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７月２１日午後、下血がひどくて、救急車を呼んで
輸血に継ぐ輸血で随分元気になって帰宅しました。
最近再び下血があるそうで
７月２１日のような激しい出血があったら救急車を呼ぶように
義兄と夫に申し継ぎしました。
で、義兄の反応。
「痔なら出血するさ。明子は痔になったことはないの？」
だって。
私ゃ痔主さんじゃないよ。
それに義母の痔主騒動は一体何だったのかよく分かりません。
１度は痔の手術をするという話も出てましたが
退院して以来「痔」の１件はさっぱり無縁になっているのです。
本当は何だったのだろう？
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マザーが退院してから自宅ホスピスのコンサルタントが何度も来ています。
話を聞きに来るのですが
昨日の人は薬のアレンジのコンサルタントだったらしく
彼女が帰ったのが午後１時半として
翌日の今朝フロリダから薬の小包が届きました。
フロリダですよ。
箱には Extremely Urgent と書かれていたそうです。
でしょうね。
Overnight delivery というのでしょうね。翌朝配達っての。
フロリダって飛行機でも５時間はかかるんじゃないかな？
もうビックリしてしまいました。
で、ワタクシのご機嫌が良くなったのは、その薬が一切無料ってとこ。
さらに今日は義母に新しい歩行機とか車椅子型のトイレとか
そういうのも無料で配達されたのだそうです。
無料ってのがね、いいなぁ〜
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で、義母は今は痛み止めにパーコダンというのを処方されているのです。
かなり強い阿片系の鎮痛剤で
これが良く効くのよね〜
私がぎっくり腰をやって大変だった時に
このパーコダンですぐに治ってしまいました。
余りに早く効くからちょっと恐いですね。
コーディーンは去年２錠１度に飲んだら
両耳から汽車のような水蒸気？が出る感じでした。
ポッポ〜！
って感じ。
これも恐かったですよ。
コーディーンもパーコダンも凄い便秘を伴なう薬なので
私は飲みたいとは思いませんね。
コーディーンは吐き気も凄いし。
で、昨日の薬のコンサルタントが義母に処方した薬は
オクシコントム？とかいう薬でパーコダンよりもう少しモルヒネに近い
もっと強力な阿片系の薬なんだそうです。
それとかＭＳなんとかという経口モルヒネ。
でも義母はパーコダンでいいわ、と答えてたそうです。
モルヒネは我が家の家訓で禁じられてるから
品行方正な義母はこの後に及んでもモルヒネ系は拒否の態度を貫くようです。
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アメリカは第２次大戦の時モルヒネを大量に使ったようです。
それで戦後モルヒネ中毒で大変だったらしい。
朝鮮戦争の時は兵隊さんは各自モルヒネ？注射を持参して
自分で射つようになってたそうです。
ベトナム戦争の時もそういう薬の注射器を配付されてたそうです。
新兵さんは説明を受けてたって。
でも調練の軍曹は実演したくないから「解散」と号令をかけて逃げてたって。
自分で自分に注射するなんて・・・切羽詰まらなきゃ出来ないですよね。
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我が家にとっての朗報は
義母の薬がこれからは在宅ホスピスの薬担当者によって
全て管理され（無料で！）
私達が係わらなくて済むらしいってところ。
これまでは薬を貰うにも主治医のサインが必要
お金は当然払わなくてはならなかったし
すぐに薬が手に入るわけでもなく
１番大変だったのは大腸癌の袋を貰うのに大騒動だったこと。
袋が無くなれば医者に電話して許可を貰って
業者に電話して
配達が来る
という段階がなかなかうまく機能してなくて
いつも苛々させられてたので
これからは楽かな？と。
それにしてもフロリダから届くなんてちょっと・・・
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昨日同僚と話していたら
彼女の母親は看護婦を１週間に１度雇うだけ
と話していました。
きっとお風呂に入れる看護婦さんが来るのでしょうね。
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我が家の義母の看護婦は２人来てるようです。
１人は旧英国領ホンデュラス（現ベリーズと思う）の出身だそうで
彼女はお風呂関係の世話をしてくれます。
もう１人は大腸癌の看護婦だそうです。
この看護婦さんの父親が大腸癌で亡くなった
との事なので
当然喜ぶわよね、私と夫にすれば・・・
