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 投稿番号:102562 投稿日:2004年07月19日 02時20分22秒  パスワード
 お名前:nyao
自転車は「育てるもの」
キーワード:自転車 使い捨て 熟成
コメントの種類 :生活  パスワード

とあるイベントにお呼ばれして、坂道を自転車で登って会場に着いた後のこと。「マウンテンバイクって重〜い!」とおっしゃる方がいたので、重装備でも坂を攻める我がマウンテンバイクを色々と見てもらいました。自転車のチューンアップを今まで考えていなかったのでしょう、自分のマシンとの違いに驚いていらっしゃいましたが、チューンアップに価値があるとまでは信じてもらえなかったのが悔やまれます。その人が乗っているのは、恐らく「マウンテンバイクルック車」、つまりフレーム強度その他の都合でレース向きではない車体ではないかと思うのですが…。
そうしたマシンを含めて、自転車というものを「使い捨て」ではなく、じっくりと熟成し育てていくものだと理解していただくために、このスレッドをスタートさせます。いわば「高級自転車への道」第3弾というところ。
このお話の大前提は、「買ったばかりの自転車は、単なる素材に過ぎない」ということ。前2回のシリーズも踏まえて、じっくり考えていただきたいと思います。まずは基本中の基本、タイヤのお話です。

<標準タイヤは「仮止め」と思うべし>
量販店で売られる「マウンテンバイク」の多くは、市街地中心で運用されるにもかかわらず、オフロード用のブロックタイヤタイヤを付けています。これでは転がり抵抗が大きいばかりか、段差でタイヤの縁を引っ掛けて転ぶ恐れもあるため、舗装路向きではありません。
ついでに言うと、舗装路を走るときの最適空気圧は、マウンテンバイクで4〜5気圧、ロードバイクで7〜10気圧なのですが、量販店の自転車は高圧に対して弱い英式バルブのため、市販状態でもせいぜい3気圧くらいしか入ってません。
マウンテンバイクなどスポーツ用自転車のタイヤは、市販状態では単なる「仮止め」と割り切って、より最適なタイヤを探して付けなおす必要があるのですが、量販店でそこまで親切に配慮しているという話はあまり聞きません。
そして事実、市街地で見かける安物マウンテンバイクの大部分は、不適切なタイヤ選択と空気圧不足が重なり、車体性能を全然引き出せない状況です。

<うちのマウンテンバイクも…>
私が6年前に現在のマウンテンバイクを買ったとき、車体はレース対応設計でしたが空気バルブは英式。標準のオフロードタイヤも通勤などでは役立たずであることは、カタログ選びの段階で既に判っていました。以前マウンテンバイクを走らせた経験から、どんなタイヤを使うべきか、ある程度の知識はあったので、バルブ変更のためにチューブを買い直し、同時にタイヤも舗装路向きのものに変えたので、買って5ヶ月後に鹿児島まで2泊3日で突っ走ったときには、標準のタイヤとチューブにはもう見向きもしませんでした。
ロードバイクでも程度の差こそあれ、最初から理想の組み合わせに出会うことはなかなか難しく、また種類によっては組み付けによって性能が微妙に変化するなど、マウンテンバイク以上に敏感な部分もあるのでタイヤ選びは大変です。

<試さないと「理想」には出会えない?>
その後さらに3種類のタイヤを試し、今は2種類のホイールセットそれぞれに異なるタイヤを付け、さらに全く異なるタイヤ2セットを予備に持っています。共通しているのは同じメーカーがマウンテンバイク用に開発したということだけで、形状は4セットとも全く異なり、当然ながら用途も異なります。ツルツルした表面で滑らかに走る代わり悪路はダメで雨にも弱いタイヤ、舗装路も悪路もそこそこ走る代わり引っかかりやすいタイヤ、
悪路にはちょっと弱いけど舗装路向きで雨に強いタイヤ、
全てにおいて上記3種類の中間的な性格のタイヤ。
同一メーカーのタイヤの「一部」でもこれだけ種類があるのですから、各メーカーのタイヤをずらっと並べたら、何十、いや何百種類にもなるでしょう。乗っている車体や乗り手の体格・技量、その使い道まで考えると、理想のタイヤを探すのは一筋縄ではいかないはず。私が様々なタイヤを試したのは、タイヤ選びの指針をみなさんに伝えるためでもあったので、車体はひとつなのにタイヤを4種類も抱えることになったのです(汗)
マウンテンバイク用の舗装路タイヤの一部は、下記スレッドで紹介しています。
http://www.hikoshima.com/bbs/hikoshima_slink/102427_62.html

以下は私の試したタイヤの寸評ですが、あくまで参考程度に考えてください。
<パナレーサー・アイベックスU>
量販店でも取り扱う数少ないスポーツ用タイヤ。縦長の楕円ブロックで舗装路も悪路もある程度こなすが、左右の端のブロックは舗装路で引っかかりやすいため、どちらかというと悪路付きツーリング向け。98年の鹿児島ツーリングでは後輪に使用、現在は1セットを予備で保管中。
<同・リッジラインV>
縦の一本筋ブロック(リッジライン)が舗装路を、左右のブロックが悪路をそれぞれカバー。全ての局面で無難に使えるが、裏返せば決め手がない。ツーリングにはもちろん使える。予備ホイールに付けてスタンバイ中。
*IRC・ブリロもほぼ同様のパターン
<同・ハイロードS>
悪路走行を一切考えず、ツルツルにして舗装路に特化したスリックタイヤ。1台分でも4千円と安い割りに、アスファルト上での機動性能は恐ろしいほど高く、費用対効果は絶大。だが、路面が濡れると危険なので雨天時は運用を控えるべし。現在は予備で1セット保管中。
*スペシャライズド・ニンバス、ノキアン・シティランナー、三ツ星・ヒルトップスリックなども同様のパターン
<同・ツーキニスト>
ママチャリ用タイヤに似たパターンのため、悪路は少々苦手だが舗装路では天候に関係なく威力を発揮、さらに耐パンク性能にも優れるなどまさに「通勤専用タイヤ」。ただし価格がハイロードSの2倍近く(1本で3700円)に達しており、また晴天時の性能はどうしてもハイロードSに及ばないなど、必ずしも万能ではない。現在はこのタイヤを中心に運用中。
*スペシャライズド・ヘミスフィアEXも同様のパターン

[1]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年07月19日 04時24分18秒 ) パスワード
  

<<<<標準タイヤは「仮止め」と思うべし>>>>

車と同じですねえ。
結局「乗ってれば」タイヤも自分で気に入ったものを履きたい、ということですね。

標準タイヤで満足してるということは初心者も初心者、
分かってない
という事なんですねえ。(私なんて考えた事もないクチだもの)


自転車といえども奥が深い。


昨夜エルメスに行って
春に2台あった自転車が1台になってました。(女乗りの方が売れてた)

nyaoさんの書き込みで(こんな自転車 デザイン だけなんだ)と思うようになりましたから
ちらっと見て終り。
夫も「こんなのダメ」と言ってましたしね。
[2]nyaoさんからのコメント(2004年07月28日 02時03分52秒 ) パスワード
  

ちょうど身近に「実験台」が登場したので、オーナーY君の許可を得て実証試験を行いました。Y君は安物マウンテンバイクに乗っているのですが、タイヤの空気圧以外は全然手入れしていないとのこと。そのタイヤにしても、舗装路中心の乗り方に合わない「標準」ダート用。最低限のメンテナンスに加えて、タイヤをごっそり替えることにしました。

<タイヤ>標準のダート用→舗装路用スペシャルに交換
今回用意したのは、スペシャライズド・ニンバスという、半スリックの舗装路用タイヤ。市販価格が1本2千円ちょっとと若干高めですが、過去の経験からして即効性の高いアイテム。私の手元にあるパナレーサー・ハイロードSと比べると、タイヤの溝をやや深めにしてあるので、小雨程度ならば慌てることもないはず。
<チューブ>普通の安物用英式バルブ→頑丈な米式バルブに変更
曲がりなりにも前後サスペンションを備えているため、サスペンションの性能を引き出すためにもタイヤの空気圧は高めに設定したいところ。加えてニンバスの空気圧設定は4.5気圧まで可能、さらにY君の自宅周辺はガソリンスタンドも多いことから、米式バルブに変更するのが得策と考えてチューブもろとも交換。ちなみに価格は1本約700円なり。

目論見どおり舗装路での機動性能は数段アップしたようで、Y君は「前よりもぶっ飛ばせるようになった」と言っています。おいおい、ブレーキのことも忘れないでくれよ(汗)
今度の週末には私の自転車と併走しているかもしれません。
[3]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年07月28日 10時22分44秒 ) パスワード
  

ダート用と舗装用とあるんですか・・・とここで感心してしまいました。なるほど。
舗装道を走るのが多かったら当然舗装道用タイヤでないとね。

空気圧は確かに入れ過ぎも良くないというのは最近うちの車で経験しました。
[4]nyaoさんからのコメント(2004年08月03日 23時17分21秒 ) パスワード
  

空気圧の上げ過ぎは乗り心地の悪化を招きますので、多めに空気を入れて空気圧計とにらめっこしながら、少しずつ空気を抜くのもひとつの手です。以前にも書きましたが、米式バルブに転換すればガソリンスタンドで細かな空気圧指定もできるため、非常に便利なのです。
さてタイヤの次は「ギアを全部交換する〜!」といきたいところですが、前後のギアや変速機は後回し。お次のターゲットはペダル、いっきま〜す!

