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 投稿番号:101010 投稿日:2007年07月27日 01時41分41秒  パスワード
 お名前:美綱
落という姓は?
キーワード:落姓 丸に平四つ目結いの紋
コメントの種類 :その他  パスワード

初めてお便りさせていただきます。私は、宮崎に500年前から同じ場所に住み続けていた、宇多源氏の佐々木氏一族の末裔として生まれました。家の敷地内に、佐々木姓のお墓が沢山並んでいます。子供の頃から、椎葉、五家の荘など、馴染みの深いところであります。

家紋は丸に平四つ目結いです。現在は東京暮らしですが、最近知り合った友人の姓が 落(オチ)さんといい、熊本県阿久根の平家の末裔とのことで、話が弾みました。ところが、家紋を写真で見せてもらうと、これが私の家と同じなのです。
彼が平家の末裔であることは間違いないと思うのですが、その家紋が敵方である源氏の一族と同じと言うことはありえるのでしょうか?
又、人目を逃れ、名前を隠すために本名を名乗らず、落人の落(オチ)を 苗字としてきたと言うのですが、これはもともと平家の姓にあったものではないのでしょうか?
どなたかお教えください。よろしくお願いします。

[1]美綱さんからのコメント(2007年07月27日 01時43分59秒 ) パスワード

すみません。熊本県の阿久根ではなく、鹿児島県の阿久根です。訂正させてください。
[2]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年07月27日 02時54分34秒 ) パスワード

美綱さん


初めまして。
まったく分かりません。

7000傑さんからレスを頂けるといいですね。


ただ
>その家紋が敵方である源氏の一族と同じと言うことはありえるのでしょうか?

これについては
家紋は「限定」じゃないですから
四つ目紋は源平藤橘高階その他で使用していますよ。


うちは戦国時代の終わりに落人になった時
姓を変え
紋は佐々木から来てた嫁の家紋に替え
生き延びましたよ。
[3]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年07月27日 03時02分51秒 ) パスワード

姓も遡るお話は難しいですよね。


平家で落さん?


わたくしが考え付く範囲では
もしかすると「伊予の越智姓の一族」が越智一族(河野とか川野とか)と離反して
平家方にそのまま残って
それで「越智」姓を使えなくなって「落」と変えた、のかな?
と想像します。



つまり
伊予の本姓越智氏・俗姓河野(川野)四郎通信は
平家の代官の悪人ぶりに平家に反旗を翻し
頼朝に味方しました。


ですから
この時、河野四郎通信の味方をせず
そのまま平家に残った越智さんの一族の御子孫かな?
[4]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年07月27日 03時12分59秒 ) パスワード

4つ目紋の使用者の代表が佐々木氏というだけの話であって他の家でも使ってると上記に記しましたが


江戸時代に徳川幕府に出自を提出した時
平氏で4つ目紋を使用している家は

山路
金田
三井
猪飼
川口
だそうで、今とは違って、江戸時代あたりは「複数」の紋を使っていたんですよ。


宗さんは平知盛さまの3男の家でしたっけ?
猪飼さんは三重県バリバリの名字だと思うけど日本では4世紀あたりからの名字かもね。


川口さんは平清盛の家の家老だった平貞能の子孫の大橋の子孫のそのまた流れの川口さんかしら?
徳川家康の御祖母さまが3回目の御結婚の時の嫁ぎ先かしら?



でも九州でしたら
平家というのも考えられるし
南朝方がらみだなあとも思うし。
状況証拠からして「平家」に納得します。



7000傑さんからレスがあると良いですね。
[5]美綱さんからのコメント(2007年07月27日 08時49分51秒 ) パスワード

早速の皆様のご回答感謝します。実は1週間前にこの落さんに会って以来、いろいろな平家関連サイトを拝見して、ここにたどり着きました。落さんは小さいときから、親類にお前が最後の落家の人間だからと言われて育ったのだそうです。
岩の割れ目のような入り口から入ると、目の前に大きく開けた場所に出るという、写真も見せてもらいました。最近40年ぶりにあった、おばさんにもらったものと言うことでした。私は、見た瞬間に椎葉を思い出しました。
落神社というのもあり、近くの墓もすべて名前はないのだと聞きました。
又、そのおばさんも含め元非常にもと平家の出であることを誇りとし、他の人間は低く見ていたのだそうです。
どの時代まで隠れ住んでいて、いつごろから一般(?)と交流し始めたのかなあと考えますが、やはり源氏が衰退してからなんでしょうね。
ご回答感謝します。
[6]mino阿弥さんからのコメント(2007年07月27日 10時30分43秒 ) パスワード

