[1] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月07日 21時26分21秒 ) | パスワード |
こんばんは
今月観た作品
『僕のニューヨークライフ』『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』
『単騎,千里を走る。』『博士の愛した数式 』
『小さき勇者たち ガメラ』
本日は時間がないので後日,コメントを入れますね。
[4] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月10日 18時00分35秒 ) | パスワード |
こんばんは
まずは『僕のニューヨークライフ』:劇場通信引用
NYに住む若手コメディ作家ジェリーは,恋人のアマンダとはしっくりいかず,仕事もステップアップに繋がらずに悩んでいる。先輩作家のドーベルに相談しても答えはいつも哲学的すぎて・・・。人生の岐路に立たされた青年を通して描く,恋とNYと憂鬱。ウディ・アレンがNYへ贈る最後のラブレター!!
ウディ・アレンらしい台詞の映画。『メリンダとメリンダ』の前作品。この映画を撮り終わってから『メリンダとメリンダ』に流れて行ったんだなぁって感じます。コメディタッチで描かれてますが,実は深〜い深〜いメッセージを感じます。今の自分に満足していなくて,もう一歩成長したいなぁ〜と思われてる方にお薦めの作品かも。活動の拠点をロンドンに移したウディ,ニューヨーク色をどのように変色させるか,今後更に楽しみになってきました。
『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』:劇場通信引用
若く数学者としての才能を持ちながら,精神のバランスを崩した天才数学者の父を一人で看病していたキャサリンは,その父の死をきっかけに自らの人生を封印してしまう。父の死後に発見された世紀の数学の証明・・・。ピュリッツアー賞,トニー賞,数々の賞に輝いた舞台の完全映画化!!
あれれ??・・・アカデミー賞最有力候補じゃぁなかったっけ?? 見事にストライクゾーンを外してくれました。アンソニー・ホプキンスが『羊たちの沈黙』の印象が強く出ていた訳でもないし・・・(笑)。恋愛ものかと思いきや,父と娘の絆をテーマにしてました。グウィネス・パルトロー,演技はさすがうまいですね。グウィネス・パルトローのファンの方へのご褒美作品に観えました。
[5] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月10日 18時15分33秒 ) | パスワード |
あれれ??
[2][3]が抜けてますね。どうしたんでしょうねぇ・・・
『単騎,千里を走る。』:劇場通信引用
猟師の高田は,民俗学者の息子が余命いくばくもないと知り,息子の念願だった京劇の演目「千里走単騎」を撮影するために中国へ赴く・・・。チャン・イーモウと高倉健の友情が実現させた,心の交流を描く感動作!!
2組の親子が描かれていましたが,どちらの父親にも感情移入できませんでした。チャン・イーモウ監督,こんな作品作っている場合じゃないでしょ。健さんは無口だが心の中に秘めたものを持っていて,不器用だからその表現を態度で表せない・・・こんな設定が欲しかったなぁ。息子が入院していて死にそうな時に中国に行かなくてもなぁ・・・無理な設定を感じました。もう一組の子供の現れ方(設定)にも??でした。良かったのは大自然の風景と寺島しのぶさんの演技かな。エンドロールで解ったんですが,健さんの息子は中井貴一さんだったんですね(笑
『博士の愛した数式』
不慮の交通事故で,数学博士の記憶はたった80分しかもたない。他人とのコミュニケーションのため,博士は言葉の換わりに数字を使う。家政婦の杏子と10歳の息子は,数式の中に秘められた美しい言葉の意味に魅せられて・・・。至高の愛の物語!!