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でもね、個人差というのが問題でして、
腸って大腸と小腸に限って話せば
大腸で水分が吸収されて固形になるでしょ？
この大腸が部位によってＳ字結腸とかなんとかいわゆる大腸癌が多く起こる部位と
他の場所に発生する場合。
我が家の義母の場合はＳ字結腸だと思うのです。
でも彼女のお父さまの場合は小腸から大腸に入ったすぐの所。
というと形状が違うから
手当ても当然違う訳です。
小腸からすぐ入った所は液状な訳ね
便秘は関係ない。
ということは患者さんには楽なのね、
痛み止め飲んでも便秘になる心配が無い。
だけど我が家の義母の場合は便秘が伴なう訳です。
それで我が家は救急車を呼ぶ事になる。
私も「個人差」というのを知って感心してる次第であります。
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そうそう義母はやっぱりパーコダンの痛み止めで我慢するそうです。
それでパーコダンはタイム・リリースの薬だそうです。
飲んですぐ効き出すのではなくて
時間を掛けて（１２時間ぐらいかかって）薬がじわっと働く方。
キイレート加工って言ったと思います。
これを１日２錠。１２時間毎に。
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＜３＞の書き込みの続編
今日仕事場で司法省の役人と久し振りに会って
ウチのマザーの様子を聞いてくれたのです。
この人は凄いメモ魔で自分が出勤する日までメモしてる。
普通こんな事までメモする？
スケジュールで決まってる日までちゃんと印が付いてるのでうしょ。
ビックリしてしまいました。
普通余分に働くとか何かするとかそういう日をメモすると思いません？
で、
今日、この人がウチのマザーはパーコダンなんかじゃなくて、もっと強いのを
飲まなきゃ、と言って教えてくれたのが＜３＞に出て来る鎮痛剤。
OXYCONTIN 10mg だって。
自分が将来癌になったらこの薬が飲みたいんですって。
勿論まだ若い人なので癌なんて関係無いんですけどね。
それでウチのマザーがこの薬を処方される事が出来るのに断わってる
と言ったら「もったいない！」ですって。
さすが薬中毒のアメリカ人らしい言い方に(^^)
モルヒネとかオクシコンティンという薬を試せるのになんともったいない事を！
だなんて
日本人はそういう発想無いのにね。
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同僚の７３歳の母親が矢張り在宅ホスピスらしくて
昏睡状態に陥っていて？
お腹に穴を空けて
そこから栄養剤を注入してるそうです。
看護婦は１週間に１度１人来るだけ
と言ってました。
同僚宅は彼女のお姉さん達が２人介護してるそうです。
結局は我が家と同様３人で介護してるって感じね。
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先週マザーがおかしかったのです。
床に倒れてる日が多く
夫と私の２人で起こすという日が続いてて
言動も何を言ってるのか分からなくて
これはボケたのかな？とか。
とうとうアルツハイマーかな？とか。
ところが薬の飲み過ぎ。
精神安定剤を目が醒める度に飲んでたと判明。
それで意識が混濁して訳の分からない話をしてたと分かりました。
これは私でも１粒 0.25mg を処方される薬を
マザーは１粒１mg を目が醒める度に飲んでたのです。
マザーは去年５月に４粒飲んで、
私達が目を離した隙に、
マザーは１人でベッドから出ようとし
右腕を骨折してしまいました。
私でも２mgも飲んだら身動き取れません。身体が動かないのです。
意志はあっても身体がベッドに釘付け状態で動かないのです。
息子達は母親を叱るなんて発想が無いので私がマザーを叱りました。
ここ数日夫と義兄が飲ませないように数を見張ってるので大丈夫。
マザーは１人でトイレにも行けるし言動も正常。
それで昨日は誉めてあげました。
でも確かにこの精神安定剤ぐっすり眠れるのですよ。
医者からは中毒になるから頼っては駄目と去年私は言われました。
事故のすぐ後に見て頂いた医者からは 0.5mg を処方されたけど
ＰＴＳＤ対策の医者からは 0.5mg なんて駄目！ 0.25mg のでなきゃ！
と言われて医者２人から処方されてるから在庫がしっかりあるのよね。
ふふふ
昨日は私の週最後の出勤の日だったし
連日満席で疲れがたまってたし
それで久し振りに飲んだら
翌朝疲れが吹っ飛んでました。
私もしっかりクスリ中毒やってるみたい？
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今日マザーの在宅看護の看護婦さんをいつ派遣していくらだったか
