[1] | nyaoさんからのコメント(2005年06月09日 01時19分46秒 ) | パスワード |
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さて新スレッド最初の話題は「トライアスロン」。
私自身は水泳が苦手でデュアスロンなら…というところですが、
日本でトライアスロンが本格的に始まったのは、
今から約20年ほど前と比較的歴史が浅いのです。
1985年4月に宮古島トライアスロン大会が始まり、
翌1986年には愛媛県中島でもトライアスロン大会が開始、
この2つの大会は今でも毎年開催されています。
宮古島は世界屈指の長丁場で外国の一流選手も参加、
片や中島は小さな島ならではのショートコースという、
対照的な性格を持った大会なのですが、
共通するのは「島ぐるみのもてなし」。
ケーブルテレビで宮古島大会のダイジェスト放送があって、
選手それぞれが自らの限界に立ち向かう姿が印象的でした。
さてトライアスロンで機材費の大半を占めるのが、
困ったことに(?)自転車なのです。
使用するのは基本的にロードバイクなのですが、
通常のロードバイクと異なりDHバーと呼ばれる、
一種のアームレストを装着できるのがルール上の違い。
そして長丁場に挑む選手たちの自転車を見ると、
それ以外にも細かな工夫が施されています。
たとえば水分補給のためのボトル積載。
宮古島大会のような「アイアンマンレース」ともなると、
3km泳いで155km自転車こいで42.195km走るんですから、
カロリー消費もさることながら水分消耗もかなりのもの。
特に自転車はトップクラスの選手でも4時間以上、
コース上に設置される補給所は限られるため、
ボトルをもらったらフレーム下部のボトルホルダーに積載、
なかにはサドルにもボトルホルダーを増設して、
4本も5本も抱える例だってあるのです。
[2] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年06月09日 01時43分46秒 ) | パスワード |
そういえばハワイでもトライアスロンの競技大会が行われてましたっけ。
宮古島も暑そう(汗)
そうそう先日ラスベガスの土産物屋さんでアームストロングの「黄色い腕輪」を売ってました。
[3] | nyaoさんからのコメント(2005年06月10日 23時40分52秒 ) | パスワード |
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>アームストロングの「黄色い腕輪」
アームストロングって月面着陸した宇宙飛行士じゃないの?とか、
何で腕輪が自転車と関係あるの?と思う方に説明しますと、
これはフランス一周自転車レース「ツール・ド・フランス」で、
1999年から6連覇中している世界最強の自転車選手、
ランス・アームストロングが創設したガン闘病基金が、
「気軽なガン患者支援」のために売り出したもの。
(月面に人類初の足跡を残したのはニール・アームストロング)
かつてアームストロング選手自身も睾丸ガンが脳まで転移し、
一説には「5年後の存命率20%未満」と診断されるほど悪化。
最初の医師は「助かっても自転車には乗れない」と診断、
しかし自転車好きだった2人目の医師は「カムバックできる」と診断、
紆余曲折はありましたが見事に自転車選手として復帰。
100年あまりのツール・ド・フランスの歴史上はじめて、
大会6連覇という快挙を成し遂げるに至ったのです。
その基金の腕輪“LIVESTRONG”はチームメイトのほか、
昨秋母をガンで亡くしたイバン・バッソなど趣旨に賛同した他の選手も、
レース中に装用しているそうですよ。
ちなみにアームストロング選手は元々トライアスロン出身で、
ジュニア時代に大人顔負けの成績を残していたそうです。
[4] | nyaoさんからのコメント(2005年06月11日 00時17分00秒 ) | パスワード |
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さて本日は仕事帰りに自転車屋さんに寄って、
わずかに残るであろう茄子の使い道を探るべく、
カタログに目を通していました。
(うちの親父の還暦祝いで例年以上の出費がぁ〜〜〜!)
目の前ではイタリア・ジオス製のクロスバイクが、
恐らく初めてスポーツ用自転車に乗るであろう新オーナーに、
ギアシフトの方法など説明され引き渡されていました。
ころんさんの愛車と同じPUREですよ〜。
新オーナーとその友人と思しき方としばし談笑したあと、
目を転じると自転車入りと思われる大きな箱が2つ。
長さ1.5m×高さ0.9m×幅0.3mほどかな?
店長のご好意によりその組み立てを見学させていただきました。
[5] | nyaoさんからのコメント(2005年06月11日 00時34分00秒 ) | パスワード |
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以前にも触れましたが自転車が販売店に入荷するときは、
七分組みといって最終組み立てと調整を必要とする状態で、
箱に入れられ配送されることが多いそうです。
今回見た自転車も典型的な七分組み状態でして、
箱から引き出された自転車はハンドルとサドルを引き抜かれ、
前輪は外されてフレーム中央部に縛り付けられた状態。
そして要所要所はダンボールやスポンジで保護されており、
輸送中の破損を極力防ぐ工夫がされていました。
もっとも最終組み立てが始まれば保護材は余計なごみ、
至る所に付いていたため始末が大変そう(汗)
今回の車体は比較的丁寧に梱包されていたようですが、
「きちんと調整してからでないと売りに出せない」、
ホイールとブレーキの調整はとりわけ慎重さを要しますので、
仕上げは明日の朝にお預けとのことでした。
[6] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年06月13日 00時49分12秒 ) | パスワード |
>ちなみにアームストロング選手は元々トライアスロン出身で、
>ジュニア時代に大人顔負けの成績を残していたそうです。
身体の鍛え方が違ってたんですねえ。
(自転車だけの競技の方がずっとか楽だ〜)なんでしょうね。
>(うちの親父の還暦祝いで例年以上の出費がぁ〜〜〜!)
父の日が来週ですから2重に大変ですね。
nyaoさんの父上は終戦の年のお生まれでしたか。
戦後と共に生きた人生ですね。
>「きちんと調整してからでないと売りに出せない」
いいですね。
信頼できます。
[7] | nyaoさんからのコメント(2005年06月14日 00時30分31秒 ) | パスワード |
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お店で組み立て途中だった2台の自転車が気になり、
仕事から帰ったあと自転車屋さんまで軽くサイクリング。
すると既に1台は納車済みで店から消えており、
もう1台は速度計をハンドル上に装着していました。
普通に店頭に並べるときはアクセサリーをほとんど付けませんから、
お客さんの要望で装着して納車待ち状態であると判りました。
注文するはずだった部品のメーカー名が判らなかったため、
今回はひとまずお預けになって店長さんと雑談モード。
「いろんな自転車を並べて試乗会をやりたいねえ」とか、
「難易度別のサイクリングマップを作りましょうか?」とか、
頑張れば実現できそうな構想をあれこれ話し合ったのでした。
サイクリングマップは地図と走行経験があれば制作可能ですが、
私の手元には「高度計付き速度計」と「ハンディGPS」があるので、
これらの機材を駆使してサイクリングマップを作ったら…?