この作品は原作を読んでからの方が倍楽しめると思います。映画だと詳細設定を表現しませんので,設定を理解してから観れますからね。今回の吉岡秀隆さんは他の俳優さんとのカラミがありませんでしたが,ナレーション的しゃべり方(彼独特のイントネーション)にジーンとくるものがありました。友愛数とか完全数・・・数学の魅力を上手に表現していました。深津絵里さんは彼女色の家政婦さんを演じていました。他人に自然に優しくできる,自分の間違えを素直に反省し謝る・・・出来そうで出来ないんだよなぁ,現実には・・・(反省
私の今年の上位ランクです。もちろん推奨作です。
[6] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月10日 18時32分37秒 ) | パスワード |
『小さき勇者たち ガメラ』
愚息と一緒に観てきました。おこちゃま作品と思っていましたが,なぜか感動。今までのガメラに比べると,人類の生死よりもガメラ自身の「生きる事が大切」という事が感じ取れました。ラストのリレー・・・胸が熱くなり,なぜか涙が溢れて来ました。ガメラの鼻の穴??・・・ツッコミ所(ガメラの鼻の穴に何かを突っ込む訳ではありません)は多々あるでしょうが,そんなことは抑えて抑えて・・・,少年少女の気持ちを取り戻しましょう(笑
推奨作品です。
[7] | BLさんからのコメント(2006年05月14日 22時22分44秒 ) | パスワード |
こんばんは。BLです。
> 『単騎,千里を走る。』
> 無理な設定を感じました。
そりゃそうですよね(笑)
あの設定で、言葉も通じない中、ああいう行動が出来る(演じることが出来る)のは高倉健さんしかいないでしょうねえ。
そういう意味でも、チャン・イーモウ監督が高倉健主演で撮ったらこうなるのは必然、と言えるのかもしれませんね。
[8] | BLさんからのコメント(2006年05月14日 22時24分50秒 ) | パスワード |
さて、GW中にDVDで観た作品です。
『大統領の陰謀』
ダスティン・ホフマンとロバート・レッドフォード共演という作品、なかなか良かったですよ。
2人が演じる新聞記者が、ニクソン大統領が辞任追い込まれる結果となった1972年のウォーター・ゲート事件の真相に迫るという物語です。
実話に基づいた物語だそうですが、この作品が作られたのは1976年、まだ事件の余韻さめやらぬ時期というのがなかなか凄いです。
割と淡々と、それでいてサスペンスタッチで進みますけど、ジャーナリズムの誇り、みたいなものをしっかり観させてくれました。
ペンは剣より強し、ですかね。
ウォーター・ゲート事件の予習が必要かな・・・
タイプライターでエピローグを叩いていくラストは余韻が残ります。上手い。
[9] | BLさんからのコメント(2006年05月14日 22時26分31秒 ) | パスワード |
もう1本、『コーヒー&シガレッツ』
タイトル通り、コーヒーと煙草を小道具にして11編の短編を見せる作品ですが、
正直、のれませんでしたねえ・・・
モノクロで、喫茶店でコーヒーを飲んで煙草を吸っている人々を描いた各編10分程度の短編。
ありふれた日常の中での、登場人物のちょっとした気まずさや、会話のずれなんかからくる「おかしさ」を楽しむ映画なんでしょうけど、それがあまりおかしくない。
人によって合う、合わないがあるんでしょうね。残念。
[10] | BLさんからのコメント(2006年05月21日 23時57分23秒 ) | パスワード |
こんばんは。BLです。
『ナイロビの蜂』を観ました。
アフリカにおいて大手製薬会社が行っている人体実験を糾弾する、といった社会派の映画ですが、
サスペンスであり、ラブストーリーでもある、なかなか見応えのあるドラマでした。
ナイロビに赴任した外交官の妻が何かを調べていた矢先、何者かに殺されてしまう。
夫は不審に思って妻の調査を引き継ごうとするが、彼にも不穏な影がつきまといはじめる・・・といった物語です。
アカデミー賞を受賞したレイチェル・ワイズの演技も良かったんですが、
愛した妻を失ってからのレイフ・ファインズは素晴らしかった!