本格的なスポーツ車であれば、スキーと同じようなビンディングシューズ対応のペダルがお薦めですが、これはシューズとペダルで一式1万数千円もする、非常に高い組み合わせ。歩くことも考えたビンディングシューズもあるのですが、いかんせん「自転車を漕ぐためだけ」と言ってもオーバーじゃないので、私は二の足踏んでいまだに買ってません。
んでもって次善の策は、スチールやアルミ合金のペダルに、普通の靴でもビンディングに近い効果を得られるトークリップとストラップを組み合わせる方法。一式4〜5千円程度で揃えられるのと、履き慣れた靴でそのまま乗り回せるのが長所ですが、革靴だと靴の表面をちょいと傷つけてしまうのが…(汗)私の場合はアルミ製ペダルを標準装備する自転車なので、他の部品を追加するだけでOKでした。
第3の方法は、「フラットペダル」と呼ばれるBMX用ペダルを付けること。プロ選手でも街乗り用自転車にはフラットペダルを付けて、リラックスして乗ることが多いそうですし、ねじ込み式のスパイクピンを付け替えるなどすれば、踏み面の調整も利きます。変わったところでは、フラットペダルの形をしたビンディング用ペダルもあるそうです。

とは言いつつも、ペダルだって手入れをしなきゃグリスが切れたり、ビンディングに土砂が入ったり、反射材が外れたりと消耗していきます。スポーツ車用のペダルは分解整備できるので、台風襲来の折に分解して中の軸受やベアリングボールを1個ずつ洗い、グリスをたっぷり塗って組み直しました。分解のコツは、ベアリングボールが飛び跳ねないよう、タオルとティッシュペーパーを重ねて、クッション兼洗浄コーナーにしちゃうこと。あ、腕に自身のない方は無理しないでください!この辺はお店に任せても全然恥ではありませんし、ベアリングボールを無くすと大変ですから。
[5]nyaoさんからのコメント(2004年08月04日 21時23分20秒 ) パスワード
  

真夏ということで関門トンネル人道口をはじめ、ツーリングを含めサイクリングを楽しむ方が多い今日この頃。日焼けはどうにか我慢できるとしても、水分補給は重大な問題です。自販機でジュースを買う?常に自販機と巡り会えるわけじゃないんですよ?というわけで、次の課題は水分補給のためのボトル積載です。

マウンテンバイクやロードバイク、ランドナーなどのツーリング用自転車には、ボトルホルダー(ボトルケージとも言う)を固定するためのネジ穴が2個1組で1〜2セットあり、市販状態ではボルトで塞がれています。ここにボトルホルダーを装着することで、500〜700ccボトルを積むだけでなく、走行中に水分補給することさえ可能になるのです。走りながらボトルの水を補給するテクニックは、ツール・ド・フランスをはじめ自転車レース中継でお目にかかれますが、これにはもちろん自転車用のボトルが必要です。

ボトルホルダーが足りない、あるいはホルダー用のネジ穴がない場合には、他の場所に増設する方法を使います。ハンドルバーやサドル下というのが通常の増設場所ですが、また荷台に付けるツーリングバッグにボトル入れが付くこともあり、組み合わせは色々あります。
またロードバイクやトライアスロン用バイク限定ですが、増設アシストバーに特製ボトルを装着する方法により、わざわざホルダーに手を伸ばさずとも常時水分を補給できます。外部の支援が皆無に近い状況で180kmを突っ走るトライアスロンのバイクセクションでは、後に控えるランセクションに備えて積極的な水分補給を行うため、このようなアイテムも登場するのです。

変わり種としてはリュックサックが丸ごと水タンク!という、「キャメルバッグ」も存在します。これは主にマウンテンバイクで多用される道具で、ボトルに手を伸ばすと転びかねない山岳コースに有効です。これまた常時水分を補給できるため、慣れると普通のボトルじゃ不満になる…?

ボトルを携行するのは、なにも水分補給のためだけではありません。転んで負傷した際に傷口を洗浄するとき、頼りになるのはボトルの水。私自身は鹿児島までのツーリング途中で転んだとき、念のため満タンにしていたボトルの飲料水があったおかげで、派手に擦りむいた右肩をさっと洗浄できた経験があります。
このときの教訓をもとに水道水ボトルをストックしていますが、お薦めなのは下関市水道局「嗚呼!関露水」(ああ!かんろすい)。丁寧な製造方法により味と清潔さを両立させているので、飲んで良し傷口洗浄にも良しとツーリングのお供に最適です。
2輪の場合はラジエーターの緊急補充用としても有効(笑)

最後に紹介するのは日常の買い物で重宝するボトルホルダーのお話。自転車用のボトルホルダーは500〜700cc用が普通ですが、私の自転車に常備しているのは1.5リッター用の特大サイズ!「コーラ積んだら炭酸の泡がいっぱいになるだろうが!」と言う方、このホルダーは車体中央の低い位置に付くため揺れ方が少なく、よほど過激な乗り方でない限り心配無用です。もちろん、長旅のときは小型のホルダーに切り替えますがね。
[6]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年08月05日 00時57分30秒 ) パスワード
  

500ccは小さ過ぎますね。

ウオーキングでも15分ごとに水分補給をしなさいと言いますから
マウンテンバイクだったら特大サイズが良いでしょうね。

怪我にも対応するとは(笑)
お気をつけて!転ばないように。
[7]nyaoさんからのコメント(2004年08月06日 21時29分04秒 ) パスワード
  

>ウオーキングでも15分ごとに水分補給をしなさいと言いますから
>マウンテンバイクだったら特大サイズが良いでしょうね。

ご指摘はまさにその通りで、夏場のツーリングでは走りながら水分を補給するため、1時間ごとにボトルの水を補給しなければならないほどです。
もっとも水を多く積むと重くなって峠越えとかが辛くなるので、ルート上の補給地点を確認して必要量に少し余裕を持たせる程度に、補給量を抑えて旅をしているわけです。軽くサイクリングというときでも、夏場はボトル1本に小銭を用意してこまめな水分補給をお忘れなく。

秋にかけてのサイクリングシーズン、どんなに手入れをしていても車体の故障は付き物。特に唐戸〜長府の海岸沿いは、関門トンネル人道口という「自転車乗りの関所」を抱えているにもかかわらず、自転車店がほとんどない空白地帯なので自衛策が必要。今回はその自衛策、つまり携帯用の工具類について。
私自身の経験の中には、仕事帰りにパンクに見舞われて応急修理…、というのもありますし、サドルの具合がしっくりこないときはミリ単位の調整を行うので、工具の出番は比較的多い方だと思います。工具を十分に持たず難儀している自転車乗りのために、調整を買って出ることもありますので、車載工具類は下記の通りです。ツーリングでもこの構成は変わりません。

●サドルバッグ収納分(サドル下)
1:パンク修理キット<パッチ7〜8個、ゴムのり、紙やすり>
2:チェーン用予備ピン3〜4本
3:米式バルブ用アダプター(現在はフレンチバルブ装着中)
4:8mm・9mm・10mmコンビネーションレンチ
5:150mmモンキースパナ
6:シマノ用チェーン工具
7:スポークレンチ
8:折り畳み式六角レンチセット
9:タイヤレバー3本
●ボトルホルダー基部
10:携帯型空気入れ

車載工具のひとつひとつを解説しておきます。
1:パンク修理キット
修理キットそのものは、DIYショップで売られている物で十分です。こだわる人はゴムのり不要の高級パッチを使いますが、パンクを修理できればそれでよし。パッチは多めに用意するのがコツです。
2:チェーン用予備ピン
チェーンが切れたりして再度つなげるとき、この予備ピンを後述のチェーン工具で挿入します。チェーン規格によってこのピンの規格も異なるため、頻繁に乗る人は2桁単位でストックするのが賢明です。これは専門店でないと購入できません。
3:米式バルブ用アダプター
フレンチバルブの車体でも、ガソリンスタンドの恩恵にあずかりたいと思って、探した末に1個200円ちょっとで入手。自転車屋が少ないわりにガソリンスタンドが多い下関市内では、特に有効なアイテムのひとつ…?
4:コンビネーションレンチ
これは片方が普通のスパナで、もう片方がメガネレンチになっているもの。8〜10mmの六角ボルトはブレーキパッド固定などで頻繁に使うため、それなりにしっかりしたものを使います。ちなみに私のお気に入りはKTC、高いですが精度はばっちりです。スナップオンやマックツールなど、自動車レース界で有名なメーカーであれば、まず全幅の信頼を措いてよし。
5:モンキースパナ
旅先などでペダルを着脱するときはこれがないと大変ですが、大きな物は重たいので、自転車に積むならば150mmサイズが無難な選択肢。
6:チェーン工具
チェーンの着脱に欠かせない工具で、DIYショップでも最近は入手可能です。スポーツ用自転車で最もポピュラーかつ無難な選択肢は、シマノTL−CN22。
7:スポークレンチ
店できちっと整備している場合、この工具の世話になることはあまりありません。事故とか考えると皆無とは言い切れないのですが…。クラッシュでホイールが故障したときの応急処置で、スポークの調整が必要な場合に使います。
8:折り畳み式六角レンチセット
六角ボルトを回すには六角レンチが必要ですが、アーレンキーの束を抱えるのはいささか重いし、不要なサイズのものは余計。そこで折り畳み式の六角レンチセットが役立つわけですが、選ぶならば自転車用工具メーカーの製品の方が良いでしょう。なかには15種類以上の機能をまとめた製品もありますが、使いやすいのは6〜10種類程度の物では?
9:タイヤレバー
タイヤの着脱に欠かせないのがタイヤレバー。3本用意するのは、タイヤが硬い場合3本使わないと外れないこともあるためです。
10:携帯用空気入れ
長さ25〜30cmほどのコンパクトな空気入れでも、しっかりした構造であれば5気圧程度のチャージは可能です。高級なポンプにはバルブ切り替え機能も付いていますが、自分の自転車がどんなバルブを使っているか、念のため確認してから購入しましょう。

これだけ常備していれば応急処置だけでなく、ちょっとしたパーツ追加にも対応できますが、価格をカウントしてみると…サドルバッグ込みの参考価格1万4千円。でも愛車を末永く使うための投資ですから、工具に出し惜しみしてはいけません。購入の際はこの辺も考慮に入れて、予算を立ててくださいませ。
[8]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年08月07日 05時07分08秒 ) パスワード
  

>工具に出し惜しみしてはいけません

そうですね。
道具だけは良いものを、ですね。


それにしても7つ道具ならぬ10道具を道連れですか。
パンクしたら困るし座り心地が悪かったら余計疲れるし。
一式要りますね。
[9]nyaoさんからのコメント(2004年08月08日 17時12分41秒 ) パスワード
  