と頭の中はすでに電子地図モードになってます(笑)
[8] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年06月14日 11時38分32秒 ) | パスワード |
>「難易度別のサイクリングマップを作りましょうか?」とか
アメリカ人だったらこれをビジネスにしちゃって!億万長者になる?でしょうけど。
惜しい!
[9] | nyaoさんからのコメント(2005年06月16日 23時06分35秒 ) | パスワード |
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>ビジネス
日本では観光マップなどを無料で配るのが当たり前で、
下関市内でも地域によっては無料で地図を配るほど。
しかし一方で地図出版大手は著作権にうるさくなり、
市販の地図をそのまま流用…というわけには参りません。
何よりサイクリング普及という「公益」のためですから、
私としては敢えて商売っ気は出さずに、
サイクリング人口を増やす方向で考えてます。
さて今日は職場の同僚から自転車選びの相談を受け、
駐輪場に停めてある自転車を見本に説明しました。
幸い一流メーカー製のスポーツ用自転車が数台あり、
解説にはもってこいの環境でした。
仕事から帰ると今度は綾羅木川沿いに自転車を走らせ、
考古博物館との間を2往復して帰宅。
走行距離20.5kmを1時間16分ちょっと、
ちょうど散歩の方々も多かったので控えめな速度で、
勾配や沿線の施設を丁寧にチェックしながら、
流し気味に走ってみました。
(通勤で乗るときは8kmを25分以内です)
もちろんサイクリングマップに掲載予定ですので、
お楽しみに〜。
[10] | nyaoさんからのコメント(2005年06月20日 21時25分34秒 ) | パスワード |
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今回はいささか珍しいミーハーなお話。
私は眼鏡を常用しているので二輪・自転車でも掛けてますが、
特に自転車では汗やら虫やらが邪魔になって仕方ありません。
さりとて通常のサングラスでは度付きは少ないし、
着色が濃いと夜間走行で痛い目に遭うだろうし…。
ふと某ショッピングセンター界隈を散策していると、
ツール6連覇アームストロング御用達のサングラスメーカー、
オークリーを取り扱うという眼鏡店を発見!
スポーツ用…それも自転車での仕様も想定しているだけあり、
そこいらの眼鏡やサングラスよりもしっくり。
通勤や夜間走行の便を考えて薄い着色のレンズと、
軽合金製フレームとの組み合わせが良いだろうということで、
早くも仕送り以外での茄子出費第1号が決定。
店員さんが私と同じく二輪や自転車で通勤しているとのことで、
すっかり意気投合しちゃいました。
ちなみに今日の自転車「散歩」は19.0kmを59分44秒。
今日のルートは前半が綾羅木川沿いで後半が住吉神社の裏、
短いながらもアップダウンが激しく修行に最適のコースです。
[11] | nyaoさんからのコメント(2005年06月21日 02時36分22秒 ) |
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本人によりコメントは削除されました。 2005年06月21日 02時38分18秒
[12] | nyaoさんからのコメント(2005年06月21日 02時39分58秒 ) | パスワード |
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書き損じたのでひとまず削除削除(汗)
今回はまず事務連絡(?)です。
自転車ロードレース最高峰のツール・ド・フランス、
その開幕の7月2日まで2週間を切りましたので、
例年と同様に特集スレッドを別に作ります。
さて今回のネタは「ハンドル周りの多機能化」です。
普通の自転車のハンドルに付いている機器といえば、
前後1対のブレーキレバーとあまり使わない(?)ベル、
そして3段程度の変速レバーがあるくらい。
ライト点けるときは発電機のレバーを足で蹴って(?)、
切るときも同じように操作して…。
一昔前のスポーツ用自転車は変速レバーがハンドル下にあり、
しかもうまくギアを入れるには職人芸が必要で、
特に上り坂でシフトダウンするときは大変だったそうです。
1970年代から80年代初頭にかけて流行した、
スーパーカーばりのライトを付けた「フラッシャー」は、
5〜6段ギア用の変速レバーがハンドルとサドルの中間にあり、
変速のたびに手をハンドルから離す必要がありました。
また一部の高級車に付属していたメーターは、
前輪の軸でメーターケーブルを回転させる機械式で、
メーター自体も小さな弁当箱くらいの大きさでした。
二輪・四輪のようにエンジンで動く乗り物ならば、
これくらいの駆動ロスなんて微々たるものなのですが、
人力で動く自転車となると小さなロスの積み重ねで、
余分に体力を消耗してしまったといいます。
現在の30代から40代前半の方々ならば、
当時のことを懐かしく思い出していただけますかね?
そんな自転車の操作系統が大きく変わったのは、
1980年代後半以降に次々と起こった技術革新です。
いくつかの技術はすでに説明していますが、
おさらいを兼ねて改めて説明します。
<ハンドルを握ったままで変速レバーを操作できる技術>
内蔵3段ギアでは早くから存在した技術ですが、
それは段数が少なくレバー小型化の必要性が小さかったから。
外装6段以上のギアでハンドル上に変速レバーを付けるには、
レバーの小型化に加えシステム全体の正確さ、
さらに簡単に操作できる取り扱いの容易さも求められます。
これらの技術が実現したのは1980年代後半のこと、
シマノがこれらに関連する技術の特許を持っていることは、
以前に説明したとおりです。
<電子部品の小型化>
液晶表示のデジタル腕時計に代表される電子技術は、
自転車用メーターの小型化を実現する手段となりました。
小型液晶パネルと非接触型磁気センサーを組み合わせることで、
メーター本体の大きさは腕時計サイズへと一気に小型化、
さらに物理的接触がないため回転ロスは皆無となり、
ハンドルへの着脱が拍子抜けするほど簡単になりました。
時期センサーからの情報を元に速度や距離を計算することから、
この種のメーターはサイクルコンピュータと呼ばれます。
こうしてハンドル上に変速レバーとメーターが装備され、
スポーツ用自転車は以前に比べて格段に快適で高効率となり、
結果としてより遠くへより速く走行できるようになったのです。
しかしハンドル上への機能追加は止まりません。
長くなったので続きは次のレス!
