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我が家は去年早々から本格的に家探しを始めましたが
３月にどの業者にするかの選択をして
それから１年経ってもまだ引越の段階になっていないです。
しっかり待たされました。
それは開発業者の提供する土地に家をすぐ建てるという訳にはいかなかったという事に尽きます。
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どの土地に建てたいか、
予約をするにも２ヶ月待たされました。
５月に予約代金を払って
家の建築費の１部を払ったのが９月
工事は１１月でした。
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４月入居を目指して３月の初めに残り全額を払い一応鍵は３月３１日に受け取りました。
家の中に自由に入れます。
荷物もチョコチョコ置いてくる事が出来ます。
だけど・・・
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３月３１日に鍵を貰う前に walk-through という「こんな具合に完成しました」という紹介がありました。
１．壁のペンキのタッチアップが所々違う仕上がりのペンキでなされてた為、手を加え直した
（それでも間違っててやり直し、今でも１０箇所はやりなおさないといけない状態）
２．フローリングが１部（３箇所）下拵えが充分でなく床が沈む
（床全部をやり直す？）
３．ガレージのドア２つの電気のワイアリングとスイッチが左右反対
（これやった電気屋さんはかなりの方向音痴？）
４．鍵を貰ったらその日から寝られると思っていたら３０ある窓にカーテンがつけてなかった。
（こういう事のないように我が家は即金で払ったのでしたが）
急いで取り付けてくれると手配してくれましたが２日後になり
更に１２時から５時の間に来てくれると言ってたのに
実際に来てくれたのは５時過ぎで
そこから工事だったので午後８時終了でした。
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３０ある窓の内３つは吹き抜けの非常に高い所の窓で
カーテン屋さんのエージェントが「ここは高いから誰も覗けないので必要ないでしょう」と言うので
そのように取り付けない事に同意しましたが
ビックリ！
なんと両隣の２階の部屋から我が家の家の中の１階部分が丸見え。
家の中にいてよそ行きの格好をしなくてはならないとは！
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いつ来るか分からない業者を待つって大変で
（つい先々週は月曜日に配達が来るというので待ってたけど実際に来たのは金曜日でした
さらに頼んだ分が全部その日に来てなくて、今だに残りの配達が来ていません）
朝８時から夜の８時まで待つ事になる訳で
今回は冷蔵庫も無い・家具も無い家の中で待つことになったので
階段を椅子替わりにして待ちました。
食べる物が何にもない状態で・・・
水は硬水だし・・・・・・・・・・
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そして鍵を受け取ったらすぐに冷蔵庫と洗濯機と乾燥機を買いに行きましたが
これが月曜日
配達は金曜日というのです。
私が同席して聞いたのは金曜日の朝の配達という話でしたが
夫に電話がかかって来た時の話では午後１２時から２時半の間と訂正があって
結局はいつになるか分からないから
私と夫は金曜日にラスベガスを出発し受け取りは不動産屋のエージェントに頼みました。
で、高速を走ってる時に配達が変更になった電話だとか
我が家の乾燥機は電気式でなくてガス式を特に指定したのでガス管に繋がなきゃいけないのに部品を忘れただとか
何度も電話連絡がありました。
時速１３０キロ以上で走ってるので私は心配でした・・・（汗）
という訳で結局ガス式乾燥機は土曜日に完成予定らしいです。
良かった
さっさとロスに戻っておいて。
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ロスに戻ってから
床やカーテンの担当の会社のエージェントに電話をかけてるのですけど
出ないし
メッセージを残しても掛けて来ないし
一体我が家はいつ完成するんだァ〜
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新居には新品のタオルで始めたい
なんて願って新品のタオルをマザーのクローゼットからラスベガスの新居に運びましたが
新品のタオルって水を吸ってくれないのよね。
（馬鹿）
やっぱり使い古したのが１番ということで
マザーのクローゼットから使い古したタオルを１０枚
次回ラスベガス行きの荷物にさっそく御動座願いました。
やっぱり引越の時には洗濯機と乾燥機と冷蔵庫は最初になきゃ不便です。
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床の沈み具合の１番ひどい場所が冷蔵庫の前なんですよ。
冷蔵庫は昨日設置になったのですが
床をやり直すとしたら冷蔵庫を動かすのでしょうかねぇ〜？
我が家のキャビネットはチェリー仕上げで
１番高価なのを購入したのに傷だらけ。
これは木曜日から手直しが入って冷蔵庫のすぐ横のパネルは張り替えてくれました。
だけど
この工事のおじさんがカウンタートップの上に工具を置くのですよ
だから大金払ったカウンタートップが傷だらけ・・・・
去年カウンタートップを注文する時に不動産屋さんのエージェントが
「本物はダメ、すぐ傷がつくから」
と言ってたのが良く分かりました。
