは元々が物凄く膨らませてあるのです。

保険を持っていれば
弁護士を立てていれば

実費にしてくれる


そんな風に簡単に(分り易く)書いておきます。
[11]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 05時36分20秒 ) パスワード

我が家はラスベガスに引っ越して個人加入になってしまったので
ありとあらゆる加入の可能な医療保険(目と歯は入ってない)に加入し
最初の時は何百万円という保険代を払ってました。


今は随分減らして
年間300万円は超えてないのですが
そんなとこです。

でも年々上がりますから300万超えるのはスグです。
会費制のDR. Gには余分に40万円会費を払ってましたしね。
来年から止めです。
[12]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 05時41分13秒 ) パスワード

こんな感じで
アメリカは保険と弁護士は持ってないと自分の暮らしを守れません。



観光客の皆さんも旅行保険だけはかけておきませんとね。
お守りよりは確かですよ。

1万円や2万円ぐらいの保険代で安心も買えるし
ひょっとすると入院費も心配しなくて済むかも。

イヤな交渉を自分でしなくて済むでしょうしね。
[13]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 06時09分40秒 ) パスワード

保険会社同士が調査を開始するようになると
友人や職場の人に話したことがとんでもない事態を引き起こします。

職場の人に話したことが
とんでもない形に変わって保険会社に伝わることがあります。

アメリカは言論の自由の国だということを身を以って知らされます。

   日本の嫁姑喧嘩が近所を巻き込んで大戦争にはってんするように。


なんでもない仕事上のことが相手の保険会社には曲解されて伝わって
     当時は大和撫子だったからね  激笑
本当に心が傷つきました。


ヒトってこんな面があったの?と失望したことがあります。
(それはワタシが言論の自由や表現の自由を分ってなかったってことだと今は思う)




逆にユダヤ人の友人はいろいろ教えてくれて助かりました。
  日記をつけろ(事故以後の体の件についてね)   
  領収書は全部とっておけ
  薬のビンもみんなとっておけ


こんな感じで訴訟に備えて弁護士に渡すことになる情報をみんなまとめておきなさい、って。



事故に関わる物は何1つ捨てる物は無いのです。
[14]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 10時01分05秒 ) パスワード

次は加害者の権利について。


日本人は自分が被害者の場合加害者に誠意を見せろと希望します。
これはアメリカでは「有り得ない」です。


日本では加害者は被害者宅に「土産を携えて」出かけますが
アメリカでは有り得ないです。
加害者が被害者に「ごめんなさい」なんて言う機会はゼロです。


そんなことを言ったら自分の持っている資産すべてを差し出すことにもなりかねないです。


被害者は「大丈夫」と言ってはいけないように加害者は「ごめんなさい」を言ってはいけません。


こんなことを口にしたら弁護士や保険会社から「自分の仕事を奪うな」と叱られます。


ま、だいたい日本人の被害者(クライアント)にアメリカ人の弁護士は呆れ果てさせられます。


昔よく広告を出していた L弁護士
最近まったく日本人社会に広告を出していません。

彼から直接「日本人クライアントはイヤ、アホだから」と聞いたことがあります。
[16]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 11時47分28秒 ) パスワード

アメリカで交通事故に遭った時の補償額を知ってる範囲で書きます。


信号で止まってて追突されむち打ち症になった場合
2万5000ドル貰った友人がいます。
随分長いことセラピーに通ってました。
新車に買い換えたと聞きました。


交通事故で撥ねられて
総額5万〜6万ドルで本人が貰った額は3万ドルを超えないあたり。
(もっとヒドイ怪我でも日本なんて 20万円 だってよ!そんな話を聞いたことがあります)

交通事故で小さな手術をすると プラス15万ドル。
要するに20万ドルの補償。


大きな交通事故の場合巨額になっていきます。


交通事故は被害者も加害者も大変。
だからこそ補償額が大きくなって行く。
でも全然抑止力にはなっていなくて、そこら中で事故が起き続けています。
悲しいですね。
[17]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 14時59分35秒 ) パスワード