チェーン工具の話が出たところで、お次はチェーンのお話。
チェーンの規格は色々あり、概ね下記のようになっています。
1:シマノUG…安物の7段向け
2:シマノIG…8段向け(一部の7段にも対応)
3:シマノHG…シマノの9段/10段用
4:カンパニョーロ…カンパニョーロの9段/10段用
5:BMX用
これらのチェーンは前後のギアを含め、スムーズに変速させるために100分の1ミリ以下という細かな精度で製造されています。そのため各規格の間では、互換性は皆無に近いと言っても過言ではありません。だからチェーンを買い替える時は、規格を確認しましょう。

さて問題は日常の手入れですが、こまめな注油が基本となります。スポーツ車用チェーンには、新品のときすでに注油されているのですが、粘り気が強く土砂が付きやすいので、まずは灯油で洗うか、もしくはブレーキクリーナーなどアルコール系の洗浄剤で、油を落とします。(脱脂)これは日々の手入れでも同じ手順です。そして油を落としたあとに、改めて注油します。プロで使われているオイルは、マイクロロンやフィニッシュライン・クロスカントリーなど、1本1,000円を軽く超える高級オイルですが、粘り気が少なく潤滑性に優れる製品であれば、概ねチェーンに適していると言えます。
注油時の注意点としては、タイヤやリムに付着しないようにすること。特にリムはブレーキ性能に直接関わる部分なので、オイルが付着した場合はすぐにアルコール系洗浄剤で脱脂を行わなければなりません。
[10]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年08月09日 01時52分05秒 ) パスワード
  

>粘り気が強く土砂が付きやすいので、まずは灯油で洗うか、
>もしくはブレーキクリーナーなどアルコール系の洗浄剤で、油を落とします。(脱脂)
>これは日々の手入れでも同じ手順です。そして油を落としたあとに、改めて注油します。

>特にリムはブレーキ性能に直接関わる部分なので、
>オイルが付着した場合はすぐにアルコール系洗浄剤で脱脂を行わなければなりません。

へえ〜
オイルがついててはまずいんですか。


鍵には油を差しては余計ゴミがつくからいけないというのは知ってましたけど。
[11]nyaoさんからのコメント(2004年08月11日 00時31分48秒 ) パスワード
  

自転車のホイールリムはブレーキパッドに挟まれることで摩擦を生じ、制動力を生み出します。摩擦を発生させるべきホイールリムに僅かでもオイルが付けば、摩擦せず滑ってしまいブレーキが効かなくなります!怖いですね〜、大変ですね〜、だからブレーキパッドやパッドに触れる部分は、オイルが付かないようにするんです。

話の展開上、次はブレーキについて。ブレーキの効きの極意はずばり、『北斗の拳』オープニングテーマにもなった、クリスタルキング「愛を取り戻せ」の「あの」歌詞です。

♪邪魔する奴は指先ひとつでダウンさ〜♪

つまり指1本で効いてくれるのがブレーキの理想。軽く動作してくれることで、力まずに速度を調節できますし、長時間走るならばそれだけ体力を温存でき、あるいは疲れてもブレーキをきちんと動かせることにつながります。動きが渋いブレーキでは、全然お話になりませんからね〜。
ところで、ブレーキもレバーからワイヤーを伝ってブレーキ本体を動かし、パッドをリムに接触させるまでさまざまな部分を動かすので、指先ひとつで軽く動かすためには、あらゆる部品を丹念に手入れしてスムーズな動作を確保する必要があります。ワイヤー交換は誰でも思いつきますが、見落とされがちなのはブレーキ本体の整備・調整。ブレーキ開発に散々苦労したシマノの研究では、パッドを動かす作動軸で余計な回転ロスが生じると、いくら他の部分を改良しても動きが軽くならないことが明らかになっています。
ブレーキパッド交換で注意すべきポイントは、「きっちり左右対称に組むこと」。カートリッジ交換式ならば簡単ですが、そうでない場合正確にブレーキパッドを付けるためには、ホイールからタイヤとチューブを外し、ホイールの中心をきちんと確認しなければなりません。もしホイールが歪んでいたら…、お分かりですね?ブレーキのセンター出しが全然できません。もちろんタイヤまで歪むから、車体は不安定になるしパワーロスも激しいし、いいことはひとつもありません。ホイールの歪みを正すには、歪みを正確に測定できる機材と、スポークを繊細に調整できる高度な技術が必要なので、こういうときは迷わずお店に直行。結局はタイヤ関係に戻るんかい(汗)
ホイール調整を進んで引き受け、鮮やかな手並みで修正できる店。売りに出す自転車全てに、正確なホイール調整を行う丁寧なお店。これらは良い店と呼ばれるための条件のひとつです。「安売りだけで飛びつくな」というのは、この辺にも理由があるのです。
ブレーキパッドそのものも、路面状態や用途に応じて様々な種類が用意されていますので、買い替える時はこれまたお店に相談するのが良いでしょう。
[12]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年08月11日 01時37分55秒 ) パスワード
  

>ホイールリムに僅かでもオイルが付けば、摩擦せず滑ってしまいブレーキが効かなくなります!
>怖いですね〜、大変ですね〜、だからブレーキパッドやパッドに触れる部分は、オイルが付かないようにするんです。

なるほど。
怖いですね〜



>「安売りだけで飛びつくな」というのは、この辺にも理由があるのです。

安売り大好き人間としましてはよく肝に銘じます。。。。
[13]nyaoさんからのコメント(2004年08月24日 23時18分40秒 ) パスワード
  

ちょっと日数が開きましたが、次のお題目は「メーター」です。「自転車にメーターってあるの?」という質問が飛びそうなので、自転車用のメーターについて説明しておきます。
30年ほど前、自転車用メーターといえば自動車と同様、ホイールの回転軸からケーブルを延ばし、機械的にアナログメーターを回していました。電子工学の発達により現在では、ホイールに付ける永久磁石がセンサー付近で回転するときに生じる、わずかな誘導電流を検知する方式がほとんどを占めています。このため、自転車用メーターを「サイクルコンピュータ」と呼ぶこともあり、最近ではパソコンに接続してデータを保存できる機種もあります。

さて、標準的な自転車用メーターは、以下の機能を使えるようになっています。
1:走行速度…現在この瞬間の走行速度を表示。
2:走行時間…手動または自動でストップウォッチを作動させます。
3:最高速度…計測中の最高速度を記録・表示。随時更新されます。
4:平均速度…同じく平均速度を記録・表示。ペースの上下を矢印で表す機種あり
5:走行距離…同じく走行距離を記録・表示。タイムをリセットすると消えます。
6:延べ距離…いわゆるオドメーター、タイムをリセットしても残ります。
これらの機能のうち、走行速度+1〜2機能を同時表示することにより、走行状態を数値でモニターできるというわけです。また「AT自転車」の場合は、速度センサーにより変速タイミングを決定しています。

メーターを付けた途端に、やってみたくなるのが最高速チャレンジ。マウンテンバイクやママチャリで時速50km以上を叩き出せる人は、相当な脚力の持ち主。ただし、そのためにはペダルを毎分150回転!という超高速で回さねばならず、そのうえ時速30km以上の領域ではブレーキングも難しいため、田舎道のだだっ広い直線区間もしくは緩やかなカーブで挑戦してください。
効果的な使い方としては、速度を一定に保つためのモニターとして使うことが挙げられます。長距離ツーリングでは速度を一定に保つことで、無用なオーバーペースを抑えたり、逆にタイムスケジュールの遅れを防ぐことができるのです。ちなみに、長距離ツーリングでは平均時速20kmがひとつの目安になっています。
通勤タイムトライアルというのも、なかなか効果的な使い方です。これまで自動車で走っていた通勤ルートを自転車で走ると、自転車の意外な「速さ」に気付くはずです。
いささかマジメな用法としては、速度オーバーを防ぐこともあります(笑)高度なチューニングを施した自転車だと、時速40kmなんてあっと言う間ですからねぇ…。
[14]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年08月25日 09時41分47秒 ) パスワード
  

>「自転車にメーターってあるの?」という質問が飛びそう

ワタクシですねえ。(恥)



時速40kmなんて出てしまうのですか。コワイですねえ。(笑)


>ただし、そのためにはペダルを毎分150回転!という超高速で回さねばならず、

膝の関節が外れそう〜


>そのうえ時速30km以上の領域ではブレーキングも難しいため、田舎道のだだっ広い直線区間もしくは緩やかなカーブで挑戦してください

って、コワ過ぎ〜
[15]nyaoさんからのコメント(2004年08月25日 10時53分35秒 ) パスワード
  

>時速40kmなんて出てしまうのですか。コワイですねえ。(笑)

ツール・ド・フランス全体の「平均速度」は時速40kmくらい、ツール6連勝のアームストロング選手が、タイムトライアルで叩き出した平均速度は時速50kmちょっと。ゴールスプリント勝負の瞬間速度が時速70kmくらい。またジロ・デ・イタリアでの話ですが、下り坂でサボルデッリ選手が非公式ながら時速137kmをマークしたと言われています。自転車狂の私が言うのもなんですが、この人たちって、人外魔境の領域にいるんじゃないですか?(笑)

自転車のメーターには基本的な計測機能のほかにも、機種によって様々な付加機能が付いています。
その1:高度計+温度計
温度と気圧を測定することにより、現在の推定高度を表示できる仕掛けです。天候その他で狂ってしまうのはご愛嬌ですが、温度計は色々と役に立ちます。私が持っているのはこのタイプ。
その2:ペダル回転計(ケイデンス)
ペダルに追加マグネットとセンサーを付けることで、ペダル回転数をモニターできる機種もあります。「ケイデンス機能」とも呼ばれるこの機能があれば、まず高級機種と言って良いでしょう。
その3:心拍計
スポーツ用心拍計といえばポラール社が有名で、自転車向けの製品もあるそうです。また他社からも心拍計付きのメーターが販売されていますが、さすがにどれも1セット数万円と高額なため、なかなか手が出ませんねぇ。
その4:パソコン接続機能
メーターで集めた各種データを、パソコンで保存・管理できる機種もありますが、ここまでやる人はマニア以外の何者でもありません(爆)

