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 投稿番号:102799 投稿日:2005年10月01日 08時29分40秒  パスワード
 お名前:寝る子
今月観た映画(2005年・10月)

コメントの種類 :映画  パスワード

相変わらず放置気味で申し訳ございません。

しかし9月は暑かった、早かった(笑)
10月は少しは秋の風情を楽しみたいものですけどね〜

さて、今月は何が観れるでしょう。

「シン・シティ」はかなりスタイリッシュみたいで興味津々。
藤原周平の「蝉時雨」は今改めて本を読んでいますが、
これがどう映画化されているか、楽しみです。

「がんばれ!ベアーズ ニューシーズン」なんてリメイクものも
ビリー・ボブ・ソーントンとくれば期待大♪

「ステルス」はどうだろう。
選挙で有名になった言葉のひとつではありますが(笑)

「エリザベスタウン」はオーランド・ブルーム渾身の演技とか。
「キャプテン・ウルフ」のヴィン・ディーゼルも観たいなぁ・・・

というわけで、今月も皆様、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。

(全16項目)[投票総数:28票]
順位 票数 グラフ  
16
.21.4%
カーテンコール
24
.14.3%
この胸いっぱいの愛を
32
.7.1%
蝉しぐれ
32
.7.1%
シンデレラマン
32
.7.1%
チルソクの夏
32
.7.1%
シン・シティ
71
.3.6%
ヒトラー 〜最後の12日間〜
71
.3.6%
インファナル・アンフェア 無間笑
71
.3.6%
コーヒー&シガレッツ
71
.3.6%
ミリオンダラー・ベイビー
71
.3.6%
キャプテン・ウルフ
71
.3.6%
コープス・ブライド
71
.3.6%
春の雪
71
.3.6%
私の頭の中の消しゴム
71
.3.6%
ウィスキー
71
.3.6%
よなら,さよなら ハリウッド
投票項目
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[1]BLさんからのコメント(2005年10月04日 00時08分45秒 ) パスワード

こんばんは。BLです。

先日『シンデレラマン』を観ました。
ボクシングをするラッセル・クロウなんてしゃれにならないんじゃあ、なんて思ったりもしたけど(笑)、なかなか良かったですね。
ラッセル・クロウはかなり体を絞ってましたねえ。
『ビューティフル・マインド』の時には太い腕が数学者には見えないなんて思ったけど(笑)
同じロン・ハワード監督とのコンビで良い映画を見せてくれました。

2回目のチャンスを生かせるか、というのは『シービスケット』を思い出させますね。
どん底からはい上がっていくジム・ブラドックの家族を守るための必死さが伝わってきます。
特に、かつての仲間のもとへ行って援助を請う姿はぐっと来ました。
[2]寝る子さんからのコメント(2005年10月04日 07時58分40秒 ) パスワード

お忙しいでしょうけれど、お元気でいらっしゃいましたか?

私も一昨日は同居人の実家の法事で。。
今年はこういう行事が多いです。
うー、お膳を運んだせいか筋肉痛がする。。

『シンデレラマン』結構いいですよね。
あまり女性が観に行かないせいか、ランキングはいまいちみたいですけど、
絶対家族とは一緒に暮らすのだ、というジムの姿には心打たれます。

さて、『四月の雪』『蝉しぐれ』『カーテンコール』を観て来ました。

詳細はまた後ほど。
でも『四月の雪』は、すっごい人でしたね。。
一番大きなスクリーン貸し切り状態が続いているようです・・・^^;
[3]BLさんからのコメント(2005年10月06日 22時47分22秒 ) パスワード

こんばんは。BLです。

『ヒトラー 〜最後の12日間〜』を観ました。
自分には珍しくドイツ映画です。
この映画はドイツでも随分話題になったそうですね。
当然と言えば当然かもしれないです。ヒトラーを“人間”の部分を描いてると思いますし、
一部、ドイツ国民に対しても結構辛辣と言えば辛辣な描き方をしてるという見方も出来ますから。

ヒトラーのことだけ描いた映画ではなく、第三帝国の崩壊に関わる様々な人々を描いた作品です。
第2次世界大戦末期、ドイツの無条件降伏までの12日間を描いています。
でもなんでかな?結構知ってる話がほとんどでしたね。
僕はどこでこの話を知ったのだろう?(笑)

