[1] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月19日 07時49分13秒 ) | パスワード |
うちの父の快復力はまさに化け物並で、
約8時間かけて肝臓の55パーセントを80を越える年齢で切除したのですけれど、
翌日には起き上がり、その次の日には歩き、
1週間後には体中の全ての管が取れて普通食を取る・・・という人で(呆)
昨日は退院後、その足でレストランへ参りました・・・^^;
ちぃとは人間が穏やかになって帰るかと思いきや、
相変わらずの「俺こそ家長」というふんぞり返りようで、
母と抱き合って泣いてます。。(ちとオーバーかな。。)
本人の手術の感想。
「ちっとも痛くなかった」
術後見た巨大な切り取られた肝臓と、玉子の黄身をでっかくしたような
ガンはかなりインパクトあったんですけど、
最近は痛みのコントロールがうまく出来るようになってるんですねぇ。
検査につぐ検査はこういうことのためなんでしょね。
[2] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月19日 08時01分09秒 ) | パスワード |
実はうちの母も仲良くC型肝炎で、彼女の方が入院・治療は専門でした。
両親がC型キャリアということで、慌てて私も検査を受けたんですけど
(娘を産んでおりましたので、娘に及んでは・・・と思ったんですね)
私は幸いな事に感染しておりませんでした。
よく調べてみると父も母も「型」というのが違うものだそうで、
仲がいい訳じゃなかったんですね^^
まだC型肝炎が見つからなかった頃、
血液検査を受けると「梅毒の疑いがあるので詳しい検査を」なーんて
ひとつ間違えると家庭崩壊になりかねないお知らせがあったりしましたっけ。
「お、俺は覚えがないぞ」
「何かの間違いじゃない?」
・・・喧嘩にならないで、とりあえずはホッとしたものです(笑)
今から考えるとあれがC型肝炎だったんですね。
私が勤めていた病院でもそういう結果をよく目にしておりまして、
当時はふぅん。。位にしか思いませんでしたが。
[3] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月19日 08時09分51秒 ) | パスワード |
母の場合はどんどん肝臓の状態を見る数字が悪くなっていきまして、
沈黙の臓器といわれる、さしもの肝臓も参ってきたと見えて、
彼女は顔色も悪く、動くのも億劫という状態になってしまいました。
キャリアの人は一応慢性の肝炎ということでずっと治療は受けるのですが、
(定期的な検診・飲み薬など)
このC型のウィルスを無くす事はなかなか難しく、
肝炎の中でもこういう風にウィルスが活性化して状態が悪くなっていく人も
かなりの数いらっしゃるわけです。
母の数字はいよいよ悪くなり、入院を余儀なくされましたが、
決定的な手段というものもなく、これはもう駄目かな・・・と思ったのが
数年前のことです。
ところが母の通う病院に肝臓の専門医という方がいらして、
色々検討された結果、
「僕のやった中では最高齢ですが、インターフェロンをやってみましょう」
ということになり、長い入院生活と辛いインターフェロンの治療が始まりました。
なにせ他に選択肢がなかったものですから、
藁をもすがるとはまさにこのことですね^^
[4] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月19日 08時14分12秒 ) | パスワード |
母の型はインターフェロンが効きやすいということと、
まだウィルスの数が少なかった事が幸いして、1度の投与で完了し、
ウィルスは全滅しました。
しかしその投与の間は壮絶な戦いで、
母は入院中午前中にその注射を受けるんですけれど、
午後からは高熱と吐き気にずっと悩まされてそれはそれは辛そうでした。
今でもインターフェロンを使うことを躊躇される方が多いのですが、
なるほど抗がん剤と同じものだからその副作用を考えられるんだろうなぁと
当時はそっちで母が弱っていく方が心配だったりしましたね。
[5] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月19日 08時18分53秒 ) | パスワード |
当時でも色々インターフェロンの量や種類を先生が調整されて
治療は続いていたんですけれど、
最近はずっといいインターフェロンも出てきているようですし、
投与の方法も色々あって、効果をあげてきているようです。
キャリアであることがわかると、やはり定期的な検査と通院を是非お薦めします。
最初はなにも症状がないので、「キャリアくらいで」と思いがちですが、
状況を自分でよく見極めて的確な治療を受ける事が出来れば
随分違ってくるような気がします。。
[6] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月19日 08時25分19秒 ) | パスワード |
一般的にはキャリアになると、まず慢性の肝炎という病名がつきます。
それから肝硬変に進む人もいらっしゃいますし、
肝硬変から肝臓ガンへ。。というのが一番多いパターンかもしれませんね。