変わったアイテムとしては、ハンディGPSを挙げておきましょうか。カーナビと比べ地図表示機能や誘導機能を省略あるいは簡略化されていますが、その他の性能はカーナビと同等またはそれ以上です。普通のメーターと異なり反応速度は遅いですが、さすがにGPSだけあって速度・距離測定は得意技。電池も単3型で動作する機種がほとんどのため電池調達は楽ですが、恐ろしいほど消費電力が大きいため、アルカリを超える高級電池でないとすぐに電池切れ(汗)
[16]nyaoさんからのコメント(2004年09月02日 21時46分12秒 ) パスワード
  

メーターの話ついでに、市役所の電動アシスト自転車「電ちゃり」のメーター記録のお話。本日仕事で乗る機会を与えられたので、距離は短いながらハードなテストを敢行しました。疲労や左足首の故障で本調子ではありませんでしたが、いやはや恐ろしい結果が出たもんだ…。
<テスト車両>
ヤマハPAS「電ちゃり」3号車・内装8段ギア仕様(推定車体重量26kg)
<計測用メーター>
キャットアイCC−VL100(安物ですが一応一流メーカー製)

空気漏れを起こしやすい英式バルブなので、発車前のエア補充は「儀式」です。これが前の職場の車体なら、さっさとバルブ交換しているんだが(笑)サドルもペダルを軽く回せるよう、高い位置に調整しなおして出発です。
最初にちょこっとだけ電気ブースターを使いましたが、あっという間に時速30kmオーバー、つまりブースト無意味の領域に(笑)法令上時速24km以上になるとブースト機能がカットされるため、加速途中で自動的にカットされてたんですね〜。
ブレーキも車体性能に追い付いているようで、体重移動さえ心得ていればピタッと止まります。さすがにマウンテンバイクのような「指先ひとつ」というわけには参りませんが。
目的地でいくつかの作業を行ったあと、帰りはちょっとした(?)上り坂。今回は電気ブースターを全く使わず、8段ギアを駆使して…つまりローギアでぶん回して、前回ブースターを使った坂にアタック。やればできるなぁ、やっぱり電動アシストは無駄か?
そして問題の下り坂、速度がみるみる上昇して、時速40kmを軽くオーバー。前方が詰まったためブレーキを掛けましたが、それがなければ時速50km以上に達していたことは間違いありません。このデータから推測できるのは、子供たちが勢いよく坂を下れば、同じ程度まで加速できるということ。しっかりとブレーキを効かせないと、事故で自分や他人を死に追いやりかねない速度領域に、いとも簡単に達してしまうのです。
坂を下りきってラストの平坦な直線で、やや疲れた脚ながら加速テストを行いました。6速までシフトアップしたところで信号停止しましたが、そのときメーターは時速33km!?8速まで上げていたら、時速45kmくらいまで加速していたことでしょう。ほんと、電動アシスト捨ててでも軽くしたいわ(笑)

てなわけで「電ちゃり」を含むシマノ内装8段ギア自転車を、うまくチューンするコツもいくつか判ってきたので一挙紹介。

ポイント1:前ギアは小さめ、後ギアは大きめに
つまり思いきりギア比を低くして、加速性能を引き上げるのです。どうせトップ(8速)は高速専用ギアなのですから、ウイークポイントになりがちな低速領域を、純正パーツで強化しておくのです!店員が「そんな部品はない」と言うなら、シマノ・ヨーロッパのホームページを見せて納得させるべし。膝への負担を減らし、そこいらのマウンテンバイクを確実に蹴散らすためには、この改造が不可欠でしょう。

ポイント2:空気漏れを阻止せよ
再三取り上げている空気バルブの改良策は、当然適用するのが筋。スーパーバルブコアを組むか、米式バルブ付きチューブに交換すべし。

ポイント3:前ブレーキを強化せよ!
時速30km以上を叩き出すため、ブレーキ強化も大切です。ホイールの軸をブレーキ内臓型に変える、ロードバイク用のブレーキを付ける、ブレーキパッドを色々試す…。よほど気前のいい店でないと嫌な顔をするかもしれませんが、ノーマルでも高速な駆動ユニットを支えるためだと力説すれば、物好きな店ならば折れてくれるかも。
[17]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年09月03日 01時54分43秒 ) パスワード
  

>電池も単3型で動作する機種がほとんどのため電池調達は楽ですが、恐ろしいほど消費電力が大きいため、アルカリを超える高級電池でないとすぐに電池切れ(汗)

電池切れは面倒ですよね。笑


先日帰宅途中で自転車野郎と出遭い、この後をついて行ったのですが、
自転車ってホント早いですねえ。
下り坂をついて行ったのですがうちは車で時速30マイルを時々超えてました。
そうすると自転車野郎のお兄さんは50km/Hour近かったのかも。

舗装された下り坂で条件が良いからもっと出せるのかなと思いました。



            これ ↓ 素直に納得しましたよ。

>ツール・ド・フランス全体の「平均速度」は時速40kmくらい、ツール6連勝のアームストロング選手が、タイムトライアルで叩き出した平均速度は時速50kmちょっと。
>ゴールスプリント勝負の瞬間速度が時速70kmくらい。
>またジロ・デ・イタリアでの話ですが、下り坂でサボルデッリ選手が非公式ながら時速137kmをマークしたと言われています。
[18]nyaoさんからのコメント(2004年09月15日 02時29分37秒 ) パスワード
  

さて次は自転車店のお話です。
初夏に仕入れたものの諸般の理由で今まで伏せていた情報を、公開して差し支えない時期になったと判断しここに発表します。
下関随一のスポーツ用自転車店として親しまれた「ちょーあみ」が、今秋をもってその歴史に幕を下ろすことになったのです。
ここ数年は様々な問題に直面して、親父さんはいつか店じまいをと考えたそうですが、後釜の店ができるまではと営業を続けていたとのこと。それも今年になって新しい店が開店する見通しが立ったことから、今秋の店じまいを決めたのだと語っておられました。自転車店、特に熟練した組立・調整技術を要求されるスポーツ用自転車を扱う店は、一度消えるとその穴埋めが難しいため、なかなか引退を決めかねていらっしゃったのだろうとお察しします。
ご多分に漏れず私も移住直後に自転車を「ちょーあみ」で購入し、重整備やさまざまな部品の注文・組立でお世話になり、また色々なお話を伺ったお店だけに、感慨深いものがあります。永年お疲れさまでした。

さて「ちょーあみ」の伝統を受け継ぐ新しいお店ですが、既に10月1日開店を目指し鋭意準備中とのことです。こちらの情報も色々と仕入れておりますので、ざっと紹介しておきましょう。

店名 サイクルピット240
場所 川中豊町6丁目・稗田大橋そば
ホームページ http://ww51.tiki.ne.jp/~nishio/

既にこちらにも仕事帰りにお邪魔していまして、自転車用品の情報や商品ラインナップについて、店長さんとともにカタログを眺め、あるいはお互いの経験談を交えながら一緒に考えました。経営に直接関わる問題だけに、私にとってもこれから世話になる立場として真剣に考えなければなりませんので、これは良い勉強になりました。
[19]nyaoさんからのコメント(2004年09月17日 02時33分48秒 ) パスワード
  

夜に自転車を走らせるとき、前照灯を点けることは常識ですが(法的な義務でもある)、後方への気配りは反射材だけという例がほとんどだと思います。法的には反射材だけでOKですが、実際に2輪や(仕事で乗る)4輪に乗ってチェックすると、反射材だけではあまり目立ちません。反射材が後方から照らされる位置にきちんと付いていない事例があったり、また面積が小さいなどの理由から、特に「車道の左端」通行を義務付けられている2輪からだと、至近距離でやっと識別…ということも。
反射材をぐるっと巻き付ける「安全たすき」ならば、ある程度効果を発揮できますが、問題はむしろ夕暮れ時。日没後すぐにはライトオンしない自動車が多いため、十分な光を浴びない反射材は効果を全く発揮できず、識別が遅れるケースも珍しくありません。(前方については言うまでもない)
さらに困ったことには、スポーツ用自転車、特に高級車の場合、競技会に参加する際にベルや反射材を取り外さなければならないことが多く、市販状態では敢えて反射材をつけていないケースもあります。

これらの問題に対する根本的な解決方法は、ずばり尾灯の装着です。自転車用の尾灯はLEDがほとんどを占めますが、視覚効果や節電を狙い点滅する物が多いため、「フラッシュテール」と呼ばれることもあります。
その効果はというと、薄暮の時間帯に1km後方からばっちり識別できるほど。雨天や霧だとさすがに有効距離は短くなりますが、後方の車両に対して存在を示すにはうってつけの手段と言えます。
フラッシュテールの主な特徴をざっと示すと、下記のとおりになります。

1:赤色LEDを使用
LED3〜5個が主流なのですが、なかには小型チップLEDを10個も並べる機種もあります。

2:点灯/点滅切り替え可能な機種が多い
単純な点灯/点滅切替だけでなく、横に並べたLEDを流れるように点滅させる「フローモード」、ランダム点滅などの多彩なモードを使える機種もあります。逆に、目立たせるために敢えて点滅のみという機種も、少数ながら存在します。フローモードと言って判らない方は、「ナイトライダー」のナイト2000を思い出してください(笑)

3:単4電池2個で「点滅なら100時間」が標準
電源については単4電池2個が標準のようです。フル点灯だと連続50時間まで、点滅だと100時間というのが、標準的なフラッシュテールの性能。自家発電式の機種もあります。

4:ベルトなどにクリップ止めできる機種も多い
単体もしくはアダプターを用いて、ベルトなどにクリップ止めできる機種が多いのも、フラッシュテールの特徴のひとつ。散歩やジョギングなどに使うための配慮です。
[20]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年09月17日 03時21分06秒 ) パスワード
  

「ちょーあみ」さんの店じまい
残念ですね。
信頼できるお店が消えるのは。

日本もアメリカのようにモンキー・ビジネス(やってるふりだけ)のお店が増えて行くでしょうね。



>至近距離でやっと識別…ということも。

これは本当にありますよね。


>これらの問題に対する根本的な解決方法は、ずばり尾灯の装着です。
>自転車用の尾灯はLEDがほとんどを占めますが、視覚効果や節電を狙い点滅する物が多いため、
>「フラッシュテール」と呼ばれることもあります。
>その効果はというと、薄暮の時間帯に1km後方からばっちり識別できるほど。

