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ロス繁華街の旧八百半内の旭屋本屋さんで購入した
「名古屋学」の本の中に出ていました。
食べたこと無かったですし
聞いたことも無かったです。
「うなぎの掻き混ぜご飯丼」
という名でしたらピンと来たと思います。
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「ひつまぶし」
鰻のカバ焼き屋のご主人が
崩れて売り物にならない鰻のカバ焼きを
さて、どうしたものか？と考えた末に生まれた食べ方のようですね。
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「ひつまぶし」＝「ひつ」＋「まぶす」
ヒツとはおひつのことですね。
温かい出来立てのご飯を入れる木製の入れ物
「ひつまぶし」とは
ご飯の上に海苔を敷き、その上にほぐした鰻の小片をすき間無く並べたモノ。
私はサンタモニカ八百半に入っている「だるま寿司」のあなごの「ひつまぶし」が
好きです。
寿司ご飯の上にあなごの細切りがびっしり詰めてあります。
おいしいですよ。
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我が家は母方は大阪人の祖父母だったので、その上、祖母は料理屋をしていたので
食べるモノにはうるさい家でしたが
父方は後家の祖母が商売をしていて使用人にいかにまずくて量の多いモノを安く食べさせるか
という典型的名古屋人でしたから
母は結婚していかに服部家の家風を守るか大変だったようです。
子供心なりにも「おいしいモノ」って食べた経験が無い。。。
姉が特殊な学科に進んだので
姉を窓口に世間のお家では「美味しい物」を食べているらしいということを知りました。
ふふふ
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それ迄「おいしいモノ」とはどんな味か知りませんでした。
だから当時の私は細かったですよ。
ガリガリのヒョロヒョロでした。
夕飯だ、って声を掛けられると
最初に「いらない」と答えていたくらいですから。
ふふふ ｘ２
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夕食食べたくないからパン屋さんでクリームパンを買って食べてました。
世の中においしいモノがあるとすれば、
私にとって「至福の味」とはクリームパンでした。
ふふふ ｘ ３
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美味しいモノを我が家にモタラシタのは姉で
それは姉の学校が特殊で
名古屋以外から生徒が来ているせいだ
と思っていました。
ただ単に「服部家」の家風が食べることには質実剛健ということだった
と知ったのははるか後世のことでありました。
ふふふ ｘ４
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でも「名古屋学」の本を読んでいたら
名古屋の食事は「合理的・経済的」だそうでした。
って、事は。。。家風という訳でも無かったらしい？？？
ふふふ ｘ５
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姉のお蔭で食べるモノにお金がかかる
という経済革命が我が家に起きたと思います。
ふふふ
記憶の片隅にある
初めてのグレープ・フルーツは
当時１個が３６０円でした。
要するに１個１ドル３６０円だったという訳です。
当時インドりんごが５つか７つで１００円だったのを記憶しています。
ふふふ ｘ６
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姉のお蔭で
グレープ・フルーツを横に半分に切り
切り口にアイシングと呼ばれる粉砂糖を掛け
ぎざぎざの切り口のスプーンでひらりひらりとすくって食べる
という文化が我が家にもたらされました。
この文化革命は更に「オレンジの剥き方」という
高度なテーブル・マナーまで我が家に輸入される事と相成りました。
ふふふ ｘ７
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文化の源・中国の文化大革命よりも早く
我が家を席巻したテーブル・マナーの数々は
シュークリームの正しい頂き方だの
バナナをナイフとフォークで剥いて１切れ毎に口へ運ぶという
社会に於ける正しい人間の在り方にまで発展しました。
ワタクシは途中で降りましたが。
ふふふ ｘ８
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礼儀というのはいろいろ有りますようで
ワタクシの人間形成の最頂点は
足利幕府の武家の作法というのを経験することで
後は崖を転がり落ちるように
「どーでもいいんじゃないの？」
に変化して行きました。
だから時々失敗します。
