キーワード:甲子夜話 平家伝説 コメントの種類 :質問
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こんにちわ。
ご質問があります。
江戸の終わりに「甲子夜話」(松浦静山)という本があります。
その本に平家伝説が載っているそうです。ある文献の引用文によると、
「筑前の僧が上京したおり、三月十八日長門赤間関に停泊したときの話として......船頭どものいうことには、今日は何事もしゃべってはいけない、話しなどすると災難がかかる、という。なぜかと聞くと、今日は平家滅亡の日であるから、もし物語などすると必ず災いがある、といった。見ると海上一面に霧がかかり、おぼろな中に何か人の形が多く現われた。これは平家の怨霊であるという。この怨霊は人声を聞けば、その船をひっくり返すので談話は絶対に禁物という。」とのことだそうです。
そこでこの原文が載っている文献を探しているのですが、「甲子夜話」はかなりの冊数で、なかなか見つかりません。
三篇と続編があるみたいなんですが。
もし何巻に載っているということをご存知な方がいらっしゃれば教えて下さい。
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