1Km後方からもバッチリ見えますか。
御本人の為にも装着は必要ですね。
[21]nyaoさんからのコメント(2004年09月17日 23時03分47秒 ) パスワード
  

前回の書きこみの説明書きで少し訂正。2輪の通行区分は「車線の左端」の誤りです。ここに訂正してお詫びします。

>モンキー・ビジネス
研究社『リーダーズ英和辞典』を見ますと、なるほどmonkey businessとは「インチキ」などの意味があります。昨日、老舗の丸石自転車株式会社が倒産したとの報道がありましたが、この背景にはマスコミ報道で騒がれた架空増資問題(これぞインチキ)により、信用を大きく失墜したことが挙げられます。しかし、これ以外にも中国製など安価な自転車による価格破壊や、発売したばかりの折り畳み自転車に欠陥が見つかり製造中止するなど本業での失敗も、少なからず影響していたようです。
幸い、丸石ブランドは関連会社の滋賀丸石自転車に引き継がれたようですが、商品構成の整理や魅力ある商品開発が急務と言えます。

>1Km後方からもバッチリ見えますか。
この効果については、「しまなみ海道」の伯方・大島大橋(1230m)を渡りはじめたとき、橋の反対側を走っていた自転車のフラッシュテールを、夕暮れ時しかも逆光に近い状況で確認できたことを示せば、説明に足るでしょう。
さてフラッシュテールの主な特徴は先に述べたとおりですが、具体的にどんな品があるのかをざっと紹介しておきます。

<キャットアイ>大阪に本社のある、自転車用電装品の大手メーカー
TL−LD120−R
まさしく典型的なフラッシュテール、無難な選択肢のひとつ。

<トピーク>近年成長著しい、自転車用品ブランド
レッドライト
サドルバッグへの装着も考慮された、ボタン電池使用の軽量フラッシュテール。

<トレック>ご存知アームストロング御用達メーカー、実はライトも製造
ディスコ・インフェルノ
単5電池2本用の小ささにもかかわらず、約270度のワイドな照射角を確保!

<S−SUN>量販店でも時々見る
ブレーキライト&テールライト
ブレーキランプとしても機能する珍品。ただしワイヤー式のブレーキ限定。

<b&m>ドイツの珍品パーツメーカー
トップファイアー
自転車のエアロヘルメットの後部に装着というフラッシュテール(ヘッド?)。後頭部を目立たせる奇抜なアイディアの一方で、電池はボタン式2個、節電のため点滅のみという合理的な設計も光る逸品。私は昨年から使っていますが、これはかなり目立ちます。

他にも各メーカーから様々な商品が発売されているので、お店でじっくり観察しませう。
[22]nyaoさんからのコメント(2004年09月23日 22時28分55秒 ) パスワード
  

先週通勤で乗ったときに「ちょっときついかな?」という感触だったので、昨日は昼休みを利用してサドルをチェック。先週は慌てて支度したので、適当に角度の見当をつけて乗ったのですが、点検するとサドルが若干前上がり!これでは全然宜しくないので、ひとまず若干前下がりのセットに直して帰り道に備えました。
そして帰り道、久々にアタックした関門トンネル人道口〜火の山登山口では、調整が効を奏したか立ち漕ぎなしで激坂をクリア。このヒルクライムも含め、仕事帰りのサイクリングで14km走りましたが、絶好調には程遠いのでこれから鍛え直しです。

サドル調整については、『サイクルスポーツ』10月号で興味深い研究結果が紹介されています。サドルを10〜15度前下がりに調整することで、腰痛を防ぎ会陰部への圧迫を軽減できるというお話なのですが、このような研究が進んだのは4〜5年前と最近の出来事なのです。あまり下げすぎると逆に乗りにくいですが、10度前後前下がりにすることはパワー面からもお薦めです。
[23]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年09月24日 01時50分59秒 ) パスワード
  

>サドルを10〜15度前下がりに調整することで、
>腰痛を防ぎ会陰部への圧迫を軽減できるというお話なのですが

あっはっはっはっ・・・



>ひとまず若干前下がりのセットに直して帰り道に備えました。
>そして帰り道、調整が効を奏したか立ち漕ぎなしで激坂をクリア。

これは知らなかったですね。
坂は立ち漕ぎするもんだと思ってました。

なるほどねえ〜
[24]nyaoさんからのコメント(2004年09月24日 21時49分08秒 ) パスワード
  

重力に逆らって坂道を登るなかでは、立ち漕ぎしようがサドルに座り続けようが、目指すルートと高度が同じならば仕事量も同じです。しかし、人間の脚は大出力を連続して搾り出すには限界があり、真に100%のフルパワーを発揮できるのは10秒程度が関の山。加えて、立ち漕ぎするとペダル回転がスムーズではなくなるため、よほどペダルを漕ぐ姿勢をキープできる人でもない限り回転がギクシャクしてしまい、自分で思ったほどパワーを出せないのです。さらに、いざきつくなってギアを下げようとしても、立ち漕ぎで体重を乗せて力任せに踏み込んでいると、チェーンが引っ張られる状態が続くため横方向への「脱線」ができず、ギアを下げられないのです。
ですから、無理なく高効率な坂登りをやろうと思うならば、基本は「サドルに座ったまま、軽めのギアでペダルをクルクル回す」ことです。かのアームストロングのような「1分間115回転」というのはいささかオーバーですが、毎分70〜90回転程度を目安にぶん回せるよう、思いきりギアを下げて登るのが、結局最も確実なヒルクライムの漕ぎ方なのです。
もちろん坂道ではある程度の馬力が必要ですし、短時間であればギアを下げるより立ち漕ぎで強行突破する方がよい場合もありますから、高回転でも連続して踏みこむ力が強いに越したことはありません。ただし腰痛や股ずれその他、サドルにまつわるトラブルを抱えていては高回転どころではなくなるので、坂道ではサドル調整の適不適が平地以上に表れやすいと言えるのです。
[25]ころんさんからのコメント(2004年09月25日 09時28分42秒 ) パスワード
  

こんちは。おひさです。

このスレッドを見て、先日オープン前の「サイクルピット240」さんを
こっそりのぞきに行ってみました(笑)。
#こっそり・・・ってのが・・・だって、なんかハズカシイんだもん。

あそこなら車で行っても、ちょこっとコインランドリーのとこの
駐車場に停めさせてもらえそうだし(怒られるか?)
場所的には、うちは比較的に近いので、ラッキーです。

オープンしたらぜひ中まで入ってみたいなと思ってます。
振れ取りとか、お願いしてみよっかな。。。
[26]nyaoさんからのコメント(2004年09月30日 23時19分22秒 ) パスワード
  

>ころんさん
正式オープン前だと恥ずかしさも少々ありますよね〜。
でも明日からは堂々とお店に入れますよ〜。

さて「振れ取り」という言葉が出てきましたので解説をば。
大半の自転車のホイールは中心部のベアリング入り車軸と、ステンレスやアルミなどで作られる円周状のリムとの間に、30本前後のスポークを張り渡して組み立てられます。ひとつのホイールで用いられるスポークの本数はロードバイクで28〜32本、マウンテンバイクだと32〜36本が標準となっていますが、一部競技用では20本…?という極端にスポークの少ない製品もあります。
スポークの組み方自体は何通りかあり、かなり専門的になってしまうので細かな説明は省きますが、要は何本ものスポークが互いに引っ張り合うことで、ホイールの剛性としなりのバランスを生み出し、ホイールの円周の形を保つわけです。「振れ取り」とは、そのような自転車用ホイールを綺麗な円周の形に組むため、測定器などを使って歪みを調べ、調整する作業全体を指します。

良心的なお店では、お客さんに引き渡す直前にきっちり「振れ取り」していますが、それでも長期間乗ると微妙に歪むことがあります。最初は気になりませんが、どうも加速すると左右にゆがむとか、あるいはやけにタイヤが跳ねる場合には、ホイールの歪みを疑うことも必要でしょう。実際に1000〜2000kmほど走ると、その歪みを体感できる場合があり、こうなると重症ですので即座に「治療」。
プロの技量と専用工具をもってしても、1台分で30分〜2時間ほどを要する作業であるだけに、測定機器すら持たぬ素人では非常に困難な作業であり、応急修理を除きプロに任せるのが無難です。ペダルのベアリング掃除なら平気な私でも、「振れ取り」は測定機器を持たないうえ経験が少ないので、この作業は苦手っす!
てなわけで「振れ取り」こそ自転車職人芸の極致!と言わせていただきます。
[27]nyaoさんからのコメント(2004年10月02日 00時45分31秒 ) パスワード
  

今日は誕生日スペシャル企画ということで、今自転車に付けているパーツを、メーカー別に紹介します。ちなみに全部市販品ですが、改めて買った部品の多さに我ながら呆れております。

<スペシャライズド>自転車本体に加えグッズも豊富なメーカー
●ボディージオメトリー(BG)サドル
何度か紹介した元祖「尻割れサドル」。医学的な見地から設計されており、股間へのダメージを最小限に抑える形状になってます。価格は5千円〜2万円(!)と高めですが、この心地よさは病み付きになります。

●BGグリップ
マウンテンバイクのハンドルバーに使うグリップですが、これはBGサドル同様に医学的な見地から設計された快適グリップ。全体的にディンプルを施し指の形に合わせているほか、最も荷重の掛かる親指の付け根部分には衝撃吸収ゲルを封入。
ただしハンドルの端っこにアシストバーなどを付ける場合は、グリップの端っこを切る必要あり。

●サドルバッグ
このスレッドで紹介している10種類の工具のうち、ポンプを除く全てを収納できる工具入れ。中に小さなポケットがあり、工具の積み分けが可能です。

●ヴェガス・リアフラッシャー(製造終了品)
過去に紹介した、横一列に並んだ7連LEDが派手に高速点滅する「おばけフラッシュテール」。細かな芸当はありませんが、その派手さは製造終了後の今でも市販最強レベルにあります。

