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明恵上人：
みょうえしょうにん。
承安３年〜貞永元年（1173 〜 1232）
国宝「明恵上人樹上坐禅像」
雨の日、雪の日も、昼夜を問わず、狼に囲まれながらも坐禅した明恵上人の御影像。
「夢記」
１９歳から自らの夢を記録したもの。
京都市高山寺
華厳宗再興に努め女性の保護に力を尽くした人。
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明恵上人は仏教改革の鎌倉時代初期を生きた人ではあるが
彼は奈良時代に伝えられた華厳経の教えを守り華厳宗の再興に力を注いだ。
これは奈良の東大寺を総本山とし、
ビルシャナブツ（毘る舎那仏）が世界をあまねく照らすと教える。
これは承久の乱で行き場のなくなった女性達を高山寺の近くに善妙寺を設け
保護したことで実践された。
国宝「華厳宗祖師絵伝」
古代朝鮮新羅の華厳宗の高僧（義湘と元暁）の生涯を絵巻にしたもの。
特に明恵上人理想の女性は義湘の無事を命を守った善妙。
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耳を切り落としたことでも知られていますね。
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平 重国と湯浅宗重の娘の子です。
生まれた場所は現在の和歌山県有田郡金屋町。
湯浅家は和歌山の豪族ですね。
おじに当たる人が上覚上人とおっしゃったと思います。
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読売新聞の「ときめき：歴史散歩」
http://osaka.yomiuri.co.jp/in_event/ind_rekishi.htm
に「夢を生きた清僧・明恵」が出ています。
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参考文献：
岩波文庫『明恵上人集』
「夢記」のほか、歌集、伝記、遺訓を収録。
河合隼雄の『明恵 夢を生きる』（京都松柏社）。
白洲正子著『明恵上人』（新潮社）
明恵の足跡を訪ね歩き、人物像を浮き彫りにしたエッセー。
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