[1] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月04日 01時00分39秒 ) | パスワード |
という訳で送ってくれたかの有名な「カチューシャの唄」です。
Расцветали яблони и груши
Поплыли туманы над рекой
Выходила на берег Катюша
На высокий берег , на крутой
最後一行はおまけみたいなもんだから、無視していいよ。
この歌唱ってたから、ソ連はドイツに勝ったんじゃないの?
だって、ロマンチックじゃないねえ。
[2] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月04日 01時02分52秒 ) | パスワード |
メールの続き:
この歌は第二次大戦中にソ連軍兵士が広めたものなんだそうです。
意外に思われるでしょう?
僕も、もっと古い歌だと思ってた。たかだか、60年前の曲だとは・・・
(カントリーロードより新しいことになる?)。
カチューシャの歌詞はだいたいこんな意味:
林檎と梨の花が咲いた
川面に霧が立ちこめてきた
カチューシャが岸辺に姿を現した・・・
カチューシャは手紙(の束)を持っている
愛する人の手紙を・・・
この愛する人の手紙ってのが、出征した恋人を表すんだってさ。
こんなの、聞かなきゃ知らないよ〜。
僕、「黒い瞳」のほうがよっぽど新しいと思ってたのに〜。
ま、「ポーリュシカ・ポーリェ」も、1917〜20のソ連の国内戦で作られた歌っていうから驚き!
[3] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月04日 01時07分50秒 ) | パスワード |
今夫が来て「ロシア語読めるの?」と聞いたので
Расцветали яблони и груши
Поплыли туманы над рекой
Выходила на берег Катюша
На высокий берег , на крутой
ラースビェターリ ヤー ブロニィ グルーシィ
と読んであげたら「意味は?」と訊くので
林檎と梨の花が咲いた
川面に霧が立ちこめてきた
カチューシャが岸辺に姿を現した・・・
と説明してたら「なんだ、訳もちゃんと書いてあるんか〜」って笑われてしまいました。
(恥)
[4] | nyaoさんからのコメント(2001年08月04日 16時02分50秒 ) | パスワード |
カチューシャついでに軍事ネタ。
昔のソ連軍が使っていた対地ロケット砲も「カチューシャ」と呼ばれ、
第二次大戦中は束のようにドイツ軍陣地にロケット弾を送ったとか。
霧が川面に立ち込めた隙に「カチューシャ」が岸辺に姿を現し、
ロケット弾を手紙の束よろしくドイツ軍陣地に送りつける…。
「スターリングラードの死闘」とはこの繰り返しだったことでしょう。
あぁ全然ロマンチックじゃないなぁ(哀)
[5] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月04日 21時49分02秒 ) | パスワード |
>あぁ全然ロマンチックじゃないなぁ(哀)
やっぱり?
[6] | ウエストさんからのコメント(2001年08月05日 22時41分28秒 ) | パスワード |
こんばんは
Добрый вечер= ドブルィ ヴェーチェル
バイバイ
До свидания =ダ スヴィダーニィャ
ありがとう
Спасибо =スパスィーバ
ごめんね
Извините =イズヴィニーチェ
私は日本人です
Я японец(японка)= ヤー イポーニッ(イポーンカ 女)
私の名前はウエストです
Меня зовут WEST= ミニャー ザブウートゥ ウエスト
これしか分りません・・・^^;
Я= ヤーと読むのは確かですね。直接聞いたから(これこれ^^;)
ところで・・・カチューシャって、個人の名前にもあるのでしょうか?
[7] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月06日 00時20分23秒 ) | パスワード |
書き込みありがとうございます。
ふふふ
ありますよ〜(^^)
ウエストさんの周りの女の子にはいないのですか?
(って意味深)
[8] | 大戦略IIIさんからのコメント(2001年08月06日 18時10分45秒 ) | パスワード |
>昔のソ連軍が使っていた対地ロケット砲も「カチューシャ」と呼ばれ、
スターリンのオルガン。
[9] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月06日 22時05分22秒 ) | パスワード |
私が最初に習ったロシア語の挨拶は
ドッポダー
というのですね。
くだけた言い方らしい。
英語の ハァ〜イ とか
スパニッシュのケパソに近いのかな?
教えてくれたのがドイツ人の先生だったので
詳しい意味を訊き損ねてしまいました。
[10] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月07日 00時42分16秒 ) | パスワード |
猫太郎さんもロシア語お取りでした?
何か想い出書いて下さい。
格変化にはうんざり!
ロシア語が1番多いのかな?
スラブ語系は格変化が多くて大変。
そこに行くとアラビア語は純粋なる。これ!という母音が表記されなくて
子音が並んでて勝手に母音を入れて読むって聞きました。
だから名前1つでも
アブラハム
アブラヒム
イブラヒム
その他
いろいろ存在するってね。
で、どれも正しい、って。
先日アラビア語の通訳させられて困ってしまいました。
勿論アラビア語もやりましたけど
20年ぐらい前かな。
犯罪者の通訳させられるほど分かってないよ〜
サラーム・アレコンと挨拶してから困ってしまいました。
今じゃアラビア語も読むだけも出来ないし。
数字は結構覚えてる、ような?