ふふふ ｘ９
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身に付かない数々の作法で混乱していますが
小笠原流というのは「庶民の作法」だったような記憶であります。
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がんじがらめの日本での作法に息苦しくなり
逃げ出したアメリカでは
なんと各国流の作法が存在することに気が付きました。
普通は「料理の最高峰はフランス料理でテーブルマナーは英国式が正統」というのだそうです。
私はアメリカで最初はチェコ式テーブルマナーを習い、
その次がギリシャ式テーブルマナーでした。
ギリシャ式も家庭料理の時の普段のマナーとお客様がいらっしゃる時のマナーがあって
戸惑いました。
冷や汗３斗！
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アメリカの、いわゆるアメリカ人である夫には
日本で言うテーブルマナーにはいろいろ言いたいこともあるようですが
口に出して言わないところがアメリカ人の寛容さというか
紳士振りであります。
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テーブルに着いた時の「手」の置き方でも
フランス式だのイギリス式だのあるようです。
夫は「アメリカではそうはしない」と言うぐらいです。
ふふふ ｘ１０
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いつだったかポテトチップスを夫の会社で
箸でつまんで１枚１枚食べていたところ
アメリカ人のアルバイトの男の子に見られてしまい
「日本人が箸を使うことは知ってたけど
ポテトチップス食べるのに箸を使うこと迄は知らなかった」
と言われてしまいました。
あ〜、冷や汗３斗 ｘ２
ふふふ
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「食」とは「文化」そのものなのですよね。
「文化」とは何と。。。(^^;
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現在のワタクシは「日本の食文化」の恩恵には＜時々＞与かっていますが
殆どが車にガソリンを補給するような程度の原始的食文化です。
「名古屋学」の本で名古屋の食べ物がいくつか紹介されていましたが
どれ１つ（あぁ、そうだった！）と思うモノは無く
「きしめんってこういうモノで、こうやって食べるモノだったの？」
という驚きの連続でありました。
名古屋名物：
「きしめん」
「味噌煮込みうどん」
「味噌カツ」
「ひつまぶし」
「どて焼き」
「すがきやのラーメン」
「守口漬け」
以上どれも私には「縁の無いモノ」ばかりでありました。
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ワタクシの父親の口癖：
「食べる物に贅沢して良いと思ってるのか？！今に罰が当る」
ガーン！
↑
罰が当った音←(^^;
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>マイルストーンさんの投稿に「ひつまぶし」があったような記憶です。
>もしかすると、おっちゃんさん、かも知れません。
なかにしさん投稿の「服部さん、瓦そば知ってます？？」スレッドに
私がカキコしたものです。
「ひつまぶし」これって絶対、「暇つぶし」と勘違いして読んでる人
いるんだろうなぁ（笑）
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Nowhere Man さんでいらっしゃいましたか。
それは失礼をば致しました。
蔭の声：
良かった！「彦島」の男性の名を全て挙げたりしなくて。
ホントに「服部 明子」って浮気な女だ、
って書かれてしまうところでした。
ふぅ〜。。。
料理とか調理の世界の単語は疎いです。。。（恥）
先日もＸＸという香り草が話題に出て
私は知らない
と答えましたが
「先週ＸＸさんが持って来たサラダに入ってた○○よ」
と言われてやっと分かりましたが
数日でとっくにどんな名前だったか失念しています。
never learn であります。
ふふふ
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それにしても
鰻の「ひつまぶし」は「あなごと寿司めし」のひつまぶしより
ずっと美味しそうですね。
次回名古屋に行くことがあったら
北条君に連れて行って貰うかな？
北条君に業務連絡：
君、ひつまぶし、知ってた？
これで名古屋に行かなければならない理由が出来てしまいましたね。
では一緒に行きますか？
私のマンションの向かいの鰻屋さんに「ひつまぶし」ってあったかしら？
大津通りの向こう側の鰻屋さん。
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ひつまぶし！！なつかし〜い、もう一度食べたい。
