[1] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月22日 02時01分32秒 ) | パスワード |
1962年映画「切腹」
琵琶で緊迫感を演出
1964年映画「暗殺」
尺八で不条理さを演出。
幕末という時代が暗殺という不条理さを生んでしまった。
モノトーンに近い音の力で出した。
[2] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月22日 02時08分02秒 ) | パスワード |
日本の楽器のモノトーンに近いけれど「間」=「沈黙」が続けられるので
そこに逆に「生命感」が躍動する。
日本の楽器は「緊迫感」や「命」を持っている。
西洋音楽は機能和音なので性格が「決まっている」。
楽譜も5線の上に決められている。
日本の音楽は図形楽譜なので「かすれ」や「揺らぎ」や「間」が
生きるか死ぬかを支配する。
[3] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月22日 02時09分48秒 ) | パスワード |
琵琶や尺八などの伝統楽器には歴史が秘められている。
そこが聴く者の心を揺さぶる。
[4] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月22日 02時12分41秒 ) | パスワード |
それは日本の「書」にも通じる。
確かに西洋の「書」はせいぜい「絵」にはなっても「美術」や「芸術」というのには及びませんものね。
中国の「書」も日本の「書」に比べるとレベルが・・・(って、ワタシが言って良いのか? 汗)
[5] | 総督さんからのコメント(2007年03月22日 05時05分22秒 ) | パスワード |
非常に興味があります教えてください。
[6] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月22日 08時14分26秒 ) | パスワード |
この映画を是非御覧になってください。
1962年映画「切腹」
琵琶で緊迫感を演出
1964年映画「暗殺」
尺八で不条理さを演出。
今の大河ドラマ「風林火山」は中国の音楽ですよね。楽器も中国ので。
これも良いですよね。
胸を締め付けるような音。
現代的な洋楽器でも違和感はあんまり無いのですけど
伝統的な楽器って
訴える情感が広くて深いなあ、と。
[7] | 総督さんからのコメント(2007年03月22日 13時23分48秒 ) | パスワード |
私の学生の頃見た石浜明の竹光の腹切のシーンかありましたが、もしかしてあれでわないんですか。
[8] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月22日 13時46分26秒 ) | パスワード |
そうです。
配役
* 仲代達矢 ナカダイタツヤ (津雲半四郎)
* 岩下志麻 イワシタシマ (津雲美保)
* 石浜朗 イシハマアキラ (千々岩求女)
* 稲葉義男 イナバヨシオ (千々岩陣内)
* 三國連太郎 ミクニレンタロウ (斎藤勘解由)
[9] | 総督さんからのコメント(2007年03月23日 00時22分22秒 ) | パスワード |
やつぱそうですか私全然忘れていました、草々たる役者が出ていたんですね筋も殆ど忘れています、ただ腹切りするので軒おかせといつて金儲けするんであるがあるとき竹光ですることになるんですね、50年もたつているんで良く覚えてないが先日も田中絹代の没後30年の花嵐忌と結うのが市民館であり、昭和49年のサンダカンがあり作家ほ山崎朋子さんの講演があり拝聴しました、出席者も少なくがらんとしてましたがコレが下関だと思いました、私のばわい楢山節考を見てブラジルに行き昭和45年に帰国しましたが50年なんて光陰の如しでした。
[10] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月23日 02時02分18秒 ) | パスワード |
「楢山節考」
これも凄い作品ですね。
>昭和45年に帰国しました
私はこの辺りから人生が始まったという感じです。
笑
総督さんは「青春が終わった」ところですね。
笑
[11] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月23日 02時04分49秒 ) | パスワード |
<4>の書についてですが
「水」の違いもあるんですって。
つまり
大陸(中国)は硬水
日本は軟水
この違いが墨の発色や滲み方が違うから。
硬水だと粒子が粗く滲みにムラが出る
軟水では滑らかに滲むので繊細に書けるんだそうです。
[12] | 谷山正夫さんからのコメント(2007年03月26日 11時36分31秒 ) | パスワード |
こんにちは。このコーナー既に墨の話に展開しているのに話をもとに戻すようですみません。
武満徹って現代音楽では世界的に有名な方。一度聞いたらまた聞きたいと思わない難解な曲。ちょうど二三週位前だったと思いますが、NHK3チャンネルで武満の特集みたいな番組がありました。そのなかで歌手の石川セリさんが武満のポピュラー音楽を歌っていました。彼はポピュラーも作っていたんですね。
彼の映画音楽では『切腹』『乱』などいろいろ有名ですが、そのなかでも『怪談・黒髪』がとても強く印象に残っています。あの頃私が未だ中学生だったと思います。黒髪の効果音楽では西洋楽器のなかに琵琶と尺八が使われていたのでしようか、怖さだけでなく若い男と女の悲しいさがみたいなものを感じてしまったものでした。
[13] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月26日 12時04分05秒 ) | パスワード |
>NHK3チャンネルで武満の特集みたいな番組がありました。
この番組かもですね。
「乱」もそうでしたか。
>「黒髪」の効果音楽では西洋楽器のなかに琵琶と尺八が使われていたのでしようか、
>怖さだけでなく若い男と女の悲しいサガみたいなものを感じてしまったものでした。
琵琶も尺八も「怖い」ですよね。
>怖さだけでなく若い男と女の悲しいサガみたいなものを感じてしまったものでした。
でしょうね。
[14] | からす(改名致しました)さんからのコメント(2007年03月28日 23時11分44秒 ) | パスワード |
武満といえば、「ノヴェンバー・ステップス」。
薩摩琵琶の鶴田錦史と尺八の横山勝也の協力で出来た曲です。
私の師は鶴田先生の弟子で、よくその辺りの話を聞いたり、
琵琶のパート譜を見せてもらったりしました。
私の周囲は皆、一度は弾いてみたいと思っているようです。
横山先生には、何度か面識があります、一応。
友人達は何人も弟子になっていましたし、
横山先生もよくこの曲のお話はなさっていました。
オケのスコアも見ましたが、クラスターの効果を狙っているのでしょうね。
コンチェルト・グロッソのような曲です。。。
鶴田先生に色々アドバイスされながら出来た曲で、
これにより、琵琶の奏法から譜のシステムまでを知り、
以後の和楽器を使った曲を作るきっかけとなったのだとか。
そのように、師から聞きました。
[15] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2007年03月29日 02時28分40秒 ) | パスワード |
からすさん
>武満といえば、「ノヴェンバー・ステップス」。
なんですってね。
今日の放送分で分かりました。
武満徹は
ビートルズを小澤征爾から紹介されて非常に感銘を受けたそうです。
ビートルズの音楽は
「単純な和音でありながら聴くたびに新しい発見がある」
と評しているそうです。
で、気に入ったのをギターに編曲しているそうです。
「桑田けいすけとポール・マッカートニーはメロディ・メーカーとして天才」
だとも語っていたそうです。
「自分の曲は基本的に『歌』だ」と評しているそうです。
戦争中にこっそり聴かせてもらったシャンソンの
リュシェンヌ・ボワイエの「聞かせてよ愛の言葉を」に感動したそうです。
その心は「自由への憧れ」かな?
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