[13] | nyaoさんからのコメント(2005年06月21日 03時47分54秒 ) | パスワード |
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「ハンドル周りの多機能化」の続きです〜。
1980年代の技術革新で自転車の部品も進化し、
変速レバーと小型メーターをハンドル上に装着可能になったことは、
先の記事で紹介しました。
しかし進化はここでは止まらず、
90年代以降もさらに度肝を抜く技術が次々と生まれ、
ハンドル上にはさらに多くの機器が搭載可能となりました。
<サスペンションの効き目を手元操作!>
1980年代後半からのマウンテンバイク流行は、
二輪と同様フォークにサスペンションを付ける契機となりました。
そしてその効き目を調整できる操作レバーが、
一部のマウンテンバイクのハンドル上に装着されたのです。
この種の操作スイッチは二輪でもごく一部しか搭載されない、
非常に贅沢な機能です。
<GPSの実用化・民生転用>
これは何度か紹介していますが改めてご紹介。
TACANやロランより精確で便利なGPS技術は、
1990年代後半に民生転用が本格化し、
超高精度な航法装置が手元にすっぽり収まる時代に突入!
GARMINなどの商品は自転車への搭載を想定して、
自転車のハンドル基部に装着できるホルダーも用意、
ツーリング等において頼れる電子機器として、
スポーツ用自転車でも徐々に普及しつつあります。
さらにメーターも心拍計や高度計など機能が次々と追加され、
変速装置もギアの段数が8段から9段・10段と増えて、
ハンドル周りがいよいよ多機能になり操作は複雑に…。
しかし21世紀に入ってまたまた技術は進化。
<オートマチック+サスペンション自動制御>
以前紹介した車軸内蔵の発電機「ハブダイナモ」技術は、
単にライトの軽量化や高効率化を実現しただけでなく、
電池なしでも動作する電子制御オートマチックを実現。
さらに一部高級機材ではサスペンション制御まで、
速度変化に応じて自動制御するアクティブサスをも搭載、
ある意味オートバイを超えちゃってます。
<ハンドルを握ったままメーター操作>
小型化したメーターも操作するときハンドルから手を離すため、
走行中の操作では多少不便な部分もあります。
そこで最近になって商品化されたのが「手元操作ボタン」。
ハンドルを握ったままメーターパネルを操作できるよう、
操作スイッチをブレーキレバー等に埋め込んだり、
ハンドルに別途装着したりする商品が発売されています。
これらの機能が目指す方向はもうお分かりでしょう。
ハンドルに手を置いたまま種々の機能を操作することを、
スポーツ用自転車に携わる技術者たちは目指していますが、
この歩みは1970年代のジェット戦闘機開発において、
技術者たちが目指したものとそっくりです。
その概念は「スロットルと操縦桿に手を置いたまま」という、
英文の頭文字を取ってHOTASと呼ばれています。
最大6G以上という苛酷な環境で戦闘に勝利するためには、
操縦系統から手を離さず必要なスイッチを操作できるよう、
スロットルレバーや操縦桿にスイッチを追加するとともに、
空中戦に必要な情報を1箇所に集中表示させる必要がありました。
この概念はF−15イーグルで初めて実用化され、
以後ジェット戦闘機には不可欠の要素となっています。
レースやツーリングなどを走るスポーツ用自転車もまた、
買い物などとは比べ物にならぬほど過酷な環境において、
走行中に必要な情報を素早くチェックし行動するため、
操作系統やディスプレイ機能を集約する必要があるのです。
将来的には速度計にGPSやINSなどを一体化させ、
さらにサスペンション制御など特殊機能も追加して、
1つのディスプレイで走行中のあらゆるデータを表示・分析し、
ハンドルを握ったままそのほとんどを操作可能な、
自転車版HOTASシステムへと進化することでしょう。
…そのうちヘルメットディスプレイも実用化?(笑)
[14] | nyaoさんからのコメント(2005年07月08日 00時13分11秒 ) | パスワード |
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小難しいお話から一転してお次は「暴走大統領」のお話。
と言ってもツール・ド・フランスで6連覇中の、
あのランス・アームストロングではなくて、
何かにつけてその言動が世界中で物議をかもす「あの」大統領のこと。
昨年もマウンテンバイク乗車中に事故を起こしたのですが、
今度はサミットのため立ち寄った先で自転車で、
事もあろうに付近を警備中の警官にぶつかるという大騒ぎ!
幸い双方とも命に別状はないようですが、
シークレットサービスの警護官あたりから大目玉を食らいそう。
たとえばこんな風に…。
警護官「ご自身の限界を超えて自転車を飛ばしちゃいけないって、
何度申し上げたら判るんですか、大統領閣下!?
まさかランス・アームストロングの真似をしようと思って、
カッコつけたんじゃないでしょうね?」
大統領「そんなに飛ばしてないよ、20マイルそこそこで…」
警護官「それが飛ばし過ぎだというんですよ!
差し出がましいようですがあなたももうお歳なんですよ?
20マイルって…メーター見てよそ見していたんでしょう!?」
大統領「…」(反論できず)
警護官「あなたの健康のためと思って見過ごしてきましたが、
人身事故を起こされたとあっては我々も我慢の限界です。
しばらく自転車乗車禁止!いいですね!」
大統領「そんなぁ…」
…いささか推測と誇張が入っていますが、
マウンテンバイクは素人でも時速30kmなんて軽いもの、
市街地向けにセットしていればもっと加速。
それだけにライディングテクニックを鍛えないうちは、
飛ばしすぎないよう要所要所で早めにブレーキをかけなきゃ。
ついでにメーターに気を取られてわき見運転しないように。
データはいつでも回収できるんですから。
[15] | nyaoさんからのコメント(2005年07月08日 02時43分50秒 ) | パスワード |
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爆笑ニュースで頭が柔らかくなったところで、
久々の新アイテムテスト2連発!