<キャットアイ>自転車用品のみならず、自動車用反射材も作ってるメーカー
●LEDヘッドライト HL−EL100&HL−EL200
どちらかひとつを付けている人は近頃多いですね。EL100は史上初の「公道使用可能なLEDヘッドライト」として話題となった物、EL200は基本設計そのままに遠方をより効果的に照らすレンズを付けてます。私の場合は前者を広角&近距離用、後者を遠距離用として並べて併用してますが、単3ニッケル水素/リチウムという高級電池を使っていることもあり、周囲の評価は「すごく明るい〜!」「眩しい!」
…元々単体でも使える品をダブルで使えば、そりゃ眩しいですわな。

●補助灯 TL−LD250
「3つ目のヘッドライト」がこれ。使用中のライトが白色LEDなので、濃霧などの場合かえって目立たなくなる可能性があるため、識別用の補助灯として追加しました。普通にハロゲンライトを使えば、不要と言えば不要なアイテムですが(爆)

●メーター CC−AT100(今年ラインナップに復活)
これは頑丈さにこだわったメーターでして、少々の雨や衝撃を気にしません。機能面での特色は、温度&気圧センサーにより気温・気圧高度を表示できること。山道や長旅では重宝しますが、普通のメーターと比べ2回り大きいため、ごく普通に乗る方には無用の長物?(笑)

<ミノウラ>自転車用各種荷台や工具類のメーカー
●折り畳み六角レンチ ハンディ10
工具の代表として、この品を紹介。2mm〜6mmまで1mm刻みの六角レンチに加え、+−各ドライバー、さらに8mm〜10mmのボックスソケットをひとつにまとめた、文字通りの十徳ドライバーセット。自転車の調整やアクセサリー着脱には、これで概ね対応できます。

●フロントサスペンション対応キャリア(荷台)
フロントフォークに装着する荷台は、サスペンションフォークだと使えない場合が多いのですが、これはサスペンション対応品で価格も3000円台と比較的安いです。(高級品は1万円以上)
その代わり小さいため、荷物を積むときは工夫が必要。

●1.5リッターボトル対応ケージ
スポーツ用自転車を買い物で使うとき、このアイテムは便利です。炭酸飲料を積んでもあまり泡立ちがないので、落ち着いてボトルを輸送できます。この手の大型ボトルケージは意外に安く、1個1200円前後で購入可能。ただし「強炭酸飲料」だと、大人しく走ってもスパーク確実?(笑)

●アルミサイドスタンド
いわゆる1本棒のスタンドですが、さすがにアルミ製だと軽くて結構。

<タイオガ>マウンテンバイク用品では世界的なメーカー
●アルミリアキャリア(荷台)
価格4000円は高い方でしたが、軽量なことに加え泥除け兼用で、しかも最後部の遮る物がない場所に反射板を付けている親切設計。

●サイドバッグ(荷台側面に装着)
空荷のときはストラップで絞って、空気抵抗を軽減できる仕掛けがあるので、通勤でも邪魔になりません。他にも反射テープや防水カバー、ボトル入れを標準装備するほか、メッシュポケットに濡れた物を入れれば走行中に乾くという、ツーリング派にもありがたい設計。この手のサイドバッグは左右セットで1万円程度から入手可能。

<ゼファール>携帯ポンプや荷台などで有名なメーカー
●空気ポンプ スイッチ・アロイ
スライド式のスイッチで米式・仏式の切り替えが可能な、アルミ合金製の小型軽量携帯ポンプ。この種の携帯ポンプは、ボトルケージと同時装着できるよう工夫されています。

<パナレーサー>自転車用タイヤの大手、正式社名はナショナルタイヤ株式会社
●通勤用タイヤ ツーキニスト
これまた何度か登場、「自転車通勤の切り札」。多少の雨なら平気、耐パンク性能や耐磨耗性にも優れるという、名前のとおり自転車通勤人御用達のタイヤ。難点は1本3800円という通常の約2倍のお値段ですが、雨でも平気ならば目をつぶる?

<マヴィック>ホイール専門メーカー、ツールでは中立サポートを展開
●アルミホイールリム X517(カタログ落ち?)
今までこのホイールのことは、あまり表に出してませんでしたね。一応レースにも対応している、比較的安価な軽量ホイールリムです。お店が私の希望通りにホイールを組んでくれることに大喜びしていた私は、嬉しさのあまり注文時にバルブ穴の確認を忘れ、挙げ句手持ちの米式バルブが入らず、慌てて仏式を買う破目に(爆)

<エンペックス>気象計やハンディGPSのメーカー
●ハンディGPS ポケナビ65EZ(後継機65EXの登場により製造終了)
自転車にGPSを付ける話をすると、99%の人が「本当に自転車に付くの?」と疑います。私の場合は周囲が「お前、とうとうここまで狂ったか」と呆れてましたが。
さてこのGPSには、オプションで自転車のステムにぴったりのポーチが用意されているほか、専用のRS232Cケーブルを使えばパソコンとの間でデータ送受信できるのが特色。
[28]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月03日 04時00分21秒 ) パスワード
  

このスレッド5分ぐらい消えてました。でも復活してる。どうして?


>LEDヘッドライト 

科学も駄目ですがLEDというのを見ると中村教授を思い出します。
中村先生は最近はノーベル賞の候補にもなってるそうで。


●ボディージオメトリー(BG)サドル
>何度か紹介した元祖「尻割れサドル」。
>医学的な見地から設計されており、股間へのダメージを最小限に抑える形状になってます。

「股間」なら違和感全くございませんです。
ふふふ


●ハンディGPS ポケナビ65EZ(後継機65EXの登場により製造終了)
>自転車にGPSを付ける話をすると、99%の人が「本当に自転車に付くの?」と疑います。
>私の場合は周囲が「お前、とうとうここまで狂ったか」と呆れてましたが。
>さてこのGPSには、オプションで自転車のステムにぴったりのポーチが用意されているほか、
>専用のRS232Cケーブルを使えばパソコンとの間でデータ送受信できるのが特色。

よく分かりませんが
我が家の車に最近取り付けたカーナビがなんとかで日本のラジオも聞けるかもなんて夫が言ってます。

昨日頼みに行ったところなんですが私は既にDVDの段階でついて行けなくなってる博物館行き人類です。

それで、nyaoさんの書き込みで(ああ、この事かな?)と。
[29]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月03日 04時04分10秒 ) パスワード
  

27と28の間に「振れ取り」についてワタシはスポークスって「飾り」だとばかり思ってたというのを書いたのですが消えてました。
[30]SAGさんからのコメント(2004年10月03日 15時11分47秒 ) パスワード
  

こんにちはSAGです。
自転車のスレッドの書き込みが消えてしまっていた件ですが、
ログ解析してみましたが、
3時40分23秒にこのスレッドを回覧されてから、
4時00分21秒に書き込みされる間には、このスレッドにはアクセスはなく
サーバーでの異常は発見されませんでした。


日曜の朝の4時なのでもしかして、ログのローテーションのための
WEBサーバーの再起動のタイミングと重なったかとも思いましたが
この再起動は、4時00分の[28]の書き込み正常終了時の後の、
4時2分30秒なのでこれとは違うようです。
なお、もし仮に再起動のタイミングに書き込みされたということでも
その場合は、「書き込み完了」のメッセージもでないので、それで気がつかれたと思いますし・・・

ただ、服部さんのIPアドレスらしきマシンからのアクセスは
3時50分38秒以前は頻繁だったのですが、
それから4時00分21秒の書き込みまでの10分間は
ほかのスレッドやインデックスページを含めて、
なんのアクセスもありませんでした。

なので、サーバー側の問題でなく、ネットワーク上のどこかで通信がとまっていて、
書き込みされたデータが彦津熱のサーバーまで届かなっかたり
読み出しできなかったりした状態であったと思われます。

以上、よろしくお願いします。


[31]nyaoさんからのコメント(2004年10月04日 00時44分29秒 ) パスワード
  

マニアック気味な内容に返事を頂きありがとうございます。

>LED
中村教授の発明である高輝度白色LEDがなければ、LEDヘッドライトは生まれなかったでしょうね。というわけで中村教授に感謝。

>股間
今日自転車に乗っていたら、急に股間がサドルから滑るような感覚があり、身体が前方にグラッと傾いてしまいました。これはサドルの固定ボルトが緩んだかと思って、自転車から降りて調べると、案の定ボルトが緩んでました。きっちり締めないといけませんなぁ。

>GPS
カーナビはアンテナとチューナーを追加すれば、液晶テレビとしても使えるそうですが、ラジオ機能はその延長線上だと思います。自転車にカーナビを積もうとすると、走行中の振動や衝撃があったり、電池以外の電源を使えなかったりで、走行中に使える製品はほとんどないでしょうね〜。ちょっと哀しいですが。
[32]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月04日 01時09分24秒 ) パスワード
  

SAGさん

お手数ありがとうございました。ぺこり


>サーバー側の問題でなく、ネットワーク上のどこかで通信がとまっていて、
>書き込みされたデータが彦津熱のサーバーまで届かなっかたり
>読み出しできなかったりした状態であったと思われます。
>以上、よろしくお願いします。


ワタクシが(あれ?あれ?あれ?)とバタバタやってたのが読まれてしまいましたね〜
ひえ〜 汗;
[33]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月04日 01時15分54秒 ) パスワード
  


         ↑

ネット上でも迷子になってるワタシって・・・・(泣)
ぉ迷子天才人間としましてはエバって良いのか?(ばか〜)



>カーナビはアンテナとチューナーを追加すれば、液晶テレビとしても使えるそうですが

最近は子供を学校に迎えに行く父兄が暇潰しにビデオを見てるのはいいけれど
見てるビデオがポルノ系で社会問題になってます。

うちの夫も車にテレビが欲しいと言ってますが
(私の買い物に付き合いたくないのでしょう)
ラジオで妥協です。


勿論クルマにラジオはついてますが放送が夫には気に入らないのです。
更にメキシコの放送局が6つだか9つだかあって土地の違いに驚いてます。
[34]なかにし@お世話係さんからのコメント(2004年10月04日 22時00分18秒 ) パスワード
  

>>最近は子供を学校に迎えに行く父兄が暇潰しにビデオを見てるのは
>>いいけれど見てるビデオがポルノ系で社会問題になってます。

 最初、「ボルボ系」かと読み間違えて、「へぇ、アメ車じゃなくてヨーロッパ車なんだぁ」と意味不明の関心をしていたのですが、ちょっと違ってましたね(これこれ ^^;)。

