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赤い中国の福建省から世界中に若者が出稼ぎに出掛けています。
それはいいのですが
手段が密航＋不法就労ですから
入国される国では困っています。
これに「蛇頭」なる悪の組織がからんでいますからね。
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日本人の馬鹿が外国で自分のパスポートを１０万あたりで売って
蛇頭はこれに航空券と日本やアメリカでの仕事先を斡旋するという条件で
５００万円ぐらいで売り付けます。
福建辺りの若者は親戚・友人の間を駆け回って金策します。
そしてこの若者は日本またはアメリカへ「日本人として」入り込んで
行方をくらまします。
５００万円もの大金、中華料理屋で働いて、何年掛かります？
早くお金を返さなければならなければ
どんな仕事に手を染めるか分かり切っています。
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昨夜ロスで福建の男の子が捕まりました。
彼の場合は日本人になりすましたケースでは無く
別な手口です。
つまり赤い中国のパスポートでアメリカに入って来た筈ですが
正当なビザを持ってる訳では無いので
自分の赤い中国のパスポートをアメリカ到着と同時に捨て
ここは何処？
自分は何処にいるの？
どうやら間違ってアメリカに来ちゃったみたい
と演技する手口の密航でした。
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困るのは連れて来た航空会社。
パスポート不携行とかビザ無しの乗客をアメリカに入国させれば
総額 $3,550 の罰金が課せられます。
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密航者が本当のことを言う訳が無く
アメリカの移民局（入国審査所）はどこの航空会社でもいいから責任を負わせようとします。
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ここから航空会社と移民局との攻防戦が始まります。
片や払うものかの航空会社
片やどこでも構わないから罰金を押しつけようとする移民局。
この問題は航空会社の中でも大事件。
ヨソの連れて来た密航者の罰金をなんでウチがかぶらなきゃいけないのか？
移民局にサインさせられて「はい」と素直にサインするんじゃないよ、
と会社はエージェントを叱ります。
だから航空会社の中でも移民局との折衝を誰に押しつけるか。。。
複合的な攻防戦があります。
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事の始まりはラジオ（無線）連絡。
今日のワタクシは気楽なナンバー３の立場なのでラジオ無し。
突然ラジオで呼び出され
「明子、移民局へ行け」
と指令が来ました。
よく分からないまま移民局へ。
そして移民局の係官が待ってて「これにサインしろ」と。
当然「罰金の絡んだ話？だったら私はサインしないよ」と返します。
いや、これは罰金は関係無い書類、との話。
暫く確認の応酬が続きます。
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１）罰金を認める書類じゃない。
２）いつもその書類には通訳した時サインしてる。
３）書類には該当中国人を拘束している、と書かれている。
だからフに落ちないけれど
昔の同僚で今移民局の係官やってるのが同席して「サインして」と言うし
だから（何か納得出来ないけど、会社から移民局に行くように言われたことだし）ま、いいのかな？とサインしてしまったのよね。
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そしたら、係官が「サンキュー！じゃ、これもあげるね」と言って
私に渡した別の書類には「 AIRLINE FINE 」って書いてあるのよ。
ちょっと！ちょっと！ちょっと！＜航空会社は罰金相当＞って書いてあるじゃない。
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２枚目の紙は「航空会社は罰金を負う」？
私がサインした紙は「罰金」は関係無いということだったのに！
移民局の係官に再び聞いても「それは罰金には関係無い」と言うのです。
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私を移民局に送った上司達はこの書類を見て黙ってるのです。
２人とも（ふ〜、良かった！自分がサインした訳じゃなくて）と心の中で安堵してるのがミエミエ。
私ってこういうの読むの凄く上手いのよね。
そうか、そういうことだったの？！
それで意味不明のラジオ連絡が私に唐突に来たって訳か！
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だから移民局に戻って係官に
「この書類に私がサインする資格は無いのだから取り消して欲しい」
と言いました。
係官は「これは罰金の書類じゃない」と言い張ります。
「でももう１枚の方には航空会社は罰金相当って書いてあるから
私のような下っ端の資格の無いエージェントがサインしたものは会社は払わないから、
ということは私がこの罰金を負うことになるから、もはや私の会社と移民局との罰金問題じゃなく、私はあなたに瞞されてサインしたことになります」
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そしたら係官は「スーパーバイザーに言ってくれ」と言ったので
喜々としてスーパーバイザーに言い付けに行きました。
今日のスーパーバイザーは
こういう時の為に可愛い子ぶりっ子してあるスーパーバイザーでしたから。
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私と係官のやりとりは聞こえているし
罰金の事だとスーパーバイザーは知ってる訳だし
「あんたの部下に瞞されてサインさせられた」
とヒトコト言って係官の所に戻り
「スーパーバイザーに言ったわよ。私のサインしたオリジナルの書類を返してよ」
と言いました。
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そしたら係官はスーパーバイザーの所にすっ飛んで行って
なんとオリジナルの書類をスンナリ返してくれました。
でもビックリしたのは、
私のサインした紙から更に４枚コピーしてあって
それも含めてオリジナルと私に最初にくれたコピーとで
計６枚私は貰ったことになります。
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今日のマネージャーは私と仲の悪い例のマネージャーで