いかに出来の悪い学生だったか自己申告したみたいな日になってしまいました。
[11] | 猫太郎☆(^^)/さんからのコメント(2001年08月07日 01時57分11秒 ) | パスワード |
>猫太郎さんもロシア語お取りでした?
はぁい。履修しましたよぉ。
でも全く頭には残ってないです^^。
工学大学で何故ロシア語を取ると言ったら
単位対策以外の何者でもなかったですから (^^ゞ
最初は発音に戸惑い、女性・男性名詞があることに戸惑い、
現在では ”はらしょー” しか解りません ^^;
[12] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月07日 02時03分45秒 ) | パスワード |
そうそうアラビア語を落伍した経緯を書くと
「花文字」って言ったかな?装飾の多いアラビア語。
目がテンになりました。
それから格変化とはちょっと違うけど「状態」を表わす・・・言い方が・・・
例えば
「座ってるライオン」
「走ってるライオン」
「眠ってるライオン」
「ご飯食べてるライオン」
こういう簡単な言い方はしないのよね。
アラビア語はみんな言葉が違うって聞いた、ような。
何百という言葉を覚えなきゃいけないと言われたような?
で、入り口で落伍しました。
こんなならロシア語の方がまともだ、って・・・
[13] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月07日 02時16分14秒 ) | パスワード |
猫太郎さん
ホントにロシア語の格変化にはビックリしましたよね。
ドイツ語の性別やら強弱変化あたりで混乱してるのに
ロシア語は格変化の数が凄い。
私の年若い恋人(20歳か21歳)は
この春頃から
等式だとか何とかで(ロシア的科学方式で)
ロシアの科学の進み具合をいろいろ懇切丁寧に説明してくれるのですが
例えば
равно (等しい、同じ、平等)
→равновесие(均衡、等式)
→уравновение(方程式)
造語の問題に関する・・・・ものとか講義してくれます。。。
私にはロシア語の格変化でオタオタなのに。
でも一生懸命説明してくれると分かった気になれちゃうんですよ。???
あとは、名前が「любовь」(愛)が Люба に、
「светлый」(明るい)が Светлана にかな?
今それぐらいしか思い出せないけど。
こんな風にすっごい丁寧に初心者の話から初めて高度な学問の説明をしてくれます。
私に分かるのは(そうか、私のロシア名はスベトラーナって言うのか)辺り。
(恥)
[14] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月11日 12時27分12秒 ) | パスワード |
私がロシア語苦手なのを読まれてしまいましたね:
明子さん。来週はお盆で、ほとんどメールできないと思いますので、ちょっと大量メールしちゃうよ。
人の名前は、意外なくらい文法に関係している。
昔、「チャイコフスキーの奥さんは『チャイコフスカヤ』って言うんだよ」って教えられても、
何かピーンと来なかった。
でも今思うと、「そうなってないと文法にひっかかる!」のです。
ロシア語のばあい、基本的に女性の名前は「-a」で終わってないと、文法を規則どおり適用できない。
ロシア語は姓名も格変化するから。
ヤローも同じで、基本的に子音、-ii、-oi、で終わってないと、文法どおりに変化できないのです。
そうじゃないと、無変化、になる。
ヨーロッパ女性の名がやたら「-a」で終わるのも、似たようなもの。
ラテン系の言語だと、女性形容詞を附けなきゃならない。
中国語は、「苗字が一文字」じゃないと、愛称が作れない。
明子さんも、「小」もしくは「老」を頭に附けた愛称に一回ぐらい触れたことがあるかも知れない。
中国人は、若い人には小を、年長者には老を附して愛称にする。
たとえば「李華蓮」という人は、「小李」となる。
つまり、苗字が漢字一字じゃないと、愛称を作れない。
個人名も同様だけど、これは漢字一字を適当に決めて、小老を附す。
老蓮、のように。
こんなとこで文法が生きてるんだなあ、と思うと面白いもんです。
[15] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月13日 23時03分54秒 ) | パスワード |
メールを頂きました:名前と言語文化というタイトル
久々に「ナニワ金融道」を読んだんです(全巻持ってないけど)。
ま、いろいろと問題を含んだ漫画なんですが、けっこう面白いのは登場人物の名前。
あれすごいんですよ
漫画だとよくあるじゃないですか?
一番単純なのだと、人物の名前に「一、二、三・・・」を附けてゆくってやつ。
一ノ瀬、二階堂、三鷹・・・みたいにね。
一番おもしろかったのは「ハイスクール奇面組」だと思うけど。
「いちどう・れい」(=一同礼)とか「しゅっせ・きよし」(=出席よし)とかね。
こういうのって、日本だけじゃないんだよね。
たとえば、ゴーゴリは作中人物に「目玉焼き」って苗字をつけて遊んでる
(もちろん、ロシア語でね。ゴーゴリはけっこう苗字で遊んでる)。
むかーしのドイツ人はユダヤ人にわざわざ変な苗字をつけたんだって。
だから「〜シュタイン」なんかユダヤ人に多いんだそうです。
ロシア語やドイツ語は「造語」が得意だからね。
こういうのって、たとえば中国語だとできない。
だって苗字が数十しかないもん。(名は無限か)
作中人物の名前で遊ぶことは、英語だと難しいのでは?
考えられるとしたら、綿花農場を経営する人が「Cottonfield」なんて例ぐらいかな?
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