[1] | 空の青海のあをさんからのコメント(2019年09月12日 02時56分24秒 ) | パスワード |
今尾 恵介さん
1959年生まれ。
出版社勤務を経て91年、鉄道・地名・地図に関する執筆活動を始める。
日本地図センター客員研究員、日本国際地図学会評議員。
著書に「地形図でたどる鉄道史(東日本編、西日本編)」(JTBパブリッシング)、「地名の社会学」(角川選書)、「線路を楽しむ鉄道学」(講談社現代新書)など。
「地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み・関西2 近鉄・南海」(白水社)が3月刊行された。
続きURL
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20190312-OYT8T50042/2/
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20190312-OYT8T50042/3/
兵庫県篠山市は今年5月、市名を丹波篠山市と改めた。
報道によれば、原因は同市と接する「丹波市」にあるとのこと。
2004年に6町合併でできた自治体が(周辺地域一帯を指す)旧国名を名乗り、近年、「丹波の黒豆」「丹波栗」などとして有名な篠山市の産品が丹波市産と誤解されるなど、ブランド力の低下に危機感を抱いているそうです。
旧国名の丹波は京都府内の一部も含むため、丹波市ができる時には京都府内からも異議申し立てがありました。
5町の合併で02年に生まれた香川県「さぬき市」も、同県の旧国名・讃岐にちなみます。
今や全国的なブランドになった讃岐うどんの本場である丸亀市や坂出市は、内心穏やかではないのではないでしょうか。
もし僭称地名の番付があったら、東西の横綱に挙げたいのは、岩手県の「奥州市」と鹿児島県の「南九州市」です。
ほかにも愛媛県「四国中央市」、山梨県「南アルプス市」など、挙げ始めたらきりがありません。
特に奥州市について言えば、陸奥みちのくの異称である奥州は今の福島、宮城、岩手、青森県と秋田県の一部に相当し、総面積は九州とほぼ同じ。
これを一つの自治体が名乗るのは、いかがなものでしょう。
旧国名を名乗るのが全て「僭称」というわけではありません。
長崎県の対馬市や新潟県の佐渡市は、エリアが旧国名そのままですし、三重県の志摩市、伊賀市もほぼ重なっています。
以下略
すっごく面白い。
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