風貌や仕草がもう、イメージどおりのヒトラーで驚きました。
日本人の僕が観てそう思うヒトラー像、ドイツ人も同じようなイメージを持ってるのかって。
ヒトラーの愛人エヴァ・ブラウン、宣伝大臣ゲッペルスはじめ歴史上名の知られた人が出ますけど、
特に印象的だったのは建築家でもあった軍需大臣シュペーア。
ヒトラーを前にしても何となく余裕があるというか、冷静に意見するあたり。

それにしても、ヒトラーの秘書、ユンゲの目を通した数日間を、一つ一つ丁寧に事実を積み重ねていくことでこんなに重みのある映画になるんですねえ。
2時間半、全然長いと思わなかったです。オススメ。
[4]BLさんからのコメント(2005年10月10日 11時07分22秒 ) パスワード

こんにちは。

『チルソクの夏』を観ました。
この映画が話題になったのは2年くらい前ですかね?
これまで観る機会がなかなかなかったのですが、テレビで放映してたのを録画してようやく見ることが出来ました。

佐々部監督作品は先日観た『カーテンコール』に続いて2本目ですけど、似た雰囲気のしみじみしたいい映画ですね。
作り手が本当に映画が好きなんだろうなあということが伝わってくる作品でした。
息の長い作品という話を聞いてましたけど、分かる気がします。

たしか、下関のあちこちでロケしたんですよね?
それらしい見たことある風景もたくさん出てきました。長府のあたりかな?

釜山の安君を演じた男の子、日本人らしいですね。カタコトの日本語が滅茶苦茶上手いんですけど(笑)
韓国の人が日本語をしゃべるとああいう風になるんですよねえ。
[5]寝る子さんからのコメント(2005年10月10日 13時39分00秒 ) パスワード

映画はいいですね〜
ってこちら、長いこと放置ですけど。。^^;

『春の雪』
母が連れて行って欲しいというので、土日を避け、レディスディを避け・・・
しかし、1番大きなスクリーンのホールで、
1時間前にチケット買ったのに前から三番目の端っことは。
ずらりと周りを見渡すとみなさんほぼ私より年上。

これは映画館、儲かりますね(笑)
ん〜韓国でも評判はイマイチ、ということでしたが、
私もぴんとくるものはあまりありませんでした。

共演のソン・イエジンさんがとてもスタイルがよくて、
あれはきっとホールのどこかに座っていらした男性も
息を飲んだ事でしょう・・・

彼女の次回作『私の頭の中の消しゴム』が楽しみです。
[6]寝る子さんからのコメント(2005年10月10日 13時48分32秒 ) パスワード

『蝉しぐれ』これは清冽な作品です。

原作をあと少しで読み終えるのですが、
やはり藤沢周平さんの最高傑作と言われるものだけありますね。
時代劇というより、もっと別のもののような気が致しました。

ドラマも好評だったようで(私は観ておりませんが)
どれがいい?と意見も分かれるところのようですけれど、
これはこれでご覧になっていただくといいかな〜と想います。

確かにちょっと?というところも無きにしも非ずですが・・・

慎ましく美しい武士の心と、
そうでなければ生きられなかった時代やしがらみの世界。
その中でも本物の気持ちはこのように輝くのだ、と、
教えられた気がします。

大滝秀治、加藤武、大地康夫、原田美枝子、そして緒方拳。
それから文四郎とふくの子供時代を演じた2人も見事でしたね。
もちろん市川染五郎の清々しさと、
木村佳乃さんの美しさはまた画面に爽やかな風を感じさせてくれます。

ラストではつい涙涙になってしまいました。
方言があるとまだよかったかな〜と、ちょっと思ったんですけど、
そもそも原作が標準語でしたね(笑)
[7]寝る子さんからのコメント(2005年10月10日 13時52分45秒 ) パスワード

『カーテンコール』
山口県先行上映ということでちょっと得した気分♪

BLさんもご覧になってますが、
長府の主人公の自宅があるところ、それから下関の風景。
山口県をよく知った人でないと意味がわからないところもあるのかも・・・
などとふと思ってしまいました。