<オークリー製サングラス>
アームストロング選手大好きな私が手に入れたかったもの、
それは米国オークリー製のサングラス。
並みのサングラスと異なり度付きレンズも選択できるため、
私のように近視の人でも安心して使えます。
ルディプロジェクトなど他社でもあるにはあるんですが、
やっぱりランス様を尊敬する私はオークリー♪
選んだのは金属フレームの廉価版“Wire Tap”で、
これに現在使用中の眼鏡とほぼ同じ度数のレンズを、
薄めのアクアブルーで仕上げて組み付けてもらいました。
実際のテストは自転車に乗って1時間連続走行しましたが、
これまで容赦なく目に飛び込んでいた虫たちが全然入らない。
加えて色を弱めに設定していたので夜間も使えます。
多少調整が必要ですが自転車用としては十分な性能なので、
今後もテストを重ねながら仕上げる予定です。
*オークリー本国サイト
http://oakley.com/
<ビスタライト・ロードトード>
電池式のヘッドライトは市場にたくさん出回っていますが、
電池の残量が一目でチェックできる優れものとなると、
10W級以上の明るさも値段も「ハイメガキャノン」なものか、
スペシャライズドが以前販売していたプレビューXeくらい。
いずれにしても受注生産もしくは製造終了につき入手困難なので、
大半のサイクリストは電池の残りを気にしながら夜間走行してます。
そんな現状を打破すべく登場したのが今回紹介する、
ビスタライト製新型ヘッドライトVL600「ロードトード」。
プレビューXeより一回り小さな形状ながら、
単3電池4本と2.4Wハロゲンバルブの組み合わせは同一。
しかもプレビューXeは回転式スイッチの強度不安を抱えるのに対し、
ロードトードはラバーブッシュ式ボタンなので耐久性は十分。
残量表示も前者が常時LED表示なのに対して、
後者は電圧降下を検知したときだけ赤色LEDが点灯するという、
より実用的な表示方法を採用しています。
しかも出力はボタン操作ひとつでハイ/ロー2段切り替え式、
さすがは新型の面目躍如というところ。
唯一レンズ性能だけはプレビューXeが優れていますが、
総合的にはロードトードに軍配が上がりそうです。
米国では「透明ケースは嫌だ」とか「電池切れが早い」とか、
必ずしも肯定的な評価はされていませんが、
その辺は最新鋭のニッケル水素電池と知恵でカバーすべし!?
*ビスタライト社の製品紹介ページ
http://www.vistalite.com/vistalite_03/03headlights.html
*ビスタライトを調達したお店「サイクルピット240」
http://ww51.tiki.ne.jp/~nishio/
[16] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年07月13日 08時12分15秒 ) | パスワード |
オークリーのサイトに行って来ました。
私もこういうの欲しいです。
度つきのサングラス。
今は眼鏡の上にサングラスもかけて重いったら。。。
でも似合わないだろうなあ〜
大統領の自転車の話で
「自転車に乗ったら景色をたのしむと良いけど止まる時は気をつけて」と言ってたのかな?
確かセグウエー?でしたっけ変てこなローラーみたいな乗り物
あれでもコケテルよね。
本人は若いつもりでも感覚は年相応に鈍っているんじゃないかな。
うちの夫にもよく言っておかなきゃ。
ゴミを捨てるのに指を折るようなドジだから。
[17] | nyaoさんからのコメント(2005年07月17日 22時32分29秒 ) | パスワード |
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夏場は日が長いこともあって自転車に乗る方が増えますが、
真昼はさすがに日差しや照り返しが強いので、
熱中症や脱水症状が心配ですよね?
そこで私の経験やプロの方々のノウハウをもとに、
自転車で夏を乗り切る知恵を一挙に紹介します。
「薄めのスポーツドリンクをボトルに用意しておく」
これは単に脱水症状を抑えるだけでなく転んだときの応急処置、
ツーリングのときには翌日以降への備えとしても、
ドリンクによる補給が重要になります。
効果的な方法としては市販のスポーツドリンクが代表的ですが、
ペットボトルで市販されているものは少々濃い目だとか。
こだわる方向けには粉末がスーパーで普通に売られていますので、
この750cc用1袋に対し水1リッターの割合で薄めに溶かし、
ボトルに封入してこれまた市販のボトルホルダーに収納します。
下関市限定(?)の方法としては水道水ボトルの活用も一手。
高尾浄水場で4日間こしあげた「ああ!関露水」は、
元々が通常の水道水と比べミネラル分が若干多めでして、
しかも牛乳パックと同じく高温高圧殺菌処理されているため、
飲用のみならず消毒用としても理想的なボトルウォーターです。
「軽くて涼しい自転車用ヘルメットを着用!」
自転車用ヘルメットはレース前提に製造されているものが多く、
衝撃吸収性を保ちつつ軽量に仕上げ通気性も確保するべく、
樹脂製外皮の内側は発泡スチロールの保護帽体となっており、
前後方向に風を通すよう多数の通気口があいています。
頭に何も被らない状態ではもちろん暑さにやられますし、
事故の際は普通の帽子でもほんの慰め程度しか効果なし。
ヘルメットならば緊急時には帽体が割れることにより、
頭部にかかるはずの衝撃を逃してくれます。
これから自転車での遠出を計画されている方は、
面倒でもヘルメットをしっかり被ってくださいね。
最近は大人用でも5千円台から市販されていますし、
量販店で子供用ヘルメットも扱うようになっていますので、
保険に入るつもりでしっかり装着してください。
なおレースでは公認ヘルメットの装着が義務付けられ、
ヘルメットを着けていないと出場できませんのでご注意を。
「慣れないうちは1時間ごとに小休止」
特に2時間以上ぶっ続けで走る場合には熱中症を防ぐため、
頻繁な水分補給を行うことになります。
プロ選手のように走りながらボトルの水を飲むという芸当は、
初心者の方にとっては離れ業としか思えない行動ですよね?
それに途中のルート確認も必要だしボトル補充も必要、
ということで1時間ごとに小休止を挟むことをお勧めします。
私自身もこれまでの長距離走行の際は必ず、
1時間ごとに小休止を入れてドリンクなどの補充を行い、
ルート確認をこまめに行っていたものです。
「ツーリング専用地図を準備せよ!」
最近ではGPSの小型化もかなり進んでいるものの、
自転車関係の細かな情報までは掲載されていないので、
頼りになるのは昭文社『ツーリングマップル』など、
自転車向け情報をしっかり掲載しているツーリング地図。
沿線情報だけでなく有料道路やフェリーの情報もあるので、
遠出を考えている方は必ず荷物の中に入れてください。
「メッシュのベストやジャケットも有効!」
通気性を考えればメッシュ地のベストやジャケットは、
小さな荷物を効率よく収納でき汗を放散できます。
頭から水をかぶっても昼ならすぐに乾きますので、
特にツーリングのときは手放せないアイテムになりそうです。
にわか雨に備えてメッシュ地の雨合羽もお忘れなく。
「夜間走行はライトを強化して臨め!」
日中の暑さを避けて夕方から夜に走る方も多いでしょうが、
口を酸っぱくして強調しているとおりライト強化は大切です。
道交法上では「日没から日の出まで」がライト点灯義務の時間帯ですが、
法令上の時間に合わせて点灯するのはいささか遅すぎます。
大げさな話かも知れませんがヘッドライトは夕方6時ごろから、
テールライトならば走行中ずっと点けているくらいでちょうどよし!
