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 投稿番号:101687 投稿日:2002年06月22日 02時03分16秒  パスワード
 お名前:nyao
ツール・ド・フランス直前!nyaoの自転車漫談
キーワード:ツール・ド・フランス 自転車
コメントの種類 :雑談  パスワード

いよいよツール・ド・フランスが2週間後に始まります。
日本でもTV生中継で見ることが可能になり、さらに「奇跡の男」ランス・アームストロングによる三連覇で、人気がじわじわ高まっているようです。
映る景色をぼーっと見るのも悪くはありませんが、レースのことを知ってから見ると思い入れも強まるというもの。ということでツール・ド・フランスをさまざまな側面から解説しましょう。はじめに選手たちが乗っている自転車のことをお話します。

<フレーム>
ツールで選手たちが乗る自転車はママチャリの半分以下の重量です。正確に言うと車体全体で7〜8kg程度。フレームの素材はアルミニウム合金やカーボングラファイトが主流で、以前はイタリア製が多かったのですが最近は米国製が台頭。
ボトルホルダーを装着できるようフレーム下部にはボルト穴が設けられ、走りながら水分補給できるようになっています。
<タイヤ>
タイヤは直径約70cmの700Cと呼ばれる規格で作られており、27インチ自転車のタイヤをちょっと細くしたような大きさです。路面抵抗を極限まで減らすためタイヤ幅はわずか3cm足らず!
こんな細いタイヤで時速70km以上の高速で突っ走るのですから、指定空気圧は7〜10気圧という途方もない高圧指定!当然ながらママチャリ用の英式バルブでは全く耐えられませんので、高圧に耐え調整もしやすい仏式(プレスタ)バルブが多く使われています。
またレバー操作ひとつですぐにタイヤ交換できるような構造になっており、一流のメカニックスタッフは平均交換時間10〜15秒という早業を披露します。
<駆動系統>
ペダル軸に2段切り替えと後輪軸に9〜10段切り替え、すなわち2×9段または2×10段のギアが付いています。
ペダル軸の2段ギアは低速用の40歯程度(インナー)と、高速用の52〜54歯(アウター)で構成されています。平地ではもっぱらアウターギアばかり使いますが、山岳ステージではインナーへと切り替えます。
後輪軸のギアはカセット式になっており種類も豊富。低速用(インナー)から高速用(アウター)へとシフトアップするに連れ、後輪軸のギアの歯数は段々と少なくなりトップギアは11〜12歯。ここまで段数が増えると操作も大変なので、シフトレバーはブレーキレバーと一体化しています。
競技用のペダルはスキーと同じようなビンディング式になっていて、踏むときだけでなく脚を引き上げる力も回転パワーに変換します。
<ブレーキ>
競技用自転車は軽く時速50km以上を叩き出せるようになっており、下り坂だと時速100km以上に達することもあります。今年のジロ・デ・イタリアを制したパオロ・サボルデッリ選手は、非公認ながら時速137kmという下り坂最高速度記録を持つとかで、当然ながら気になるのが「ブレーキ効くのか?」ということ。
こんな極限状態でも安全かつ確実にブレーキを操作できるよう、路面によってブレーキパッドを交換するのが自転車競技の常識となっています。
<その他>
全ての自転車に速度や走行距離を表わすサイクルコンピュータが装備され、また多くの選手がハートレートモニター(心拍計)を装着しています。チームカーで追いかけるスタッフたちはそのデータを参考にしながら、これまた全ての選手が装着する無線機を通じて指示を与えています。
エース格の選手やチームリーダーなどは送信も可能なトランシーバーを身に付け、逆にチームスタッフに指示を出すこともあります。

[1]服部 明子さんからのコメント(2002年06月22日 10時12分12秒 ) パスワード
  

>以前はイタリア製が多かったのですが最近は米国製が台頭。

昨日送って来たBMWのパンフレットにはちゃんとBMWの自転車が載ってました。
初めて見ました。
[2]nyaoさんからのコメント(2002年06月23日 01時59分54秒 ) パスワード
  