若い頃の幕間芸人を藤井隆が演じていますけれど、
老いた役で出る井上堯之さんがめっちゃいい味出してます。

映画好きにはたまらない1本でした。
まだご覧になってない方はどうぞお早めに^^
[8]寝る子さんからのコメント(2005年10月10日 13時59分41秒 ) パスワード

『この胸いっぱいの愛を』

今のりにのってる伊藤英明主演の映画です。
『黄泉がえり』の裏版というとわかりやすいのかな?
タイムトラベルものとしては、ちょっと言いたいこともあるのですが(笑)
でも違うところでちょっと心に沁みるので、よしとしましょう。

ミムラさんと伊藤英明のエピソードはもちろんですが、
クドカンや勝地涼(亡国のイージスでインパクトありましたね)の
エピソードがまたよかったりするのです。
あ〜子役の男の子がまた上手かったですね。

これも門司が舞台になっているので、
『カーテンコール』を観たあとだと、想いも色々浮かんできます。

空港カウンターの美女はなんだろう(大謎)

ラストの柴咲コウさんの歌、素敵でした。
それからオーケストラシーンでの金聖響さんの出演にはびっくりしました。
[9]Andy56@三鷹さんからのコメント(2005年10月10日 22時16分40秒 ) パスワード

こんばんは お久しぶりです
何にも悪い事してないんだけどなぁ・・・

ご両人,羨ましい作品の数々・・・
『シンデレラマン』は今年の上位ランク間違いないですよね。

BLさん 『ヒトラー 〜最後の12日間〜』
この作品は,私の今年の上位ランクには入ってくるでしょう。今でも眼に焼きついてますよ。子供達を・・・の場面。しかもゆっくりと一人一人・・・あのゆっくり感が重みを出して作品を濃厚にしてるんでしょうね。ドイツ映画恐るべし!ですよね。


寝る子さん 『カーテンコール』『この胸いっぱいの愛を』
羨ましい限りです。この2作品は是非とも抑えて置きたいですね。

そう言えば『この胸いっぱいの愛を』の予告編で対岸に移ってた橋脚の近傍の公園は『チルソクの夏』のロケ地だったんじゃぁなかったっけ??

ふと想い出したんだけど,チルソク の話題でもう一つ。
イルカの「なごり雪」の「♪きぃみっぃ〜が〜 さぁあったぁ〜」の「きぃみっぃ〜」のフレーズは彼女しか表現できなかった・・・って誰か言ってたよねぇ・・・(懐

[10]BLさんからのコメント(2005年10月11日 22時50分11秒 ) パスワード

こんばんは。

『ヒトラー 〜最後の12日間〜』はAndyさんも7月にご覧になられてたのですね。
ああ、あのシーンは胸が苦しくなりますね。
本当にこの作品がドイツで受け入れられたことに驚きです。
ユンゲの告白が胸を打ちます・・・

寝る子さん、『春の雪』は妻夫木&竹内の邦画では・・・
[11]BLさんからのコメント(2005年10月11日 22時58分30秒 ) パスワード

『蝉しぐれ』は普段あまり観ないジャンルの作品ですが、
木村佳乃ファンのワタクシとしては・・・悩む(笑)
そうですか、美しいですか(笑)
[12]寝る子さんからのコメント(2005年10月12日 08時01分38秒 ) パスワード

_| ̄|○ il||li

『四月の雪』の間違いでございます・・・
あまりに『春の雪』の予告編を映画館で観たもので、つい(汗)
[13]BLさんからのコメント(2005年10月12日 22時02分41秒 ) パスワード

こんばんは。BLです。

『インファナル・アンフェア 無間笑』をレンタルDVDで観ました。
『インファナル・アフェア』はとても好きな作品ですが、そのパロディを見つけたのでレンタルしてみました。
好きな作品のパロディですし、かなり期待してました。

ご覧のとおり、タイトルも非情に紛らわしいですね(笑)。
パッケージもよく似ていて、本家と同じポーズの出演者達・・・よく見るとみんなズボンをはいてない。
かなりふざけてます(笑)