控えめな、ガーデニングが趣味の男が、妻の情熱を受け継いでいくんですが、
激しい情熱ではなく、静かな情熱って言うんですかねえ、そういう抑えた演技が良かったなあ。
生きている間、全ては理解してると言い難かった妻のことを理解していく、けど妻はもういない。
そんな喪失感が切なかったですね。
アフリカの様々な景色が強烈に目に映ります。それもこの映画の見所でしょう。オススメです。
[11] | BLさんからのコメント(2006年05月22日 00時04分17秒 ) | パスワード |
話題の『ダ・ヴィンチ・コード』も観ました。
どうも賛否両論あるらしいこの作品ですが、なかなか面白かったですよ。
前評判が高くないのは分かる気がしますね。キリスト教圏の批評家はそうだろうなあ。
でも、単純にエンターテイメントな映画と観れば面白かったですよ。サスペンス。
原作は未読ですけど、原作の持っているであろう、本来のうんちくとか謎解きの部分はかなりはしょられてた感じもしますね。
そう言う醍醐味が薄いのは・・・しょうがないけど物足りないという意見も分かるな。
僕は、原作への興味がもっとわきましたけどね。だからマルです。
[12] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月25日 01時06分11秒 ) | パスワード |
こんばんは
BLさん
> もう1本、『コーヒー&シガレッツ』
> 人によって合う、合わないがあるんでしょうね。残念。
でも,少し違った後味ってなかったですか?? ただの,「つまんないなぁ」だけじゃなっかったような記憶がしてますが・・・11本の短編の中で,「なるほど!」とかヒヤリとした感覚があったような気がしましたが・・・あは・・・それが, 人によって合う,合わないってことなのねん・・・(笑
『ナイロビの蜂』
> そんな喪失感が切なかったですね。
心をくすぐるコメントですねぇ・・・機会があれば観たいなぁ
> そう言う醍醐味が薄いのは・・・しょうがないけど物足りないという意見も分かるな。
まさしく同意。原作に勝るものなし でっす。
私も『ダ・ヴィンチ・コード』を観ました。原作は未読です。だって,サスペンスやミステリーは原作を読んでから鑑賞するともったいない気分がしますからね(笑
アンケートの方,凄い投票ですね。映画ファン万歳です。
好みから察すると,私と同年代かも??(笑
[13] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月25日 01時17分39秒 ) | パスワード |
『ダ・ヴィンチ・コード』
まずは,音楽担当のハンス・ジマーに大拍手。BGM&音響効果は抜群でしたね。続いては,シラス役のポール・ベタニー『ビューティフル・マインド』ではチョイ役,『ドッグヴィル』は飛んでた印象があるんですけど,これははまり役です。イギリスっぽいけどジャーマン的顔立ち,今後楽しみな役者さんですね。思わず,ダークサイトかと思っちゃいましたもんね(笑
テーマは『マトリックス』に近いものを感じましたが,日本じゃ理解出来ない事って沢山有るんでしょうねぇ・・・Ex.本初子午線の感覚はやっぱりアチラ独特のものじゃないのかなぁ・・・
井戸の話は癒されました。鑑賞者に説得してくれるトム・ハンクスの演技力はいつ観てもうならせます。同じ年には見えません,とても大人の男性に見えます。
アメリやガンダルフも良い色出してましたね。さすが,ロン・ハワードです。役者さんの長所(個性)を引き出すのが実に上手いですねぇ。
「賛否両論」「宣伝過剰」なんて言われてますが,私には楽しめた作品でした。推奨作です。
[14] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月25日 01時40分51秒 ) | パスワード |
私も気になってましたが・・・。
知人(寝る子さんの隠れファンかも)からメールが有りまして,寝る子さんの事をとても心配しているようです。
お身体の方だと心配です。
多忙なんでしょうかねぇ??
もしや,パソコンがクラッシュ??