私は、会社の人に誘われて２回程食べに行きました。
熱田神宮の境内にあって、
「ひつまぶしを食べるなら、まぁここダワネ（名古屋弁でどうぞ）」
といわれているお店です。
地元の人によれば、一杯目は普通の混ぜご飯として食べて、二杯目はお茶漬けにして食べるそうです。
私も真似して食べましたが、ボリュームがあって、とてもじゃないけど二杯全部は食べられませんでした。
本当に美味しいんだけど、最後はどうしてもお腹が苦しくなります。
食べに行くなら、しっかりお腹を空かして行った方がいいですよ〜。
でも私が行ったお店の場合、土用の丑の日は２時間待ち覚悟です。
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ところで名古屋といえば、思い出すのは八丁味噌。
名古屋のアパートで初めてお味噌汁をつくったとき、買ってきた味噌を溶いたらあまりに黒いので、
「どうしよう、味噌の量が多すぎた、これじゃ辛いよ〜」
と一人騒いだのは私です（笑〉。
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八丁味噌：
丸大豆使用なので色が黒いのだそうです。
普通の＜ヨソ＞の味噌は米とか麦が混じっているのだそうです。
醤油も同じで
＜タマリ＞というのは大豆マルマル使用なので
黒いのだそうです。
＜醤油＞はタマリとは違って材料に他の物が入っているそうです。
「名古屋学」に書いてありました。
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あれれ？
熱田神宮の鰻屋さん、って行ったことあるような気がする。
誰か（男性？）に連れられて行ったような？
熱田さんで何でこんな物を食べるのだろう？
と思った記憶あり。
って事は「ひつまぶし」食べたこと有り？
多分ワタクシの感じでは・・・
「鰻をこんな風にして食べるのは邪道だ」と思ったのでしょう。
それで記憶に残っていない？
本日の格言：
「豚に真珠」
「服部 明子のひつまぶし」
う〜ん。。。
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昨夜は「ひつまぶし」を誰に連れて行って貰ったのか考えていたら
眠られなくなってしまいました。
？？？
何かを食べに境内の中を延々と歩いた記憶ははっきりある。
太陽の位置からして夕方だったような？
ということは仕事が終わってからだったらしい。
となると「相手」の男性は北条君しか考えられない。
「ひつまぶし？ちゃんとオバサンを食べに連れて行ってやったがねー」
と言われそう。
「ガツガツ食べとらっせたでー」
と言われそう。
やっぱり食べた経験有りらしい。
好物の鰻の席では
鰻の向こうの男の顔なんぞ
記憶に残る訳は無かった
って事だったらしい。
鰻の「ひつまぶし」を頂いた、というよりは
私にとっては「鰻」を食べた、
嬉しかった、
の一言だったようであります。
以上が納得の行く合理的解釈であります。
北条君に業務連絡：
ごめんね。
次回は君の顔をしっかり意識して鰻を食べることにするね。
連想占いで「雪」だなんて連想してごめんね。
オバサンを悦ばそうとしてくれてた事を今はしっかり肝に銘じています。
でも広い熱田さんの境内を歩き回るのはヤッパしカンベンね。
オバサンは君のように若くは無いのだ。
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早速北条君からレスが来ました。
「ひつまぶし」
これは、熱田神宮の中にある（今は、あったと言うべきですが。）
『蓬莱軒』（ほうらいけん）のことだと思います。
今でも店の位置を変えて営業はしています。
鰻は、焼きとタレの加減で美味さも決まるのでしょうから
食べ方が従来の長焼き風で食べようと
ひつまぶしのように切り刻んで食べようとも
食べる事に何も違いはないから 美味しい と評判のようです。
確かに自分も何度か食べに行ったこともあるし
かなり以前に行った事もあったから
もしかしたら おばさんとも 行った事が有ったかもしれないです？？
確かに行った。
確かに食べた。
でも私は「鰻」を食べたつもりだった。
張り合いの無いヤツだ＞わたし r(^^;
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だんだん「蓬莱軒」の建物の外容を思い出しつつあります。
今は建物の中に入った所まで思い出した。
仲居さんの前掛け姿も思い出した。割烹義とか言ったっけ。
中に入った記憶があるというのは
食べた
って事ですね。
でもさー、その後向かった場所は親の家だったような。
って事は学生時代？
こうして書いていると
その時着てたチンチクリンのミニスカート姿を思い出します。
ふふふ
若くて可愛かったワタクシの過去の顔形が。。。
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