 ちなみに、私の車も車内でカーナビの機能でテレビを見ることができましたけど、テレビのダイバーシティアンテナ(リアウインドウから角みたいに2本飛び出すやつ)があまりに不格好なのでアンテナをはずした結果見ることができなくなりました。

 ディーラーさんには「フィルムタイプのアンテナもありますよ」とは言われたんですけど、普段でもテレビをあまり見ない一家なのでわざわざ車の中で見ることはほとんど無いです。時間をつぶす必要がある時には本や雑誌を持って乗りますしね。本が無くてもボケ〜っと外を見ているだけでも何かしらおもしろい発見もあるものですし。

 なんか、せっかく屋外で何もすることのない時間が与えられたのにテレビを見ているのってとってももったいない気がするし。虫の声、風の音、雨の音に耳を傾けるだけでもとても、今の時代とても贅沢な過ごし方のような気がするんですけど・・・。ねぇ?
[35]nyaoさんからのコメント(2004年10月05日 20時53分27秒 ) パスワード
  

>ボルボ

ボルボもまた自転車と縁のある自動車メーカーでして、米国の有力自転車メーカーであるキャノンデールのMTBチームのスポンサーをやってます。他にもフォルクスワーゲンが米国トレックを、日本のスバルが宮田工業を…という具合に、自動車メーカーが自転車メーカーのチームスポンサーを買って出る例は珍しくない様です。
また三大ツールでは自動車やバイクのメーカーが、競うように支援車両を提供しており、今年のジロ・デ・イタリアではマツダ提供のオフィシャルカーが好評。バイクではベスパで有名なピアジオが大型スクーターX−9を、またカワサキも撮影用にと大型バイクを提供しました。ツール・ド・フランスではWRC参戦中のシュコダ(チェコ)が、初めてオフィシャルカーを提供したのですが、どうやら中身はフォルクスワーゲン・パサートらしい(笑)そしてバイクは圧倒的な信頼性を誇るBMWが主に使われていました。
ただし!本気で自転車製造に首を突っ込んでいるのは、BMWとメルセデス、ポルシェ、(かつての)プジョー、それに日本のホンダくらい。
そのホンダ、マウンテンバイクのダウンヒル部門に2年前から参戦しており、特に今年はワールドカップシリーズと北米シリーズと日本のJシリーズに参戦し、いずれも好成績を挙げております。日本で大暴れし、北米のタイトルをほぼ手中に収め、あとは世界タイトルを待つのみという快進撃。そのうち市販化するかもしれませんよ。
[36]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月06日 00時24分05秒 ) パスワード
  

>ベスパ

サンタモニカの市バスを利用してた時に、この販売店がありました。
なかなか面白いデザインでおしゃれだと思いました。


>本気で自転車製造に首を突っ込んでいるのは、BMWとメルセデス、ポルシェ、(かつての)プジョー、それに日本のホンダくらい。

そうなんですかメルセデスも自転車やってるんですか。これは知らなかった〜
[37]nyaoさんからのコメント(2004年10月07日 01時54分40秒 ) パスワード
  

>メルセデスの自転車
プラモデルにもなったメルセデス自転車は、米国のサスペンションフォーク製造会社アンプリサーチとの合作で、フォークにリンク式サスペンションを仕込んでいます。ル・マンで宙を舞って以来芳しくないメルセデスですが、自転車はなかなかの出来栄えですよ。

サイクリングにちょうど良い気候となり、先週末は集中的に自転車に乗りました。湿気が少なくなったため、すぐに喉が乾いてしまいますね。次に乗るときはしっかりボトルを準備しようっと。
[38]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月07日 02時29分22秒 ) パスワード
  

>自転車はなかなかの出来栄えですよ。

そうですね〜
クルマのベンツはちょっと手が出ないけど自転車ならボーナスで買えるあたりですから
「せめて買いたや自転車ベンツ」。


我が家の場合は車庫が小さいので自転車を置く(引っ掛けるにも)スペースがなくて
ゴミ箱も5つ追い出しましたが(厨芥用ゴミ箱はゴミでリサイクル用は義兄宅へ。やっと動けることになりました)
それでも自転車を置くスペースが確保出来てないです。


やっと身動き出来るようになったら夫が4段の棚を買ったし。
[39]nyaoさんからのコメント(2004年10月09日 23時27分10秒 ) パスワード
  

ブレーキパッドの予備が底を尽きました。雨でもそこそこ効く代わり、リムへの負担が大きいことが判ったため、社外品を取り寄せるかブレーキ自体を買い替えるか、少々悩んでます。せこく型落ちした新古品に手をつけるか、はたまたシマノの最高級品を狙うか、清水の舞台から飛び降りるような覚悟で3万円のマグラ油圧式?
サドルやチェーンについても新型導入を検討していますが、原付の6万km記念大オーバーホールを控えているだけに、予算をどれだけ確保できるやら…以前の悩みがそのまま再燃です。
ただ検討しているなかで必ず実現したいのは、自転車用ハンガー設置。それも衣服のように自転車を吊るすだけでなく、室内である程度整備を行うための作業台としても活用したいと考えてます。アパートだけに壁に打ち付けはご法度、ハンガー購入後の手間まで考えると、もはや選択肢は限られるようで(笑)

<最有力候補・バイクタワー>
http://www.minoura.jp/display/biketower/biketower.htm

…決心が揺らがぬうちに注文入れますかな(汗)
[40]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月10日 01時09分28秒 ) パスワード
  

1万3000円ですか。
整備用も考えるといいですね。


自転車のオーバーホールもお金がかかるんでしょうねえ。


やっぱり趣味はお金がかかりますねえ。
[41]nyaoさんからのコメント(2004年10月14日 02時19分29秒 ) パスワード
  

ブレーキ問題で迷った挙げ句、シマノの高級品を買うことに決めました。さすがに最高級グレード「XTR」(前後で1万8千円)や、マグラ油圧ブレーキHS33(同3万4千円)だと経済的負担が大きいため、ひとつ下のグレードである「デオーレXT」(前後で8400円)で実利を取ることに。初の本格的なアップグレードにより、現在使用中のブレーキは今後モスボールになるでしょうが、より強烈なブレーキ能力に慣れるのは苦労を伴いそうです。
2周間ほど前、私は自転車仲間2人を連れて開店早々の「サイクルピット240」を訪れました。2人ともある程度自転車旅行などの経験はありましたが、本格的なスポーツ用自転車に触れたことがなかったとかで、最新鋭の自転車のメカニズムに驚きの連続だったようです。1人が店に置いてあったマウンテンバイクを持ったとき、その驚きは頂点に達しました。
「軽い!指一本で持てる!」
それは本格的な競技用のマウンテンバイクで、随所に軽量化パーツを散りばめており、重量10kg未満という超軽量級の車体でした。最高級グレード「XTR」の部品が至るところに装着され、その他も軽量で高価なパーツだらけ、購入すれば財布まで過激に軽量化しそう(爆)新車で買ったら50万円くらいじゃなかろうか…。
私の場合は今の愛車の性能をまだ十分引き出していないので、今後も細かなパーツ交換で頑張るわけですが、あの軽さなら火の山登山口まで驀進しちゃうだろうなぁ〜。
[42]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月14日 09時07分28秒 ) パスワード
  

>新車で買ったら50万円くらいじゃなかろうか…。

結婚してからでは奥さん恐くて絶対買えないから、買うとしたら結婚前ですね。


でも自転車に50万は・・・高い・・・
でも独身時代の宝物ということで。

子供生まれたら奥さんに頭張られるでしょうし。
あはは
[43]nyaoさんからのコメント(2004年10月14日 20時37分49秒 ) パスワード
  

>子供生まれたら奥さんに頭張られるでしょうし。

ところが雑誌の投稿記事や取材記事を読んでいると、夫婦とも自転車大好き人間の場合、夫婦でレースに参加するべく高級パーツを買い出しに行ったり、何百kmも自転車で走って旅行したりと、かえって自転車熱が高まるようです。ごく稀ですが、世界一周旅行に仲良く行っちゃった夫婦も、知る限りでは何組か実在します。
当然ながら、筋金入りの自転車好き夫婦になれば、子供の自転車に対しても投資を惜しまず、キッズレースに出場させたり、あるいは自転車旅行で修行をさせたりと、子煩悩さが際立つ例もあるようです。私が5年前「しまなみ海道」で道中をともにした家族は、夫婦+高校生の娘さんの3人でチャレンジしてました。

さてさて、秋はサイクリングシーズンでもあるので、各地で競技会やサイクリング大会が毎週催されていますし、11月までは自転車旅行の人も多いです。そんな遠出を支えるのが、輪行…自転車を分解して鉄道などの交通機関で移動することです。
本格的なスポーツ用自転車は、前後ホイールを簡単に着脱できる仕掛けがあります。レバーひとつでポン!と外れるクイックレリーズはその代表例ですが、これを発明したのは当時バリバリの自転車選手だったトゥリオ・カンパニョーロ、現在ロードバイク用部品でシマノと人気を二分するカンパニョーロ社の創始者です。元々トゥリオ氏がこの仕掛けを発明したのは、冬の峠道で故障に見舞われた際になかなか蝶ナットを外せなかったので、手袋したままで楽に外せる仕掛けを作ろうとしたのがきっかけだったとか。現在では競技だけでなく、旅行のときにも分解を容易にしてくれる、長旅に欠かせないアイテムになっています。
前後ホイールを外した自転車は、ホイールともども「輪行袋」という大きなバッグに入れ、これではじめて鉄道や船舶の客室内に持ち込むことができます。JR全線では、輪行袋に収納すれば自転車の手荷物料金は無料。その他の鉄道会社でも低廉な料金で利用できるほか、島根県の一畑電鉄では平日のラッシュアワーを除く時間帯ならば、自転車を分解せずそのまま車内持ち込みできます。船舶でも輪行袋に入れれば、客室内に手荷物料金で持ち込みできます。
船舶の場合には、分解せず車両デッキに預けることもできますが、その場合は二輪車と同じように「航送料金」を支払います。例えば彦島荒田港〜小倉日明港の関門海峡フェリーでは運賃150円+自転車の航送料金50円、唐戸〜門司港の関門連絡船も運賃+航送料金50円。関西汽船の小倉〜松山では2等船室3800円+航送料金900円、阪九フェリーの新門司〜泉大津(大阪)では2等船室自由席6400円+航送料金1300円、という具合です。関門海峡フェリーでは、運賃と航送料金を合わせた料金で実際の乗船券を発行していますので、あまり意識していないことも多いのではないでしょうか。