頻繁に走る方は充電式の電池を充電器ともども用意して、
電池代の節約とパワーアップを図るのがお奨めです。
なおツール出場経験者の今中大介さんがテレビ解説するところでは、
「ヘッドライト2個付けて走るように」とのこと。
…一流選手も仰せのとおり夜間走行は慎重に備えましょう。
[18] | nyaoさんからのコメント(2005年07月27日 02時25分24秒 ) | パスワード |
URL=http://www2u.biglobe.ne.jp/~vanquish |
高級自転車で夏場といえばレースのお話。
山口県西部で夏場の自転車レースといえば日置で行われる、
西日本最大級のマウンテンバイクレース「汗汗フェスタ」!
来たる7月31日(日)午前10時スタートという、
この自転車レースの概要はといいますと…。
1:3時間耐久レース(熱!)
1周約4.3km・高低差94mのダートコースを、
3時間ひたすらマウンテンバイクで走り回るという、
暑がりの人にとっては地獄のようなレース。
局所的に10%を超える坂をいかにこなすか、
ペース配分が勝敗を大きく左右しそうです。
2:1人〜最大5人のチーム参加もあり
山の中を3時間も漕ぎ続けるなんて1人じゃ無理だ!
という方々のためにチーム参加も可能になっています。
3:もうひとつの戦い?「フォトコンテスト」
なんと観戦する側もフォトコンテストで参加できるんです!
それも写真のサイズ不問…こりゃあ腕が鳴ります。
より詳しい内容は公式サイトをご覧ください!
<「汗汗フェスタ」公式サイト>
http://www.gotjp.com/mtb/index.html
[19] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年07月27日 05時33分04秒 ) | パスワード |
>この750cc用1袋に対し水1リッターの割合で薄めに溶かし、
あ、これ、いいアイデア!
も〜らいっ!(笑)
うちはゲートレードなんですが味が濃いんで。
30日の3時間レースは 気をつけて〜!
聞くだけでヤバそ〜
[20] | nyaoさんからのコメント(2005年07月31日 22時54分59秒 ) | パスワード |
URL=http://www2u.biglobe.ne.jp/~vanquish |
汗汗フェスタMTB3時間耐久レースを見物しました。
さすがに西日本最大級の耐久イベントだけあって、
ルート上の警備や補給・救護態勢がしっかりしていて、
泥だらけの車体を水洗いできるよう水道施設も充実。
山口県内だけでなく福岡など近県からの参加もあり、
総勢500名近くのエントリーを重ねました。
また協賛のスペシャライズドは巨大なスタートアーチを飾ったほか、
イベント限定の商品を揃えた出店も用意。
レースは序盤の気温こそ25℃前後とやや低めでしたが、
晴れ間がのぞくとともに急上昇し正午には31℃を記録、
「水分補給と日除けを忘れずに」と場内放送で呼びかけていました。
水分補給は各自のボトルや上り坂の補給地点で賄う人が多かったものの、
収納ミスや事故等によるボトル落下のリスクを嫌う選手は、
背負い式水筒「キャメルバッグ」を使用していることも多く、
特にソロ参加の選手に多く見られました。
写真撮影を無事終えて下関に戻った私は、
その足でいつものように自転車屋さんに報告に行きましたが、
「来年は参加してみたら?」のお言葉に思わず頷きそうになりました。
そこまで面白かったレースの実況は私のホームページで掲載予定です。
[21] | nyaoさんからのコメント(2005年08月04日 21時19分06秒 ) | パスワード |
URL=http://www2u.biglobe.ne.jp/~vanquish |
予告どおりMTB3時間耐久レース「汗汗フェスタ」の、
現地取材と写真画像を私のホームページにて掲載しました。
選手たちと一緒に3時間ずっと日差しを浴びていたので、
すっかり日焼けしましたよ。
あまりに見事な日焼けに「そりゃひどい!やけどじゃ!」などと、
周囲は信じられないという面持ちで驚いていましたが、
中学以来アウトドア派で鳴らした私にとっては毎年のこと。
このレースでも参加要件になっていたことですが、
自転車レースは基本的にヘルメットと手袋の着用が義務。
また大半のレースは荷台やスタンドなどのアクセサリーを、
危険防止のため取り外して参加するよう規定しています。
装着してよいのはメーター(サイクルコンピュータ)くらい、
夜間レースでも前後ライトしか追加できません。
九州・山口各県ではこれから11月にかけて、
自転車レースや各種イベントが目白押しになっていますので、
いきなり参戦する前にじっくり観戦することをお勧めします。
レース情報は自転車雑誌や専門店で入手できますので、
興味ある方は本屋さんか専門店へどうぞ!
[22] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月04日 23時34分30秒 ) | パスワード |
拝見しましたよ〜
「牛さん」が良かった!