BMWの自転車ですごいところは、同社製のモーターサイクルと全く同じ、テレレバーリンクを導入していることです。このテレレバーリンクはBMWのパテントで、通常であればブレーキ作動とともにフロントフォークの沈みこみが生じて、操縦が不安定になってしまうのですが、フォークとフレームの間にもうひとつリンクを接続することでフォークの対地迎角の変化量を抑え、操縦安定性を確保する仕掛けです。複雑な構造のため重両面や価格面でハンデを食らいますが、長距離ツーリングで威力を発揮するといいますから投資するだけの価値はあるようです。

さて2回目の今回は出場チームの「資格」のお話。
自転車競技と聞くと個人種目であると思われがちですが、実際には団体競技の性格をたぶんに帯びた競技です。とりわけツールのようなプロロードレースでは、チーム単位で参加するだけでなく、各選手の成績によってチームのランキングが左右されるとあって、単にチームメイト同士で助け合うばかりでなく、ひとりのエースの勝利のために他のチームメイトが自らを犠牲にすることも多々あります。
そのプロチームは「トレードチーム」と呼ばれ、ランク別に上からTT1、TT2、TT3の3つに分かれています。このうちTT1は世界でたった30チームしか枠がなく、この枠を巡って各チームが世界各地で争っているわけです。
チームの格付けに対応するように、レースの格付けも以下のように分かれています。

<グランツール>
ツール・ド・フランス(ご存知フランス一周)、ジロ・デ・イタリア(イタリア一周)、ヴェルタ・ア・エスパーニャ(スペイン一周)の3つ。いずれも3週間の長丁場で争われる、山あり谷あり平地ありの最難関レース。
<ワールドカップ>
1日で決着がつく、いわゆるワンデーレースのシリーズ戦。3月のミラノ〜サンレモに始まって10月のジロ・デ・ロンバルディアまで全10戦で競われる。これはこれで世界のトップクラスが集結。実際にはヨーロッパしか走りませんが(汗)
<その他のレース>
下にはあといくつかの分類がありますが、日本で開催されるプロロードレースで格付けが最も高いのはジャパンカップです。今年は10月27日、栃木県宇都宮市で開催されます。実はこれ以外に海外のトップチームが来るイベントないんです。(涙)

そしてツール・ド・フランスに出場できるチームは、以下の順序で選考されます。
1:以下の要件のいずれかを満たすチームは自動的に招待されます。
世界のトップクラブ(10チーム)、前年度優勝者の所属チーム、前年度ワールドカップ優勝チーム、グランツールの前年度成績優秀チーム
2:前年度ワールドカップ最終戦終了後ランキング上位のチームも招待。
3:上記で選考された16チームに漏れた残りのTT1、TT2の各チームに、主催者が参加枠の残りを割り当てます。
日本には残念ながらTT1チームは存在しません。TT2も…、多分なかっただろうなぁ。

具体的な出場チーム名や注目選手についてはまた次回〜。
[3]nyaoさんからのコメント(2002年06月23日 03時56分36秒 ) パスワード
  

…というわけでいよいよ3回目は今年のツール出場チーム紹介!

USポスタル(アメリカ)
ご存知ランス・アームストロングの所属チーム。連覇を支えたアシスト陣のうち、古くから残るのはジョージ・ヒンカピーだけとなりましたが、ロベルト・エラスなど補強組は今年も元気。しかもベルギーの天才トム・ブーネンが春先に大暴れしており、ランス4連覇への足固めは終わったも同然?

コフィディス(フランス)
かつてランスの選手生命を見切ったけれど、決して薄情なチームではありません。若きエースのデヴィッド・ミラーとベテランのニコ・マタン、この2人を軸に動きそうです。

ボンジュール(フランス)
昨年棚ボタで?一時総合トップを走っていたフランソワ・シモンが所属。若手も育ってきているようですね。

ドモ・ファームフリッツ(ベルギー)
鉄人ヨハン・ミュセーウや「二世レーサー」アクセル・メルクスなど、逸材の多いチーム。アクセルの父君にして偉大な自転車乗りと称されたエディ・メルクスが、このチームに自転車を供給しています。