ところがうちの父は肝臓の数字がちっとも悪くならなかったので、
主治医の先生も定期健診のCTで直径8センチのガンを見つけられたときは
かなりショックだったようです。
運が悪いと言えば悪いのですが、
他の方の場合は既に肝硬変になっていらっしゃる方が多い中、
父はガンの部分以外のところが状態がいい訳です。
父の治療が内科的治療でなく、手術に至ったのは、
大きさはちょっとぎりぎりではありましたけれど、
切り取った肝臓の残りが元気であれば、再生する臓器である・・・ということが
幸いしたわけですね。
[7] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月19日 08時32分31秒 ) | パスワード |
昨日退院であることを書きましたが、
すでに肝臓がどんどん元の大きさに戻りつつあるそうで・・・^^;
トカゲもしっぽまいて逃げ出すという・・・(意味不明になりますねぇ。。)
恐ろしい・・・あわわ、もの凄い再生能力を持ってることになります。
手術が肝臓ガンで出来るのはそういう意味でもかなりラッキーかもしれません。
巨大なガンを抱えながらラッキーといううちの家族も家族ですが、
肝臓は肝不全を起こすと、
24時間以内に亡くなってしまうという臓器でもありますので、
55パーセントも切り取ってすぐに再生を始める能力があるというのは、
やはりありがたいことだと思っています。
今のところ何の治療の予定もないので、
私の子宮内膜症の術後くらいの感じなんですね^^
体重増えて帰ってくるなんざぁ、もうため息ものですが(笑)
[8] | 服部 明子さんからのコメント(2002年06月19日 13時41分15秒 ) | パスワード |
お父さまの御退院おめでとうございます。
良かったですね。
肝臓癌で生還なさった生命力の強さに茫然気味です。
私も含めてまわりの方には大変な朗報ですよね。
肝臓癌になっても、諦めなくていいんだ、と。
ホント良かったです。
[9] | ころんさんからのコメント(2002年06月19日 17時26分30秒 ) | パスワード |
お父様の退院、ほんとによかったですね。
(・・・よかった・・・んですよね?(笑))
通して読んでて思ったんですが、
やっぱりお父様が平均的な80歳よりも
ぜんぜん若かったことがとってもよかったんでしょうね。
まず手術に耐えられる体力、術後の回復の早さ、
これは運が良かったのではなく、お父様の日頃の体の鍛え方
(意識して鍛えていたかどうかはわかりませんが)
によるところが大きかったんじゃないでしょうか?
例えば。
骨折をした・・・として。
回復に時間がかかればそれだけ長期入院しなきゃいけないわけで。
特にお年寄りにとって、家を離れて入院っていうのは
それだけですごいストレスでしょうから、
体の動かせない期間、入院の日数は少しでも短い方がいいわけで。
で、体が若いと考え方も前向きでいられるんじゃないかな。
早く帰るぞ!早く歩けるようになって、あんなことやらこんなことしたいんだ!って。
こういう欲望って大切なんでしょうね。
アレを食べたい!って食欲。キレイになりたいっていうのも
大きく考えれば性欲につながるかも。。。(笑)
でも体が元気でないとそんな欲望も持てませんよね。
あれ?話がへんな方向に・・・・(笑)
[10] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月19日 17時42分08秒 ) | パスワード |
>お父さまの御退院おめでとうございます。
>良かったですね。
アキコ姫、ありがとうございます。
退院時にドクターがちらっと
「あ。あのね、ちょっと肋骨1本手術の時に邪魔だから折っといたんで・・・」
と、いらんことをおっしゃったので、帰宅してから右わき腹を押さえては
「俺は肋骨を折ってるー」と事あるごとに同情を買おうとして人を見るので
困っております・・・^^;
・・・あれだけでっかいのを切り取っといて、
今まで痛くなかったんだろーが(呆)
>お父様の退院、ほんとによかったですね。
>(・・・よかった・・・んですよね?(笑))
ころんさん、ありがとうございます。
ほんとによかったかどうか、あのふんぞり返りようを見ていると、
ふと、うしろ頭をぱぁん・・・とはったろーか、などと思ったりもしますが(笑)
父の欲望は残念ながら性欲ではありませんで
(・・・当然だったりするかぁ。。)
「うちの外壁塗り」だったりするのです。
ガン宣告を受ける直前まで、足場を組んでペンキを大量に買いこんで
いたものですから、あのままでは死んでも死に切れないと、
口癖のように言っておりまして、
術前には「俺がこのまま逝ったらあの足場に幽霊になって立つ」
などと恐ろしいことを言うもので、必死にそれだけはやめてくれと、
家族で懇願したりしたものです(笑)
でも確かに生命力=欲望ってところはあるかも、ですね。。♪
[11] | 服部 明子さんからのコメント(2002年06月19日 21時44分58秒 ) | パスワード |
何も出来ない状態に置かれると
それを無性にしたくてたまらなくなるという
不思議な習性が人間にはありますよね。
お父さまは外壁塗りがたまらなく気になっていらっしゃったでしょうね。
だけど、80歳にして外壁塗りですか・・・
矢張りお若い!