こういう参加者がいらっしゃると楽しいですよね。
nyaoさんも参加できると良いですね。
でもお仕事が優先ですもんね。
[23] | nyaoさんからのコメント(2005年08月06日 01時27分55秒 ) | パスワード |
昨日は荷台両脇にいつも付けているサイドバッグを外し、
クリーン形態に近い形で1時間半ほどトレーニング、
そのままの状態で今朝の通勤グランプリも走りました。
下り坂の速度は伸びるのですが今朝は向かい風が強く、
ベストタイムから2分落ちの22分台で到着。
あとでデータを回収して調べたら最高時速50kmちょっと、
下関IC付近の下り坂はやはり速度が伸びるポイントですね。
ちょうどツール・ド・フランスの再放送期間中で、
9人1チームで競うチームタイムトライアルを見ていますが、
自転車で走るときの空気抵抗は決して無視できない要素でして、
時速40km以上の領域は「空気の壁」と戦っているようなもの。
また風速5m以上となれば時速25km以下でも影響は大きく、
風向き次第で「天国と地獄」状態(笑)
この「空気の壁」に対抗する代表的な手段としては、
集団走行における「先頭交代」があります。
縦長に並んで走ると前から2番目以降にかかる空気抵抗が減る、
いわゆるスリップストリーム状態が発生しますが、
単純に並ぶだけでは先頭の人が疲れるだけになりますので、
ある程度先頭を引っ張ったら後ろに下がる行動を繰り返します。
これが「先頭交代」といわれる行動であり、
レースやツーリングなど集団走行における基本行動です。
後続にかかる空気抵抗は60〜70%減っているため、
後ろに下がっている間は体力を温存・回復できますので、
結果としてより長距離をよりハイペースで走ることができ、
また瞬間的に叩き出せる速度も大幅にアップします。
ただし車間距離が接近しないと効果を得られないため、
接触によるクラッシュ連鎖の危険も増大しますので、
ハイペースになる場合はかなりの集中力を必要としますし、
いきなり先頭に出たら「空気の壁」が容赦なく全身を襲うため、
サングラスやバイザーを使わないと涙目になります。
オークリーのサングラスにはこんな効能もあるのかと、
今更ながらプロのこだわりを理解した私であります。
[24] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月06日 02時57分57秒 ) | パスワード |
>最高時速50kmちょっと
凄いですねえ。
[25] | nyaoさんからのコメント(2005年08月08日 19時30分50秒 ) | パスワード |
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変速装置つきの自転車に乗っていてギア切り替えがうまくいかず、
頭を抱えた経験をお持ちの方は多数いらっしゃると思います。
故障の原因がどこにあるのかが判れば対処方法もひねり出せますが、
原因が判らず自転車を捨てちゃった…ということはありませんか?
私自身の経験を交えながら原因と対策を紹介します。
1:ディレイラー(外部変速機)が曲がっちゃった
マウンテンバイク等の後部ギアに多発するトラブルのひとつで、
車体の横転や横倒しなどでフレーム後端(ディレイラーの付け根)や、
時にはディレイラー本体が打撃を食らって歪むために生じます。
フレームの損傷が軽ければ修正治具や部品交換で対処できますが、
重症の場合はディレイラーやフレーム丸ごと交換になります。
2:チェーンが錆びている
スポーツ用自転車ではチェーンも変速システムの一部を成しており、
またシステム構成により使用できるチェーンの幅も変わるため、
チェーンの状態が悪ければ変速性能にもすぐさま影響します。
当然ながらチェーンが錆びるとチェーンの柔軟性が失われるため、
ペダルを回しにくいだけでなくディレイラーもきちんと動作せず、
さらにギア全体の損耗も激しくなってしまいます。
錆びたら潔くチェーンを交換して性能を回復させましょう。
交換時のコツとしてはチェーン規格に適合する工具を使うこと、
そして新品チェーンはいったんグリスを全部洗い流して、
改めてチェーン用オイルを注油してあげることです。
最初から塗ってあるグリスだと動きが渋いうえ土砂の付着を招き、
再び錆びやすくなる要因となるため事前に洗い流すわけ。
またチェーンには各ギアへの潤滑機能もあるため、
ギアへの直接注油は基本的に不要です。
3:シフトワイヤーが錆びたり伸びたりささくれ立ったり…
比較的高級な自転車であれば各種ワイヤーにステンレス鋼が使われ、
錆びにくく引っ張り強度も相当なレベルを誇りますが、
それでも使い続ければ伸びたりささくれ立ったりして、
いずれ各種操作に支障をきたすため定期的な交換が必要です。
まして安物では比較的安価なハイテン鋼(高張力鋼)なので、
引っ張り強度はともかく錆に弱いため油断するとすぐに赤錆が…。
ブレーキ用・変速装置用ともに単品で販売されているほか、
外側の筒(アウターケーシング)とセット販売もされていますので、
ある程度の知識と4mmケーブル対応のケーブルカッターがあれば、
DIY感覚で比較的簡単に1台分丸ごと交換可能です。
自信のない方はお店に頼んで交換してもらいましょう。
4:シフトレバーの動きが渋い
他の要素に異状がなくてもシフトレバーに故障が生じると、
当然ながら変速操作を正常に行えません。
シフトレバーの分解は以前にも紹介しましたが、
知識・技術ともハイレベルな整備作業になるため、
腕に覚えのある方を除きお店に頼んでください。
5:ギアが曲がった(汗)
こんな事故は通常の走行環境ではまず起こらないものですが、
岩場に激しくぶつかった場合には有り得ることです。
山中でそんな事故に遭った場合はひとまずチェーンを外し、
無傷な前後ギアに回して再びチェーンをつないで応急処置。
途方もない衝撃を食らっても平然とぶん回せるギアは、
シマノ・セイントほか少数の高級品のみですから、
破損したギアはもちろん周辺部も入念に点検して潔く交換。
[26] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月08日 20時33分38秒 ) | パスワード |
>ディレイラー(外部変速機)
専門用語って難しいんですねえ。
外部変速機と訳すなんて想像もつかなかったです。
私だったら「脱線装置」って訳したでしょう(恥)←全然分かってない
>チェーンが錆びている
これも想像いかなかったですね。
でも「アブラささなきゃ」ぐらいは想像できたかな?
