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 投稿番号:102949 投稿日:2006年09月27日 09時41分19秒  パスワード
 お名前:寝る子さんの代理
今月観た映画(2006年・9月)

コメントの種類 :生活  パスワード

もうすぐ9月も終わりですが遅れ馳せながら9月分を立てさせていただきました。

[1]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2006年09月27日 09時52分52秒 ) パスワード

ゴメン!
うっかり投票箱の設定を忘れました。


今日近くのカジノ&ホテルの16館だか18館だか入ってる映画館で
「ジェット・リーのフィアレス」(邦題:スピリット  かな?)
を見て来ました。


中村獅堂がいい役やらせてもらえてラッキーでした。

先週ジェット・リーの「ヒーロー」をテレビで放送した時  ←秦の始皇帝暗殺映画
この「フィアレス」を宣伝したので夫が「観に行こう」と言ってくれ
義兄も今日はすんなり映画に行っていいよと言ってくれたので行けました。


初めてこの映画館に行ったのですが(今年4月に開業した新カジノ)
マチネで1人7ドルでした。ちょっと不満。

遅れて映画館に入ったら、なにか、中国らしい映画の予告が流れてました。
「単騎千里を走る」だったら良いな、と思いましたが
違うかも。


今日の「フィアレス」はそんなにワイァ・アクションは無かったので楽しめました。

原田真人は「小ズルイ」感じのワル役だから、ま、いいかな。
それとも外国には 日本人はワル ってイメージになったのかしら?

中村獅堂のフェアプレイ精神で原田真人のワル役は相殺されたからちょっと安堵しました。


いい映画でした。
泣けた。
こういう映画を観ると「中国の古典の世界」に触れた感じで心が洗われました。
[2]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2006年09月27日 10時23分47秒 ) パスワード

霍元甲(ふお・じあんじう だったかな?)

NY市立大学の霍見先生が「霍」という字をお使いなので熊本だったか九州出身と聞いた記憶ですが
日本の学者から半島系だと聞いてましたが、今日の感じ(漢字)では大陸系なのかしら?と思いました
秀吉の朝鮮出兵の時に日本に連れて来られた人の子孫なのかな?とか。


この霍元甲という格闘家は実在の人物だそうです。
あの映画のストーリーはフィクションらしいですが。


この人の幼な友達が良かったです。
中国の「男と男の友情」がいいですね。
「刎頚の友」とはちょっと違うけど。


いろいろな「男」のありかたを描いてたけど
ジェット・リーも良かったし中村獅堂も良かったし、この竹馬の友も良かったし。


ムーン(月)と呼ばれた田舎の目の不自由な女の人のことを
2人が別れるシーンでやっとウチの夫ったら「この人って目が悪いの?」だって。
何を観てたんでしょうね?どっちが「目が不自由」なんだか。
彼女は「心の目で見てる」と言ってたのにね。
ウチの夫のような明き盲にはハッキリ BLIND と字幕に書いてくれないと分からないよ〜


そうそうもう1つ。
竹馬の友が
ジェット・リーが中国の男が腰抜けかどうか思い知らせてやると言って
伍千阮の小切手?を渡すけど
心だけの友でなく実際にお金を出すとか、後にレストランを売って資金を提供するとか
運命共同体のところも良かったな。

泣けた。
[3]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2006年09月29日 07時59分05秒 ) パスワード

書き忘れ:


中村獅童は最初のプロローグ部分では武道着が左前みたいでした。
でも最後の、本当に戦うシーンではちゃんと右前で着てました。
フィルムを繋ぐ時の焼きが反対だったのかな?


いい映画でしたよ。
いろいろな「スピリット」について語ってました。

ムーンと呼ばれる女性達の一族の住む桃源郷のような貧しいけれど争いのない世界
田植えをしながら良い風が吹いてくると皆が田植えを中断して風を楽しむんです。
「極楽風」というのでしょう。


日本人が(原田真人のような)ズルイだけの人間じゃなくて
中村獅童のような正しい人もいるというのが描かれてて
本当に良い映画だなって思いました。
[4]BLさんからのコメント(2006年09月30日 20時25分12秒 ) パスワード

ご無沙汰しています。BLです。
9月は何かとバタバタして・・・その割には劇場で3本観てます。

まずは『ユナイテッド93』。
もちろん9.11同時テロを扱った映画ですが、
これはもう・・・恐ろしかった。冷静に観られなかったです。
結末の分かっている、どうしようもない、止められない流れが恐ろしかったです。
途中までは静かに静かに語られるのに、どうしようもなく緊迫してるのが分かるし、
いざ大きく動き出すと後は早い早い、一気に終末へ。
見終わった後は、ずーんと重く後に残る・・・これは観る価値がある、と思います。
変に感動を煽るでもないのがいまたいです(大統領の演説とか、ね・笑)

管制塔とか航空局の人達、本人出演が結構たくさんいるんですが、
これってエライよなあ、と思います。
思い出したくないって人も多いでしょうに、
あの日の出来事を再び同じように、演じて見せなければならないのだから。
この映画を作ることの意味、を大きくとらえているからでしょうね。
[5]BLさんからのコメント(2006年09月30日 20時40分40秒 ) パスワード

あれ?なんか間違ってる。

> 変に感動を煽るでもないのがいまたいです(大統領の演説とか、ね・笑)
変に感動を煽るでもないのが「またいい」です。
[6]BLさんからのコメント(2006年09月30日 20時54分08秒 ) パスワード

さて、続いては『マイアミ・バイス』

『ユナイテッド93』とは逆に、見終わった後に何も残らなかった作品(笑)
うーん、テレビシリーズを見てなくて思い入れが全くないからなのかな?
正直、今じゃもうどんな物語だったかよく覚えていない(笑)
場面場面は覚えてるんですけどねえ。
あ、コリン・ファレルは濃かったなあ(笑)
[7]BLさんからのコメント(2006年09月30日 22時18分50秒 ) パスワード

それから、『出口のない海』も観ました。

戦争を扱った映画ですけど、派手な戦闘シーンもなく(それも良かった)、人間の心を描くことに力を注いでいますね。
狂気としか言いようのない人間魚雷「回天」、その乗組員と彼らを取り巻く人々。
彼らみんなに様々な想いがあり、夢があり、それを果たせなかった無念があるんですね。
自分たちが幸せな時代に生きていることを感謝せねば、という気持ちになります。

それにしても出撃前のジリジリした空気、回天に乗り込むときのテンションの高さ、
狭い回天の中で発射を待つ恐ろしいまでの緊張感、これは気が狂いそうな程、高まってしまうんですね。
これで出撃しなかったら、助かったんだけど参ってしまうな。おまけに、周りの目が「帰ってきやがって」なんて酷い。

どのような結末なんだろうと思っていましたが、あんな哀しいとは。
でも全くのフィクションではなく、ああいうことはよくあったそうですね。(観ていないと分からないですね。スミマセン)

これは本当に、観て良かった。そう思える作品でした。
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