ロット(ベルギー)
上記のドモ・ファームフリッツに吸収合併されるという話ですが、今年はジロ・デ・イタリアでヴェルブルッフェが山岳でも平地でもステージ優勝争いに加わるなど、そこそこ好調です。イタリアで活躍したロビー・マキュアンのゴールスプリントにも注目。

ドイツテレコム(ドイツ)
なんと!ここのエースであるはずのヤン・ウルリッヒが重傷を負ってツール出場断念!チームはひたすらスプリント賞6連覇中のエリック・ザベルの援護に回る予定だそうで、総合上位に食い込みそうなのはかつてのランスの援護役、ケヴィン・リヴィングストンだけか?(汗)

ラボバンク(オランダ)
2年前の敢闘賞エリック・デッカーは、春先の負傷から立ち直っただろうか?

ファッサボルトロ(イタリア)
無茶な負い越しさえなければ、フランチェスコ・カサグランデのイタリア&フランス2冠も夢じゃなかったのにね〜。このままじゃ「無冠の帝王」で終わっちまうぞ〜。そうそう、このチームには日本人のスタッフが2人いて、ひとりがマッサージ師でもうひとりがメカニック。

マペイ(イタリア)
こちらもステファン・ガルゼッリの出場いかんで注目度が変わってきます。出場停止はいつ明けるのか?

ランプレダイキン(イタリア)
おや?と思った人は正解。空調メーカーのダイキンがスポンサーです。昨年まではジルベルト・シモーニとオスカー・カメンツィンがいたので成績上位だったのですが、今年はどうかなぁ。

クレディアグリコール(フランス)
日本の農協に相当する金融機関がスポンサーだそうで。達人クリストフ・モローが今年復調しており、どこまで上位に食い込むかな?

CSCティスカリ(デンマーク)
昨年までランスの援護役だったタイラー・ハミルトンがここのエース。加えてフランスの英雄ローラン・ジャラベールも健在で、不気味な存在です。

ケルメ(スペイン)
とにかく山岳ステージで滅法強いチーム。童顔だけどめちゃくちゃ速いオスカル・セビリャ、コロンビアの英雄サンチャゴ・ボテーロなど、チーム全員がきつい上り坂で他を圧する強さを見せるでしょう。心配なネタはチームの資金難だけ…ってそりゃやばいぞ(汗)

エウスカルテル(スペイン)
こちらもケルメと似たような陣営です。特にこちらはバスク地方の選手ばかりですので、ピレネー山脈では一番速いチームかも。

ジャンドゥラトゥール(フランス)
補欠扱いがサエコチームのゴタゴタで棚ボタ出場決定。大ベテランであるローラン・ブロシャールのスタミナがいつまで持つかが問題。

タッコーニスポルト(イタリア)
せっせと多くのレースでポイント稼いだ結果、第1次リスト発表で見事にランクイン。確かツール初出場のチームだと思うが…?

アレッシオ(イタリア)
「スタミナだけが取り柄(爆)」「生真面目すぎてとっつきにくい」などと評されながら、過去にジロ・デ・イタリアを2回制したイワン・ゴッティが、どこまで走るかねぇ。まぁ彼もツールでは一時トップを走ったこともあることだし…。

AG2R(フランス)
「あーじぇーどぅーぜる」と読むそうです。ここもお情け出場か?

iバネスト(スペイン)
インターネット銀行がスポンサー。スペインチームの常として、山岳速いですよ〜。注目選手はヒメネス兄弟とオサ兄弟で、総合上位に食い込む可能性極めて大。

オンセ(スペイン)
ホセバ・ベローキは昨年蜂に刺されてリタイアを余儀なくされたものの、本当はアームストロングやウルリッヒに次ぐ実力の持ち主。アルバロ&イゴールのゴンザレス・デ・ガルデアーノ兄弟も速いし、ホセバの弟ゴルカがツール組に加われば、iバネストのように兄弟舟軍団になるなぁ(笑)

ラ・フランセーズ・デ・ジュ(フランス)
いかにも愛国心あふるるチーム名。しかし思い浮かべる名前がない。(哀)


*なお当初ランクインしていたサエコチームはジルベルト・シモーニの薬物事件で出場取り消しとなっていますのでご注意を。
[4]ころんさんからのコメント(2002年06月23日 17時38分33秒 ) パスワード
  

ウルリッヒは重傷?あら〜。。。。
何事があったんでしょう?

