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若い女性から、そう告白されたのです。
まだ２２歳か２３歳か
大学出て１年ぐらいの女性から。
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６年前、まだ子供だった当時、
我が社のフライトでロスに来た時
何か困ったことがあって
それを助けてくれたのが明子さんだったんです
って。
以来私が理想であり目標であり夢だったって。
へぇ〜
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絶対明子さんみたいになりたくて
留学して航空会社に就職して
って思ってたって。
はぁ〜
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私みたいな人間になってはいけませんよ
というのは誰にでも言えるのですけど
この私が？
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それで、そう告白したくて、ずっとお話ししたかった
なんて言われました。
オトコ以外に私を見つめてたのが存在してたの？
ありゃぁ〜
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まぁ、私も夢とか目標とか憧れた対象はありますけどね。
１つは中学生の時に
大学出たら是非うちで働いて下さいと言われたし
確かにその会社から就職の募集も頂いたけど
行かなかったなぁ。
今でも申し訳ないと思ってる。
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もう少し高い目標というか夢が生まれたから。
シスコにいた時、ＫＯの学生と道を歩いてたらケチトモの前を通ることになって
彼のお父さまがケチトモのエライ人だって知ったのですよ。
それでシスコのケチトモで働きたいって憧れが出来てしまって。
当時伯母がＮＹのサンワで働いてて
（伯母の子供は世界貿易センタービルから無事脱出して今はリストラされてる）
サンワよりケチトモの方が格が上かな？入り易いかな？とか難しいのかな？とか。
ハードルが高いと闘志が湧くタイプだから。
いろいろ挫折もあったし紆余曲折もあったし
来年は古巣のアメリカン航空に戻るかなと思ってたけど戻れないようだし
私の人生は今でも自分では何をやってるんだろうと反省しか無いのですけどね。
私でも人には夢を与えてたの？と。
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