早速報告しました。
私が罠に掛かってサインさせられたこと。
でもオリジナルを取り戻して来たこと。
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【ＢＧＭ】
♪罠！罠！わなあ〜に落ちそ〜お〜
情〜熱の花、明子、頑張れ〜
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早速ラジオで私に移民局へ行くように言った相手に文句をいいました。
移民局から電話があったら「用は何なのか」ちゃんと聞いてから無線で連絡しろ」と。
＜罰金＞という単語が出たので相手は真っ青になって４の５の言う訳です。
（罰金は会社の上の人しかサインしないことになっているのですから
ラジオで連絡する相手が違ってたことに気が付いたようで
相手は自分だけは罰金事件に係わりたくないので、あれこれ言い訳する訳です。
アメリカ人の得意技：責任からいかにうまく逃げるか
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私は自分がサインした書類のオリジナルをオフィスの目立つところに貼って
エージェントの諸兄姉へ：
この書類にはサインするな！
航空会社への罰金：総額 $3,550 のケース
この係官は瞞してサインさせるから名前を覚えておけ
詳細は明子まで
と書き加えて貼って帰宅しました。
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明日仕事に行ったら
今日の事件について
移民局のもっとずっと上の人達に抗議する予定。
航空会社の下っ端のエージェントを瞞してまで罰金を徴集しないように。
私が負ける訳ないでしょ！
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＜４＞について
福建なり成田なりでその中国人が搭乗手続きする時は
ちゃんと中国のパスポートを呈示してチェックインしています。
でも密航者はそのパスポートを途中で捨ててますから
ウチの客なのかそうでないのか
航空会社は証明出来ません。
移民局だってウチの会社の乗客かそうでないかは証明出来ません。
それで適当にどこかの航空会社の客に仕立てます。
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罰金
パスポートが切れてたり
有効期限が６ヵ月を下回ってたり
ビザが無かったり切れてたりすると
航空会社に３０００ドルの罰金が行きます。
赤い中国人の密航の場合は
１人当たりあれやこれやで合計 3,500 ドルの罰金になります。
アシアナ航空なんて去年大量の密航者がいたということで莫大な罰金を押し付けられてました。
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＜１９＞について
移民局には恩を売ってあるから
私のことを大好きなレズのエライ人も含めて
明日は「あなたんとこの部下の管理って一体どうなってるの？！」と言ってやる。
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明日は仕事に行ったら
他の航空会社の友人達にも
今日の係官の名前を広めて置かなくては。
私が負ける訳ないでしょ！
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＜８＞の
だからフに落ちないけれど
昔の同僚で今移民局の係官やってるのが同席して「サインして」と言うし
この昔の同僚だった今は移民局の係官やってる男
実は昔むかし私の仕事にケチをつけ←罰金のことで
大喧嘩になって
結局クビになりました。
そういう経緯があって今は移民局で働いています。
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私はこの「罰金」のことでも会社には多額の罰金を免れさせています。
だから誉められ感謝されてもケチを付けられるような覚えは無いんですよ。
この人は今は移民局の係官をやってるけど
実にいい加減な奴で
移民局と昔むかし罰金事件を起こしているのですよ。
そういうヤツが移民局の係官なのよねぇ〜
でも今はまともになってるのだろうと油断した私はまだまだ世間知らずの女の子だったのかしら
自己嫌悪！
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でも、この昔の同僚が私を罠に掛ける手助けをしたとはとても思えない。
そこ迄お脳が良いとは思えないから。
でも。。。分からない。。。
もう１度「私が負ける訳ないでしょ！」ってのを教える方がいいのかな？
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それにしても法を執行する法務省の役人が人をダマすなんて！
「私が負ける訳ないでしょ！」ってのを思い知らせてやらなきゃ！
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昨日の密入国者は女子トイレに隠れていたのを逮捕されたのだそうです。
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罰金に座布団１枚組ですが
少し前 リミットスピードオーバーで
鼠捕りにかかりました
県庁に行くついでがあったので
となりの県警本部へ 申し開きへ（抗議件アリということで）
４階か5階だったかの交通課へ
建物は屋上にヘリポートはありーの
立派なものでしたが みんなの机はボロ
まず工事現場に行っても見れない代物
ウッドです それも 一つ一つ違う
高さもマチマチ 電話も所々に黒い奴が・・
コーナーの席に案内され
高速道路の出口でやるのは 囮操作ではウンヌン
金は持って行っていたので 払ってやるからと開き直り・・
そこからが 面白かった 子供は何歳か どこにいるか
次々と尋問・・・ そう 全国の警察官が不足しているのです
特に交通関係が 深刻 2割以上不足らしい
よって 鼠捕りが予定通りに実施できネエとよ
一連の不祥事が色んな示唆を与えておりますが
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オレゴンがひどいと聞いたことがあります。
カリフォルニアの人間を敵意を込めて対象にしてるとか。
ネヴァダ州のラスヴェガスはカリフォルニアに帰る人を対象に取り締まる
と聞きましたが、我が家はカリフォルニアからネヴァダに行く人っ子１人いない
砂漠の１本道でスピード違反で捕まりました。５０キロオーバーに負けてれたっけ。
砂漠の１本道で他に車が無いのに取締だってよ。
アメリカは警官があり余ってるのかね？
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