正月頃にNHKで放送されたドラマ「大化の改新」ですが、岡田准一の鎌足と渡部篤郎の入鹿の友情という今までに無いあらすじで描かれたドラマだったので面白かったです。 この、大化の改新は、中臣鎌足と中大兄皇子が手を組んで行った一種の革命でした。ふと、思った事ですが、中大兄皇子こと天智天皇の子孫と鎌足の子孫がこの時代から約300年後のほぼ同時期に(ツルんでいたのではなく、偶然の一致だそうです)関東と瀬戸内で大暴れしています・・・将門公と純友公です。古代律令国家を作った鎌足と天智天皇。まさか自分達の子孫の手でそれを破壊されるとは思ってもみなかったでしょうね。まさに「歴史の皮肉」ですね。
補足ですが、将門公は天智天皇の曽孫(桓武天皇)の曽孫(高望王)の孫、純友公は鎌足の孫(藤原房前)の孫(藤原内麻呂)の孫(藤原長良)の曽孫です。