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毎年、個人的に恒例となりました宮崎牛食べ放題ツアーに今年も20日に行ってまいりました。例年ですと春の気候の良いときに出かけるのですが、今年はなんだかんだで忙しく、この暑い時期になってしまいました。
昨年は、どしゃ降りの雨にたたられて散々だった宮崎行きですが、今年はどうだったのでしょうか・・・。
ということで、例年、旅費の節約で鈍行列車に乗っていくのですが、今年は下関から特急列車に乗っていくことにしました。まぁ、なんて豪華な(これこれ ^^;)。
で、最初に乗るのは「富士」。寝台特急ですけど下関から座席で乗れます。
下関では良いお天気だったのですが、福岡県を走っている間にだんだん雲行きが怪しくなり、大分県にはいると今年もどしゃ降り・・・。
窓の外には別府湾が見えるはずなんですけど、やっぱりどしゃ降り。
で、この列車の終着大分に着きました。大分に着いたところでお金も尽きまして、ここからは鈍行列車で行くハメに・・・。宮崎へ向かう特急列車は頻繁に出発しているのですが、鈍行列車は3時間半待ち・・・(^^;)。時刻はまだ10時ですが、早めに昼食をとることに。(早すぎだってば ^^;)。
私は旅先ではうどんを食べることが多いのですが(安いし、その地方ごとの味が楽しめるから)、大分のうどんはもう何度も食べているので、駅の地図としばしにらめっこ・・・。
由布院・・・
時刻表を見ると、3時間半の接続待ちの間にあの避暑地とペンションとテニスウエアの女子大生で有名な(これこれ ^^;)由布院を往復できるではないですか。ということで「由布院のうどんを食べよう!」と思い立ち、さっそく足を伸ばすことにしました。
かの有名な由布院ですから、ロマンティックな列車で高原を登っていくのかと思いきや・・・特急券を買わずに乗れるのはこれ・・・
ちょっと汚れた単行のディーゼルカー。中は通勤電車のような長いす・・・。「観光客は特急に乗れってことかい」といじけつつ、テニスウエアを持ってこなかったことを後悔しつつ(しつこいってば ^^;)1時間ちょっとかけて由布院へ。
これが由布院の町。正面に由布岳が見えているはずなのですがここもどしゃ降りの雨。キオスクがあれば傘を買おうと思ったのですが、それも無いため、雨の中を走ってうどんののぼりのあるお店へ適当に飛び込みました。
たくさんあるメニューの中で気になったのが「ほうちょう汁」750円也。お店の人に聞いたところ、地元の野菜を味噌味のスープで煮込んできしめんを入れたものとの事。「由布院でなんできしめん?」と思ったもののこれを注文。
正味の滞在時間が30分しかないので、やきもきしながら待つこと10分 (^^;)。出てきたのがこれ
野菜やきのこがたっぷり。味噌仕立てのスープもちょうどよくて、最高においしかったです。
食べ終わった時点で、列車の発車まで10分を切ってます。土産物屋を除く時間も無く、大急ぎで駅に戻って大分行きの例によって色気のない列車に飛び乗りました。
由布院から大分に戻っての接続は絶妙なタイミング。
おぉ、かっこいいソニック登場!
でも、節約旅の私が乗るのはこっち
宮崎県と大分県の県境に近づく頃にはさっきの大雨がウソのような良いお天気。高校生のアベックも楽しそうです。私はもちろん、話相手もいない一人旅。話し相手どころか、列車のお客は私ひとり・・・(^^;)。
ここは「そうたろう」駅
鉄道旅行の好きな人には有名な駅のようですが、ドラマか何かの舞台にでもなったのでしょうか?? 周りにあるのは数軒の民家だけのまったくの山の中の駅です。もちろん乗り降りする人はいません。待合室には旅行者の雑記帳があるらしいのですが、こんなところで降りたら次に列車が来るのはいつのことだか想像もつかないので、そのまま先へ進むことにします。
で、家を出てから、11時間かかってやっと宮崎牛にありつけました。
写真に写ってるのはビールと、自家製キムチと、いろんな種類の肉。11種類くらい盛り合わせになってるようです。この他、お店のマスターおすすめの塩タン、塩カルビなどなど、お腹がいっぱいになるまで食べまして、お店に座って食べていた時間なんとテレビチャンピオンも真っ青の5時間・・・(^^;)。
去年来た時は青島(チンタオではなくあおしま)観光などもしたのですが、今年は日帰り(これこれ ^^;)。もう一口も食べられない!!ってとこまで押し込んで、お店のマスターに連れられて駅の近くのラーメン屋さんで、残った胃袋のわずかな隙間に餃子を押し込み、そのあと、喉もとまでビールで満たして帰路に着きました。
宮崎を夜中に出発して、朝の5時過ぎに小倉につく座席の夜行列車でウトウトしながら朝7時前、子供たちが置きだすよりも前に自宅に帰りついたのでした。
ちゃんちゃん
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