足利氏流の細川氏は九曜紋を使用していますから、あまり紋は関係ないのでないかと思います。越智氏は伊予の越智氏流とされる河野氏、大和源氏の越智氏が思い浮かびますが、河野氏は、藤原姓を称したり伊予に所領のあった橘氏も関係しているはずで、本当のところはよくわかりません。
系図は、その時代の状況により、いろいろな理由で出自が変わって都合の良いように付会されたものが多いと思います。
そういう意味では、ご自身の家の伝承が一番正しいと思います。
他人が、とやかく言えるようなことではなく、またわからないと思います。
島津氏の祖は源頼朝の庶子という説もありますが、こんな不思議な伝承に興味を持ち、時代背景の勉強をすることも歴史の楽しみであると思います。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉もあり、独立自尊といったプライドは必要であると思いますが、出自をタテに人を見下すということは、最も避けるべきことだと思います。
[7]日本の苗字七千傑さんからのコメント(2007年07月27日 13時30分37秒 ) パスワード
URL=http://www.myj7000.jp-biz.net/

落姓が落人の略なんて言うのは、単なるヨタ話です。
落姓は西日本に多く分布して、特に鹿児島県阿久根市に多い。
発祥地は近江国浅井郡落(おち)邑と思われます。
従って美綱さんの宇多源氏佐々木氏族末裔と言われるのには信憑性があります。
薩隅日の平氏末裔と称す家の多くは源頼朝麾下の坂東平氏(主として桓武平氏良文流)で、平家(正確には伊勢平氏)滅亡後薩隅日へ新補地頭として下向したのです。
[8]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年07月27日 13時51分25秒 ) パスワード

ということは、御自分の家の神社を持ってらっしゃるということで
神職さんでもあるわけですね。

そうすると
やっぱり古い家なんでしょうね。


明治維新という不幸な時代にお寺をやめて神社になったという例もあるので
そのことを書きますね。


知り合いの家が平家バリバリの家で
さらに
伊勢神宮関係者で
もうスゴイ御宅なんですけどね


ところが「ウチは明治時代になって国教が神道になってから神職になった」と聞きました。
こういう事もあるんですねえ。
でも神職になるには、それも格の高い神職になるには、それなりじゃないとなれないですからね。


こういうことがあるので
明治以降の神社なのかそれ以前からの神社なのか

調べられるのではありませんか?


それに土地の歴史を調べれば書かれていそうですけどね。


「落人だから姓が落」というのは信じられないので
もともとは ○落とか落合とか そういうのから 落 になったかも知れないし
越智氏がらみか

もともと「平家出身」というのも
  伊賀伊勢の平氏である「平家」なのか
  藤原忠清一族のように出身は藤原氏だけど「平家方」になったのか
  とにかく「平家」に関わりがあったのか
  ひょっとすると宇佐神宮関係者かも知れないし
  さらには
  京都の公家系で平家と縁があって都落ちに同行したのかも知れないし


地元の歴史書を取り寄せて調べるのが1番でしょうけど


ある日、突然、引き合うってありますから
その上、家紋も一緒というのが不思議ですしね。
そろそろお盆ですから御先祖さまが引き合わせたのかも知れないし


我が家も
母方と父方と同じパターンで
母の大阪の従姉妹が結婚してたという不思議な話がありまして

それを発見したのが「家紋のついた袱紗」からなんです。
なんで父の家紋と大阪の母の従姉妹の旦那さんの家紋が一緒なんだ?


名字は違うし出身地も違うし全然関係無いと思ってたのに
調べれば調べるほど「この世には偶然なんてないんですよ〜」でした。笑

そういう不思議な力って働くのかもですよ。


美綱さんにとってこれからの日々は調べれば調べるほど不思議な世界かも。

ワタシにとって落さんの家については全く分からないことだけど
400年以上も前に佐々木から嫁に来た女性がいますから
もっと前にも佐々木氏とは縁があって(14世紀の人ですが)
ワタシにも佐々木氏の血が少しは混じってるんで

きっと落さんと美綱さんとワタシと上記の知り合いも
日本人ならみんな
平家も源氏も超えたつながりがあるんですよ〜


普段は見えないけど何かをきっかけとして突如それが姿を現すのですよ。
それが日本人だと思います。日本人の血とか日本人のDNAとかね。
だから人は「ヒトメ惚れ」をするんだと思う。
血のDNAに刷り込まれた過去の記憶が(先祖達が)ヤアヤアお久し振り!と挨拶したんだと思う。


わたくしも1000年を超える絆で結ばれたヒトがいますから。
それも何重にも結ばれているというのが分かってます。
ま、今生で絶ちたいと思ってますけどね。笑
[9]暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年07月27日 14時04分26秒 ) パスワード

そうすると近江の御縁で「落さん」「美綱さん」「ワタシ」が繋がりましたね。
更に大阪のおばの旦那の家も。
更にワタクシの知り合いも。

日本人ってこうやってみんな繋がっちゃうのよね。



人間って移動するから疎遠になって他人になっていくのよねえ。
それがヒョンなことからまた出会う。
でも過去の記憶は全く忘れているから「とっても惹かれる人」の存在理由って
こういう事なんでしょうね。