ランスに迫るのはウルリッヒだと思っていたんですが。

そっか。シモーニもいないんですね。


うち、SKYパーフェクトTV入ってないんですよぉ。
民放でせめてダイジェストでもやってくれないかなぁ。。。(涙)
[5]服部 明子さんからのコメント(2002年06月23日 21時03分09秒 ) パスワード
  

面白い名前が並んでいますね。

USポスタル(アメリカ)
ボンジュール(フランス)
ロット(ベルギー)
ドイツテレコム(ドイツ)
クレディアグリコール(フランス)
エウスカルテル(スペイン)

その他。

チーム名の訳が分かるともっと「楽しい」競技って分かるのでしょうね。
[6]nyaoさんからのコメント(2002年06月24日 00時29分05秒 ) パスワード
  

雑誌で誤りに気づき急ぎ訂正情報です。(汗)
オンセ:ホセバ・ベローキは一昨年、昨年と2年連続3位でした。(油汗)
AG2R:クリストフ・アニョルット選手を忘れてた!(汗)
タッコーニスポルト:2年ぶりの参加です。(ちゅど〜ん)

チーム名の由来…たいていはスポンサーの名前なのですが、
お国柄やその他面白い話があるんです。
例えばロットのつづりはLotto…宝くじ会社そのまんま(笑)、
エウスカルテルはスペイン・バスク地方の自治体チーム(爆)、
ラボバンクは言うまでもなく銀行がスポンサーです。

テレビ放映ですが生中継はJスカイスポーツのみ。
これはスカパー以外ではケーブルテレビで受信できます。
またフジテレビでは3回ダイジェスト番組を放送予定です。
詳しいことは自転車雑誌でどうぞ〜。
[7]nyaoさんからのコメント(2002年06月24日 01時25分47秒 ) パスワード
  

さてさて各チーム&注目選手を紹介したあとは、選手たちが使う自転車に再び焦点を当てます。「ツールに出るような自転車のお値段は?」
基準になるのはUSポスタルが使っているトレックのカーボン車5500。完成車の日本での販売価格は52万5千円、市販車もUSポスタルチーム用と全然変わりません。

まず主要部品といえばフレーム。メーカー別に例示しましょう。
コルナゴ:マペイ、ラボバンクが使用
両チームとも市販最上級のカーボンフレーム、C40・Bステー仕様です。このフレームはフォークその他付き1台分で40万円ちょっと。
ピナレロ:ドイツテレコム、iバネスト、ファッサボルトロが使用
アルミフレームの世界最高峰、プリンスを3チームに供給。フォークその他付きで35万円なり。
ルック:ケルメ、クレディアグリコール、CSCティスカリが使用
クレディアグリコールとCSCティスカリは、カーボンフレームのロングセラーKG281の改良型である、KG381iを使用。フォークその他付きで24万円。
ケルメだけは最新鋭のカーボンフレームKG386を使っています。こちらはフォーク付きで20万円…?
ライトスピード:ロットのみ使用
なんとチタン合金製フレームのヴォーテックスを投入!フレーム単体で45万円…、高いなぁ。

お次はホイール。定番のマヴィック・キシリウムSSCが前後1台分で10万円。なかには前後1台分で20万円以上する製品もありますが、価格高騰の理由は空力処理の難しさと軽量化ゆえ。そうそう、タイヤとチューブも忘れずに。

駆動系統やブレーキなどはひとつのコンポーネントとして扱われることが多いのですが、プロロードの世界ではシマノ・デュラエースとカンパニョーロ・レコードが多く使われています。駆動系統と前後ブレーキの合計金額は、デュラエースが17万円でレコードが30万円。極限までケチる場合はシマノのソラ(約4万円)で組むことになりますが、重さでいうとデュラエース2700gに対してソラ3500gと、800gもの重量差があります。

