[1] | 空の青海のあをさんからのコメント(2015年05月20日 10時42分45秒 ) | パスワード |
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砂山から銅鐸7個発見…「国宝級の資料」評価も
2015年05月20日 01時36分
弥生時代中期(紀元前2世紀頃)の銅鐸どうたく7個が、兵庫県南あわじ市(淡路島)で見つかり、県教委と市教委が19日、発表した。
海岸近くの松帆まつほ地区から採取された砂の山から見つかり、「松帆銅鐸」と名付けられた。出土数では、最多の島根県雲南市・加茂岩倉遺跡(39個)などに次ぐ4番目となり、一度に大量に埋められた最古のケースとなる。専門家は「初期の銅鐸祭祀さいしの解明につながる国宝級の資料」と評価している。
銅鐸は、高さ22〜32センチ、底幅13〜19センチで、絵画が描かれていない古い時期のもの。うち1個は、上部の半円形の「鈕ちゅう」と呼ばれる部分の断面がひし形をした「菱環鈕りょうかんちゅう式」で、全国でほかに11例しか確認されていない最古段階のものだ。また、3個には銅鐸を鳴らすため内部につるす青銅製の棒「舌ぜつ」(長さ8〜13センチ)が付いていた。一度に見つかった舌の数としては最多。舌が付いたまま大量埋納された例はなく、銅鐸を大量に埋める祭祀の最初の形態だった可能性がある。
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