[1] | 服部 明子さんからのコメント(2002年07月21日 04時51分15秒 ) | パスワード |
AからC型までの肝炎の存在は知っていました。
でもHまであるんだそうですよ。
ちょっと検索して来ました:
肝炎を引き起こす原因で一番多いのがウイルス性肝炎です。
現在までに分っているものは、A、B、C、D、E、G、H型肝炎ウイルス。
A型肝炎ウイルス(HAV) は、口から感染。
現在でも、食物などを介して、散発的に発生。
慢性化はせず、すべて急性肝炎で終わり
ほとんどの場合、良好な経過をたどります。
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B型肝炎ウイルス(HBV) は主に血液で感染します。
慢性期の感染における問題点は、ウイルスが人体に持続的に感染を成立させる
(キャリア−化する)ことです。
健康保因者あるいは無症候性保因者とならない人は肝炎を発症して
慢性肝炎あるいは肝硬変に進展します。
さらに肝癌を合併することがしばしばみられます。
C型肝炎ウイルス(HCV) は1989年にその存在が明らかにされた。
このウイルスによる感染は慢性化し易く
現在の慢性ウイルス性肝疾患の半分以上を占めています。
感染原因は輸血が約半数,その他覚醒剤などの経静脈注射,刺青など。
B型に比べ、穏やかに経過しつつ、徐々に慢性肝炎を進展させ、
最終的には肝硬変,肝癌へと移行していきます。
肝硬変に進展した場合の肝癌合併率は70-80%といわれており、治療可能な段階での
早期発見が望まれ、肝臓専門医のもっとも情熱を注ぐテ−マの一つとなっています。
D型肝炎ウイルスは,B型肝炎ウイルスのヘルパ−ウイルスと言われ、
Bのキャリアに感染が成立(デルタ感染)すると、劇症化を招くと言われ
恐れられていますが、幸い日本ではほとんど発症はなく、
ヨ−ロッパへの旅行者に稀にみられる疾患です。
E型肝炎ウイルスは日本には存在しない輸入病です。
東アジアや中近東にみられ、経口的に感染すると言われているウイルスです。
G型肝炎ウイルス(GBV)は1990年代になって発見されたウイルス
C型肝炎ウイルスと一部遺伝子相同性をもつことがわかりました。
血液感染し、慢性肝炎、肝硬変へと進展しますが長期観察ができておらず詳細は 不明です。C型肝炎ウイルスキャリアの2割に混合感染がみられ、
インタ−フェロン療法に反応する症例もありますが、病態についての関わりは未解明。
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