ハンドルとサドルは個人の好みが大きく分かれる部分ですが、プロ用はどちらもそれぞれ1万円以上するようです。ビンディング対応シューズやヘルメットなどもまた然り。

あれやこれやと付けたら、プロ仕様の自転車は1台50〜100万円以上という、軽自動車も真っ青の高価な買い物になります。確かに小遣いでは買えないような代物ですが、先に述べたとおりこれらの自転車は車体重量が7〜8kgと極めて軽く、恐ろしいくらい加速力が鋭いのです。この手の自転車に一度乗ったら、自転車という乗り物を見直すきっかけになりますよ!
[8]服部 明子さんからのコメント(2002年06月24日 07時43分51秒 ) パスワード
  

>この手の自転車に一度乗ったら、自転車という乗り物を見直すきっかけになりますよ!

最近の市バスは自転車を運べるようになっていて
でも私の力じゃ自転車ラックを「よっこらしょ」っと降ろすのも大変なんだろうな
「自転車をラックに乗けるのも大変なんだろうな」と思うので
諦めてましたが
7〜8キロなら私だってラックに載せられますね。
[9]nyaoさんからのコメント(2002年06月26日 01時22分33秒 ) パスワード
  

お待たせしました「特選リンク集」!

<ツール・ド・フランス公式サイト>
http://www.letour.fr/
すでにコースの全貌は紹介されていますが、レース中は実況解説や集団の時間差などさまざまなデータを、リアルタイムで全世界に向けて発信しています。スカパーやCATVの中継を見ながらチェックすると面白さ倍増!

<Naco's Bicycle Page>
http://www.eurus.dti.ne.jp/~furusawa/j
ツールやジロを現地で見ているという凄まじい自転車競技ファンの、それこそ自転車競技に対する愛情がひしひしと伝わるサイト。私の自転車関連情報の出所でもあります。

<Meccanico KOKI>
http://homepage1.nifty.com/koki2000/
イタリアのファッサボルトロチームで、メカニックスタッフとして活躍している永井孝樹(ながい・こうき)さんのサイト。ジロの裏話はここでチェックすべし。ひょっとするとツール中継ゲスト出演するかも?

<Jスカイスポーツ>
http://www.jskysports.com/
はい番組表です〜。昨年に引き続きプレゼント企画があるかも。

<スポーツサイクルちょーあみ>
http://d-creation.net/choami/
下関では目下唯一のスポーツサイクルショップ。競技会の情報も入るので、自転車競技に興味ある方は要チェック。ついでに相互リンク先でもあります。

<SIGE'S ROOM>
http://www.geocities.co.jp/Milkyway/7764/
私の後輩のひとり、筋金入りの自転車乗りSIGEが作ったサイト。ツールでも登場予定のデローザ社製フレームをもとに、博多〜西鹿児島を10時間半で結んでしまう自転車を組み上げています。
[10]服部 明子さんからのコメント(2002年06月26日 10時52分00秒 ) パスワード
  

http://www.letour.fr/

やっぱりフランス語だった。
当たり前か。
慌てて出て来ました。

<Jスカイスポーツ>
http://www.jskysports.com/
はい番組表です〜。昨年に引き続きプレゼント企画があるかも。

皆さん、チェックですよ。
自転車の空気入れが当たるかも。
あはは


>博多〜西鹿児島を10時間半で結んでしまう自転車を組み上げています。

凄いですね。
400キロをちょっと切る距離を10時間ちょっとで走ろう、と?
自動車並ですね。


夢がありますね。
うん、いいな。
若者らしくて。
[11]いつも通りさんからのコメント(2002年06月26日 12時53分43秒 ) パスワード
  

> フレームの素材はアルミニウム合金やカーボングラファイトが主流で、
最近はクロモリとかハイテンションはなくなっちゃったんですか?
昔はアルミ合金製は剛性がないのでちょっとと言った感じでしたが...。
色々進歩してるのですねえ。
ストラップ(ペダルのわっか)付き52歯x13歯15段変速に乗ってましたよ。
コッタレスピンが流行った頃ですが
東名高速でベンツの風除けで200km/h出したとか聞きました当時
[12]nyaoさんからのコメント(2002年06月26日 20時21分27秒 ) パスワード
  

