[1] | 松尾美恵子さんからのコメント(2004年08月26日 22時40分02秒 ) | パスワード |
6人の翁が6人の大将軍を祝福する話ですね。
延慶本の文中に、厳島の神主が平家の勝利を祈る志が深いあまりに仕組んだつくりごとであったと種明かしされています。
結局、北陸追討軍の華々しい出で立ちにも拘わらず、その内実はつくりごとに頼らねばならないほど、平家は弱体化していたということではないでしょうか。このあと、追討軍の費用は片道分しか支給されず、各地で狼藉を働いて強奪したので、人民の怨嗟の声を浴びたことが記されています。
すでに、厳島大明神にすら、見捨てられかかっていたのでしょう。
[2] | 小林雅成さんからのコメント(2004年08月27日 20時48分38秒 ) | パスワード |
3種の神器の宝劔を頂く一派の基本数である6を表しているのは間違いないでしょう。それですから、軍事力を掌るものが、メタファーといいますか当時の知識人なら、6イコールフォースとかアーミーというのは、「当たり前田のクラッカー」的(古いなぁ(^^;)な発想だったとおもいますよ。
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