<各船会社のホームページ>
関門海峡フェリーhttp://www.navitown.com/kanmonferry/
関西汽船http://www.kanki.co.jp/
阪九フェリーhttp://www.han9f.co.jp/
[44]nyaoさんからのコメント(2004年10月15日 01時13分05秒 ) パスワード
  

コンビニエンスストアで買い物しようと愛車を停めたとき、店の正面で自転車の後輪付近と悪戦苦闘している人がいました。よく見ると、外装ミッションのトップギアからチェーンが外側に落ち込んで、なかなか引っ張り出せない様子。見るに見かねた私は手持ちの工具を出しましたが、荷台の固定ボルトは後輪軸ボルトと共用となっており、少なくとも口径14mm以上の大きな六角ナットで締め上げられ、手持ち工具では対処不可能…?しかし百戦錬磨の私は、チェーンを後輪ギアに引っ掛けて後輪を逆回転させ、チェーン「救出」に成功しました。
さっと見て「これは安物だな」と見て取った私ですが、根本的なトラブルの原因を見定めるまでにはちょっと時間がかかりました。その分析結果は…?

<隙間がありすぎる車軸設定>
私の自転車を含め、しっかり設計されたスポーツ用自転車では、右端に位置するトップギアからチェーンが脱落しないように、トップギアと車軸固定部(リアハンガー)の隙間を極力狭くしています。これに対して、今回故障していた自転車では、隙間が7mmちょっと開いており、ちょっとした弾みでチェーンの脱落を招く構造になっていました。製造時の誤差どころの話ではなく、明らかな設計不良と思われます。
*チェーンの幅は6.9mm(10段)〜7.4mm(7段用)、0.001mmの精度で製造される

<勘で操作しなければならないシフトレバー>
シマノがSISを開発した1980年代後半以降、機械側で変速装置の動作を定量的にコントロールする、いわゆるインデックスシフトが大半となっています。レバーをちょこんと動かすだけで、動作量など考えずに変速できるため、初心者からプロまでその恩恵に与っているわけですが、今回の自転車ではインデックスシフトを使っていませんでした。
インデックスシフトを使わない構造では、変速に必要なレバー動作を人間側で考えねばならず、ちょっとした間違いで変速ミスを招いてしまいます。フレームの設計ミスと、インデックスシフトを使わず操作性に難がある変速装置とが、今回の故障を必然的に招いたものと推測されます。

専門店で扱う自転車と、量販店で売られる激安自転車との最大の違いは、今回発見したような構造上の問題を片付けているか否かにあります。日本で自転車の新たな安全規格認証「BAA」の認証マーク制度が始まると発表されたのは、つい2ヶ月前のことです。駆動系統の故障を極力廃するのは無論のこと、フレーム強度やブレーキに至るまで数値的な規格が設定され、サンプル検査をクリアした製品にのみ認証ステッカーを貼り付けできるということなので、この認証マークがある自転車ならば安心して購入できるはずです。もっとも、繰り返し主張していることですが、自転車は定期・不定期の整備が安全性や走行性能を大きく左右します。「安心して購入できること」と「安全に乗り続けられること」とは全く別のことであると、きちんと理解したうえで購入・利用されるようお願いします。
なおBAA認証マーク制度は、今のところ本格的なマウンテンバイクやロードバイクには適用されません。これらの自転車は元々高度な設計がなされている一方で、基本的に保安部品を別売としているため、単純にBAA制度を当てはめることができないのです。とはいえ、公道で自転車に乗るのであれば、これらの車種も乗り手の責任で安全性を確保しなければならないことは、法令上の義務であります。(道交法第62条)

<2004年9月から始まったBAA認証マーク制度のホームページ>
http://www.baa-bicycle.com/
[45]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月15日 08時54分27秒 ) パスワード
  

>「輪行袋」

自転車袋とか BIKE BAG と呼んでいましたが専門用語があったんですねえ。(恥)


>さっと見て「これは安物だな」と見て取った私です

見る人が見ればバレてしまうんですねえ。恥ずかしい。


>今回故障していた自転車では隙間が7mmちょっと開いておりちょっとした弾みでチェーンの脱落を招く構造になっていました。
>製造時の誤差どころの話ではなく、明らかな設計不良と思われます。
>*チェーンの幅は6.9mm(10段)〜7.4mm(7段用)、0.001mmの精度で製造される

チェーンが外れ易いのは困りますね。


>チェーンの幅は0.001mmの精度で製造される

すごいんですねえ。


>日本で自転車の新たな安全規格認証「BAA」の認証マーク制度が始まると発表されたのは、つい2ヶ月前のことです

これまた驚きですね。


>「安心して購入できること」と「安全に乗り続けられること」とは全く別のことであるときちんと理解したうえで購入利用されるようお願いします

自転車は定期・不定期の整備を心がける!
なるほどね〜
一旦買ったら後はそのままというのはいけませんね。
[46]nyaoさんからのコメント(2004年10月19日 00時53分54秒 ) パスワード
  

>自転車袋とか BIKE BAG と呼んでいましたが専門用語があったんですねえ。(恥)

「輪行袋」という名前を知っている人は、自転車マニア以外だとせいぜい鉄道マニアと駅員などでしょうから、名前を知らなくても別に恥ずかしいことじゃありません。英訳すると…やっぱりBIKE BAGになるんでしょうねぇ。

先週末またまた8段ギア「電ちゃり」に乗って、16番レスで書いた乗車レポートの追加検証を行いました。急勾配の坂道できついのは高めのギア比とタイヤの空気圧のため、また下り坂では時速40km以上に達してしまうことを、改めて思い知らされました。だって、私有のマウンテンバイクに荷物15kg積んだ状態(満載時総重量で約30kg)よりも、空荷に近い今回(同26kg)の方が、膝への負担が大きかったんですもの!
高速側の7速・8速レンジについては、時速30km以上の領域でのみ、その威力を発揮できることも明らかになりました。特に8速(トップギア)については、速度計の記録とペダル回転の感触からして、時速40km以上でないと効率が悪い設定です。この自転車じゃ、普通そこまで引っ張らないぞ(笑)それに、時速24km以上になると電動アシストが自動的に遮断されるので、どのみちその速度域では電動ユニットがただのバラスト状態(汗)

…ここまで体張ってテストすると、電動ユニット外してギア比を下げた方が、体に優しくエコロジーであるという結論に達してしまうなぁ(爆)むしろ同じ電動ならば、電動オートマチックの方が有効なのでないかい?
<電動オートマチックユニットも作ってる、シマノのホームページ>
http://cycle.shimano.co.jp/
[47]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月19日 02時26分55秒 ) パスワード
  

>下り坂では時速40km以上に達してしまうことを、改めて思い知らされました。

コワイですね〜
ゾッとしましたよ。
これで雨が降ったなんて条件が重なったら・・・・う〜


>私有のマウンテンバイクに荷物15kg積んだ状態(満載時総重量で約30kg)よりも、
>空荷に近い今回(同26kg)の方が、膝への負担が大きかったんですもの!

ふわあ〜
そういう事もあるんですか。


>ここまで体張ってテストすると、電動ユニット外してギア比を下げた方が、体に優しくエコロジーであるという結論に達してしまうなぁ(爆)

これは凄い!
[48]nyaoさんからのコメント(2004年10月20日 00時17分05秒 ) パスワード
  

自転車用品というのは本来種類が豊富で、値段も品物によって1個数千円から数万円という具合に高価なものが目立つだけに、何種類も買って試すことは経済的に決して楽ではないんです。しかし、量販店で入手できる部品は市場に出回っているうちの数%程度に過ぎず、店が提供してくれる情報も限られますから、一般の方が本当に便利なものをチェックできる機会が少ないと考え、彦熱をご覧のみなさんに情報を提供すべく、体を張ってテストしているというわけです。
今まではヘッドライトやサドル、MTB用タイヤ、「電ちゃり」+新型8段ギアという具合に、自分の得意分野や手近にあるものを中心にテストを組んだわけですが、次のテスト計画もそろそろスタンバイしてます。

<企画1:高級ブレーキの使い勝手>41番レス参照
お店から「品物入りましたよ〜」と知らせが来たので、給料日を待って取りに行きます。普通のマウンテンバイク用ブレーキと比較しながら、その制動力や耐久性、整備性などをチェックしていきます。

<企画2:バイクタワー>39番レス参照
室内で高級自転車を整然と保管するため、室内用自転車ラック「バイクタワー」の導入を決定しました。釘を打てず天井の高さにも制約の多いアパートで、この新兵器がどれだけ役に立つのでしょうか?

<企画3:ハブダイナモ>「ハブダイナモよいですよ」参照
がねまるさんが試して効果的だった車軸装着型の発電機「ハブダイナモ」を、来春購入するよう計画中です。これまた一般向け、スポーツ用、高級品と大きく3ランクに分かれており、どれを買うかは未定ですが(汗)

企画1&2は今週中にスタートしますので、どうぞご期待ください。新企画は別スレッドにした方が良さそうですな〜。
[49]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2004年10月21日 02時27分29秒 ) パスワード
  

すごい出費ですね〜
心配になってしまいます。


新しいスレッドがいいですね。
ここも重くなって来ましたから。


>室内で高級自転車を整然と保管するため、室内用自転車ラック「バイクタワー」の導入を決定しました。
>釘を打てず天井の高さにも制約の多いアパートで、この新兵器がどれだけ役に立つのでしょうか?


役に立つといいですね。
それよりお部屋の中がジャングル状態じゃないですか?笑


今上陛下の御学友で有名な某氏はシャンデリアを日本に持って帰ったものの
日本の天井はずっと低いですから
家族でシャンデリアの下を匍匐前進せねばならぬとおっしゃってました。
あはは
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