>服部さん
ちゃんと英語バージョンも用意されていますよ。トップページ右下方に英語バージョンへの入口があります。

>いつも通りさん
クロモリ(クローム・モリブデン鋼)フレームは、衝撃吸収性がよいとの理由でツーリング用などで用いられていますし、ロードバイクでも入門用はクロモリフレーム健在です。ただプロ競技用に関して言えば、航空機技術が急速に導入された結果、アルミ合金やカーボングラファイトの剛性が飛躍的に向上し、すっかりクロモリに取って代わっています。クロモリでさえ駆逐されてしまうほどですから、鈍重なイメージが付きまとうハイテンション鋼は、スポーツ用自転車ではほとんど使われなくなりました。
[13]服部 明子さんからのコメント(2002年06月26日 22時02分57秒 ) パスワード
  

http://www.letour.fr/indexus.html

ホント!
右下にありました。
英語だとホッと出来ます。
[14]nyaoさんからのコメント(2002年06月27日 23時36分24秒 ) パスワード
  

さぁJスカイスポーツで前哨戦の「ツール・ド・スイス」、
中継始まりましたよ〜!
スカパー&ケーブルTV契約者はチャンネルを合わせるべし!

ところで自転車専門誌『サイクルスポーツ』7月号には、「ジロ・デ・イタリア」総集編と「ツール・ド・フランス」観戦ガイドが、別冊&綴じ込み付録でくっついていました。
このうち「ジロ」総集編には日本人で2人目の完走を果たした野寺秀徳選手(コルパック)の、全ステージの日記とインタビュー記事が掲載されていました。ちなみに日本人初の完走者は市川雅敏さん(自転車レースの解説に欠かせない方)。
先にも述べたように、グランツールは二重三重に厳しい出場資格が定められており、出場選手に選ばれることは自転車選手として一流であることの、ひとつの証明になります。完走すればそれだけでも名誉なことですし、どこかのステージで優勝したとなれば末代までの語り草。ましてや総合優勝ともなれば、自転車競技の世界では神様扱い…?
[15]エドさんからのコメント(2002年06月28日 01時30分02秒 ) パスワード
  

[8]について
最近の市バスって自転車を載せるラックがついてるんですか?
私は趣味で自転車に乗っているのですが、その情報について
もっと詳しく教えてください。最近の市バスっていうと赤色の
『ノンステップバス』とかいうやつでしょうか?載せる時の
料金や、手順等も分かりましたら教えてください。
[16]服部 明子さんからのコメント(2002年06月28日 10時34分53秒 ) パスワード
  

私はサンタモニカの市バス専門に乗ってますが
こちらはブルーです。

料金は余分にはかからないと思いますよ。
バスの前についてるラックを自分でおろして台にして
そこに自転車を乗せるだけです。

自転車を乗せられるようになったのはサンタモニカのバスでは最近で
5月か4月だったと思います。

時々慣れない人が自転車のラックをどうやって降ろすのか分からなくて
運転手が手伝ってます。


赤いのは「エクスプレス」じゃないでしょうか?
こちらはロスのダウンタウンからラッシュ時サンタモニカに乗り入れてるのでは?
MTAじゃないですか?
ムカシは2両連結で走ってましたが今は1両のしか見なくなってます。
どうしたのでしょう?
[17]nyaoさんからのコメント(2002年06月30日 23時36分28秒 ) パスワード
  

サンタモニカでは以前から州立大学行きのバスに、自転車積載トレーラーがくっついていることは知っていましたが、一般の市バスにも自転車載せられるようになっているんですか?そりゃすごい!

さて今回は熱狂的な観客が多数押し寄せる山岳コースについて。
グランツールでは峠を通過した上位選手に山岳ポイントが与えられ、その山岳ポイントの累計1位が山岳賞リーダーとなります。特にツール・ド・フランスの山岳賞リーダーのジャージは、「マイヨ・ブラン・アポア・ルージュ」…白地に赤い水玉模様のジャージ、同じくジロ・デ・イタリアの山岳賞リーダーのジャージは、「マリア・ヴェルデ」…緑色のジャージと呼ばれています。
山岳ポイントは楽な順に4級・3級・2級・1級・超級に分けられ、難易度が高いほどポイントも高く設定されています。比較的平坦なステージでは4級や3級ばかりですが、アルプスやピレネーでは2級以上の峠ばかりになります。
今年のツール・ド・フランスの予定コースを例に取ると…。

