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去年の今頃ウチの会社の同僚で
日本人男性と結婚しているのが
夫君と犬も喰わない夫婦喧嘩をして
悪口たらたら
私達は笑い転げていました。
最近聞いたそこの家庭では
彼女の連れ子が学校を出て
本人はＦＢＩの捜査官になりたいのだそうです。
で、日本人男性であるご主人は
彼女の連れ子がＦＢＩ捜査官になるのを大反対なのだそうです。
理由は「ＦＢＩは死んだりする可能性があるんだから
死なれたら辛いから
ＦＢＩになんぞなるな」
と。
いいご主人ではありませんか、ねぇ？
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という訳で
夫婦喧嘩って犬も喰わない馬鹿話なので
私達は深刻に受け止めず
たいてい
笑い転げて終わりにしています。
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でも今日聞いた話は凄かった。。。。
唖然呆然
ま、
他の人から一応聞いてはいたけど
犬も喰わない夫婦喧嘩だと思っていたから
深く考えもしなかったけど
同じ話もこういう事だったのかと思うことがあったので
書いてみようと思いました。
絶対日本人には想像も出来ない激しい夫婦喧嘩と思います。
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以下のお話は上に書いた日本人の旦那さんのいる同僚とは１００％関係ありません。
混同しないでね。
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ヨーロッパの某国の女性は女同士で喧嘩する時
持ってるハンドバッグで殴り合いの喧嘩をすると聞いています。
ヨーロッパの某国の嫁と姑は殴り合いの喧嘩をすると聞いています。
こういう喧嘩って日本の女性はしないと思うし
日本人女性がするとしたら
非常に珍しいですよね？
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では書きますね。
今日聞いた話。
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彼は日本生まれで日本に３７年いた
チャキチャキの江戸っ子の中国人です。
私の周りの中国人の男性
または
中国人女性を妻に持ってる日本人男性
から
いろいろ話は聞いています。
でもこんなにあからさまに中国人について聞いたのは初めてでした。
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中国系の女性の強さ。
これは凄いモノがあります。
ベトナム人も香港女性も上海女性も南京女性も強い強い！
台湾の女性も強いのでしょうが
日本女性に通じる部分があって
ちょっと違う？
彼が言うには
大陸の延長の中国系女性は「強い」そうです。
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３７才でアメリカに来て
知り合った中国人女性とは
自分も若かったから離婚した
と言ってました。
今の奥さんは２人目だし
４０近くで結婚したから
自分はひたすら忍従なのだそうです。
家にいなければうるさく言われないから家にいないようにして
夜は大学に行ってるそうです。
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で、夫婦喧嘩する時
どう言われて罵倒されるか
と書くと
「お前の一生をメチャメチャにしてやる」
と奥さんが彼に言うのだそうです。
はぁ〜
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ヨーロッパの某国の女性は喧嘩すると
相手以上のきつい言葉で応酬する
と聞いています。
私もそうかも。
でも＜１０＞のような言葉は思いもつかなかった。
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日本人女性が夫に言う最大の文句は何でしょう？
「私の一生がメチャメチャになった」
でしょうか？
「私の一生をどうしてくれるのよ？！」
でしょうか？
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以前中国文学に凝ってた時
「中国では相手を最大の侮辱で罵る」
と読んだことがあります。
例えば
「お前の代々の女の先祖の身体を墓から引きずり出して強姦したやる」
だったかな？
だから＜１０＞のような表現が来るのだと思うのですがね。
ですから
これを読んで過剰反応はして欲しくないのですが。
なにせ「白髪３０００丈」だの「針小棒大」だののお国柄ですから
日本人は聞いたらビックリするでしょうね。
そのまま受け取って「服部明子はなんて事を＜彦島＞掲示板に書くんだ！」と
お叱りを受けるでしょうが
私が言いたいことは
この男性が中国人とはいえ日本人以上に日本人（江戸っ子）ということなのです。