>ギアへの直接注油は基本的に不要です。
これはせっせとやるような感じ。
ふ〜ん・・・素人は分かってないもんですねえ。
>シフトレバーの動きが渋い
これは想像行きました。
4つのうち1つか〜
点数つけると25点ですね。
ギアにせっせとアブラさしそうだから私の採点は10点ぐらいですねえ。
[27] | nyaoさんからのコメント(2005年08月08日 22時06分16秒 ) | パスワード |
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>脱線装置
外部変速機の構造はチェーンをわざと脱線させて、
異なるギアを行ったり来たりさせる仕掛けになってます。
ちょこっとチェーンをずらすとギア側面の突起に掛かり、
突起形状の働きでさくっとチェーンが横に脱線移動。
だから脱線装置というのは決して間違ってませんよ。
外部変速機というのは内装式に対応する言葉です。
さて上記5つのポイントを点検しても異状がない場合、
残る原因は変速装置の調整不良です。
お店できちんと調整されている場合はスパン!と鮮やかに、
そして精確に望みどおりのギアへと変速するものですが、
自分で整備するなどしてあれこれ変更すると、
微妙に変速用のワイヤー調整がずれることもしばしばです。
調整ねじはシフトレバー側とディレイラー側にそれぞれ設けられ、
その締め込み具合をわずかに変えることで調整を行いますが、
何せ相手は1000分の1mm単位で加工されたチェーンとギア。
乱暴にねじを回すと狂いが大きくなり収拾がつかなくなりますので、
回すときは1個ずつ「4分の1回転」「8分の1回転」と、
説明書に記載のあるとおり慎重に調整してください。
説明書がない場合はネットでダウンロードする方法もありますが、
系統立てて理解するにはきちんとした装丁のマニュアルが不可欠。
大きな書店ならば自転車の整備マニュアルを確実に置いていますし、
この手の本はロングセラーなので最寄りの書店でも注文できます。
値段も文庫版700円台〜A4変形版2000円台とお手頃、
1冊常備しておくと何かと役に立つはずですよ。
[28] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月08日 23時14分21秒 ) | パスワード |
>脱線装置というのは決して間違ってませんよ。
「当らず遠からず」ですね。
専門用語(ジャーゴン)は難しいです。
マシン用語の「デフォルト」も「初期設定」と訳すなんて全然見当もつかなかったです。
銀行に勤めてたので「債務不履行」だと思ってたし
せいぜい「予定が果たされない」あたりの意味かと思ってました。
>何せ相手は1000分の1mm単位で加工されたチェーンとギア。
すごいですねえ。
10分の1mmで充分「ふえ〜」と驚くのに。
[29] | nyaoさんからのコメント(2005年08月14日 16時41分23秒 ) | パスワード |
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実家への帰省から戻ったnyaoです。
>10分の1mmで充分「ふえ〜」と驚くのに
一定程度消耗しても10分の1mm単位の作動精度を確保するためには、
100分の1mm単位の製品精度をコンスタントに確保する必要があり、
その製品精度をキープするための加工精度として、
1000分の1mm単位の制御が要求されるというわけです。
さて近々自転車レースに出場する計画を立てておりまして、
関連情報は別スレッドにてお送りする予定です。
[30] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月15日 01時46分45秒 ) | パスワード |
10月10日のが良いじゃないですか?
気候爽やかな頃だし。
ふふふ
[31] | nyaoさんからのコメント(2005年08月16日 00時13分49秒 ) | パスワード |
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>10月10日のが良いじゃないですか?
10月は秋空のもと気持ちいい一日を過ごせそうですが、
やっぱり早めに腕試ししたいという気持ちもあり、
近場のほうが交通費も抑えられていいな〜と思う次第。
夏場ということで自転車用水筒…ボトルのことを書いてみます。
ツール・ド・フランスなど自転車レースのテレビ中継を見ると、
走りながら選手たちがサドルの下に片手を伸ばし、
水筒らしきものを取り出して筒先を口にしている光景を見て、
「何で走りながら飲めるんだ?」と目を丸くする人もいるはず。
飲み口の先端を前歯でくわえて引っ張ると栓が開くので、
ボトルさえ取り出せばわざわざ手で開ける必要なし!
そしてボトル自体は比較的柔らかい素材でできているので、
側面を握ると液体が勢いよく口に入る。
だから激しいレース中でも簡単に水分補給できるわけです。
自転車用ボトルの飲み口と同じ形状のペットボトルキャップも、
スポーツ用自転車の取扱店で売っていますのでお試しあれ。
自転車用ボトルの容量は500〜750ccが標準ですが、
これほどの容量でも真夏には2時間ほどで空っぽになるほど、
自転車は水分補給が欠かせないスポーツです。
例えば7年前のツーリング第3日目(熊本→鹿児島)では、
下記のように頻繁に補給を繰り返しています。
8:00 熊本市発
9:00 宇土市 第1チェックポイント、ドリンク補充
10:10 八代市 第2チェックポイント、ドリンク補充
11:35 津奈木町 緊急補給
*国道2号・津奈木トンネル付近でボトル切れ
12:30 水俣駅到着 第3チェックポイント、昼食・補給
13:40 水俣駅発
14:30 出水市 第4チェックポイント、ドリンク補充
15:40 阿久根市・道の駅あくね到着 第5チェックポイント、補給
16:30 道の駅あくね発
17:30 川内市 第6チェックポイント、ドリンク補充
*17:55 川内市南方で自損事故、右肩と左手を負傷、応急手当
19:00 串木野市 緊急補給、応急手当
20:10 伊集院町 ドリンク補充
21:25 西鹿児島駅到着 「ドリームつばめ」乗車準備、補給
自損事故などアクシデントも発生したため補給は実に9回、
トータルの水分補給量は…軽く4リッター超えたんじゃなかろうか(汗)
とはいえ頻繁に補給を繰り返したのは過去の失敗があったから。
嘉穂町・甘木市の境にある八丁峠(標高515m)にアタックしたとき、
昼飯抜きでボトルも持たず走ったため途中でハンガーノックに陥り、
足がまともに動かなくなった苦い経験があったからです。
幸い峠の頂上まで600mほどだったため残りの上りを歩き、
下り坂は秋月までずっと下り基調だったためエネルギーを消耗せず、
母校(高校)の縁で梨売りのおばちゃんに助けられましたが、
危うく帰還不能になるところでした。
[32] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月16日 03時50分37秒 ) | パスワード |
>「何で走りながら飲めるんだ?」
我が家もクルマの中で飲むボトル・ウオーターはこれです。
夫が運転しながら飲むのにスクリュー式キャップでは落したりしますから。
>昼飯抜きでボトルも持たず走った
危なかったですねえ。
[33] | nyaoさんからのコメント(2005年08月19日 03時00分05秒 ) | パスワード |
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スポーツ用自転車を日常の足として使うとき困ることのひとつは、
ママチャリと違い大半の車種で荷台やカゴが別売りということ。
市街地での機動性能が他の乗り物より優れているからこそ、
積載性の問題を改善して生活に役立てたいと思う人も多いはず。
そこで車種別の改善レシピを紹介します。
