[1] | nyaoさんからのコメント(2002年01月31日 23時02分34秒 ) | パスワード |
「アマチュア戦史研究家」nyaoでございます。
まりりんさんご所望の情報は恐らく旧陸軍の近衛師団に関する、
人事などのデータではないかとお察しします。
ということでそれを前提にヒントをいくつか例示します。
旧陸軍の近衛師団は全国各地に所在した通常の師団とは別に、
皇居防衛などのため設立された師団です。
近代的な陸軍編成において師団とは1個の独立した戦闘集団であり、
戦略的な単位として最小のものであるとされています。
師団の下には専門集団である連隊が数個配属されているのが通例。
旧陸軍の兵種(専門分野)は初期には歩兵・砲兵・工兵・騎兵の4種で、
後に戦車・飛行などの兵種も加わりましたが、
ともかく連隊の区分もその兵種ごとに分かれています。
ですから所属部隊を名乗るときには例えば…、
「第4師団歩兵第27連隊…」(こりゃ適当な例ですよ〜)というように、
師団名・連隊名そしてその下の細々とした所属を名乗るわけです。
して近衛師団の場合はというと…?
まず師団名は「近衛第〜師団」ということになります。
そして連隊名ですが通常の<兵種><ナンバー>という呼称の頭に、
近衛師団所属部隊を示す「近衛」がくっつきます。(例:近衛歩兵第5連隊)
もっとも近衛師団は昭和18年5月までは1個だけのナンバー無し、
同年6月以降もう1個追加編成されて第1・第2のナンバーが付き、
そのまま敗戦を迎えています。
よって配属された時期と兵種が分かれば意外と簡単に、
お望みの情報が得られるのではないかと思います。
大学図書館など10万冊単位で蔵書している大きな図書館、
特に軍事・政治関連の書籍を多く蔵している図書館であれば、
旧軍の歴史を編纂した『戦史叢書』(防衛庁戦史編纂室・編、朝雲新聞社)や、
旧陸海軍それぞれの士官名簿を所蔵していることがあるので、
叔父様が士官であった場合は図書館ルートの方が探しやすいかもしれません。
[2] | 服部 明子さんからのコメント(2002年01月31日 23時13分50秒 ) | パスワード |
みつかるといいですね。
私の父方の親戚も近衛の兵隊さん(大尉に相当?)で、ど〜たらこ〜聞いたことがあります。
時代は明治から昭和天皇まで。
天皇家が義理固いことはそれで知っています。
服部さちこさんのお父さまも近衛兵だったそうで
結構いるものなんですね。
[3] | いつも通りすがりさんからのコメント(2002年02月01日 03時54分21秒 ) | パスワード |
近代建築探偵団(ウソ)の いつも通りすがり です。
東京九段の科学技術館付近に赤煉瓦の
近衛師団司令部(現:東京国立近代美術館工芸館)が残っております。(国重文)
http://google.yahoo.co.jp/bin/query?p=%b6%e1%b1%d2%bb%d5%c3%c4%bb%ca%ce%e1%c9%f4&hc=0&hs=0
あと、目白の学習院内にも
近衛騎兵聯隊跡
http://isweb19.infoseek.co.jp/photo/military/ikou/ikou-konoekihei.htm
があります。
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