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 投稿番号:102819 投稿日:2005年11月10日 21時12分54秒  パスワード
 お名前:nyao URL=http://www2u.biglobe.ne.jp/~vanquish
今月の読書・2005年11月
キーワード:読書 ラジオ深夜便
コメントの種類 :雑談  パスワード

久しぶりの「読書」スレッドを立ててみます。
今回は50代以上の方なら共感を覚えること確実です。

『眠れぬ夜のラジオ深夜便』
(宇田川清江・著、新潮社、2004年、新書版)
1990年の放送開始直後から中高年世代を中心に人気を集め、
一説には毎晩200万人以上の人が耳を傾けているといわれ、
ついには月刊誌まで発行されるほどの深夜ラジオ番組、
それがNHKラジオの「ラジオ深夜便」です。
その深夜便の放送開始以来ずっと担当しているアナウンサー、
宇田川清江さんの筆になるのが『眠れぬ夜のラジオ深夜便』です。
深夜便開始のきっかけが昭和天皇のご容態放送だったこと、
また宇田川さん自身のさまざまな体験談などを紹介しており、
その舞台裏の風景や数々のエピソードを読み進めるうち、
深夜便リスナーならずとも引きずり込まれそうな内容です。
そのなかで私が最も共感したのは深夜便の基本理念のひとつ、
「できるだけゆっくりと話す」こと。
ラジオ放送に限らず話し言葉というのは早口だと聞き取りにくく、
また話す側もミスを連発したり途中で詰まったりするため、
結局ゆっくり落ち着いて話すほうが話し手も聞き手も楽なのです。
さらに耳が遠くなりがちな中高年世代に聞いてもらうためには、
ゆっくり話すことが一層求められるわけでして、
「なるほど中高年に人気があるのは当然だな」と思った次第。
とここまで読んでもしやと思った方は正解。
私も高校時代からの…つまり比較的初期からのリスナーです(笑)

[1]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年11月12日 13時28分16秒 ) パスワード

『眠れぬ夜のラジオ深夜便』

これは時々恩師がテープに録音して送ってくださるので知っています。
アナウンサーが眠そうな声で頑張って放送してる夜中の放送ですね。
昭和の初めの歌なんか紹介されて、その上、聴いてる層が御老人で
知らない時代にスリップした感じです。


私の世代あたりは「ジェットストリーム」かな?
私自身は早寝早起人間なので深夜放送というのは縁が無い方なんですけど。

でもソ連からの放送を聴いてて担任から呼び出しをくったことがあります。
番組終了時のソ連国歌がなんとも哀愁に満ちてて好きだったんです。
それぐらいの人間なんで(思想も音痴なので)呼び出されてガタガタ言われるタイプじゃなかったけど

最近ある事から
クラスの中には先生に密告するタイプの人間があるというのを知り
今更ねえ・・・

私って何十年ズレてるんだろう(呆)
[2]nyaoさんからのコメント(2005年11月13日 20時53分06秒 ) パスワード
URL=http://www2u.biglobe.ne.jp/~vanquish

>「ジェットストリーム」
私も高校〜大学で「ジェットストリーム」を聞いていました。
ちょうど初代の城達也さんが担当されていた最後の4年間と、
2代目の小野田英一さんの頃ですね。
今は4代目で伊武雅刀さんが担当なさってますが…。
*城さんは1994年末で降板し翌年2月病死
高校時代の平日定番パターンは夜10時台までは賑やかな番組を聞き、
11時になるや否やNHK・FMの「クロスオーバーイレブン」で、
津嘉山正種さんの渋いナレーションを味わい、
日付更新と同時に「ジェットストリーム」に切り替えて、
城さんの語る物語の世界に引き込まれ、
1時からはさすがに寝床に就くことが多かったのですが、
それでも週末は結構遅くまで聞いていました。
…私の方がよほどずれているような(爆)>暇さん
[3]なかにし@お世話係さんからのコメント(2005年11月14日 23時17分42秒 ) パスワード
URL=http://www.hikoshima.com/

 「眠れぬ夜のラジオ深夜便」と「ジェットストリーム」でちょっと思い出したのですけど、1980年代に青木小夜子さんの「FMバラエティー」って番組がありました。「こんばんは。こんばんは。もひとつおまけにこんばんは。」で始まるFM福岡とFM愛知の番組でしたけど、そこから「あなたの季節風」って本が出てました。たぶん書棚のどこかにあると思います。

・・・いや、思い出したのはそれだけなんですけど

 あのころの FMは格調高くて良かったですよね。番組の構成もすごく練られていたし。最近は放送作家とか構成作家とかって人はあまり番組に関わってこないのでしょうか。若いタレントさんが自分のささやかな頭の中の知識だけでトークしているような番組が増えてしまって閉口しちゃいます。

 最近はかつての FMの役割を衛星デジタルラジオが担っていると雑誌で読みましたけど・・・聴けない・・・(涙)。
[4]なかにし@お世話係さんからのコメント(2005年11月14日 23時22分45秒 ) パスワード
URL=http://www.hikoshima.com/

