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入場料は大人１５ドル。
ネバダ州民は１２ドルでした。
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レコード式ガイドは英語・フランス語・スペイン語・日本語の４種類置いてました。
助かりました。
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ガイドが「＄＃＆！＊〜％＾ということがお分かり頂けると思います」と言うのですが
（そうなの？ぜ〜んぜん分からない・・・・）
でした。
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でも最後に見た「ルーアンの大聖堂」の絵は（朝靄の中の絵だと思う）
もう泣き出しそうに感動的な絵でした。
機会があったらこの絵だけを見に行きたい。
何が良いのか？
と問われても
理由は美しい色彩か？と問われても色彩でもなく
情景か？と問われてもそんなじゃないし
光と色彩の関係を超越した
光と色彩以前の
そういう段階の感動なんだろうか？
印象派を超越したところにあるものなんだろうか？
魂が震えるのを感じました。
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見たのは他の画家の作品も含め全部で２２枚。
たくさん見たので頭の中はグシャグシャ。
夫ったらマネもモネも一緒で
マネの静物画をモネだと勘違いしてる。
（画風が全然違うだろうがっ！）
でも素敵な静物画でした。
しっかり絵の具を使ってたなあ。
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セザンヌのピクニックの絵。
私はこの人の縁取り画法が嫌いなのですが
このピクニックの絵の縁取りはそんなに気にならないどころか
人物を立体化させて
こんもりした坂の芝にゆったり寝転ぶ人々の姿が浮き上がって見えて良かった。
セザンヌにしては私にも分かり易い絵でした。
って？
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一緒に並んでたルノアールのピクニックの絵。
女性が芝（セザンヌのピクニックの絵をルノアールが描くとこんな感じかという絵）に座ってる絵。
白いスカートの中の女性の足の分かるのが良いのだそうです。
当世風に表現するとルノアールの「エロい絵」か？
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モネの三角形の配置の特徴の絵。
（この三角形とこの三角形と
この空の三角形がいいんだよね）
と、声に出さず、隣にいる夫にパントマイムでハナしてたら
ふっと気がついたら知らない男だった。
冷や汗
ま、絵に関心のある人は個性豊かな人間が多いだろうから、そう思われましたように！
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「睡蓮」もありましたけどね
「橋」とか。
私の好きなのではなかったです。
でもいい庭ですね。
日本庭園は本当に「絵」になる。
それで我が家の裏庭を花でイッパイにしたいと思いました。
既に「滝」には「アヤメ」を植えてみましたし。
「睡蓮」も浮かべてみようかと思いましたね。
ま、ぼちぼち。
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シスレーもピサロもいいなあと思いました。
ピサロのモンマルトルの大通りの絵、良かった。
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絵を見終わってお店を通って外に出るのですが
お店にモネの「母と娘」の絵のお皿や飾り皿やその他を売ってたのですが
全然良くなかった。
モネやセザンヌやルノワールの絵の絵葉書を買って来ましたが
全然良くない。
どういうわけかドガのセクションで売られてたバレエの「貼り絵」の本を２冊買ってしまいました。
最近バレエモードなんで。
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額も良かった。
やっぱり額にもお金をかけて良い額に飾らなきゃいけないななんて思いました。
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モネという人物は基本的には私には「嫌い」な人間の１人なんですけどね。
石川啄木
野口英世
樋口一葉
こういう（天才だけど）お金に関わる部分の人間性が壊れている人
そういうのは好きじゃないのです。
でも天才というのは否定しようもないですけど。
お金が無くて無くて借りまくって更に逃げ回って
本音でこういう生活だけはしたくないと願ってるから嫌いなのです。
助けるような人間でもないし＜わたし
でも「天才」なんだよね。
モネの妻と娘の絵。
ほんわりした春の光の中でバラの咲き乱れる垣根をバックに優しい妻と可愛い娘を描いていて
（なんて幸せなんだろう！）と見る者を思わせる。
お金が無くて住む所も追われまくって安住出来ない日々なのに
人はこんなに幸せで居られるのだろうか？
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モネが自分の絵を見つけるのに苦しんで苦しんでのた打ち回ったという文章。
そこから「ルーアンの大聖堂」に行き着いたのかな？と。
だから「魂が震えた」のかな？と。
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「フランダースの犬」のネロがアントワープの大聖堂の絵をたまたま目にすることが出来
「神さま、もう充分でございます。ありがとうございました」
と言って死んでいくシーン。
「ルーアンの大聖堂」の絵を見て同じ気分になりました。
「もう充分幸せになれました」
幸せになれたのはモネなのか？私なのか？
モネは神の領域に達したのだ、と。
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