<第11ステージ>ピレネー山脈の峠道
オービスク峠(超級)…標高1709m、登坂距離16.7km、平均斜度7.1%
2年前にも通過したところで、今年はほぼ中間地点に設定されています。このステージのゴール地点はほぼ同じ標高のラ・モンジ峠。まぁ2年前の第10ステージもルルド・オタカム(きれいな水で有名な場所)に向かったんですが。このときはハビエル・オチョア選手が大逃げを決めたものの、アームストロング選手の猛追撃を受け、10分以上あった差が最後には42秒差まで詰められ辛うじて逃げ切ったのです。残念ながらオチョア選手は昨年双子の弟リカルドとともにトレーニング中に交通事故に遭い、弟が死亡してハビエル本人も瀕死の重傷を負って一線を退く破目に。(哀)
<第14ステージ>アルプスの近所
モンバントゥ(超級)…標高1912m、登坂距離21.0km、平均斜度7.5%
あまりに風が強いので頂上付近は植生全くなし。その苛酷な環境ゆえ、本来ならば山は女性名詞扱いされるのに、この山は「ル・バントゥ」と特別に男性名詞扱いされるとか。2年前はアームストロングvsパンターニという世紀の対決が展開されましたが、今年はどうなることやら。
<第16ステージ>アルプスの真っ只中
ガリビエ峠(超級)…標高2645m、登坂距離33.7km、平均斜度4.7%
マドレーヌ峠(超級)…標高2000m、登坂距離19.3km、平均斜度7.9%
このステージ、スタート地点からして標高1055mなのですが、さらに1500m以上も高い場所へと登るんですから、相当ハードなステージ。そのうえマドレーヌ峠は名前こそおいしそうですが、きつさ加減では今回の五指に入る勝負どころ。

ちなみに私が自転車で登った最高地点は福岡県の八丁峠、515m(汗)
[18]服部 明子さんからのコメント(2002年06月30日 23時52分52秒 ) パスワード
  

凄い坂ですねぇ。
ロスの郊外に3%ぐらいのだらだら坂があって
車が動かなくなります。
我が家の車は1度もそういう目にはあった事はありませんけど。
3%でこんなですから7%の坂って???


<第11ステージ>ピレネー山脈の峠道
オービスク峠(超級)…標高1709m、登坂距離16.7km、平均斜度7.1%


<第14ステージ>アルプスの近所
モンバントゥ(超級)…標高1912m、登坂距離21.0km、平均斜度7.5%


<第16ステージ>アルプスの真っ只中
ガリビエ峠(超級)…標高2645m、登坂距離33.7km、平均斜度4.7%
マドレーヌ峠(超級)…標高2000m、登坂距離19.3km、平均斜度7.9%
[19]nyaoさんからのコメント(2002年07月01日 02時20分54秒 ) パスワード
  

>3%でこんなですから7%の坂って???

だから選手だけでなく観客も大変なんです。
山岳に押し寄せる観客は相当熱狂的なファンが多く、
自転車で登って応援するのが「筋金入り」の証とか。
悪魔おじさんの家来…じゃなかった友達の小河原政男さんが、
なぜメーカー試作品のマウンテンバイクで追っかけするのか?
というと結局このしんどい上り坂が理由なんですね〜。
並の自転車では絶対にカテゴリー超級越えられません。
[20]服部 明子さんからのコメント(2002年07月01日 12時52分40秒 ) パスワード
  

>自転車で登って応援するのが「筋金入り」の証とか。

応援団も仁義を通すんですねぇ
(感心!)
[21]nyaoさんからのコメント(2002年07月03日 21時54分34秒 ) パスワード
  

暫定版の選手リストが出ています。
ランス有利とはいえライバルチームも手ごわいぞ〜〜〜!
何せ今年は「30代の逆襲」が凄まじいからなぁ〜。
http://www.cyclingnews.com/road/2002/tour02/?id=startlist
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