夫婦喧嘩の時に＜１０＞の言葉を奥さんに言われて
「自分は日本人だなぁとつくづく思う」
と言ってました。
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「忠」とか「孝」ということも
自分の家系の方の親に対する「忠」や「孝」であって
日本人の考えてる「忠」や「孝」じゃなかった、と。
え？
でありました。
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中国が遅れている理由は「漢が儒教を国教にしたから」だと彼は言うのです。
え？
であります。
「だから中国は良いのでは？」と思うのが日本人だそうで
「だから中国は良くないんだ」と彼はいうのです。
はぁ〜
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「儒教の教えで中国人は過去ばっかり見てる」と言います。
前向きにどうしようと具体的に考えようとしない、と。
例えば
奥さんにとって大事なのは自分の親であって自分の親では無い。
で、中国からよんだ親と彼女の子供が会話出来るように
家庭では中国語。
ま、これがいいとか悪いとかではなく
中華料理を食べ
中国語を話し
テレビも中国語放送を聞いて
なんだ？！
と言う訳です。
「住所だけがアメリカで他は全て中国じゃないか！」と。
何の為にアメリカに来たのだ、と。
でもそれを言うと＜１０＞になるから
自分はひたすら奥さんの嵐が過ぎるのを避けて待ってる
と。
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で、行きつく所は
アイデンティティの問題。
（帰属意識のことであります）
自分は日本人なんだ、と。
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お姑さんに
「食事は週に２回で充分です」
と言って
あと５日は大学の帰りに「お寿司」を買って帰ったり「吉野屋の牛ドン」だったり。
中華料理なんて見たくも無い
と。
おぇ〜っとなる、
と語っていました。
若い時には食べたくもなかったキンピラとか刺身とか
あっさりさっぱりしたのが食べたいのだそうです。
あ〜
やっぱり日本人なんだぁ。。。
と。
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なんかねぇ、２人で盛り上がってしまったのですよ。
私も新婚当時に夫の味に合わせて
朝からアメリカ料理のレストランに行き
お昼も夜も夫に合わせて食べてたら
突然肉なんて食べたく無くなったし
私も半年でおぇ〜っとなったし
今は夫は夫の食べたいモノを
私は私で私の食べたいモノを食べてます。
私だって若い時には見向きもしなかったお総菜が食べたいし
最近は納豆も食べるし
肉を食べるのはひたすら仕事をするのにパワーが要るから
毎朝肉を少々胃に入れておかないといけません。
それだけの理由で肉を食べている。
なんかねぇ、非常に彼の心が分かってしまって２人で盛り上がってしまったのです。
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愛国心とかアイデンティティとか
日本にいたら考えもしないような内的な探求を
外国にいるとつくづく・しみじみ考えるんですが
彼は「将来子供を置いて自分は老後を絶対日本で暮らしたい」と言ってました。
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彼は「自分は日本人だと思ってるし妻の方もそう思ってるけど
日本じゃ自分は受け入れられない。
だから妻は中国人しかいないと思ったけど
違うんだよなぁ〜」と。
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ウチの夜の便は中国人が多くて
中国人というのは並ぶというのが出来なくて
我先にと押し寄せる
コントロールが出来ないというのは夜のエージェントから聞いていましたが
「中華思想」というのは結局は「自分が１番」「自分だけ」ということなんだ
と言ってました。
日本人は並べと言えば９５％はちゃんと並ぶものね。
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で、夫にこの話をしたら
「お前の一生をメチャメチャにしてやる」と奥さんがアメリカ人の夫に言えば
アメリカ人の夫はこう答えるそうです。
「もうとっくにメチャメチャにしてるよ」
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「私の一生が台無しになった」と奥さんが言えば
アメリカ人の夫はこう答えるそうです。
「これでおあいこになったね」
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私の夫はやっぱりアメリカ人だな、と。
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