でも夫が研磨をかけてくれると言ってるから、ま、いいんですけど。
皆さん、カウンタートップの大理石はＸですよ〜
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でもね
同じ家がロス郊外では６０万ドルするんですから
その半額プラス・アルファで済むラスベガスなのですから
安く済んだ事に感謝して小さい事は目を瞑りませう！
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でね、
私が今回の walk-through で最初にビックリしたのは
アメリカって家を建てるのに柱の正面とか裏とか決めずに建てるの？
ビックリでした。
だって、私の日本の家では柱１本建てるのに、正面だ後ろだ、ってワーワー言ってたような記憶です。
鉋かけるにも。
幼稚園か小学校の低学年の頃の思い出にそういうのがあるのです。←父が普請が趣味だった
だから２階に上がろうとして手すりの最初の柱を見た時に氷つきました。
嘘だろぉ〜！
それも最後（２階から降りる時は最初）の柱も後ろが正面に来てました。
私は「そういう家に住む」の？
ま、６０万ドルの家が半額プラスアルファで買えたのだから当然だわね。
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更にもう１つビックリしたアメリカ式建築法は
床と壁の接面って１センチぐらいの幅の細木で飾るでしょ。
暖炉の嵌め込んである壁の所の細木がなんときちんと処理してなくて
まるで小学生の工作。
これも嘘だろぉ〜
でした。
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でもやっぱり１番信じられないのが「順番」です。
普通上から下へやってくものじゃないでしょうか？
完成を見た限りでは
絨緞やフローリングを入れてから壁のペンキを塗ってるのですよ。
だから
ペンキが部屋の特に角がペンキまみれ。
洗面台でもカウンタートップを入れてから壁にペンキを塗ってるのですよ。
嘘だろぉ〜
電気のスイッチのパネルのところもパネルの周りにペンキが塗り忘れてあったりパネルにペンキが・・・
ドアだって普通は壁の柱にくっつける前にペンキを塗りませんか？
でもドアをくっつけて蝶番にマスキング・テープで目張りしてから纏めてペンキを塗ってるのですよ。
もう ぶったまげたァ〜 でした。
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幼稚園頃から普請現場って結構好きで
板の節とか年輪とか
柱の正面とか後ろとか
そんなのに美を感じるので
う〜む・・・
安く済んだのだから許容範囲だと思う事にしています。
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ラスベガスは湿度が低くて冬は７％ぐらいにもなりますが
（マージャン牌の象牙が割れるとか聞きます）
今は１７％ぐらいなのかしら？
ある日、大工さんを待ってる間に寝袋でちょっと昼寝をしたのですが
私の寝袋は合繊使用なので
寝てる間に髪の毛が広がって
それが合繊の静電気で
髪の毛が広がったまた立ってるのですよ。
おかしかったです。
更に驚いたのは
ラスベガスの新居は今のところ全くの硬水ですので
手を洗うたびに手の平が
ガサガサ！
クリームを使うなんて知らない子供があかぎれを切らした時のようにガサガサ。
変な表現ですが皮膚がたちまちにして毛羽立つように？ガサガサに角質がささくれ立つのです。
それでクリームをつけるのですが
手を洗えば慌てて即座にクリームをつけないことにはガサガサ。
ほんの数分前に塗ったクリームが役立たないのですよ。
硬水
恐るべし！
でした。
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さっきイケアに行ってたらラスベガスの不動産屋さんのエージェントから
「ガス乾燥機の接続に来た」
と携帯に電話があったのですが
「冷蔵庫を開けてみたけど冷たくなってなかった」
ですって。
どうやら除霜してくれてる？
霜の生えない冷凍庫買ったつもりだったけど
ハワイの敵をラスベガスで取られてるとか？
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困ったのがゴミ問題。
まだゴミの収集を頼む時期にはなってなくて
新居に通っていた時はホテルの駐車場のゴミ箱に捨ててました。
ロスに戻る時は台所用のゴミ袋２つとマーケットの袋に１つ分ゴミが出ました。
岐路のサービスエリアのゴミ箱にマーケット袋のゴミを捨てました。
夫が大きい方も捨てろと言うのですよ。
そんな事言ってもねぇ〜
そしたら夫が
ガソリンを買う度に物凄い税金を払ってるのはこういう為なんだ
と言うのですよ。
掃除のお姉さんに「これ捨てていい？」と訊いたら「ノー・プロブレム」でした。
その為に彼女はゴミの管理をしてるのだから、と。
アメリカの納税者の権利ってこういう事だったの？とちょっと驚きました。
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ひやー、聞いているだけですごいカルチャーショックです。
我が家を建てるときの事を思い出してみました。
ものすごく緻密な仕事をしているので「大体でいいですよー」
っていつも言っていました。
でも、毎日10時と3時に女房はお菓子を持って現場に通いました。
昨日まで3人だったのが、今日行ったら5人になっていた等と
てんてこ舞いだったようです。
これは日本的な習慣のデメリットなんでしょうねぇ。
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