[1] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2006年04月11日 12時46分33秒 ) | パスワード |
わたくしが「西行さんってプライドが高かったんじゃないか」と話題を振ったレス:
私個人的には、西行がプライドが高いとは思いませんが。
結構世渡りが旨く、勿体振る性格じゃないかと。
頼朝から古実や武士の心を訊かれても中々話さない。
でも話し始めたら、和紙37枚に及ぶほど語るなんて、それが顕著に出ている。
これも通行証と奥州・藤原から沙金をもらうための請文を貰うためでしょうよ。
貰ったあとに、「和歌のこつ」を訊かれたら、「わずか、みそひと文字」の一言だけ。
凄く、ドライな人柄だと思いません?
頼朝も通行証や請文を渡す前に訊けば、もっと詳しく教えてくれたろうに。
[2] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2006年04月11日 21時54分13秒 ) | パスワード |
レス2:
西行の人生の先生は、天皇か清盛あたりじゃないでしょうか。
狡さは天皇、商売の手法は清盛かな。
日本人って、義理深いから「誰がただで教えるか」と冷たく出来ないんです。
西行のこの割り切り方は、アメリカ人的かも知れません。
こういう伝説の真意は分かりません。
しかし、火の無い所に煙は立たずですから、或いはこういう面はあったかも。
[3] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2006年04月12日 01時47分50秒 ) | パスワード |
レス:
西行は頼朝に面会を求める時、「俗名は清盛、法名は西行」と名乗ったとか。
普通なら殺されるよ。
死地を乗り越えた頼朝は、死地を覚悟して乗り込んだ西行に会った。
こうみると、頼朝も西行も中々の男たちですね。
新しい時代を作ろうとした頼朝。
新しい時代を吸収しようとした西行。
通じるところがあったんでしょう。
[4] | 暇潰しのギャンブラーさんからのコメント(2006年04月12日 12時44分01秒 ) | パスワード |
レスより:
私は西行の性格から、強がっただけと思いますよ。
だって頼朝から通行証だの、藤原から貰う沙金の請文も書いてもらわなきゃならない。
そういう弱味を持っています。
西行は、余りにも態度が大きいので斬られそうになった。
それを「まあまあ」と止めたのは頼朝。
演出としては頼朝の方が一枚上です。
ですから、古実の教えも頼朝の前で言わざるを得なかった。
言わなきゃ殺されちゃうもんね。
でも書いてもらったあとは、態度が再び強がりに変った。
この辺の西行の割り切り方は超一流。
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