1:昔のロードマンのようなサイクリング車
ツーリング向けのランドナーなども含めたこれらの車種は、
荷台や泥除けを標準装備している比率が高いため、
あっさりと問題解決できる場合が多いです。
ちょっとした散歩や少量の買い物であれば、
ドロップハンドル用のフロントバッグで対応できますので、
興味ある方はぜひご検討を。
また最近はツーリングバッグ標準装備の自転車もあり、
これならば日常生活から長旅までカバーできます。
2:ツールにも出ているようなロードバイク
レース前提で設計されているロードバイクのなかには、
荷台取付用のねじ穴(ダボ)を省略しているものが多くなっています。
このようなロードバイクで後ろに荷台を増設するためには、
フレーム後端や車軸などに部品を追加してねじ穴を確保するか、
シートポスト(サドル直下のパイプ)装着用の荷台を付けるか、
二者択一を迫られることになります。
3:マウンテンバイク(類似車を含む)
これについては論ずる前に写真を見ていただきましょうか。
他の車種で荷台を増設する場合にも参考になると思います。
http://www.hikoshima.com/bbs/hikoshima_slink/102764_19.html
フロントフォークはサスペンション付きですので、
サスペンション対応の荷台を取り付け寝袋対応にしています。
後ろは荷台を増設したうえで左右にツーリングバッグを装着。
写真では左右で2リッターボトル計4本とマグライト1本、
予備の前後タイヤその他の荷物をぎっしり収納しています。
フレーム中央下部のボトルケージは以前お話した大型ボトル用、
ご覧のとおり1.5リッターボトルをすっぽり収納できます。
自転車本体だけでも15kg近い荷物を積む計算になりますが、
これに荷物満載のリュックサックを背負った状態でも、
新下関駅前から唐戸まで25分程度で走行可能です。
もちろんタイヤの空気が抜けた状態で重装備を運ぶと、
速度が全く出ないばかりかチューブを傷めパンクを誘発するので、
タイヤがパンパンに膨らむほど空気を入れる必要があります。
私が通常乗るときのタイヤは市街地用「ツーキニスト」、
写真の重装備状態では空気圧を4.5気圧に設定していますが、
車種やタイヤの違いにより空気圧設定が異なりますので、
不安な方は自転車屋さんにご相談を。
4:折り畳み自転車
大半の折り畳み自転車は荷物運びを前提にしていないため、
シートポストに荷台を増設するか大型のサドルバッグを付けるくらい。
しかしBSモールトンやBD−1など一部の車種は、
純正オプションで荷台が用意されており選択肢が広いです。
[34] | nyaoさんからのコメント(2005年08月25日 01時32分45秒 ) | パスワード |
URL=http://www2u.biglobe.ne.jp/~vanquish |
新聞記事に小学生の「自転車日本縦断」が載って話題になってますが、
そこまで大規模でなくとも自転車で長距離ツーリングを走る場合、
必ず備えておきたい備品の筆頭に名を連ねるのが「輪行袋」、
自転車を分解して持ち運ぶための袋です。
自転車レースに備えて準備していて思い出したついでに、
ここでは典型的な輪行袋への収納方法や具体的な利用方法、
また特殊な事例の数々を紹介しておきます。
<典型的な輪行袋への収納方法>
基本的に前後の車輪を外してフレームともども縛り、
輪行袋にすっぽり入る大きさにしてから袋に入れます。
特にロードバイクでは直径70cmちょっとの車輪を入れるため、
袋の大きさもそれなりに大きなものがありますが、
使わないときにはフレームに吊り下げられるほど小さくなります。
後輪が外部変速式の自転車で要注意なのがリアディレイラー、
後部変速機の付け根部分を保護することです。
輪行袋の取扱店では保護用品も併せて扱っていますので、
できれば同時に買って不測の事態に備えましょう。
<具体的な利用方法>
主な利用方法としてはJRなど鉄道や船舶が挙げられます。
JR各社とも輪行袋に収納していれば自転車の手荷物料金が無料となるため、
往復いずれかのルートで自転車に乗ったり、
あるいは緊急帰還時の補助手段としても有効です。
一部中小私鉄では観光シーズン限定またはラッシュアワーを除く時間帯にて、
自転車を分解せず列車に持ち込み可能な制度「サイクルトレイン」を、
実施している会社・路線があるのでお問い合わせを。
高速船などでは手荷物料金を取られることがあります。
飛行機だと…取り扱いが雑になっているのできちんと梱包を。
<例外事項>
最近の輪行袋には前輪を外すだけでOKの大型サイズも用意されており、
この手の製品だと後部荷台を付けたままでも分解できるため、
長旅向きかもしれません。
折りたたみ自転車には専用袋が存在する製品も多いためか、
小さくてあまり見分けがつきません。
[35] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月25日 03時12分16秒 ) | パスワード |
自転車は
>飛行機だと…取り扱いが雑になっているのできちんと梱包を。
ホント!(笑)
航空会社によっては自転車用の段ボール箱を用意してる所もありますが
殆ど期待出来ませんから御自分で輪行袋を購入して欲しいですね。
[36] | nyaoさんからのコメント(2005年08月28日 22時21分53秒 ) | パスワード |
URL=http://www2u.biglobe.ne.jp/~vanquish |
自転車を空路輸送する場合は概ねハードケースに入れて、
取り扱いに関する注意書きを貼り付けるそうです。
例外はホノルル・センチュリーライドのパックツアー、
これは日本航空が専用ダンボール梱包まで用意するので、
意外にも日本国内の旅行より楽だったりするそうです。
さてホノルル・センチュリーライドのセンチュリー、
英語表記でcenturyと表しますこの言葉の意味について。
辞書を引くと「100年」とかいう意味が登場しますが、
この場合は1日で100マイル…160km走ることを意味します。
三大ツールの標準的な1日の走行距離もだいたいこんなものですが、
基本的にアシストなしで100マイル走るのは、
普通の人の感覚からすれば相当勇気を要すること、
人によっては想像を絶する冒険と思われるかもしれません。
下関から100マイルとなると東へは柳井市、
南だと八女市あたりが道のり100マイルになります。
身近な例では下関市役所を基点に各総合支所を巡ると、
概ね走行距離が100kmに達するそうですが、
半分の50kmでも尻込みしそう…?
「近場でじっくり」鍛えることが恐怖心を除く最良所チャンス。
[37] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月28日 23時19分54秒 ) | パスワード |
>1日で100マイル…160km走ることを意味します。
すごいですねえ。
1日で100マイルも!
ローマ数字でCが100でしたね。
Xが10でVが5で。
[38] | nyaoさんからのコメント(2005年08月31日 03時07分42秒 ) | パスワード |
URL=http://www2u.biglobe.ne.jp/~vanquish |
結構長いスレッドになっちゃったのでパート6に移動します。
パート6ではいきなり実戦レポートです!
[40] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2005年08月31日 11時37分12秒 ) | パスワード |
http://www.hikoshima.com/bbs/hikoshima_slink/102785_1.html
重くなって着ましたので(6)へどうぞ。
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