という明細書が送られて来ました。
１回２４０ドルでした。
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そうそう入院はベッド１週間使用で２万ドル。
医者代は別。
薬代も別。
義父が亡くなった時１ヵ月半入院していました。
その時、次から次へと請求書が来ました。
知らない医者のも混じってました。
全く知らない医者だから義母は払いませんでした。
そしたら脅しの手紙が来ました。
それでも無視しました。
結局払わなくて済みました。もう４年経ってるから法的に払う必要が亡くなりました。
そんなに払って欲しかったら天国へでも回収に行ったら？でした。
今でもあの請求は何だったのだろう？と疑問に思ってます。
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今日夫が叔父夫妻に Health Care Power of Attorney の証人のサインをして貰いました。
これは例えば私が意識不明に陥ったり脳死状態になった時
生命維持装置を外す権限を与える委任状です。
夫と私の間で取り交わしました。
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私が一生懸命？聴いてるラジオ番組に法律に関するのがあり
弁護士が回答する、というのです。
先日のお話に「みんな、保険はしっかり持ってろよ」というのがありました。
例えば車を運転していて交通事故に遭ったとする。
保険会社が全てやってくれるから諸君は何もしなくて良い。
医療費がどんなに高くついても保険会社が面倒見てくれる。
保険会社は医者と交渉して医療費を負けて貰うから
保険会社もそんなに損をする訳じゃない、と。
で、アメリカの医療保険ですが、これはいろいろあります。
義母の入ってる保険はかなりお徳な保険です。
義父の入ってた保険はなかなか自己負担が凄くて支払いの手続きも面倒で大変でした。
義兄の入ってる保険は簡単ですが医療ミスが多いことで有名な病院使ってます。
私の会社の保険はころころ変わって毎回どんな保険なのか良く分からない。
アメリカの医療保険は医者指定とか病院指定とかあって
勝手に好きな時に好きな医者にかかるとか勝手に検査を受ける事が出来ません。
それで義父は勝手に出来る医者にかかりたくて高い保険に入ってましたが
カバーが少なくて毎回凄い出費やら薬代を払ってました。
私の夫がヘルニアの手術をした時は全くいくらかかったのか知りません。
３０％やら自己負担がある筈なのに請求が来ませんでした。
アメリカの保険会社は医療費の支払いを巡って病院側と交渉して
２５％ぐらい負けさせるそうです。
上記の車の保険のラジオ番組の話とも符号するので
なかなか興味深い面白いお話でした。
保険は確かに持っているべきですね。
お金も助かるし煩わしい事も回避出来るから。
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外務省のＨＰの世界の医療情報を新スレッドで出しましたが
ここにアメリカの医療保険の謎の１つが紹介されていました。
ＮＹの項を参照なさって下さい。
以下はワタクシの書き込みから：
ＮＹの項にアメリカの医療保険の仕組みが書かれていて
アメリカでは保険を必ず持っていること
というのが面白かったです。
アメリカの医療費は２重構造で
保険会社は規定の代金を病院に支払うという裏があり
例えば
保険を持っていれば虫垂炎で２日病院にいたとして医療費が１万３千ドルとすると
保険会社が病院に支払うのは４５００ドルで患者は数十ドルの支払いで済むが
保険を持っていないと１万３千ドルまるまる支払うはめになる
のだそうです。
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＜１７＞のＵＲＬ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
癌の情報が欲しかったら
http://www.nagumo.or.jp/cancer/
これは乳房の専門のナグモ・クリニックの提供で
アメリカの国立癌研究所（ＮＣＩ）や国際学会などでの発表の翻訳が出ています。
科学に基づく医療ということで１つ１つに信頼度ランクがついています。
義母の大腸癌についても詳しく載っていて
思い違いなど訂正する事が出来ました。
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oxicontinについてちょっとお聞きしたいのですが、日本では入手困難なのですか？？オーバードーズするとどうなるのですか？？
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