 今日は「もしイヌに風船をつないだら・・・?」ってのを本屋さんが届けてくれました。ネットの書評などでは評判あまり良くなくて、届いてすぐにパラパラッと読んだ細君も「文章が面白くない」って言ってました。まぁ「科学が答える75の疑問」ってサブタイトル付いてますので、仕事柄買っておこうかと。

 で、赤川次郎の「落葉同盟」を注文しました。

 それから、電車の中では「サイエンスウェブ」っていう先日創刊された科学雑誌を読みました。まぁ・・・インタビュー記事が多くて、おもしろいかな。ニュートンとの違いが良くわかんないですけど、これも仕事柄読んでおかないと・・・という感じでしょうか。
[5]なかにし@お世話係さんからのコメント(2005年12月25日 13時02分54秒 ) パスワード
URL=http://www.hikoshima.com/

「9.11 生死を分けた 102分」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163674306/qid%3D1135481632/249-5218539-8979514
を読みました。

 アメリカの世界貿易センタービルにハイジャックされた一期目の飛行機が突入して、最後に北タワーが崩壊するまでの 102分間を時系列でしかも、特定の個人個人の行動についてまとめ上げています。

 自分が予想も付かないようなアクシデントに巻き込まれたと起動するのが確率的に最も良いかを考える参考にしようと思って読み始めたのですが、分刻みで誰がどのように行動したかが詳細に記されていて、読後の感想は「読まなきゃ良かった」でした。

 どうやったらこのような状況から脱出できるかと言えば、気力・知力・体力・平常時からの心の準備・自分が生きるために冷酷になれる強い心、のすべてが備わってなおかつ、強い運に恵まれていなければならないという結論だと感じました。特に、運は大きくて、たまたま家族と電話していた、たまたまエレベーターに乗った、同じスカイロビーにいても隣に立っていた人は死んだけど自分はなぜか無傷だった、そういったことで助かっているようです。あとは「この非常階段は通れない」という風評に惑わされずにその非常階段を通って下に降りることに成功した人の話とか・・・。身体の弱い同僚を置いて自分だけが避難することができずに死んでしまった人の話とか・・・。来客が IDカードを忘れて入館できなくなってそれをロビーに迎えに行って難を逃れた人の話とか・・・。

 とにかくとてつもなく悲惨な内容で、都会には行きたくないな、という気分になってしまいます。
[6]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年12月25日 15時09分54秒 ) パスワード

>とにかくとてつもなく悲惨な内容で、都会には行きたくないな、という気分になってしまいます。

私の伯母と従弟は辛くも無事で、新聞に名前が載ってなかった時はホントに安心しましたが
その友人達は亡くなってるので「私も読みたくない1人」です。
もう1人の従弟はあの建物のすぐ近くに住んでるし。


「都会」というよりは「高層建物」がコワイです。

飛行機がぶつかって来るのもイヤだけど火災の方がずっと怖くて。
うちは2階建てで2階で寝てるので脱出用ロープと手袋は用意してあります。
非常用の梯子が欲しいんですがなかなか良いのが手に入らなくて。


オウムの時は姪が無事だったというのがホントにラッキーでしたが
「都会」って危険の可能性が高いですね。


運の無い人の1人になりたくないよぉ〜
[7]なかにし@お世話係さんからのコメント(2005年12月25日 15時53分50秒 ) パスワード
URL=http://www.hikoshima.com/

 うちも2階で寝ていますが、非常用のはしごを置いています。
 普通の二つ折りの脚立ですが、その一端はロープで手すりにつないであります。非常時に手を滑らせてはしごだけが下に落ちないように。普段は洗濯物干しとか、屋上に上がってアンテナを修理したり景色を眺めたりするときに使ってます (^^;)。

 運については、おおかたの人が運のない側に行ってしまうみたいですね。同じ所にいても助からない人と助かる人がいたり、家族と電話でけんかしていたから助かった人とか、199に電話して、出た相手によって生死が分かれたり・・・。

 また、高層ビルの火災はそのフロアだけで収まるのが常識なのだそうで、その常識の元に煙の充満する非常階段を使って降りる、っていう決断もなかなかできないみたいですし。あとから飛行機が衝突した南棟は非常階段が1本生きていたそうで、衝突箇所よりも上層にいてもそこを通れば多くの人が脱出できたらしいのですが、ほとんどの人は常識に従ってオフィスで救助を待っていたとか。

 そんな内容ですから、読んでもあんまり参考にならないと思いますので、読まなくても良い本です>みなさま (これこれ ^^;)
[8]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年12月26日 01時29分14秒 ) パスワード

>199に電話して、出た相手によって生死が分かれたり・・・。

(多分911と思います)日本の119番に相当します。


確かに911の人が間違った情報を流してNYFDの消防隊が全滅したという話を聞いています。
この担当だった人は生きているのが辛いでしょうね。


>読んでもあんまり参考にならない

全然参考にならないですよね。


大韓航空が撃ち落された時でも運の良い人は搭乗してないんですよね。
運の無い人は乗らないはずだったのに乗ることになって。

そういえばタイタニックでも同じ。


私は運の良い方に入りたい!


>普段は洗濯物干しとか、屋上に上がってアンテナを修理したり景色を眺めたりするときに使ってます

練習してますか(笑)
私もロッククライミングの練習をしておかなきゃ。
あたしは運動も音痴なのよねえ・・・・困
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