このパロディ作品、本家のスタッフが多数参加してるらしいんですよ。
出演者も、若き日のヤンを演じたショーン・ユー、ヤンと仲の良かったキョンを演じたチャップマン・トゥ、そしてそして存在感たっぷりのマフィアのボス、サムを演じたエリック・ツァンまで!
ロケもセットも同じでいろんなシーンを撮ってますね。そこまでやるかってほど(笑)

映画自体はですね、もう本当にばかばかしい(笑)。ストーリーはあってなきがごとし。
うーん、期待が大きすぎた分、そこまで面白くなかったかなあ。
でもこのナンセンスさ、好きな人は好きかもしれないですね。
『インファナル・アフェア』絡みで笑えるシーンは結構ありましたが、本家を見てないと楽しみは半減でしょうか。
[14]BLさんからのコメント(2005年10月12日 22時09分22秒 ) パスワード

『四月の雪』と『春の雪』というタイトルもよく似ていますね。
もちろんパロディではないですね、はい(笑)

そうそう、チルソク絡みと言えば、『カーテンコール』に出てくる映画館にも一瞬ちらっとポスターが映ってましたね。
[15]寝る子さんからのコメント(2005年10月13日 07時30分20秒 ) パスワード

>『インファナル・アンフェア 無間笑』

BLさんはパロディ見つけるの上手いですねえ(笑)

タイトル間違いは年のせいです、許してください。涙。。

『半落ち』にも『チルソクの夏』のポスターが貼られてましたよ。

そうそう、今度回天を映画化する佐々部監督の舞台もまた山口県です。
これにも期待したいですね。
[16]Andy56@三鷹さんからのコメント(2005年10月15日 19時44分51秒 ) パスワード

こんばんは 

みなさん,楽しそうな作品をご覧になられてますね。羨ましい限りです。本日は久々に劇場へ足を運び,『この胸いっぱいの愛を』を観て来ました。

伊藤英明さんは『白い巨塔』の柳原先生(BLさん:笑)のイメージが未だに抜けませんねぇ・・・勝地涼君,こんな悪役もこなせるんだね,これから楽しみだなぁ・・・。

『クイール』『黄泉がえり』色が強いと思いましたね。それが狙いだとすれば,まんまと嵌ってしまいました。

港町育ちの私としては,こんな感じの港町も「まっ,良いか・・・」って思いますね。ただ気になったのが「方言」です。もっと取り入れても(地方色を出しても)良かったのでは・・・
[17]Andy56@三鷹さんからのコメント(2005年10月17日 23時33分06秒 ) パスワード

こんばんは

『コーヒー&シガレッツ』『ミリオンダラー・ベイビー』の2本立てを観て来ました。

コーヒー&シガレッツ:劇場通信引用
スタイリッシュな映像と,音楽が新鮮なインディーズ・ブームを巻き起こしたジム・ジャームッシュが,18年の長きに渡り撮りためてきた「伝説の一作」。カフェを舞台に豪華な顔ぶれのスターたちが,コーヒーを飲みながら,タバコを吸いながら,どうでも良さそうで良くない,ひとくせある会話を繰り広げる・・・リラックス・ワールド。

話に付いて行けなかったけど,いつの間にか釘付けにされてました。なんなんだろうなぁ・・・11の短編で構成されてるけど,どれも繋がってないし・・・どの短編にもコーヒーとタバコが出てくるって共通点だけ理解できました。良い所を強いて挙げれば,豪華俳優陣かなぁ・・・ただ,それだけでした。


ミリオンダラー・ベイビー:劇場通信引用
実の娘に縁を切られた初老のトレーナーと,家族の愛に恵まれない女性ボクサーとの間に育まれる崇高な絆の物語を「これはシンプルなラブストーリーだ」と語るクリント・イーストウッドが観る者を神聖な領域に導く感動作。

今回2度目。『シンデレラマン』の方が後味が良い分,この作品の深みが有ったのだろうか・・・重みがあるよね。改めて感じた事は,ピアノとギターの旋律が良い味を出してたってことと,モーガン・フリーマンはさすがだなってこと。しっかりと造った作品は何度観ても良いよね。
[18]寝る子さんからのコメント(2005年10月21日 14時17分11秒 ) パスワード

放置でしたね・・・^^;