7000傑さん
ありがとう!
[10]美綱さんからのコメント(2007年07月27日 21時59分36秒 ) パスワード

沢山のご回答、ありがとうございます。こんなに早くお答えがいただけるとは思わず、
仕事から帰ってPCをあけてびっくり。ネットに改めて感謝です。

お答えいただいた数々、早速オチさんにお伝えするつもりです。

調べてたら興味深い家系に生まれながら、わからないままにしているのはもったいないですよね。

私の父も、自分の先祖には大して興味がないらしく、私が大学生の頃、敷地内のお墓の名前と時代を薮蚊にさされながら必死に書き取ったのに、ろくにみてもくれず、結果そのメモもなくなってしまいました。

反面、今は亡き祖父は、幼い私にいろいろ先祖のことを話してくれたのに、
何のことやらわからなかった私は大して聞いていませんでした。
今考えると、惜しいことをしました。

オチさんの姓のこと、その姓の人たちが鹿児島の阿久根にいることを
報告してみます。

本人は、まだ鹿児島にも行ったことがないようですから。

皆様本当にありがとうございます。
[11]さんからのコメント(2011年12月08日 14時46分04秒 ) パスワード

岡◯市に、ラーメン屋を何軒か営んでる落さんが知り合いにいますが、
お父さんは、中国で餃子の作り方を覚えて戦後日本へ来たそうです。
中華系もいるんじゃないですか?
[13]るぅさんからのコメント(2015年10月29日 00時27分22秒 ) パスワード

たまたま調べていてたどり着きました。

もう皆さんいらっしゃらないかな?

私の祖母は、鹿児島県阿久根市に住んでおり 旧姓は 落です。

私は、大阪在住ですが

たまに会いに帰ると おとしの…だとか平家の落人の話をしてます。


皆さんの話を聞いて、ドキドキしました。
突然すみませんでした。
[14]さんからのコメント(2016年03月09日 21時52分53秒 ) パスワード

亡き祖父も鹿児島阿久根出身の落です。私の旧姓は落。叔父二人いますが当然その子どもたちも含め、落です。意外といるものですね。
[16]河野氏さんからのコメント(2017年10月09日 13時00分31秒 ) パスワード

こんにちは、初めて投稿させて頂きます。平家の子孫は大体山の奥等、分かりにくい場所に住んだりしていますが、落さんも分かりにくい場所では有るのでしょうか?後、源氏、平氏、藤原氏等有りますが、昔は敵味方の関係で、敵であったのが、そちらに負けて仕える等も有りましたし、平氏家方から源氏方に婚姻を持つものも居ました。しかし、これは必ず繋がりが有るものだと思います。歴史を辿ると、有名であった氏族は、大体途切れず繋がりが有るもので、共通点も有ると思います。推測ではあるので半分は流して下さい。家は、かつて大きな氏族で、越智氏との関係もあったと思います。越智氏では在りませんが。代々水田と関係してきました。みよじも水との関係が深いようで、水軍でした。たまたま先祖の名前に、家の先祖と同じ名前があり、家臣だった方の子孫が家と同じ家紋を使っていました。家はたまたま、Wikipediaに載っている方々と関係が有りましたので、辿りやすかったのと、江戸時代初期前からあったお寺とその後に有りました神社が越智氏が建てた神社で、どちらも繋がりがあったので知りましたけど。ちなみに、越智氏を平氏と判断されるのはおかしいと。落さんが越智氏であるのは確かでしょうか?越智氏は非常に大きく、源氏とも、又ある平氏とも関係はありまして、かなり歴史も有るので一概には言い切れません。但し戦いの中で負けた方方に付き、滅びた等が有りましたら、平家であると思いますし婚姻関係で、源氏が平氏とされるのはあったと思います。
[18]さんからのコメント(2018年05月13日 01時59分51秒 ) パスワード

鹿児島の落平神社ご存じですか。
平家が落ち延びたという伝説のある土地です。
私の祖父はここの集落で暮らしていたのですが姓を落と言います。
その昔、落という姓をあまり良い響きではないと嫌った人たちが混乱の時代(戦時中ですかね)、漢字を変えて名乗るようになった者も多いと子どもの頃に聞きました。
落は、どんどん少なくなっていると聞きます。
ご先祖様があまり良い響きではないこの姓を減らそうと、女の子しか生まれないようにしているとかなんとか…嫁いで姓が変わると男の子が生まれるんですけどね。落の家に生まれた男には子ができないか女の子しか生まれないと私の親戚は言っていますね…
まあ少子化ですからね。
[23]さんからのコメント(2022年07月16日 01時36分17秒 ) パスワード

阿久根市郷土誌によると、壇之浦から逃げ延びた平氏の生き残りが住み着いて落と名乗り、地名も落になったと残されていました。
上床山の頂上から見張りを張り、そこから帰る道をくだしといったことから、この地をおとし(落)と名乗ったのだろう。
と書かれています。

落人とか言われてきましたが人ではなく道からつけていたとは盲点でしたね
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