[15] | げこさんからのコメント(2006年05月29日 09時18分39秒 ) | パスワード |
[12]Andy56@三鷹さん
>アンケートの方,凄い投票ですね。映画ファン万歳です。
>好みから察すると,私と同年代かも??(笑
ピンポン♪です。
撮りためておいたビデオを整理中です。必死になって観てますよ。
誰かさん。たまに、寝てるときもありますが・・・・。
[16] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月29日 18時17分25秒 ) | パスワード |
こんにちは
[15] げこさん
> 誰かさん。たまに、寝てるときもありますが・・・・。
な〜んか,想像付くなぁ・・・
ご主人は,外での疲れと家での気苦労があるのでしょうねぇ(笑
「夫婦50割引」(夫婦どちらかが50歳以上だと二人で2,000円)ってのも
ありますから,時には,劇場で大音響を楽しむのも良いですよ・・・
『ダ・ヴィンチ・コード』なんか推奨作です。
それにしても
『続 さすらいの一匹狼』渋いなぁ・・・
モンゴメリー・ウッドが改名してジュリアーノ・ジェンマになったのも
この頃ですよねぇ
高校の頃学校帰りに,日活の横の映画館にマカロニウエスタン3本立てを
観に行ってました・・・
[17] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月31日 15時20分44秒 ) | パスワード |
訃報です
日本人監督としてただ1人,カンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)を2度受賞した今村昌平監督が30日午後3時49分,転移性肝腫瘍のため,都内の病院でなくなられました。79歳。
『復讐するは我にあり』『楢山節考』『黒い雨』
記憶に残る作品です。テーマは重すぎるほど重いんだけど,どことなくユーモラスなところがありました。
ご冥福をお祈りいたします。
[001] 11'09''01/セプテンバー11(イレブン)(2002) 監督
[002] 赤い橋の下のぬるい水(2001) 監督/脚本
[003] ロスト・メモリーズ(2001) 出演
[004] カンゾー先生(1998) 監督/脚色
[005] うなぎ(1997) 監督/脚色
[006] 黒い雨(1989) 監督/脚本
[007] ゆきゆきて、神軍(1987) 企画
[008] 女衒 ZEGEN(1987) 監督/脚本
[009] 君は裸足の神を見たか(1986) プロデューサー
[010] 楢山節考(1983) 監督/脚本
[011] 生きてはみたけれど 小津安二郎伝(1983) 出演
[012] ええじゃないか(1981) 監督/原作/脚本
[013] 復讐するは我にあり(1979) 監督
[014] 飢餓海峡<TV>(1978) 企画/出演
[015] 青春の殺人者(1976) 製作
[016] にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活(1970) 監督/脚本
[017] 東シナ海(1968) 企画/原作/脚本
[018] 神々の深き欲望(1968) 監督/脚本
[019] 人間蒸発(1967) 監督/企画
[020] 「エロ事師たち」より 人類学入門(1966) 監督/脚本
[021] 赤い殺意(1964) 監督/脚本
[022] サムライの子(1963) 脚本
[023] 競輪上人行状記(1963) 脚本
[024] にっぽん昆虫記(1963) 監督/脚本
[025] キューポラのある街(1962) 脚本
[026] 豚と軍艦(1961) 監督
[027] にあんちゃん(1959) 監督/脚本
[028] 盗まれた欲情(1958) 監督
[029] 西銀座駅前(1958) 監督/原案/脚本
[030] 果しなき欲望(1958) 監督/脚本
[031] 幕末太陽傳(1957) 脚本/助監督
[032] 風船(1956) 脚本/助監督
[033] 洲崎パラダイス 赤信号(1956) 助監督
[034] わが町(1956) 助監督
[035] 愛のお荷物(1955) 助監督
[036] あした来る人(1955) 助監督
[18] | Andy56@三鷹さんからのコメント(2006年05月31日 15時30分44秒 ) | パスワード |
今年のカンヌの結果が発表されましたね。今村昌平監督との関係が因縁めいたものを感じます。
結果は以下の通り・・・
◆パルムドール
『麦の穂を揺らす風(仮題)』(ケン・ローチ監督/イギリス)
◆グランプリ(審査員特別大賞)
『Flandres』(ブリュノ・デュモン監督/フランス)
◆最優秀監督賞
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督(『Babel』/アメリカ)
◆最優秀男優賞
ジャメル・ドゥブーズ、サミ・ナセリ、ロシュディ・ゼム、サミ・ブアジラ、ベルナール・ブランカンの5名(ラシッド・ブシャール監督『Indigenes』/フランス)
◆最優秀女優賞
ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ローラ・ドゥエナス、ブランカ・ポルティロ、ヨハナ・コボ、チュ・ランプレブの6名(ペドロ・アルモドバル監督『Volver』/スペイン)
◆最優秀脚本賞
ペドロ・アルモドバル(『Volver』/スペイン)
◆審査員賞
アンドレア・アーノルド監督(『Red Road』/イギリス)
◆カメラドール(新人賞)
コルネリウ・ポルンボユ監督(『ブカレストの東、12時8分』)
パルムドールの作品の題名からして,心地良さを感じますね。
イギリス色の強い作品なんだろうなぁ・・・
機会があれば観てみたいなぁ・・・
『11'09''01/セプテンバー11』にケン・ローチ監督の短編も入ってましたよねぇ・・・本当に,因縁めいてるなぁ・・・
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