精神力がホントお若い!
[12] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月20日 07時44分16秒 ) | パスワード |
本当は80ウン歳なんですが・・・^^;
えー。うちの父が手術を受けたのは大学病院だったのですが、
毎日通うとなると結構大変なのが駐車場と駐車料金だったりもします。
30分までは無料。それ以後は1時間につき100円だったかな?
毎日数時間過すとバス代と同じくらいにはなるかもしれませんね。
最近は総合病院なんかになると、違法駐車を防ぐ為?にも、
ちゃんとカードを発行して料金を徴収するようになってるみたいです。
今回の父の入院に際しまして、薄緑色の3枚綴りのチケットを戴きました。
「駐車料金無料証明書(入院患者さんへ)」としたもので、
これは入院患者の家族を対象にしたものだと思うのですけれど、
入院中3回(24時間以内)まではこのチケットを窓口に持って行って
駐車券にパンチを受ければ無料、というものでした。
使用例としては、
医師からの病状説明・手術日・患者の急変時に家族が駐車場を使用した場合・・・
と、なってます。なるほどそういう日はかなり長時間病院にいることになるので、
結構助かったりするんですよ。
うちは大変なのがあまりなくって、1枚残したままでしたので。
(患者がそういう意味ではちっとも急変しなかった・・・)
[13] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月20日 07時54分06秒 ) | パスワード |
売店というのも病院で大半を過す人間にとっては、
かなり重要なものとなりますね。
最近は時間こそ限りがありますが、土日、祭日もやってますし、
コンビニと同じくらい品揃えはありますし、勿論入院・手術関係に必要なものも
充実しています。
手術に必要な腹帯・T字帯・紙おむつ、それに浴衣なんていうのは
自動販売機で24時間購入OKになってました。
軽食の自販機もありますし、Y銀行のキャッシュコーナー、
郵便局なども院内にあったりしてこれも助かりました。
レストラン・喫茶店もいくつかありまして、
交代で土日休むようにしてくれてますので、よれよれになって朝降りて行っても
入れたてのコーヒーと暖かい朝食が取れたりするのは本当に嬉しかったですよ。
自動販売機は院内の様々な場所にあって、
お蔭で飲み物太りをしてしまいました・・・(泣)
やつれない家族って、なんか苦労した感じがしなーい。。
[14] | 服部 明子さんからのコメント(2002年06月20日 10時56分57秒 ) | パスワード |
>やつれない家族って、なんか苦労した感じがしなーい。。
さすがにおチャケは売ってなかったですか?
(^^)
でも自動販売機で浴衣まで売ってるなんてさすが日本!
[15] | 寝る子さんからのコメント(2002年06月20日 12時24分08秒 ) | パスワード |
>さすがにおチャケは売ってなかったですか?
はは。術後はちょっとだけ自粛いたしておりましたが、
おチャケと映画だけがストレス解消&休養でありましたので、
結構それは楽しんでおりました・・・^^;
しもさんのHPで「お飲み物」のコーナーなんか見られちゃうと、
顰蹙ものだわ。。
親がPC触れなくて本当によかったです、ハイ♪
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