救急車のことについて書きます。


昔はだいたい650ドルぐらい請求されました。
義母もわたくしも義兄も夫も。

今年の6月はガソリン代の急騰で1000ドルほどでした。


650ドル請求されても
義母は保険が利いて無料になりました。
わたくしは弁護士にお願いしてたのでいつも救急車の会社に返送してました。
義兄は自己負担が100ドルでした。
夫は2004年の時、一括払いということで値引きを受けました。


こんな風に救急車の会社もいろいろで安くしてくれた時もあり
今年の6月は10万円を超す料金をそのまま払いました。


アメリカはいろいろです。
[18]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 15時19分29秒 ) パスワード

救急病院の利用について書きます。


義母は保険が利いて一切払いませんでした。
義父はかなりの自己負担を払ってました。


義兄は無料のはずなのに請求書が来て
わたくしが無視をして払わなかったら
コレクション・エイジェンシー(取立会社)から払えと言って来たので
保険カードをコピーして送ってやったら
そのままで済みました。
一体何なんだったのでしょう?謎


夫の場合はしっかり来て
2004年は泊まってない日までの請求が来たし治療を受けてないのに請求書が来たし(それでも払った)
今年の6月はベッド使用代と医者に会ってクチをきいたあたりなのに、これで10万円でした。
グループ保険の時も1回は  ゼロ  でした。100%  ゼロ  でした。救急車代もゼロだったような。
グループ保険の時、1回、病院から請求書が来て、「80ドルでいいから払って」と言われ
ワケ分らず払ったことがあります。


ホントにワケが分らないです。


もっとワケが分からないのはハワイで医者にかかった時
ラスベガスの住所を書いたら「ハワイの住所を書け」と言われ
結局この請求書は今でも来ていません。
ハワイは州でやってる医療保険があって(今は破綻している)これを使えるようにしてくれたのでしょう。


もう1人の医者のところは同じハワイでも100ドルに満たない額を毎回払ってました。


ま、日本のような「国の保険」じゃないから、一定性が無いのでしょうけど。
こちらとしては言われた額を黙って払ってきましたが、ホント、よく分かりません。
[19]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月01日 15時27分08秒 ) パスワード

聞いた話ですが

アメリカは治療費を病院にいるコンサルタントに相談して負けてもらえる、と。
ケースワーカーとかソーシャルワーカーとかいろいろいるらしい?


それである人が転んで怪我をして手術もして莫大な治療費を払わなくてはいけないけど
当然払えない。
それで上記の人々に相談したら「月々10ドル払ってください」と言われ払い続けていたら

65歳の国のやってる医療保険の加入時期が来て
それで月々10ドルの支払いもしなくて良くなったんだとか。

なんで?
[20]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月05日 12時06分24秒 ) パスワード

今、夫が入って来て、10日以内にDMVに提出しなくてはならない書類があるけど
と言ってました。


Report of Traffic Accident Occurring in California という書類です。
DMVのサイトに行って、 フォームのところでこの書類を捜してください。
http://www.dmv.ca.gov/forms/sr/sr1.pdf


事故を起こして怪我とか死者が出たり750ドル以上の損害が出た場合
10日以内に提出しなくてはならない書類があり
これをしないと免許証の没収などがあるそうです。
[21]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2009年01月08日 00時31分18秒 ) パスワード

外国人がアメリカで事故に遭ったら
「リーガル・コンサルタント」というのに会って
アメリカでの法的な「しなきゃいけないこと・してはいけないこと」というのを教えて貰うのが1番先だ
と夫は言います。


日本人はパラリーガルというのは弁護士ほどではないけどアタマ良いのだろうなと思いますけど

事務員が弁護士事務所で働くのにノータリー・サービスが出来る資格を持ってる
そのあたりに考えておくのが良いと思います。


うちの弁護士事務所のラスベガスのパラリーガルの皆さんなんて
呆れます。
(事務能力無いんじゃないの?)と言いたいぐらい。
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