『シン・シティ』観て来ましたよぉ〜
これは賛否両論分かれているようですが、私はだ〜いすきですっ♪
こんなにスタイリッシュでハードボイルドで刺激的でいいのぉ?
と、思わず叫んじゃうくらい、私ははまりましたね。

アメコミなんて思っちゃ駄目ですよ。
これはもう新ジャンル。
モノクロの画面にときおり入るパートカラーの印象的なことといったら・・・

豪華スターの競演も、期待を裏切ることなく私たちを楽しませてくれます。

無垢なる野獣のエピソードではあのミッキー・ロークがいい味出してます。
イライジャ・ウッドが、わっ、こんな役で?と出ていますが、
たった一晩側にいてくれた女のために命を差し出す男の魅力って凄いな。

愛に巻き込まれる男のエピソード。
これは凄いですよ、クライヴ・オーエンがめちゃくちゃかっこいいです。
もちろんベニチオ・デル・トロがまた・・・
ストーリー書けないですけど、へー、そんなーとなっていく面白い展開でした。

そしてブルース・ウィリスやジェシカ・アルバが紡ぎだすエピソード。
全ては愛のために、女性のために。
ブルースこれで復活だな、と思わせる素敵な初老の刑事を演じています。

これをこれだけ突っ走れる美しいハートを持ったヒーローたちにするなんて、
ホント凄いなあ・・・

いいキャラ満載でとても書ききれませんが、
私は大満足の作品となりました。

是非是非ご覧下さいませ♪
[19]Andy56@三鷹さんからのコメント(2005年10月26日 00時47分05秒 ) パスワード

お久しぶりです。

『シン・シティ』良さそうですね。個性派俳優勢揃いですね。デヴォン青木は良い色を出していたのだろうか??心配してます。

横山秀夫さん「出口のない海」の映画のタイトルは何て言うのですかねぇ??『回天』??そのままの『出口のない海』??  私だったら『出口のない青春』にするけどなぁ・・・それとも『返球されないキャッチボール』
[20]Andy56@三鷹さんからのコメント(2005年10月30日 10時25分46秒 ) パスワード

『ウィスキー』『さよなら,さよなら ハリウッド』の2本立てを観て来ました。

ウィスキー:劇場通信引用

小さな靴下工場を経営するハコボは,久しぶりに帰国した羽振りのよい弟への見栄から,従業員のマルタに夫婦のふりをしてもらう。3人一緒の記念撮影を撮る際に「チーズ」ではなく「ウィスキー」と唱え・・・。セリフが少ないにもかかわらず,人生の可笑しさ,哀しさ,そしてすばらしさをユーモラスに描くウルグアイから初お目見えの傑作映画。

毎日同じことの繰り返し。店のシャッターの開け方,工場の機械のスイッチの入れ方,朝の紅茶,車の駆け方・・・そんな中での弟の出現。急製夫婦の矛盾点をコミカルに描いてます。そして心の奥底にある何かが少しづつ動いて行く・・・そんな表現をしてました。マルタ役のミレージャ・パスクアル,どこにでも居る「オバサン」を上手く演じてましたね。ほのぼのとした進行での,中途半端なラスト・・・マルタの「その後」は色々考えさせられます。面白い終わり方だったと判断してます。


よなら,さよなら ハリウッド:劇場通信引用

過去にオスカーを受賞したことだけが支えの,今ではすっかり落ちぶれた映画監督。久々に舞い込んだ仕事のプロデューサーはなんと別れた元妻。プレッシャーで目が見えなくなり・・・。ウディ・アレン自らのキャリアをネタにした自虐的ギャグ満載の爆笑コメディー。

これは反則か?? ウディ・アレンもとうとうネタが尽きたか?? なんて思って観てましたが,「皮肉」を表現したい為に数々の前触れがあったんだなぁ・・・と後半途中で気付きました。鼻先で笑う場面が多々有りです。けっして大声で笑ってはいけません。それにしてもウディの早口の台詞は見事だねぇ。相手役が大変だろうなぁ・・・私には出来ませんね(笑) これからもウディワールドを維持してもらいたいなぁ・・・


今回のコンセプトは「台詞」かな??
片方は「台詞」が少なすぎ,もう一方は「台詞」が多すぎ・・・そんな感じがしました。
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